白雲の流れ
蒼穹の遥か
気圏を抜けて
光の銀河が渦巻くところ、
君の在り処がきっとある
僕の在り処がきっとある
今宵、河童や亡霊が
西の川から遊びに来る
水滴らせ遊びに来る
それ ...
石と薔薇、石と薔薇
逃れ去る永遠は
石に薔薇を刻み込み
無数の棘で肉を打つ
失われた日々よ、〃無限の〃想い出よ
過去さえ突き抜けて行く痕跡よ
)異国の人が通り過ぎ
)記憶が一 ...
青空のリトマス紙は今日も赤く夕焼けてゆく。
実験結果をノートに記し、少年たちは帰路につく。
{引用=
Das macht,es hat die Nachtigall
Die ganze Nacht gesungen;
Theodor Storm}
Heard the we ...
物理的な
遠距離恋愛
遠くで思う愛おしさ
離れているから
自由きまま
かと言って
縁切れん愛
精神的な
遠距離恋愛
近くで思う厭らしさ
側にいるから
邪魔くさい
かと言 ...
セロハンテープの一輪車
思い出を乗せて回り続けて
タイヤが擦り切れたら捨てる
それでもここまで進んだ胸に
小さく丸めて勲章のつもり
ざらざらとした埃の中には
苦い恋だとか淡い夢だとか
...
時間は送料無料でやって来ると思っていたが
莫大な着払いで去っていく
絵に才能も興味もなくて
だから日曜画家にはなれない
なので日曜は詩人になる
他に自分を表現する方法を持ってないので
休日は詩人になる
手先が不器用で
もの作りの才能も興味もないから ...
ツイッターが落ちた。ツイッターはものではないので、手を離しても重力によって落ちることができない。それなのに、それでも、ツイッターは落ちた。落ちて、音もなく地表にぶつかり、跳ね返って、キラキラピンクのゴ ...
包帯の下
君の瞳は何色なのだろう?
君が映していた世界と
僕が映している世界は
同じじゃないって
いつから気付いていたんだろう
どうして気付いてしまったんだろう
包帯の下
僕の ...
ありきたりだけど
俳句は松尾芭蕉がいい
ありきたりじゃないかもしれないけれど
歌人は山崎方代が好きかな
詩人は誰も思いあたらない
小説は太宰治なんて言わない
芥川龍之介が好き
...
特に予定はない
見たいテレビ番組もない
遣り残した仕事もない
ぼんやり過ごす
目の前にある日曜日の憂鬱
私以外の家族は
今日は仕事があるらしい
忙しそうに家を出た
何をしよ ...
その昔夏の国からおちのびてきた春秋という餓鬼がいて
たちの悪いことにこの春秋という餓鬼は年老いても一向に死ぬ気配もない
今日も村人が集まる座敷に派手な女人を幾人も侍らせては酔い酒に戯れている
...
壊れて動かない入道雲の下
燃えつきた花火のために
僕らはお墓をつくる
昨夜なぞったでたらめな星座の名は
天文書に記されることもなく
忘れられていく
つぎはぎだらけの不細工な幸せ ...
豪華客船の船首に
じじいとばばあが
咳き込みながら
立っているのを見た
横浜、たそがれ
これが中国なら
きっと沈められちゃう
氷山が無くたってね
i わ
たし は 書かなくてはならない
と
i わ たし は
b le ee di ngggg
机に滲みていきました
ある 日 わたしは
あたま に ラジオ ...
悠々と 悠々と
川面に浮かぶ
ひとつのボールが流れてくる
何も惑わず {ルビ煩=わずら}わず
橋を潜り
今日から明日の方角へ流れゆく
あのように
川の流れのなかを
ゆきたいな ...
バックドロップや
ドロップキックや
ウェスタンラリアットを
次々と繰り出し
舞台という名のリングを
縦横無尽に駆けめぐる
詩人のあなた
その心根は繊細で
どこまでも熱い導火線で ...
{引用=
どうすればいいのか
わからない
貝の中で
泣いていた
日
それから
いちど海がかれて
空がおちて
ながくもないとしつきを
二億年と少しへだてて
...
ゆきの降らない冬の日々
吊られたあらいざらしの
Tシャツはふるえていた
それはゆきを待つわたしのように
次第に乾いていく暖かい日差しのなか
磔刑にされしろくしろく待ちわびている
誰 ...
あー君を布団叩きで叩きたい
痛いからやめてよ!いたいいたいいたあーい!
