倶知安イモの本場 倶知安イモの本場
十勝平野で採るイモも ニセコ山麓で採るイモも
イモに変わりは無いじゃなし 茹でて食べればみな同じ
倶知安イモの本場 倶知安イモの本場
男爵 紅丸 キタ ...
青竹や潜るパンセの空ふ紘
僕のぽけっとの紙片には
最新のもっとも無駄な解答が記されている
人生に必要なものの殆どが木箱にしまわれて
博物館の収蔵庫の奥深くにおさめられているとしたら
菫や蓬の花のように路傍にさり ...
手料理
おにぎり
煮物
お弁当
…
憧憬
○「オリンピックって」
オリンピックって
人の健康·命よりも
大事なものなんだろうか
経済って
人の健康·命よりも
大事なものなんだろうか
○「ああ!無常」
中学生の時からお世 ...
夜の列車に乗り込んでいた。
窓に流れる暗い街の顔。
車窓に投射された、古い白黒映画を少年は見ていた。
雨に侍と農民たちはぬかるみ、矢と刀を腕に、煙と脚に混じりあう。馬は眼を剥 ...
星光るタンスの奥に猫の国
風の夜メロンの飴を売りに来る
ねじれてる瞳の中のお菓子箱
裁縫を教わる度に消えてゆく
梅雨のこと傷つけ ...
絶滅を思え 等しく無に帰する彼もお前も価値も無価値も
毎朝 死にながら生きているような
生きながら死んでいるような
憑いているような
毎朝 この感覚をしかり舌で味わっている
帰りたいと気安く表現などしたくない
この悪戦苦闘の肉眼を ...
シャワーを浴びて 言葉も浴びて そして忘れて
この脳に記憶させることを 真底諦めたよ
常日頃からのキャパオーバーと対峙した時の哀れの泡は
口から出たんだよね?
九つの性質 ...
かくれんぼでもないのに
おしいれに入る
大人になった僕だって
泣きたい日はあるから
おしいれに入る
布団の柔らかい重み
心地よい苦しさ
そのうち僕は
安心して眠ってしまう
...
なにかを
忘れている
ようなこの夜に
なにかが
湧いて来る
ようなこの夜に
向かいの家の台所の
橙色のランプが点いて
それが仄かに懐かしい
光跡を辺りに散らしている
なにかを
...
瞼が重くなる
一瞬の騒音で変わる人生
退屈なときに働く感覚を求め
退屈の波間狭まる
早春の暁に犬の糞踏む
肯定も否定もされず
曖昧な「いいと思うよ」で
ぬるま湯の中
認められも許されもしないまま
漂い続けている
たぶんこれからもそんな予感
時代
といってしまえばそれまでだが
世代
...
師走には忙しいイメージつきまとう残り僅かのひととき揺らぐ
真冬でも広い公園巡りする子供のはしゃぐ声が響いた
絶え間なく押し寄せる波ただ眺め絶え間なく今が臨場感持つ
目が覚めて陽射しを ...
本日のお品書き~日野菜漬~
白飯をうれしがらせる日野菜漬
漬物の中で一番うまいと頑なに信じている日野菜漬だが、残念ながらあまり知られていない。「いい酒は旅をしない」というが「 ...
例えばフィンセント・ファン・ゴッホが
生前に一枚の絵も売れなかったように
カフカのように
俺の才能は凄すぎて
現世に生きる二流三流どもには
上手く把握しきれないだけだ
ゴッホの ...
咲きこぼれそうな花びらをもちあげて
そっと水を遣る
眠たい 明け方に
僕ができることは あんまり多くない
迷い込んだ虫を外へ出してやる
今日に似合う歌を選ぶ
まだ眠る君の
は ...
優しさ
愛しさ
立ち枯れ
崩壊
加速
希望
願望
現実
掌中
海賊は正規軍には勝てない
どんなに強くても
強い海賊が正規軍に登用されて
さらに強くなる場合もある
昔のカリブ海では
中国では上下ひっくり返ることも
ままあったようなので
その限 ...
満足なんて私は知らなかったわ
満足なんて僕も知らなかった
メールサービス、種が厄介な庭の花
酒がこれ以上なく注がれたコップ
おいで、おいで
僕の可愛い憂鬱
また指に刺さったよ
細 ...
無音 寂しさ あけた窓
網戸を通りくる
ひんやりと 爽やかな毒
いつ終わるのだ この
淡々と浅はかな枠の占有
急かされるように いや
急かされたせいにして 席を空 ...
