一つ首なんで短歌は数えるの命をかけて詠めというのか
止めどなくなみだあふれて頬つたうそんな涙を流してみたい
胸にぽっかり
月が出た
キミね、さっきから云ってることが
酸味が効いて、さっぱりだ
そうか、だからうっかり
思い出しちゃったんだな
侘しさ連れて暴走族やって来る
故郷の秘密基地見つけられず
失敗してまた作り直す
名前も知らぬ親子が懐かしい
あの頃の夜はもっと健全だった
たま ...
ヒトがこの形を脱ぎ捨てるまでを見たかったなあと剥く落花生
この土日
Amazon primeで
刑事ボッシュ シーズン7と
Netfrixで
全裸監督 シーズン2
を観てしまった
観きってしまった
どちらもこのシーズンで
終わりのようだ
...
鬼と云えば、赤色か青色と相場が決まっていると言うのに。
何だ、この鬼は。
汚い灰色をして…。
それに、虎の褌も穿かないで、熊の毛皮を頭からすっぽり被っているなんて。
うすのろで、間の抜 ...
屏風山のずっと奥深い所に純白の峰があった。
その「せせらぎの峰」の頂上に立てば、この世の果てまで眺められ、全てを知ることができると云う、言い伝えまでがある。
しかし、頂上はいつも、雲に隠れていて、 ...
きちがいじみた雨の夜に骨まで濡れた俺は自然公園の多目的トイレを占拠して身体に張り付いた衣服をすべて剥ぎ取り蛇口だのなんだのに引っ掛けて便座に腰を下ろして朝までを過ごした、当然寝つきは良くなかったし ...
ことばをひらくとき
ことばよりさきをいくものがある
たえず
観念を突き破り
欲望の先を駆けていく
あり
つづけ
のがれ
つづけ
おいつけない、おいつけない
深い夢見の底 ...
浅く探したこころの縁取りは、いつのまにか淫靡に変わった
まじわる言葉の意味だって明日には灰になってしまう人生だから、わたし独りで夜を走った
「これも嘘と笑って、孤独も阿呆に信じ込ませてよ」
身体 ...
幹線に沿い葬列は成る ハロー徒労の友よ
秘すれば花、望みはまだ叶わないから過ごす今日いくつ埋めたんだ?
腕とペンを質に入れどうにかここまで歩いてきた
「けれどみんないつかは死ぬ」
「あ、そう、 ...
反動の8月
街路のタイルは止んだばかりの通り雨に色を濃くしていた
街路樹の葉の間を縫う緑色の影が爽やかさを感じさせた
路面のタイルに吸われた水に外気の熱は移動し、幾分かの気流を足元に生じさせてい ...
二〇一六年十一月一日 「いやならいやって言えばいいのに。」
えっ
まだ高校生なの
そういえば
なんだか
高校生のときに好きだった
友だちに似てる
あんにゃん
って ...
俺の名前を知ってるか?
俺の名前はヤクの犬ってんだ
危険な名前だろ?
正直に言えよ
けど俺は
案外気に入ってるんだ
暗い名前だと
お前は思うか?
そうだよな
俺も一人孤独な夜は
...
ある人から
窓をもらっていたことを思い出して
とりだして開けてみた
窓の向こうは
地平線まで何もなく白い地と
日も月も雲もない白い空
ふとその地平線に
何かの影があらわれた
だ ...
背中が痛い 歯が痛い
いい大人になったのに
じくじくじくじく痛みやがる
鎮痛剤が欠かせない マッサージが欠かせない
指が重い 足が重い
大人の責任 プレッシャー
じくじくじくじく乗っか ...
自分を殺して
人を生かしてあげるって言う
犠牲的精神
この過酷な社会に起こる
大人同士のせめぎあい
時には
いじめ合い
いじめられ合う中での
美しく悲しいゆずり
ゆずられる愛
...
ソーシャルネットワークの光と闇
ソーシャルネットワークの花火
ソーシャルネットワークの出会いはハリボテ
ソーシャルネットワークで
何するつもり
ソーシャルネットワークでお祭り騒ぎ
いい ...
昨日と何も変わらない
今日が昨日の続きに過ぎないからか
しかし今日が明日に続いてくれるとは
限らない
時間の経過を知りたくて
時計を見る習慣
昨日吐いた息と
今日吸った息
遥か ...
