数日まえ発達障害の当事者会に参加してきた。コロナの折り、方々尋ねてやった掘り当てた直近で参加できそうな集まりだった。遠方ではあったが行って来た。
参加者は10人程度。半分は当事者の家族で、当事者 ...
太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。
しんしん
しんしんと
ふりやまぬ雪は
そのとき、
道子の屋根にも
春子の屋根に ...
三面鏡に映る空が分断されて寂しそうなので
4年ぶりに宝くじを買いました
僅か数枚のコインでも手に入る世界
ケチャップは暗い夜の色
手を振ったら何もかもが終わってしまう気がして
ずっと背伸 ...
あの頃
出会えた僕等は
一緒に鉛筆みたいに尖って
沢山の言葉を残して来たのに
心を削り過ぎて
もう立てなくなったから
未来に向かって
雨を降らせたい
どんなに濡れても
滲まない文字で ...
繰り返し
欠伸と不安のうねり、
繰り返し
安定剤と躁鬱のうねり、
あるモノあるモノ
切迫し
また夜が来て夜深まり
私の宇宙を横切って
闇夜の混沌充溢し
指揮系統の不在
...
もはや、苦々しい毒薬を飲むような、痛みもなくなっていた。たった1本2〜3mの縄が、この世の一切の苦しみから救ってくれる。これ以上の薬があるだろうか。なのになにが悲しくて涙を流すんだろう。大好きな音楽を ...
あなたの詩にはどこかしつこいところがある
押し付けがましいところがある
詩なんかぜんぜん読んだ事もない人にそう言われたことがある
あ、ちがった
あなたにはどこかしつこいところが ...
嫌われ者の死体
ヤクザ者と屑屋が酒を飲む
長屋にて
「人間やればできる」
屍のかんかん踊りの後
酒が沁みる
らくだは笑わない
らくだはふぐの毒に中って確かに死んだのだから
本当の本 ...
人々の戸を二度引くと日々になる
あのころをころっとこころはわすれたい
その日々は日記の内側で生まれた
待っている舞っている魔っている魔王
...
開いた本の頁が
ほんのり茜に染まる頃
太陽は傾きながら爆発し続け
西空はやがて色彩渦の奔流となる
わたしは本から顔を上げ
地上の夕べの目眩く一瞬を
遠退く意識に刻み込む
夜闇が忍び込 ...
幾重にも重なったチャコールグレーの雲模様
ハッヒフヘホー
バイキンマンが登場する定型場面みたいな
重すぎて緞帳になれなかった布地みたいな
そんな今朝の空を額縁にかける
やがて大粒の雨
...
特別、僕のことを大切にしたりはしない
特別、僕のことを粗末にしたりもしない
毎度、ふぅん、という相づちの
そんな友達がほしい
約束なんかしなくてもいいような
午後 ...
挨拶
声かけ
自声
こだま
青空に白球が高く高く沈み
二度と落ちてこないような気がしていた
外野手は優しく恋人に触れるように
右手をフェンスにそっと添えて
これから起こる無常を背中で伝えている
ぼくはといえ ...
思い出して
あんなにステキな笑顔
どこに捨ててきた
拾ってくるから教えてくれないか
捨てさてたのは誰教えてくれないか
消しゴム転がしたら
僕が躓い ...
希望は罪かも知れませんが
止められなかったのも事実
急ブレーキの跡が生々しいです
轢いてしまった感触だけがあって
亡骸は何処にもありません
私は空を見上げます
制限速度は誰のためにある ...
子供時分の話だが
湾岸戦争とノストラダムスが怖かった
半泣きでミサイルが飛んで来ないか親に聞いたら
親は鏡台の上のブラシの横に髪留めを置き
中東と日本がいかに地理的に離れた場所にあるかを説明し ...
時々思うのは
昔のことばかりだった
木々と 車を見ていた
自転車を停めた ベンチから
長い滑り台と そして
砂場が 公園にはあった
田んぼの向こうに
赤いザリガニを僕らは獲り ...
今日もう一人の自分を見た
時速60キロで走行中の車からほんの数秒間だけ
国道19号線沿いの何処かに
「新天地」という名の
廃墟と化したパチンコ屋がある
枯れ草が看板を覆い尽くし
建物は ...
コロナウイルス感染者のみで
競技を行う東京コロリンピックの
組織委員長小呂奈喜郎氏が
委員会の会合で
「女性がトイレに入ると長くて困る」
と発言し、これは女性差別発言ではないかと
問題視さ ...
