薄明かり
散乱
埃
怠惰
明るい未来
まさか
だろ?
ゆうなみ、こなみ
ぼくらのふねは
ながい、ながい
たびじをゆくよ
きいろい、かおした
わたあめだって
まちの、みんなが
わらっていたよ
...
旅に出ればそれがいつも素敵なこと
あの時が最後だったかと思い出す
どこへ行こうと痒いものは痒い
地図がなくとも足はある
〇番線から月の汽車出る
庶民とは娯楽の嘘で踊らせて
王のみが虚無知りてなお耐えるのだ
君いつぞ王になりましたでしょうか
そう違う、だからやってはおれません
アニメイヤ。元ネタ僕と見受けられ
短歌 ...
夏の空は前触れもなく突然、父親のように厳粛である。たとえばなんでもない昼下がりのこと、自分の影に肩を叩かれ、慄然として立ち尽くす隙に。たとえば空っぽの花瓶に、俯いたひまわりだが、せめて一輪でも飾ろう ...
生きているということは何も意味を持たないのだということを思っていた。毎日、限られた人とすれ違う日々の中で、接点を持つ人自体が、ごくわずかだ。接点を持つこと自体にあまり意味はないのだから、それを望まない ...
うつくしく咲く
その一瞬を
乾燥させて閉じ込める
ドライフラワー
呼吸し脈打つ
うつくしさを
傲慢なま ...
最近、夜中散歩するんだ
・・良いね
夏の夜道を歩くとなあ
大概、犬猫が後ろからついて来る
・・そうなのか?
いや、ごめん、猫犬だったかな
・・はっきり云って、オレはどっ ...
だれもいない畑の真ん中で
愛くるしい笑顔と
くるくるとした巻き毛を持った少女が
火を放った
そうしなければならない理由を
...
いのちをつなぐものを希望と名づけよう
希望のべつの名を祈りと名づけよう
祈りは清流にすまう虫のごとくに
こころの闇に明滅し続けるのもの
祈りの幼虫が水中にカワニナをくらう
肉食の異形 ...
「人間」をやらなあかんというこれが、これがかなんのですわ、暑いし
気持ちのよい音楽が滑らかに閉じてゆくと
いつ終わったか分からないというよりは
それが終わらないかのように錯覚し
耳には音が残り続ける
そういうことが日常で山ほど起きて
何 ...
無季自由律書くムキムキな腕で
俺の冷蔵庫魂が火を吹くぜ
タ仏という時間を司る仏
血のついでに心も盗んでいく蚊
アホになることで時空を歪めたい
宇宙人でも楽しめる恐竜展
...
午後の朦朧はおそらくは暑さのせいだけではなく、俺はその理由を知りながらまるで見当もつかないといったていを装っていた、それは意地とも言えたし逃避とも言えた、目を逸らしたいようなおぞましい出来事ほど避 ...
鳴かぬならアンフェアじゃないか
ホトトギス ちょちょ切れる
そろそろ著作権切れるのを待っていて
鉄槌を折れた手腕に下そうとする
そうすれば言うなれば正解 国の
明けたノスタルジアから沈没船を ...
二〇一七年二月一日 「ゼンデキ」
徹夜で、イーガンの『ゼンデギ』を読み終わった。うまいなあと思いつつ、もう少し短くしてよね、と思った。まだ眠れず。デューンの『砂漠の神皇帝』でも読もうかな。 ...
ある者にとっての美はまたある者には絶望
愛しさに心のゆとり蝕まれこれぞ恋と悟る
人に花を持たせ自分が咲く
かすみ草畑の中で夢見る
咳払いするが如く物忘れ
...
これすべて人間の実例でして、「人間らしさ」とは何でしょう
サイレント。
冷えた土鍋を囲んでる老若男女みんなハグハグ
昭和の時代
夏場にレコード盤が
熱で曲がることがあった
昭和の時代
音楽は生ものだった
令和の時代
音楽配信が充実し
うまい、早い、安いを実現
音楽は冷凍食品となり
再現性を競っ ...
○「多様性のオリンピック」
人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治、障害の有無など、あらゆる面での違いを肯定し、自然に受け入れ、互いに認め合うことで社会は進歩すると書いてある
素晴らしいこ ...
日本語で頭はいっぱいになってる
言葉を覚えてからずっと日本語だった
途中理解不可能な英語に邪魔されたけど
学校やめたら 卒業した
今は便利な日本語に頼ってしまう
お前を抱きたくなった夜も ...