目の前でバスが出る 時刻表見づらい
時化て波ばかりが踊り狂う
音楽の正体を突き止めたくなる
あの霧の中かもめはいくつ
デジタルな言葉ばかりでは退屈
深く暗く瞼とざせば、うん、そうね、世界はこんなにも美しい
{引用=前戯なし}
あなたの輪郭はとぎれとぎれ
知っていることは数えられ
知らないことは無限大
ところどころはっきりしても
ひとりのあなたが不鮮明
印象だけが白く火傷して
わたしをジャン ...
あじさいの
花房揺れる
梅雨の入り
時の静謐
心の寂寥
相携え
うっとり
薮に
踏み込めば
赤々と滴る
薔薇の花
此処にも
季節の快楽
眩めいて
佇む己 ...
ぼくたちは
わけもわからず
きがつけば
うしなわれた世代だと
そうくくられていた
本当に
今更なのさ
もう既に
すっ ...
若輩者が社会に従わず
ブレーキを踏まずに暴走しても
市民をざわつかせるのは
見放した市民の責任だと言う
まだ先があるからと許される貴族
暴走貴族
自分に酔った暴走運転も
酔っぱら ...
{ルビ夕立=ゆうだち}あけて空は葡萄酒
{ルビ美人=びじん}が沈む湖沼の水銹
{ルビ記憶=きおく}の底に誰かの日記
{ルビ龍=りゅう}がぬすんだ幼い契り
食えば出さなければならない
出さなければならないが
なかなか出てこない
お腹をさすったり力んだりしても
なかなか出てこない
しゃがんだらドバーッと出てきて
さっとトイレを出ていた若い頃は
...
試験監督中に尿意を催す
バスで巡礼するな バスで
グノシェンヌで眠れない
聞き飽きた言葉で退屈になる
試験中に便意を催す
海で友達と
歩いていたのは 防波堤
うちすてられていたイカリと
突き出た マストと 波の色
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
短歌二首
こたきひろし
短歌
2
21/6/28 7:28
Gentle Breeze
墨晶
自由詩
7*
21/6/28 6:29
自由律俳句「食べられる退屈」(40)
遊羽
俳句
2
21/6/28 4:05
The Laughing Man
TAT
自由詩
1
21/6/28 0:14
_
いる
短歌
0
21/6/27 23:21
クソみたいな人生
花形新次
自由詩
1
21/6/27 22:46
灰色の鬼
板谷みきょう
散文(批評...
1*
21/6/27 22:08
もみじ
〃
散文(批評...
1*
21/6/27 22:01
ごく限られた世界の夜から昼への移動距離を並べて
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
21/6/27 21:50
詩行
ひだかたけし
自由詩
4
21/6/27 20:20
急性淫
北井戸 あや...
自由詩
2
21/6/27 17:09
6月の命日
〃
自由詩
2
21/6/27 17:07
昇る
ゼッケン
自由詩
1
21/6/27 17:04
詩の日めくり 二〇一六年十一月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
14*
21/6/27 14:54
Dog drug ヤクの犬
花林
自由詩
5*
21/6/27 13:04
窓のエピソード
塔野夏子
自由詩
5*
21/6/27 11:08
大人の身体
藤山 誠
自由詩
2
21/6/27 8:30
自分を殺して
こたきひろし
自由詩
3
21/6/27 6:42
ソーシャルネットワーク
〃
自由詩
2
21/6/27 6:04
何も変わらない
〃
自由詩
4
21/6/27 5:39
自由律俳句「食べられる退屈」(39)
遊羽
俳句
1
21/6/27 2:22
_
いる
短歌
0
21/6/26 22:22
雑居ビルの一室で
ただのみきや
自由詩
1*
21/6/26 22:21
季節の快楽
ひだかたけし
自由詩
5
21/6/26 20:59
われらの時代を生き延びる道を教えよ
TAT
短歌
2
21/6/26 19:47
暴走貴族
イオン
自由詩
1*
21/6/26 19:18
ゆびきり[折句]
福岡朔
自由詩
1
21/6/26 11:38
老醜記
zenyam...
自由詩
0
21/6/26 9:18
自由律俳句「食べられる退屈」(38)
遊羽
俳句
0
21/6/26 2:33
車を借りて
番田
自由詩
1
21/6/26 1:44
698
699
700
701
702
703
704
705
706
707
708
709
710
711
712
713
714
715
716
717
718
719
720
721
722
723
724
725
726
727
728
729
730
731
732
733
734
735
736
737
738
加筆訂正:
雑居ビルの一室で
/
ただのみきや
[21/6/27 9:04]
数文字修正
3.79sec.