未来から
遠い遠い過去の木霊
確かに響いてくるのなら
私たちはもはや何処にも属さず
あらゆるものに優しく開かれ
柔らかに終わりを待てばよい
)あまたの感傷を一つの確信に変え
ふる ...
バイオリンは4次元以上からの贈り物
テレパシーのイメージを深める響き
感嘆しかない殺風景の脳味噌から視覚に送られる 映像
それこそ共有したいワンネス
こう感じているんだ
そう感じているん ...
なにひとつ考えられなくて
どこまでも砂浜を歩いていた
大空を飛ぶ海鳥が
風に乗って自由な午後にたゆたっていた。
そしてなにより、
照り返しが眩しくて
水平線へと続く青い空と海が揺ら ...
共感というのは自己拡張に過ぎず、ある種の欺瞞だ。
私は、独特の嗅覚があって、人の偽善などを鋭く嗅ぎ取ってしまう。
寂しさや適当な穴埋めのために君を求めてるんじゃない。
...
いろいろと変わってしまった
僕の性質からして
それは当然の帰結なのだろうけど
それでも
あの時君が怒っていた事をうれしく思うよ
わかってはいたのだけど
...
バンドやグループの名前は
頭にザを付けて
おしりに複数形 ...
{引用=どうぞお先に}
誰も持って生まれてこなかった
それはなにかを表す記号
中は虚空で面は鏡張り
金より重くて空気よりも軽い
地球で一番重いものは何かと問われ
ある子供は「それは地球 ...
骨董市 IT夫 売りに出す
血糖値 上がり下がりで いじらしい
独壇場 ウルトラマンの 3分間
逃げたかみさん 勘鋭く 賢かった
歳とれば 赤児に還る おいらだよ
自販機で 人命 ...
コミュニケーションを
芸術化するスナップ撮影
新型コロナウイルス感染対策の
ソーシャルディスタンスにより
マスクをしている写真しか撮れない
マスクをしているから
スナップ撮影は拒否 ...
君の心は甘い匂いがする
ただ飛び込むだけじゃ
忘れられてしまうから
僕の爪は皮を剥くために
尖って嘘に引っかかるよ
弱音を吐いたり強がってみたり
君の夢は壊れやすくて
僕に触らせた指が痛 ...
聞いてあげるから言ってごらん。
ほら、黙ってしまうでしょ。
だいたいのことは、
だいたいそんな感じ。
だから、寂しいときだけ
便利に使ってくれたらありがたいんです。
できる ...
欲しいものは簡単に手に入らない
一度好きになってしまった人のやわらかい気持ちをひとりじめにしたくなっても
思い通りにはいかなかった
それどころかそっぽを向かれ続けたら
いつの間にか ...
極ありふれた日常って人それぞれに持っているものが違うだろう
極極幸せな気分だって人それぞれに持っているものが違うだろう
極ありふれた日常の中の所々に幸せな気分が一輪の花みたいにぽつりぽつり ...
其は虚慢に非ず 神より賜りし巨万の富。
{ルビ見よ=エッケ} {ルビ見よ=エッケ} {ルビ見よ=エッケ} {ルビこの恋人達を見よ=エッケ・アマンティウム}。
麗しい愛の女神に捨て置かれ
馨しい花 ...
光輝くものは美しい
偽っていないから美しい
あなたから見えるもの
あなたから感じるもの
真実そのもの
出逢った時
嘘のない魅力を感じて
一目惚れした
真実の愛真実の光が
...
何の音か
しばらくわからなかった
頭の中にも
外にも
激しい雨が降っていた
猫の額を
そっと触る
狭い庭なんて嘘だね
安らぎの庭だね
猫が目を瞑る
猫の毛並みが
麦の穂波に見える目線で
私は横たわる
宇宙を漂う静寂にある
感情の浮き沈みのはる ...
季節のない部屋で
すごしたくせに
夏のくるたび
手繰られる記憶の
熱はもう遠いが
遠くで燃えている
形なんて
古臭いのに
捨てられなくて
ばからしいよな
熊の目で見る街 ...
動物の在り方を身に宿し牙の位置を整える、吠えるなら大声で、囁くならいっそ口を閉じて、己の心を恥じればいい、自分で処理出来れば人目にさらすこともない…とはいえ、それが出来るくらいならハナから真っ当な ...
薄めて使う 人工頭脳 ネジ飛び出す 道徳心
絵馬より染み出す 邪心 心地よい木立の寝息
得手不得手のメニュー 追加も出来る借用書
以心伝心 風を切る
抜き差しならぬ 当てつけ 質屋 ...
靴擦れの跡に
ポップコーンが染みる
人の後ろをずっとついていく
そんな歩き方をして来たから
ネズミ花火のように消える音
少し湿気ったカタチのまま
誰に踏まれても噛み付かなくて
僕は自分の ...