{引用=飾り物}
沢山の飾り物を付けて
自分がひとつの飾り物のように
時代の吊革にぶら下がっていた
円環するはずの路線が
少しずつ内へと傾いて
渦を巻き やがて
凝り固まった闇
終着点 ...
「どうしーてニッポン人、あなたたちーは
背中、まるめーて、いる、ありますか?」
「いや、その、畳に座っての生活だからかなぁ」
「タタミ? シックスタタミね?」
「英語で畳み六畳のことですか? ...
意思か欲望か気まぐれか好奇心か
こうして今
あなたはこの詩を読んでくれている
つまり、23篇で100円のこの電子詩集を購入して頂いたわけだ。
不思議っちゃ不思議
自分の詩が売れたんだ ...
弛緩する全景
すり抜けてゆく数々の春夏秋冬
繋ぎとめていたかった面影ばかり霞んでゆく
夕陽を背に
手を振り合ったランドセル
当然のように
その先には明日たちが
待っていた 待って ...
暗い部屋で明るい話題はすぐに尽きる
暗さに慣れた眼で外へ出たら
眼はたちまち太陽の餌食になった
帰りたい部屋を見失い
彷徨い歩いた夜更け
君と手を繋ぎたくなる
コンビニまでの途中
電 ...
ライカが半世紀以上も前に
レンジファインダーのカメラを完成させたことで
他のメーカーは
異なる方式の開発へと向わざるを得なくなる
当時一眼レフカメラは
撮影の際にブラックアウトすると ...
ぼーっとした子だったわね
みんなが笑ってるとき
なにがおかしくて笑ってるんだかわからないの
でも、「いま笑うときなんだなあ」って、
なんとなく気付くようになったんじゃ ...
遠くに見えるのは
幼子の手をひいた二人の影
エノコログサを君の鼻にくすぐれば
ころころと笑い
秋の残照に解きはなされた
浜茶屋のまずいラーメンをすすり
それぞれの砂粒が肌に残り
それ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
発起
ヨロシク
自由詩
0
21/7/26 7:58
ゆうぐも
令和9年
自由詩
6*
21/7/26 6:35
自由律俳句「食べられる退屈」(63)
遊羽
俳句
2*
21/7/26 4:34
夏の朝に
りゅうさん
川柳
1
21/7/26 4:04
孤独
幽霊
自由詩
6
21/7/26 1:54
渋谷の避暑地から
番田
散文(批評...
2
21/7/26 1:31
ドライフラワー
石田とわ
自由詩
2
21/7/26 1:23
水玉の夏
墨晶
散文(批評...
1*
21/7/26 0:28
わたしの宿題
石田とわ
自由詩
3*
21/7/26 0:06
蛍
梅昆布茶
自由詩
11
21/7/25 23:21
_
いる
短歌
0
21/7/25 23:02
素敵な音に
塗絵 祐作
自由詩
0
21/7/25 22:28
辞書はいらねえ 辞書入らねえ
水宮うみ
川柳
3*
21/7/25 19:03
とはいえ瞬く間に喉は渇きを覚えるだろう
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
21/7/25 16:15
知らぬがスーパーフリー
遼旅
自由詩
1
21/7/25 15:06
詩の日めくり 二〇一七年二月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
13*
21/7/25 12:09
自由律俳句「食べられる退屈」(62)
遊羽
俳句
0
21/7/25 3:08
_
いる
短歌
0
21/7/24 22:50
お熱いのは苦手
足立らどみ
短歌
4
21/7/24 19:48
夏のレコード
イオン
自由詩
4*
21/7/24 17:42
独り言7.24
zenyam...
自由詩
0
21/7/24 17:01
日本語で
こたきひろし
自由詩
3
21/7/24 14:50
もがきながら側溝の闇に消えた揚羽蝶のために
ただのみきや
自由詩
4*
21/7/24 12:16
猫背一族の野望
イオン
自由詩
0
21/7/24 11:46
100円ポエム
komase...
自由詩
2*
21/7/24 10:42
重底音
〃
自由詩
3*
21/7/24 10:39
暗いくらい暗い人の
こたきひろし
自由詩
3
21/7/24 7:36
プロも夢中になるライカの魅力とは
st
自由詩
3
21/7/24 6:26
A Boy
墨晶
自由詩
3*
21/7/24 5:44
きりとられた残像
山人
自由詩
6*
21/7/24 5:33
711
712
713
714
715
716
717
718
719
720
721
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723
724
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726
727
728
729
730
731
732
733
734
735
736
737
738
739
740
741
742
743
744
745
746
747
748
749
750
751
4.78sec.