二〇一六年六月一日 「隣の部屋の男たち」
お隣。男同士で住んでらっしゃるのだけれど、会話がゲイじゃないのだ。なんなのだろう。二人で部屋代を折半する節約家だろうか。香港だったか、台湾では、同 ...
ボクが唄う北海道のご当地ソング
「じゃがいもの唄」は
「お座敷小唄」の替え歌だ
野外フェスに出演した時に
アイリッシュ音楽を演奏していた
アイルランド人が
流暢な日本語で話しかけてきた ...
わたしの苦しみは
わたしの苦しみ
あなたには体験できない
あなたの苦しみは
あなたの苦しみ
わたしには体験できない
この世界の美しさは
この世界という美しさ
わたし達は体験でき ...
今、私に寒いと感じさせている私の皮膚と私との距離
夜を埋め尽くす雨音、夢は断続的に切り取られ、現実は枕の塵と同じだけの…薄っぺらい欠片となって息も絶え絶えだった、寝床の中で、やがてやって来るはずの睡魔を待ちながら、もう数時間が経っていた、かまわな ...
先程から僕は、みんな、いまいまの人生を(お)もって、
そこに如かれるものでして
わたしたちはことに意味を与えすぎました。
喪服のアナウンサーが週末を締め括るぐあいに
雁字搦めに作用した力点 ...
抽斗で抽象的な像になる
雨上り 昼下りの坂道下る
記憶から見ると光になる笑顔
目を瞑るように箱の中をあるく
本日のお品書き~ボルシチ~
ボルシチや一階五十円二階千円
一物二価とはまさにこのことだろう。べらぼうめ、たいめいけん。ということで、私は専ら1階の人である。
たいめいけ ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
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日付
じゃがいもの唄(お座敷小唄)
板谷みきょう
自由詩
1*
21/5/25 11:58
青竹や潜(くぐ)るパンセの空ふ紘(いと)
アラガイs
俳句
8*
21/5/25 11:41
ゆっくりと解凍する日々のうた
梅昆布茶
自由詩
13
21/5/25 11:00
家庭
ヨロシク
自由詩
0
21/5/25 8:14
独り言5.25
zenyam...
自由詩
1*
21/5/25 6:49
少年
津煙保存
自由詩
2*
21/5/25 3:00
ささやきがやさしい
ふるる
川柳
9*
21/5/24 23:41
_
いる
短歌
0
21/5/24 22:55
憑いてる貴様
朝焼彩茜色
自由詩
4
21/5/24 22:24
瞳から地球を零す
〃
自由詩
3
21/5/24 21:54
おしいれ
TwoRiv...
自由詩
9*
21/5/24 21:22
ランプ
ひだかたけし
自由詩
5
21/5/24 20:35
自由律俳句「食べられる退屈」(18)
遊羽
俳句
0
21/5/24 20:16
若者時代世代
komase...
自由詩
2*
21/5/24 19:38
朝
夏川ゆう
短歌
1
21/5/24 19:35
料理で俳句⑱日野菜漬
SDGs
俳句
3
21/5/24 17:22
来いロシナンテ
TAT
自由詩
3
21/5/24 15:32
明け方に
はるな
自由詩
7
21/5/24 14:32
不惑
ヨロシク
自由詩
1
21/5/24 8:12
昔、カリブで
りゅうさん
自由詩
2
21/5/24 6:01
おいで、ぼくのかわいい憂鬱
竜門勇気
自由詩
2*
21/5/24 3:34
寂しい夜
短角牛
自由詩
2*
21/5/24 1:13
詩の日めくり 二〇一六年六月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
14*
21/5/24 0:08
小さく笑った思い出
板谷みきょう
自由詩
1*
21/5/23 23:33
分かっていること
ひだかたけし
自由詩
4*
21/5/23 22:52
_
いる
短歌
2
21/5/23 22:26
神経組織の夢
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
21/5/23 21:16
しについて
あらい
自由詩
1
21/5/23 19:07
心像
水宮うみ
川柳
1*
21/5/23 14:32
料理で俳句⑰ ボルシチ
SDGs
俳句
3
21/5/23 11:08
652
653
654
655
656
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658
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660
661
662
663
664
665
666
667
668
669
670
671
672
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674
675
676
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678
679
680
681
682
683
684
685
686
687
688
689
690
691
692
3.86sec.