気違いじみた芝居 大衆 ビルディング 酔っ払って自死 いつも金なしで愛想笑い 暗い 行きたくない 生きたくない 戦争か もしくは平和 でも嘘っぱち
いつも急 臨時ニュースは的確に文字に置き換え事実を伝える
観葉植物を真似るクリームソーダが
夕焼けに溶けていく
散々
カフェインに浸れた
町角で
段々
赤い花を咲かせた
砂漠の
あるいは密林の植物がひけらかす
肉厚な葉のように
ク ...
吹着東風白雪飛
梅枝揺落数花微
逍遥春野自吟詠
月下清香千歳帰
弥生近し忘るなとばかり揺れ来たる
そう、
おっきいとおっかない
だからさりげない水草のひとつまみ
このボートもあんまり
湖の真ん中へは遣らないでおく。
麦わら帽子を制える君を
想像で支えられはすまいが。
そう、
こ ...
天城越えても くノ一むくち
じぐち無駄口 よいのくち
チョコサーバ何処産?
コラぼく味見はメっ!
浅い知識のおしつけ
口ざわりはステキッ
consensusをブチュ
あまい愛のささやき
口にチョコ付いてる
オチは地口で行こう
「閉じこもっているべきではない。もっと外出すべきだ」と云うのがお姉ちゃんの意見なんだけど、ぼくの散歩はいつだって大変だ。
ビルを壊すから尻尾を振り回してはいけないこと。子供や老人を踏み潰すからちゃ ...
空腹を食べながら 余計に水を飲んだあげく
限りないほど透明になっていく わけでもなく
通り過ぎた故郷の 壁の 向こうに
ほんの小さく空いた 窓の 縁に寄り添って
春がよく似 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
反射窓の印象
道草次郎
散文(批評...
4*
21/2/16 0:25
雪 三好達治 引用
黒田康之
自由詩
1
21/2/15 23:02
オムレット
妻咲邦香
自由詩
3
21/2/15 21:54
君がいない世界
ミナト 螢
自由詩
3
21/2/15 20:34
闇夜
ひだかたけし
自由詩
4*
21/2/15 20:06
悶絶句
a i
自由詩
1*
21/2/15 19:52
裸の王様
道草次郎
自由詩
9*
21/2/15 18:41
らくだの途中
秋也
自由詩
4
21/2/15 18:21
内側の朝
水宮うみ
川柳
3*
21/2/15 17:52
夕べの一瞬
ひだかたけし
自由詩
4
21/2/15 17:35
そういえばキミはバイキンマンが好きだったよね
そらの珊瑚
自由詩
9*
21/2/15 15:14
出掛けなくっちゃ
クーヘン
自由詩
3*
21/2/15 12:14
登校
ヨロシク
自由詩
1
21/2/15 8:01
スプリットタン
カマキリ
自由詩
5
21/2/15 2:26
笑い方を忘れた君へ
佐白光
自由詩
0
21/2/15 1:25
潮風
妻咲邦香
自由詩
4
21/2/15 1:04
マンボウになろうと思う
道草次郎
自由詩
3*
21/2/14 23:51
S公園の午後
番田
自由詩
2
21/2/14 23:12
霧の自我
道草次郎
自由詩
3*
21/2/14 21:20
東京コロリンピック組織委員会
花形新次
自由詩
2
21/2/14 17:11
20210213
Naúl
自由詩
0
21/2/14 15:59
事変時はマスコミだって頑張る!! (しかない、詩がない物語り ...
足立らどみ
短歌
2
21/2/14 15:52
コーラのちコーヒー、所によりクリームソーダ
末下りょう
自由詩
5*
21/2/14 11:53
初春偶成
酔横
伝統定型各...
1
21/2/14 10:25
弥生近し忘るなとばかり揺れ来る
〃
俳句
1
21/2/14 10:23
筋の光を、見ろ。
道草次郎
自由詩
4*
21/2/14 9:09
平和ですよね古風な女性をシャブ漬けにする狼男(都々逸)
足立らどみ
伝統定型各...
3
21/2/14 8:51
バレンタインいつもの作戦
〃
自由詩
0
21/2/14 8:44
On the Hill
墨晶
散文(批評...
4*
21/2/14 8:35
ハルメーテ
ハァモニィベ...
自由詩
2
21/2/14 3:58
693
694
695
696
697
698
699
700
701
702
703
704
705
706
707
708
709
710
711
712
713
714
715
716
717
718
719
720
721
722
723
724
725
726
727
728
729
730
731
732
733
加筆訂正:
至って不真面目
/
ただのみきや
[21/2/14 16:44]
修正
4.31sec.