ひゃひゃひゃひゃせん!
その狭間でちょっとあんとか言ってやんの
君の鼻にくつわむし乗せたい
あしゃれすせす ...
はー
蟹光線を浴びてしまったせいで、僕は蟹アレルギーです。
ちなみに海老もダメなので、海老光線も浴びたみたいです。
ここにくるようになって、もう何年がすぎただろう。何年? いいや、何万年、何億年という時がたっているのかもしれない。ふかい眠りからさめたときには、すでにここにいた。それはたしかだ、とおもうし、だれもが ...
あふれる涙は目薬のように
記憶を鮮明にする
数えきれぬほど逆さにして
割れた砂時計の記憶
泡のように雪のように
ハマヒサカキが砂浜に咲く
去りゆく季節の鳴き声
カモメの足 ...
雪を薄く剥いで
夜光虫にして飛ばす
私の子供たち
雪の森は水族館
桜の花びらが二枚で羽根に見えた
歓びや哀しみを抱き寄せるまでは
淡くて滲みようが無くても
いつかは誰かに触れて変わりたい
空が広いほど遠くなる未来
そんなの本当は嘘でしょう
心に街を創れば ...
空間に貼り付いた言葉
人差し指ひとつで文字は消える
腸内視鏡/素描
それが私の詩
仮に詩人というカタチが図表に存在するならば
喜んでわたしは詩人を受け入れよう
何故ならば詩人と ...
薄暗い部屋に降り積もるものは
決して言葉には変えられないものだから
静かに瞳を閉じて
それが浸透するのを待ちなさい
あなたは自らそれを
うたにしようとしてはならない
血に変わる前に解き ...
ゆらゆら帝国が解散して
どうにかぼくは社会生活とやらがやれるようになった
音楽に縛られる生活からはもうおさらばだ
頭の中で細かな粒が湧き上がって夕暮れ
くたくただけど部屋の中に流れる音楽に ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
在り処
ひだかたけし
自由詩
4
20/2/8 19:47
想い出
〃
自由詩
3
20/2/8 17:30
リトマス紙
クーヘン
自由詩
3*
20/2/8 12:54
Nightingale
墨晶
自由詩
0
20/2/8 10:44
遠距離恋愛、縁切れん愛
イオン
自由詩
0
20/2/8 9:49
美しい距離
ミナト 螢
自由詩
0
20/2/8 9:28
未来
丘白月
自由詩
0
20/2/8 8:09
絵の才能はなくて
こたきひろし
自由詩
1
20/2/8 7:17
願いそうで願わなかったあの事
万願寺
自由詩
2*
20/2/8 7:13
本物を知る
卯月とわ子
自由詩
1
20/2/8 6:48
正と負の重さと軽さ
こたきひろし
自由詩
1
20/2/8 6:30
日曜日の憂鬱
夏川ゆう
自由詩
2
20/2/8 5:12
夏の国
アラガイs
自由詩
3*
20/2/8 1:26
夏のコラージュ3
たもつ
自由詩
1
20/2/7 22:46
タイタニック
花形新次
自由詩
0
20/2/7 22:23
inst
由比良 倖
自由詩
1
20/2/7 18:19
ボールの心
服部 剛
自由詩
1
20/2/7 17:35
真冬の花火
〃
自由詩
0
20/2/7 17:12
てのひら
羽衣なつの
自由詩
7
20/2/7 16:14
暖冬のしたで
帆場蔵人
自由詩
4*
20/2/7 16:09
なまぐそしょうた
moote
自由詩
0
20/2/7 13:50
室町時代
〃
自由詩
0
20/2/7 13:35
蟹光線
クーヘン
自由詩
2*
20/2/7 13:09
とおい記憶
草野大悟2
自由詩
3
20/2/7 9:42
砂時計をもう一度
丘白月
自由詩
1
20/2/7 8:10
クラゲの妖精
〃
自由詩
1
20/2/7 8:09
butterfly
ミナト 螢
自由詩
1
20/2/7 7:57
私の詩
アラガイs
自由詩
10*
20/2/7 4:40
わたしたちは死体のようにただ希望を受け止める
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
20/2/6 22:27
あなたはどうして、どうして手に持つコップが空っぽなのか考える
竜門勇気
自由詩
1*
20/2/6 22:25
777
778
779
780
781
782
783
784
785
786
787
788
789
790
791
792
793
794
795
796
797
798
799
800
801
802
803
804
805
806
807
808
809
810
811
812
813
814
815
816
817
3.56sec.