そつと触ったものは身を凍らせ すんと小さくなる いたみだけがソコにのこります。これが感情というやつなのでしょう。
冷たくも燦然と仄めく、棘の酔うな粘りを、羽根と零した唯の魂が取り憑いてしまっただ ...
上っ面の言葉を交わしすれ違う恋人家族その他大勢
本当がまるで無いのになぜ刺したナイチンゲールの胸はくれない
表面張力肥大する星一つ縛れる嘘が行ったり来たり
面倒な人付き合いを弾いたら ...
冷蔵庫にわたしの好物がひとつ増えている
星の夜に歯型をつけてねむる
{引用=「言葉にならないなら、無理しなくてもいいよ。だって海にならないからって、水は流れるのをやめる?」}
サクラソウという名前の花を買った。帰り道に食材を買いに寄ったホームセンターの見切り ...
719円でブラジル産の
冷凍の鳥のもも肉を2㎏買ってくる
冷水に漬けて流水で解凍すると
だいたい8枚のパテがとれる
一枚ずつ小分けしてラップで包んで
冷凍庫に入れて冷凍しておく
これを一枚 ...
何と!8日間ぶっ通しで
刑事コロンボを
放送するということなので
テレワークしつつ
ずっと見ている
時折小池朝夫の声じゃなくなるのが
気になるが
これでもか、これでもかって
いうぐらい ...
「自殺した人、地獄にいくのかな?」
深夜2時13分。サイレントモードにしてあるスマートフォンの画面が前触れなく光を発する。
{引用=ザメハ}
その5秒後に、ぼくは反射的にこう返信して ...
カフェに行き時間忘れてコーヒー飲む独特の味身体に入る
心地良い海沿いからの潮風がリゾート特有の雰囲気創る
公園は自然が多いほうがいいストレスを取り除く緑
良いものは値段高くてもよく売 ...
{引用=地球に於ける生命の反転現象について}
そろそろ認めよう、途轍も
なく分からないのを。まず世界の根底が
分からない。そして根底に根底が
あるかも、根底
の構 ...
大小の刀を二本も腰にさしていては、さぞかし歩きづらいし、走るとなったら駆けづらいだろうなって
常々感じていた
士農工商の身分制度の中でいちばんに位置していても、その暮らしぶりは窮屈で自由じゃな ...
だいすきだった詩人が
詩のことなど忘れて
湯を沸かしている
うすいまぶたに光が乗る
忘れて、
忘れて、
忘れて、
生きなさいね。
と
わたしの耳は聴く
すみません。
ちょっとかいてもらえますか?
あ、背中じゃないんですよ。
リュックの中にノートとペンありますんで。
え?いやぁ、私はご覧のとおり、
右手に長男、左手に長女のいるベビーカーで ...
大振りで且つ皮の無い影に秘された鶯色の、葡萄の礫のような表皮が、あたりに広がっていく様を、あなたがひとつひとつちぎっていくものです。痛みを無くした義賊の有袋類の殺り方、確もゆめもうつつに。柔肌に恩恵 ...
{引用=ショベルカーをください
埋めたいものがあります
内蔵は透明です
赦しを乞いすぎました
エラ呼吸ができません
陸育ちです
キャベツを切って下さい
忘れて下さい
大人は ...
花にあふれた場所だとする
光にまみれて目がくらむ
影を大切にしたいと子供がうずくまり
おのれの下に出来た日陰に
テントウムシを見つける
冬の雪、氷が張った田んぼをおそるおそる歩く
割れ ...
暑さにだれたソーダ水
溶け残る氷の誠実さ
けれど
やがては薄めていくばかり
窓の向こうは夏模様
帽子が見当たらないといえば
なぜだか
夏のにおいがして
...
こかげ、こかげ、
あのゆらゆらと、
くろい、
いいえ、
きっと、ダークブラウンやモスグリーンの。
前線と前線が衝突する、
だから、
あたまが重いよ。
どこへもいくことができないと、 ...
光が渦を巻いていた
熱風が絶えず吹いていた
人々は次々と歩き過ぎ
俺は串カツ屋の前で
アイスコーヒーを飲んでいた
とても苦い味がした
身体が熱く燃えていた
生きることに飢えていた
...
短い髪の毛を揺らして歩くセーラー服
単調な音を鳴らすしまむらのスニーカー
畦道の傍らの、コンクリートに転がった
蚯蚓の焼き尽くされた死体が
まだら模様に広がる夏
自転車の回転 ...
おやじのくせに可愛い字を書く人で、その字の置き手紙が懐かしい。
僕ばかりあなたの字を知っていて、あなたは僕の字をきっと知らない。
今年の梅雨明けは遅いですね、と話しかけられた気がして目を開けた。誰も私を見ていないし、ましてや狭いバスの中で他人に話しかけるなど、いまどきともするとちょっとした迷惑ととらがえがちな行動を取る人は少ない ...
