笑えない日も
笑いたい日も
目がなくなって
頬が落っこちて
明るい場所で
一緒に探そう
楽しいこと
嬉しいこと
同じじゃなくても
笑えるように
心は隣にあるから ...
苦しみもストレスもない
生きているこの世界は
揺り籠の中にある
程よく揺れて愛以外のものは
隙間から零れ落ちていく
安心感
愛があるからこそ
身体を委ねることが出来る
...
僕には夢がある
その夢を叶える為には
越えなければいけない壁が
山のようにある
小さな壁、大きな壁
そのひとつひとつを乗り越えて
歩んでいかなくてはならない
...
日の出の景色は
その日の気象条件で様々に変化し
一期一会の絶景という
そこで
いつものように
この絶景を撮っていたら
あかね色に染まる
地平線あたりに漂う雲が
ごく一部だけ ...
小さな、闘う人をみた
赤い影の
見た目には
まだ小学生くらいの可愛らしい女の子
空をにらみ
まるで遮二無二
ただ闘うために闘う
小さな、闘う人をみた
むろんそれはまぼ ...
螺旋階段と信じて歩を進めてきたのに
それはネズミの回し車だったのだろうか
歩んでいる感覚さえあればいいと勘違いして
だれもが感傷的でうんざりする
行く先を見誤れば、それは己の尾を追いか ...
くだらない話くだらない時くだらない腹
あの時ばかりは自分が正しい
枯れスヽキ足蹴にけもの道進む
今日と明日とを天秤に掛け
皿砕くなら食後
居場所のないことにすっかり慣れてしまった
居場所があったのはたんに周りが優しかっただけ
革命の年にテントとシュラフを積んで
やさしい風景を捜しに行った訳なのです
いまも漂泊中の修羅猫みたい ...
存在が手段だとして目的は「虚無を形にすること」かしら
青い空
わずかながらに流れ行く白い雲
軒下には
蜘蛛の巣に滴る雨粒が輝きを放つ
夏休みが懐かしく思い出され
向日葵畑の跡に立つ案山子は
夕陽に照らされ
土手に履き捨てられた
幼 ...
長引きすぎたかけひきが
ほんとに高くついたよ
悲しみばかり残して
いい思い出になるまでやたらと時間がかかる
時間がかかるもう一つの
もう一つの選択
もう一つの選択
もう一つの選択 ...
333万篇を書き
33万篇を考え
3万篇を磨き
3千篇を解き
3百篇を放ち
30篇を届け
3篇が響く。
これでいい。
これくらいでいい。
これを出来たら良い。
その快楽の後始末を
おまえは引き受けなければならない
日常は続いていく
荷を背負って
永遠は開けるだろうか
いつ?
今にも!
ただ、見えなくなった眼だけがある
永遠 ...
寒くなると息が白くて
どんな悪口を言ったとしても
良い人みたいに見える
街角にイルミネーション
美しく映るショーウィンドウ
愛する人たちの声が
起毛のように立ち上がる
僕は眠たい ...
大して強くもない将棋だが
美しい一手があることは分かる
今はソフト評価値と最善手を
見ながらの観戦だから
昔のような感動は少なくなった
ただ、ソフトとの一致率で
凄いとか凄くないとか
言 ...
茄子が染み渡り味に飽きた。ふた口食べてあとでお腹すくんだろうな、と思いながらもう胸が食欲以外でいっぱいで、言葉が重荷となって夢を見ることを強制する。何もしてないのに疲れてる?ってどんなに無神経なこと言 ...
【性的・暴力的な表現があります。ご理解の上、ご閲覧をお願いいたします】
わたしは、生を受けたということがおかしいのです。
母の名前は蝶、きらきら光る目をした人でした。
わたしはあか ...
急性期、慢性期とは違う
退院前提の患者達に対して
病院が新たに取り組み
出来上がった開放病棟
十代のシンナー少年から
族上がりのチンピラヤクザ
アル中やヤク中やテキヤや
トラック運転 ...
政権交代が現実化すれば
風の世紀の訪れは早まるだろう
地の世紀の名残りの世の中の地獄化も
いずれは終焉を迎える
虚無の闇の中に生息している
既得権益にしがみついている為政 ...
一九九九年、七の月
空から恐怖の大王が降ってくる
精神病院は
過熱し続ける人類滅亡報道に耐えきれず
心を壊し精神を病む人が増えていた
七月二十七日は
閉鎖病棟の夜勤だった
...
陽射しの強さがまばゆいばかりで
もうここで終わってしまうのかと思った
いや、終わりにしたかった
いや、終わりにしたいんだろうと思う
まだなにも始まってはいないのに
見果てぬ夢が
先の見えな ...