あなたはわたしのオタマジャクシ
あなたはいま透明の虹色にひかる粘膜に包まれて小さな心臓でリズムを刻んでいるの。
あなたはわたしのオヒサマ。
あなたが痛いほど必要だった。
暗雲にたちこめる豪雨に ...
寝苦しい雨の夜は寝るのを諦め、心のボウルに酢の物を作りたまえ。
スノモノスノモノと6月の呪文を唱えながら、とても涼しい顔をして。
晴れますよ
明日も明後日も
不吉な夢にとらわれて
終日寝床に縛られる
何でも自分を責めればいい
爪を付け根に付けたまま
毎朝テープで固定する
夜にはいつも臭くなる
煙たい空気を吸い
...
ああ 貴方に焦がれておりました
人の世に刻まれた 汚辱の烙印を
受けて尚輝かれる 神に愛された御方
貴方への愛は {ルビ神の反逆者=ヤ・サーターン}への賛美と
多くの人は貴方を呪った
おお ...
豪雨に傘を差していた
だけどある日Jesusがやって来て…
あぁなんてことだ…この傲慢な傘を取り上げて捨てたんだ
神の偉大な愛情の豪雨だった!
無防備に愛されるべきだった
これからは不用 ...
紫陽花は晴れ間に見るより
暗い空の下のほうが
いいと思うのは
そこに自分を見るからだろうか
などと
とりとめのない考えが浮かぶので
雨の日のクラゲと名づけよ ...
この道の
最果ての夜明けで
または、
赤い月の落ちる砂漠の中心で、
裁断用のハサミで
制服のスカートを切りあおう
か細い指で、ずっしりとしたハサミを持って
瑞々しい太腿を切ら ...
痛い~の アイツの処 飛んでいけ~
古来より 本能に勝る 教えないし
ところでさ 鳥獣ギガって なんギガだ?
お猿さん 手抜き脱毛で 人に成る
シーソーより 転げ落ちる 日和見
...
あたしの名前は
佐々木心路菜
みんなからはコロちゃんて
呼ばれてる
パパが付けてくれたの
菜の花が咲いている路のような
綺麗な心の持ち主になって欲しい
という願いが込められているんで ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
贈り物
ひだかたけし
自由詩
4
20/6/20 22:12
バイオリンという贈り物
朝焼彩茜色
自由詩
3
20/6/20 21:42
ねぇ?終わりかたがわからないんだよ。
秋葉竹
自由詩
5
20/6/20 21:21
僕たちに罪はないよね
viraj
自由詩
1
20/6/20 20:46
メモ
かば
自由詩
1
20/6/20 20:14
考えてから跳べ
TAT
自由詩
3*
20/6/20 19:43
一晩中娘道成寺を見ていた
ただのみきや
自由詩
2*
20/6/20 16:32
狂句④
あい うえお
川柳
0
20/6/20 14:51
スナップ撮影の悲劇
イオン
自由詩
0
20/6/20 11:20
存在
ミナト 螢
自由詩
1
20/6/20 10:15
だいたいのこと
塗絵 優作
自由詩
2
20/6/20 8:28
欲しいものが手に入らないから
こたきひろし
自由詩
2
20/6/20 6:04
極ありふれた日常の中に
〃
自由詩
1
20/6/20 5:29
エゴ・エリスⅡ 従者の祈り
PAULA0...
自由詩
0
20/6/20 5:06
真実
夏川ゆう
自由詩
3
20/6/20 4:57
滝
ガト
自由詩
1*
20/6/20 4:28
金色の丘
〃
自由詩
1*
20/6/20 4:13
熊の目
はるな
自由詩
4
20/6/19 23:00
その世界の爆発はいつだって生臭いほどの赤みに満ちている
ホロウ・シカ...
自由詩
0
20/6/19 22:38
思考滅裂⑦
あい うえお
自由詩
0
20/6/19 18:45
ポップコーンの詩
ミナト 螢
自由詩
1
20/6/19 17:25
カエルの歌
杏っ子
自由詩
0
20/6/19 13:19
酢の物
クーヘン
自由詩
0*
20/6/19 12:37
髪の中に虫がいる
奥畑 梨奈枝
自由詩
3
20/6/19 9:05
エゴ・エリスⅡ なんと美しい事よ 貴方の目は鳩のようだ
PAULA0...
自由詩
2*
20/6/19 1:23
塩は不朽
幽霊
自由詩
1
20/6/18 22:26
メモ
かば
自由詩
0
20/6/18 20:55
空を切る、斜め上からの投下
ゆるこ
自由詩
9*
20/6/18 20:13
狂句③
あい うえお
川柳
0
20/6/18 19:22
佐々木心路菜
花形新次
自由詩
2
20/6/18 17:25
713
714
715
716
717
718
719
720
721
722
723
724
725
726
727
728
729
730
731
732
733
734
735
736
737
738
739
740
741
742
743
744
745
746
747
748
749
750
751
752
753
加筆訂正:
一晩中娘道成寺を見ていた
/
ただのみきや
[20/6/20 21:45]
誤字脱字修正
4.04sec.