太陽を掲げる夢を見た
聖を訪ねて歩く
西へ
世界は終わった訳ではない
かと言って始まってもいない
全ては鼓動の中にある
終わりとはじまりは同じ
ここにある
三千年生きた私と
千年生き ...
残忍な言葉を
紡いで連ねた先に
新しい朝が来る
光を見たいと願う
恍惚の夜に
アニマ、甘やかな誘い
海の心臓を隠し
空の目玉を盗む
人生を隠蔽して完全に偽善の生を送るか
一度きりの生 ...
ピュアホワイト中傷誹謗都心ファイ?トシンデレラ 光一つない
山の中で
炭をおこした

闇夜をほのやかに
照らす燠を見ていると
忘れたものが
思い出されたものが
くるくると
火花のように
散っていった

刹那!
火が燃え上が ...
星の底の星
海を焼く夜
はるか下の白い崖には
風が暗く渦まいている


虹に近づいてゆく気持ち
虹から降りそそぐもののなかを
歩いてゆく気持ち
虹に染まる気持ち
...
ネジがゆるんで歪んだプシュケひとネジ回せば果報ある 表面を撫でるだけの言葉では
伝わらないと思うから
激しい言葉使いも
厭わなかったが
もういい加減枯れるべきだと
いう気がして
どうせ伝わらないなら
何も言わない方を選ぶことにする

...
詩は流れ星のように夜
俺の空を流れる
それは流星群のようだ
ひとつひとつの着想をつかまえきれずに
死にものぐるいで
ボールペンを走らせる
アイデアが豊富な訳ね素敵ね
でもそれはあなたがお ...
かなしいから
  やさしくしかなれない

かなしいから
 おこることしかできない

かなしいから
 ふてくされる

かなしいから
 いじわるになる

かなしいから
 もってい ...
一つの岩の裂け目から
ふた筋の源流が
滲み出すように
詩と生活とが
互いにあらそうことなく
ゆるやかな
斜面を
下っていけたなら

むねにわく
幾たりかのものは
雲のみとし
う ...
膨らむ下半身は、
香るシガレットの残像を
この毛布に遺して
朝が来る度に
君を抱く妄想をする。
君の形にこねた布団が、
二の腕を潰しても
そこに重力はなく
君は宇宙になってしまったと
...
「フルートを吹く女」

席替えされた感情は
放課後のアコーディオン
音符に躓き
無意味へ倒れる込むあたしは
音楽室の虜
いない恋人との連弾は
なぜかいつも
夕陽に染まっている
あた ...
晩秋の北国の

大空を舞台に

しぐれ、
みぞれ、
濡れ雪と

三変化する水の舞い


秋雪を
飽きもせず
眺めてる

きみのうしろ姿が
愛おしい


コーヒー淹 ...
こんなに怒っているのは久方ぶりで
自分自身の感情をもて余している
昇華できない恨みの念
殺意さえ覚えるほどの
赤黒い怒り
荒れ果てた大地に立つような
荒んだ狂気

この怒りを忘れてはな ...
衝動

葛藤
模索

作品
     死ぬまで泳ぎ続けるしかない魚

     泣きながら泳ぎ続けているけれど

     海の中だからその涙は誰も知らない

それは、いつの頃だったのか。
詳しいことは忘れてしまっ ...
未だに不老と不死の薬は開発されていない

絶対的な幸福を欲しがってはいけない

生命は
死の尊厳が優先されている

自由と平和を愛していても
いつなんどき
平凡な日常が壊され押し潰さ ...
子供等の自由な発想縛りない大人にはない世界を生きる

機嫌よく育つ野菜に微笑んだ愛の数だけ美味しさがある

国道のすぐ側にあるチェーン店戦略がありこの場を選ぶ

住み慣れた町少しずつ変化す ...
いつかどこかで彼女に許されたことがあったのだろうか
約束された自由から疎外されたまま生き続けることが
人生という名に値しないとしても

未完成が日々の完成である人生なんてね
小学生の頃から疎 ...
ありふれた言葉なんてないんだよ
ありふれていると思う心が壁になってる
わたしはバター
熱いあなたの舌に
乗せられ転がり踊り
少しずつ少しずつ
溶かされトロリ
液状になるの