怒ってくれているうちが華だったのか
萎れたようにすぐ涙ぐんでしまうなら
ぼくらはもう終わりかもしれないのか
君の涙は所詮流れる水
心を殺してそう決めていたのか僕は
事実を ...
不幸って
否応なしにそれ相応のわざわいの種がまかれた
結果っていう認識でいい
幸福って
なりたくて欲しくて探し回って
やっと手に入れた
それ相応の種を植えて
水を撒いて育て上げた結果 ...
いつか夢みたいなすべての願いがかなえられた世界がきて、あなたはたちまち涙なんて出なくなる。そう言い切れればどんなに楽か、っておまえそれを躊躇してる時点で誠実じゃねえよ。言い切ってやれよ。言葉は呪いだよ ...
テレビのボリュームを下げる頃には晩酌の酔いもすっかり覚めている。
眠気を通り越してしまう 小腹も空いてきたよ、なんて
と思って近い台所をあさるのだ。 (すがやかほれば ...
{引用=松本へ行く道すがら、ルート19号のダム湖を取り巻く緩やかなカーブに沿って、ぼくは軽自動車を走らせていた。流しっぱなしのYouTubeからは尾崎豊の『15の夜』が流れ出す。なんてこった。またなん ...
ああ、もったいない、
と羨望の思いを
なかなか、正面向かっては言えない
いや、そもそも言うべきではない
入射角=反射角ではない人なのだから
まるでつかめないと言われたい
そんな ...
爆心地までの距離は手を離せば届きそうな天と点に近い間となっている。高い山肌の頂に燃える炎が燻り焦がしていく、その新しき陽の、陰に隠れた真新しい心臓を抜かれた夥しい遺体を見た。
渋滞するバイパスへ ...
永久にひとりになることはできないくしゃみで粉々になる体
あれは人工でも本物のひかりなんでもあるのあなたの街には
爪を切りそろえるあと1日生きる昨日も今日も懲りずに契って
後付けの解釈 ...
ぎらぎらと陽が照っている
草木が緑に燃えている
世界はゆらゆらと揺れている
折しも二匹の紋白蝶が
絡み交わり輪を描き
白々と視界を過っていく
いったい何処へ行くのだろう?
自ら描 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
内界の廟
あらい
自由詩
1
20/7/21 22:03
胸は紅
為平 澪
短歌
8
20/7/21 21:51
たぶん伝わるということ
カマキリ
自由詩
3
20/7/21 21:49
花を買う
道草次郎
散文(批評...
3*
20/7/21 21:15
詩人もどき、ジム・プリマスの毎日
ジム・プリマ...
自由詩
6*
20/7/21 20:26
AXNミステリー
花形新次
自由詩
1
20/7/21 19:55
3つの呪文
道草次郎
自由詩
0
20/7/21 13:51
カフェ
夏川ゆう
短歌
1
20/7/21 5:41
分からない という欺瞞の詩
道草次郎
自由詩
3*
20/7/21 1:45
サムライ天国ニッポン
こたきひろし
自由詩
3
20/7/20 23:59
詩のことなど
はるな
自由詩
6
20/7/20 23:21
かいてください
木葉 揺
自由詩
10*
20/7/20 22:28
礫
あらい
自由詩
2
20/7/20 21:56
heavenと、その回答
道草次郎
自由詩
1*
20/7/20 20:48
有無を忘れる
這 いずる
自由詩
1
20/7/20 20:32
母乳好き
かば
自由詩
0
20/7/20 19:59
無題
朧月夜
自由詩
5*
20/7/20 19:27
光の星(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4
20/7/20 18:25
新盆
ゆるこ
自由詩
6*
20/7/20 12:33
字
クーヘン
自由詩
3*
20/7/20 12:05
空耳
そらの珊瑚
散文(批評...
8*
20/7/20 12:02
惑いのなか
道草次郎
自由詩
3*
20/7/20 9:02
幸福って?不幸って?
こたきひろし
自由詩
1
20/7/20 6:40
花の周り
万願寺
自由詩
1
20/7/20 6:10
道すがら
アラガイs
自由詩
10*
20/7/20 1:48
ルート19号の幻想
道草次郎
散文(批評...
6*
20/7/20 0:40
もったいない
AB(なかほ...
自由詩
3*
20/7/19 23:37
みのかわはいで
あらい
自由詩
1
20/7/19 21:50
まとめ2
星染
短歌
1
20/7/19 21:19
夏のこの日に
ひだかたけし
自由詩
6
20/7/19 20:27
701
702
703
704
705
706
707
708
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710
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713
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715
716
717
718
719
720
721
722
723
724
725
726
727
728
729
730
731
732
733
734
735
736
737
738
739
740
741
加筆訂正:
かいてください
/
木葉 揺
[20/7/21 15:17]
鉛筆をペンに
狂気と才気の狭間
/
アラガイs
[20/7/20 0:20]
少し加えました。
3.88sec.