弱い者を差別し蔑むことで
現実から目を逸らしている彼らも
いつかは自分たちの番が来て
土を掻きむしることになるのです
生きるべき命と消えるべき命
冷たい計算式を根拠に
神のように振る舞 ...
しとしと降る霧雨が
暑い日には シャワーとなって
心地良い 涼を齎す
車窓の景色は一瞬たりとも
止まっては くれないんだから
走りながら シャッター押すしか
術が無い
全 ...
9:20 レイニーデイ・イン・ニューヨーク@雨の新宿で
堪能したのでパンフレットも買う
今日をターゲットに有休を取ったのだ
押し寄せてきた、邪魔者たちを、者ともせずに
そのパンフも微妙 ...
天を貫く古山の欲深き、
肢の尽いた朧げな光の燻ること、そぞろ
御堂の段を少しずつ崩す道程は、
陰が拒んでは床が亡く、黒煙
これが鬼であるなら、
救いを求めて喰らうであろうが、
無念にも ...
ここに記すことは
僅かばかりの蓄財の子への法的な譲渡に関するいくつかのことがら
そしてその他言い尽くせぬ様々の経緯、背景、心境を集約し遺そうとする意思
その意思はギリギリまでに削ぎ落とされ、真実 ...
被ったら やっぱり変だ ナースキャップ
神様より 今生きている 人間だ
女装した ゲゲゲの鬼太郎 皆逃げる
満腹だ 明日も頼む メタボ腹
いつからだ ただの物は 空気だけ
バカン ...
生きるということは
哀しくて
情けなくて
格好悪いことかも知れないよな
もしかして
生きるということは
あたたかくて
せつなくて
喜びに満ちているかも知れないよな
哀しみを通 ...
俺は正義の味方
アイアン・ハートをもつ
鉄鋼人
息は青い炎
体温は1000度
有刺鉄線で編んだシャツを着て
板金のズボンを穿いて
プラズマの明りが灯る街の
通りを駆け抜けてゆく
俺の ...
背番号は貰えなくとも肩甲骨は八の字だ。
誰かに与えられずとも最初から持っていた。
暑い
アイスコーヒーが飲みたい
誰も作ってくれない
ならば
自作しよう
弦の緩んだギター片手に
ぽろろん ポロロン
流れて来たのは
旋律ではなく
戦慄
それと
一粒の ...
きみはときおり
溶けてしまうね……
信号機に架かる
朝の虹を
ながいあいだ眺めて
お腹から
消えていく
涼しくさわやかな風も
去っていくみたいに
海のなか ...
物産展の下見に行くとよく似た女性を見かけた。地元のブースだったので声をかけようと思って近づいたら人違いだったので挨拶だけにした。 by 多児真晴
‥‥女もね、結婚したら見方は変わるのよ。少 ...
15年前の私こんにちは。
ありがとう、まじめに創作活動してくれて。
大分、あなたの気持ち悪い詩から遠ざかっていたせいか、
あなたのその、気持ち悪い詩が書けなくなってしまいました。
...
この雨が
すべてを洗い流してくれる
悲しい思い出や
──コロナでさえも
彼女が
両手を広げ
空を仰ぎ見た
そのとき
氾濫した川の濁流が
彼女を背後から
飲み込んで行った ...
有刺鉄線をいじっていたら
異常にこんがらがって溶け始めた
俺の熱のせいか、指先は既に燃えていた
閉じ込められたまま閉じ篭もったまま
砂漠に墜ちたプロペラ飛行機
赤いいきもの達が列を ...
コロナ関連ニュースを見ていて
ショックを受けた
沖縄県でタクシーの運ちゃんが
感染したという
コロナ自体は
どこで何人感染しようと
知ったこっちゃない
どーでもいい
問題は ...
土の中に溺れた
午前三時の記憶は
白い朝に焼かれて
跡形もなくなる
海沿いの埃
引き潮にさらわれ
光の
届かないところに…
海獣のボーン
砂を撫ぜ
小さなアンサンブル
音 ...
ひとつの言葉がつぎの言葉をはこんで来る
言葉にならないものまでをも
静謐と恍惚
チベットの鳥葬の風
蛇行する浮沈子
海底を淵源とする生命の螺旋
古楽の調和的なパッセージ
アル ...
{引用=「わたしたち、どうしてこんな話してるんだろうね」}
そう言って君は口を噤んだ
僕も何も言わなかった
言えなかった
沈黙がしばらく続いた
久しぶりに一緒に吸った沈黙
それ ...
僕も覚えがあります
素行が悪いとそこここで
辛く当たられるのです
この監視社会
おてんとうさまは見ているのだ
故の言霊なのだ
悪いことは言えない
自分がオタクだからモテないって
...