そしたら

一人悪夢に苦悩する
愛しいあなたも
いつのまにか
蕩け溶け恍 ...
ぼんやりと遠くから来る足音よ
死かと思えばただの美少女

故郷はこの世にはなし吾もまた
さすらうばかりの足音なりき

この道を歩き疲れて立ち止まり
ジョニ黒を呑み振り仰ぐ空

いい加 ...
床屋のおばさんが
すき鋏片手に{ルビ十六夜=いざよい}の月を吟じたから
ぼくは
十三夜の栗や豆の風情で{ルビ鼓=つづみ}を打った

この惑星の住人の間ではどうやら
天体への個人的感慨が
...
歌ってみれば枯葉の歌をリズムは文字数ではないし 茄子の古漬けで
茶漬けを流し込む

「もう酸っぱくなってしまったわね」
「ああ、そうだね」

と言いつつ
俺はそれほど
悪くないと思っている
街道をぶらぶら歩き進み歩道沿い
赤い赤い花の群れに
黒い革靴一つ、落ちている
右片方だけ 色褪せ 皺の寄り
黒い革靴、落ちている

存在の大海原に
今日も冷雨は降り注ぎ

個体化され ...
当たり前じゃない
今生きている事
呼吸していること
必ず意味がある
理とは何ぞや
ことわりとは何ぞや
運命とは何ぞや
業とは何ぞや

生きていくための
最高の法を求めて

私は行く
哀しみに負けない自分で
私は行く
独りになろうとも
運命を叩き ...
缶チューハイ二本で秋意の顔つくる


式部の実きらいだけれど愛してる


トナカイの隣に座るうちの猫


秋の蝶少女のごとくうずくまる


屋根のない自転車置き場冬支度

...
心のさまが
容姿である惑星
風のいろが
機敏に変わる大陸
ここは
にほん国のドノアタリデスカ
制約の屠殺場に
朝やけ

神経を千代紙に包んで
ギアをRに入れる
みえない雨
瀟瀟 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
おろはげめが...自由詩3*20/11/3 21:36
アニマ自由詩2*20/11/3 21:23
ドンナダイ?(都都逸)足立らどみ伝統定型各...020/11/3 21:19
晩秋Giovan...自由詩5*20/11/3 20:47
鉱に繁る水木立 悟自由詩120/11/3 20:04
アンモナイト(都都逸)足立らどみ伝統定型各...1*20/11/3 19:52
夕飯花形新次自由詩320/11/3 19:21
コヨーテの夜TAT自由詩320/11/3 18:25
かなしいんだうめバア自由詩820/11/3 14:08
水のような願い道草次郎自由詩2*20/11/3 12:04
朝勃ち梥本 サハラ自由詩120/11/3 11:29
フルートを吹く女 その他の人々道草次郎自由詩1*20/11/3 10:22
クリスマスの幸福st自由詩220/11/3 10:07
この怒りを忘れてはならない無限上昇のカ...自由詩420/11/3 9:21
経緯ヨロシク自由詩020/11/3 8:04
牧師になった彼のことⅡ板谷みきょう自由詩1*20/11/3 7:28
未だにこたきひろし自由詩420/11/3 6:29
住み慣れた町夏川ゆう短歌120/11/3 5:41
ひとつの約束梅昆布茶自由詩420/11/3 1:46
むだい足立らどみ自由詩220/11/2 22:37
優しい女ひだかたけし自由詩520/11/2 22:22
アニュリタ短歌020/11/2 21:05
月のトレード道草次郎自由詩320/11/2 20:10
ローテンション(都都逸)足立らどみ伝統定型各...120/11/2 19:53
一口花形新次自由詩220/11/2 19:50
黒い革靴ひだかたけし自由詩520/11/2 18:46
断片渡辺亘自由詩020/11/2 17:45
自由詩320/11/2 17:31
屋根のしたの宇宙4もっぷ俳句420/11/2 16:12
さよなら地球道草次郎自由詩2*20/11/2 8:55

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加筆訂正:
鏡の仮面劇/ただのみきや[20/11/2 20:04]
修正
4.2sec.