空には色々な景色が
雲ひとつない晴れた空
静かに沈む夕焼け
雲に隠れた金色の月
海には色々な景色が
飛び交うクジラの群れ
静かに漂うカラフルボート
飲み込まれ ...
竹林の中疾走する
慰安の余興として一年棒に振る
いつ弾けてもおかしくない雪だるま
散財して鯉のぼりの下
アキアカネ舞い言葉に詰まる
「人生」をやってはいても「人生」のために生きたいとは思えない
だいぶ痩せてしまったみたいだ
指輪がゆるくなるなんて
我慢をしているつもりはないのだけれど
気持ちには嘘をついているかもしれない
不安に思うことは多々ある
笑顔はできているだろうか
...
ねずみ花火が今後にひびく
海の日に紙石鹸をはさむのよ
凶作に三羽烏が入っていく
福引きに似ている年もあったろう
ラットレースが水をふくんでふくらんで
愛してる
心の底から、愛してる
だれかに知られてしまうわけには
いかないこのまるで血塗られた
みたいな、激しい想い
あなたのことが
好き
だから
好きと言えばいい、 ...
冷めた目でスープを飲んでいる日差し
人間に人間を埋め明日へ行く
ひかりのさきに星があると信じた
無数の手 言葉で耳は塞がれる
ひとりごとみたいにそっと外にいる
きみの存在に飾られた配られた花と果物なら
それを星として見つめる 枯れ葉降る日々と人
関節に澄む鳥の歩いた火を狩り
部分で言い表せないオレンジに終わる
ぼくの脳が最後にすがった ...
夕暮の秋風に吹かれ
すすき野原が{ルビ靡=なび}いている
僕は風に逆らう
なのに遠い夕空は優しい
道は何処までも下り
またどこまでも上り
やがて雲は
夕陽の顔を隠すだろう
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
スマイル
ミナト 螢
自由詩
1
21/10/15 20:52
揺り籠
夏川ゆう
自由詩
1
21/10/15 18:59
僕には夢がある
ジム・プリマ...
自由詩
2*
21/10/15 18:13
日の出の雲に竜が住む
st
自由詩
4
21/10/15 9:48
小さな、闘う人をみて
秋葉竹
自由詩
2
21/10/15 8:01
きっと外
凍湖
自由詩
1
21/10/15 5:38
自由律俳句「食べられる退屈」(128)
遊羽
俳句
0
21/10/15 5:11
居場所のないうた
梅昆布茶
自由詩
13
21/10/15 4:06
_
いる
短歌
1
21/10/14 22:48
陽が沈むにつれて
坂本瞳子
自由詩
3*
21/10/14 22:44
広いところの鏡
竜門勇気
自由詩
1*
21/10/14 22:39
333万篇から3篇への旅路
komase...
自由詩
1*
21/10/14 22:18
半月
ひだかたけし
自由詩
3
21/10/14 21:13
冬の装丁
ミナト 螢
自由詩
0
21/10/14 20:19
美しい一手
花形新次
自由詩
2
21/10/14 19:08
ゆめみる
這 いずる
自由詩
0
21/10/14 18:57
三途川
田中修子
散文(批評...
11
21/10/14 14:07
年越し夜勤の思い出
板谷みきょう
自由詩
3*
21/10/14 13:58
一人、唇を噛み締める
ジム・プリマ...
自由詩
1*
21/10/14 12:54
第十巻七十二番
板谷みきょう
自由詩
2*
21/10/14 12:37
まだ、まだまだだ
坂本瞳子
自由詩
2*
21/10/14 10:55
やがて景色は
瀧石夢真
自由詩
1
21/10/14 0:36
自由律俳句「食べられる退屈」(127)
遊羽
俳句
0
21/10/14 0:09
_
いる
短歌
0
21/10/13 23:44
ゆらぐ
坂本瞳子
自由詩
1*
21/10/13 22:46
ラットレース
暮田真名
川柳
2
21/10/13 22:12
ウインクをして、《嘘》を知らせる
秋葉竹
自由詩
1
21/10/13 21:56
咲く光
水宮うみ
川柳
4*
21/10/13 20:21
きみの存在
〃
自由詩
1*
21/10/13 20:17
すすき野原
服部 剛
自由詩
2
21/10/13 18:20
650
651
652
653
654
655
656
657
658
659
660
661
662
663
664
665
666
667
668
669
670
671
672
673
674
675
676
677
678
679
680
681
682
683
684
685
686
687
688
689
690
3.18sec.