・・まあ、そんな訳で、昔は虎を使っていたんだけれども、キミも想像つくだろう、強いて虎三匹に樹の周囲を円環を描くように疾走させると云うその製造方法の是非なんて、いまは自明だよね? そう、やっちゃい ...
1945‥あ、変更シティ‥ これから珍問答をするから少しの間我慢してくれ‥‥と男は言った。 卍
(B)なんできみは空ばかり見つめてるんだ?
(A)僕は空を見つめてはいるが空は意識して ...
とぎれとぎれの信号も
詰まってあふれだした声も
獣道で見つけた風景も
しましま模様の高い空も
右手に光るガラス片も
左手にふるえる小さなカエルも
晩御飯のにおいのする街角も
...
救いの手、
ここがホントにありがとう
と言える部屋だし、空気が好きだし
憧れる
あおぞら見上げ眩しくて
まじめに翼が欲しいぞ神さま
いえないよ
ずっとまえ ...
すっと
鞘から出し
慣れた剣をきりりと見て
「この歳になると
斬りたい人の
一人や二人はいる」
いつもは穏やかな
友の眼が光る
真新しい剣をじっと見る
ぼやっと浮かぶ影
さ ...
右手を差し出す
空間に
グラスは掴めず
ゆらゆらと
さ迷い
宙に静止する
行き場を失い
伸びたまま
*
探し物は
見つからず
宙空でくてんと
伸びた手が
在らぬ方 ...
過去からの光が夜空に座ってる
音速を超えて心にとどく歌
最高の景色が見れる高い場所
晴れた日に、いろんな色が降ってくる
人間性をどう回復するか
それだけが問題であって
あとは些末なことだ
やはり人間と人間のふれあい
切磋琢磨の打ち合い
それが大事だろう
全部あきらめた
と嘯きながら
いくつものことを忘れてきた
(つもり)
甘いのか、苦いのか
{引用=即興ゴルコンダ より、お題は たばすこ氏}
友達が突然、電話してきた
地元の大学でイザベラに
英語の教師の資格を取ってもらって
日本のこの町に来てもらって
この町で英語の教師の
仕事をしてもらえばいいんだと
そうすれば二人、一緒にい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
愚者たちの国で
もとこ
自由詩
6
20/7/18 1:07
終着駅で待ってるわ
藤鈴呼
自由詩
2*
20/7/17 23:49
人生という地獄へ
はだいろ
自由詩
3
20/7/17 21:51
蛟 (みつち)
あらい
自由詩
3
20/7/17 21:21
エゴイズムを超えるために書かねばならなかった詩
道草次郎
自由詩
4
20/7/17 20:24
狂句⑯
あい うえお
川柳
0
20/7/17 20:19
生きるということは
渡辺亘
自由詩
0
20/7/17 17:38
鉄鋼人
ジム・プリマ...
自由詩
4*
20/7/17 14:29
八
クーヘン
自由詩
3*
20/7/17 12:37
苦いコーヒー
藤鈴呼
自由詩
1*
20/7/17 9:14
純愛物語
秋葉竹
自由詩
7
20/7/17 5:18
「コロナ博**」
アラガイs
自由詩
3*
20/7/17 2:03
15年前の詩を読み返した。
ねこ(ki)
自由詩
2
20/7/17 1:11
雨の匂い
花形新次
自由詩
0
20/7/16 22:53
砂塵ノイズ
ひだかたけし
自由詩
6
20/7/16 19:49
ゾッとした
花形新次
自由詩
1
20/7/16 18:12
Fuck the Facts
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
20/7/16 15:44
鳥葬
梅昆布茶
自由詩
4
20/7/16 12:15
夜の底で
道草次郎
自由詩
1
20/7/16 11:03
言霊メモ
りゅうさん
自由詩
1*
20/7/16 4:08
burro e limone
墨晶
自由詩
3*
20/7/16 3:41
火星トイレ
アラガイs
自由詩
2*
20/7/16 3:17
日々の緒
カマキリ
自由詩
3
20/7/15 22:19
翼が欲しいぞ、神さま
秋葉竹
短歌
4
20/7/15 22:14
剣
もちはる
自由詩
1*
20/7/15 22:04
探し物
ひだかたけし
自由詩
3
20/7/15 19:57
どきどきがとどく
水宮うみ
川柳
2*
20/7/15 17:36
断片
渡辺亘
自由詩
0
20/7/15 11:08
ネガティブショコラ
AB(なかほ...
自由詩
3*
20/7/15 11:07
二人、一緒に
ジム・プリマ...
自由詩
3*
20/7/15 11:05
703
704
705
706
707
708
709
710
711
712
713
714
715
716
717
718
719
720
721
722
723
724
725
726
727
728
729
730
731
732
733
734
735
736
737
738
739
740
741
742
743
加筆訂正:
「美道具」醜い器
/
アラガイs
[20/7/15 11:38]
少し修正しました。
3.53sec.