「おはよう雨さん」
細かな雨の
パラパラの
春の西風に煽られの
窓にカツカツの
それは
とてもとても
うつくしなじかん
ふふふ
半分ヤドカリ
...
やあ
おはよう
詩集を読んでいるんだね
リルケか
どうだい感想は?
そうか
つまらないのか
世界には
リルケを楽しめる人が
大勢いるのにね
そう君は
リル ...
寒さはもう感じない
生暖かさが
ウキウキ感を連れてくる
何をやっても上手くいくような
何とも言えないポジティブな流れ
新年度が始まり
落ち着かない日々が続いても
嫌な気持ちになら ...
・575
補助輪を 山ほど付けて共倒れ
奢りだの 親分子分 はした金
座布団か拍手でお迎えくださいませ
獄門の 上にもぬけのカタツムリ
陶酔で水捌けよくして泣きじゃくる
ウイスキーと ...
少し高めの なるべく太い枝に飛びついて
ぶら下りながら 木の幹を歩き上がり
背面飛びで足元から滑り込むように あの枝に座り込む
もうひとつ上に行けるかな 立ち上がり
手をかけ ...
あなたが嫌いだから
あなたとは距離を取りたい
あなたといると
私が私じゃなくなる
あなたと一緒にいたら
耳が聴こえなくなった
あなたは私を支配する
あなたのために微笑むことはもうない ...
「歳差運動」
鳩時計が深夜の零時を回る
蟋蟀が
地球の内耳で
求愛している
着実に
七百分の一歳年を取る
さて
もう一度約分のおさらいから
(ペンを執る)
...
生むことは酷なことだがやむを得ぬことでもあろう 星が流れる
示唆でないものはない
つかれた
しばらく真っ白な部屋にいる
よろしく
回春。
塩水を買って帰る
安かったから、と妻に渡すと
またこんなもの買ってきて
そう言いながらも大事そうに抱えて
海に帰っていく
今日のおすすめはこれです
テレビの人が言った
(午前 ...
久々に訪れた病院の園庭は、
十数本の桜の木が
無数の赤い蕾を膨らませていた。
その生命力は、
春の大気に漲り震え
園庭という枠を獰猛に
突き破っていく不穏さを含んでいた。
膨ら ...
ユダヤ系ロシア人の詩人
アレクセイ・タルタコフの代表的な詩集と言えば
ウクライナの連続殺人鬼アンドレイ・チカチーロを
題材にした「チカチーロの子守唄」だ
何を隠そう私もこの詩集の大ファンで
...
文字を操り操られ 繰りかえす
虚無感と空虚な虚空と感無量
本当に何も分からん時もある
熱い展開になってきた焼き肉
明日は明日の 火星は火星の風が ...
あなたの匂いをもう憶えていません
この部屋で暮らしてよかったと思ったことなどいちどもない
曇り空 ぬるい暖房 春の光はこんなもの
伸びた爪で嵐をとめて
伏せたまま口づけてじゃれあっていた朝 ...
忘れじの、なんのその。
今日も、愛すべき君への歌を詠う。
酔っぱらいのほうが、人生の花見坂はあるきやすいのだ。
尊き君に歌を詠う。
欲の渇望と権力への吐き気。
まるでなにかを産みだす ...
無限の広がり
押し寄せて来る 海
有限を抱きしめ
波頭を黄金に光らせて
この夕べあの夕べ、
無限のうねりに身を委ね
麻痺した記憶が癒されるよう
柔らかなしとねを 広げて、広げ ...
鏡を上に向けすぎた昼
映らない
何も
映らない
雪が径をすぎる
さかな ふるえ
背びれ 夕刻
自ら 光の個のほうへ
応えをしまい
さらに しまう
...
人災の大爆発か彼の心おさめる矛先壊れている犬。。
カタチ
セイチ
イノチ
血
あの日地面がおおきく揺れだしたから
工場の高い建物さえしなりだしたんだ
工場内に積み上げられた製品がまたたく間に崩れだして
あっちこっちで悲鳴があがる
逃げなければ
俺は持ち場の非常 ...
きっとやっと咲いた
薔薇でもあっただろう
でも眼には棘のまず薔薇
まずの井戸をおりていくと
また別な薔薇を踏む
柔らかな感触に慌てて
傷口とそれから棘とを
裸足の空に付与している
{引用=読みたい本がある
明日にしようか
明後日にしようか
書店に行き
お金を払って
買って読みたい
詩でなくとも
ロマンスでなくとも
料理でなくとも
指で頁を繰り
じっと ...
僕は歩くことで
僕の思いを
知るのだろう 僕は
僕の中の道を
二〇一五年十月一日 「℃℃℃。」
℃■■■■■■■■■
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たくさんの動き続けるものを見て、人でなくてもいいと思った
ある終わりをうたう
お前の知るうちは来ない
信仰はパンにはならない
始まりはもう来ている
無知の鞭をふるって
不快さを隠しもせぬくせ
軽率な笑顔をふりまいて
押しつけるうたを
象徴のよ ...
次の議題に移ります
春の観光ポスターの件です
佐藤議員より
福島県の「福」の漢字を
震災から復興するまではずっと
復興の「復」に変えるという提案です
わだしは賛成です
真面目くさって ...
覆水盆に返らず
小さく揺れただけなのに
人の縁は変わってしまう
震災の水は海に返った
大きく揺れただけなのだ
海の恵は変わらない
久しぶりに神保町に行ったので
ビニ本でも買おうかと思ったが
売っていなかったので
1970年代初期に活躍した
ニューヨークのユダヤ人詩人
ジョージ・ゴールドシュタインの
詩集「一日の過ごし ...
君は傍観者
ただ見ているだけ
それだけ
どうしようもないからと
その口はよく回るけれど
そんなことなら
せめて黙っていられれば良かったね
君は傍観者
その、つもりだっただろうけれど ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
おはよう詩集
道草次郎
自由詩
2*
21/3/13 8:18
詩の鏡
st
自由詩
4
21/3/13 6:43
春の日常
夏川ゆう
自由詩
4
21/3/13 6:08
575
なけま、たへ...
自由詩
1*
21/3/13 2:26
木登り
短角牛
自由詩
4*
21/3/12 23:31
私の嫌いなあなたへ
無限上昇のカ...
自由詩
5
21/3/12 22:59
ついーと小詩集3
道草次郎
自由詩
3*
21/3/12 21:57
_
いる
短歌
2
21/3/12 21:36
哀愁
道草次郎
自由詩
3*
21/3/12 20:12
つぶやかない(二)
たもつ
自由詩
11
21/3/12 19:59
見えるもの・見えないもの(改訂)
ひだかたけし
自由詩
9
21/3/12 19:20
アレクセイ・タルタコフ詩集「チカチーロの子守唄」
花形新次
自由詩
0
21/3/12 19:08
操りかえす
水宮うみ
川柳
2*
21/3/12 18:10
SPRING
星染
自由詩
2
21/3/12 17:26
忘れじの
a i
自由詩
1
21/3/12 13:10
抱擁
ひだかたけし
自由詩
4
21/3/12 13:08
あかり くらがり
木立 悟
自由詩
5
21/3/12 10:06
今日は4のない日だ。
足立らどみ
短歌
1
21/3/12 8:16
ち
ヨロシク
自由詩
1
21/3/12 7:59
あの日地面がおおきく揺れだしたから
こたきひろし
自由詩
9
21/3/12 6:36
ある一つの詩作
道草次郎
自由詩
3*
21/3/12 6:28
春の本
津煙保存
自由詩
7*
21/3/12 5:26
夜の散歩
番田
自由詩
2
21/3/12 1:23
詩の日めくり 二〇一五年十月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
15*
21/3/12 0:08
_
いる
短歌
1
21/3/11 23:08
空虚
ブルーベリー
自由詩
1
21/3/11 22:48
復興するまで復島県
イオン
自由詩
1*
21/3/11 22:33
覆水海に返った
〃
自由詩
0
21/3/11 22:32
ジョージ・ゴールドシュタイン詩集「一日の過ごし方」
花形新次
自由詩
2
21/3/11 21:15
君は傍観者
鳴神夭花
自由詩
1+
21/3/11 21:05
709
710
711
712
713
714
715
716
717
718
719
720
721
722
723
724
725
726
727
728
729
730
731
732
733
734
735
736
737
738
739
740
741
742
743
744
745
746
747
748
749
5.44sec.