淡く、陽を透かし
青々とした木々の葉は
いつしか紅く、
緋のいろに染まり
やがて枯れ、
樹幹のヒューと鳴る大風の夜に
たちまち飛ばされて
そのさまは見るとも寂しく、
誰もがこの世界の無 ...
空は青
緑のにおい
ああ嵐だ 春の嵐
目から雨
鼻から雨 ところにより洪水
ざわざわとゆれるわたしのこころ
ああ嵐だ 春の嵐
-ピクセルの1つ-
一番大切なものがないんです
-中華-
シナは国ではなく現象にすぎない ─勝海舟─
スマホが爆発する大陸で家族と毛蟹を割り
みそをすする母の ...
本日のお品書き~ブリ大根~
出世していま煮られをるブリ大根
今冬はいつになく寒ブリが豊漁だったとか。そういえば昨年の秋、鮭網にブリが大量に入って、鮭が全く取れないと嘆いていたの ...
「雨」
夜の雨の音がする
夜の雨の音の匂いがする
いや
夜の雨の音の匂いの音がする
ちがう
夜の音がする
うん
そういうことだ
「朝」
朝
朝のくらさがある
ま ...
過信
誤算
不信
終結
わたせせいぞうファンがハートカクテル引っさげて多摩堤通りから世田谷区に入って桜新町をミニクーパーで往来している。ハードボイルドな日常だけど、春だ。
子犬だったら、可愛いだろう。
言うことも聞くだろうし、連れて歩けば皆、振り返る。
家人だってまんざら嫌な顔なんかしない。
それにつけても血統書付き。
自慢のタネだし御犬様だってそれを誇りに ...
ガソリンスタンドの先の路地を入ると
そこは一方通行路
いつもクルマで走る
路地の両側には所狭しと民家が軒先並べてるけど
途中右側に小さな産院の駐車場と建物がある
そこは助手席に座っている嫁さ ...
大規模な公園で遊び陽が暮れる子供は友達作りが上手い
庭の木々形綺麗に揃えたい木々との対話忘れていない
友達に松茸狩りに誘われた私有地示す赤いビニール紐
雨の後しばらく経てばまた雨に今 ...
玄関を出るときいつも気になっていた
軒先に干されていた玉葱たち
錆びた脚立の三段目に簀子をまたがせ
置かれた大量の玉葱
大きなビニール袋の下では
腐ってしまうその中身を
丁寧に木板の上 ...
色の無い景色、風の無い景色が嫌いだった
息を潜めて雨宿りする軒下
一番自分に近い言葉が訪れるひと時
生まれた場所から離れ滴り落ちていく滴を見送り
その向こう側にぼんやりと移ろう情景が
私との ...
瀧の音がする
雪解けだろうか
それとも
凍りついた瀧の裏側が動き始めたのだろうか
いずれにしても
寒い冬にあるとき
人はあたたかな春を待つ
つまりはこの瀧の音が
春を招き 冬を ...
最近 イケアの中で
手に入れたコップで
お茶を口にしている
僕は
土日で三万損するところだった
こんなときのルメール頼みで
カフェファラオの単勝に
一万ぶっこんだ結果
やっとトントンに戻すことができた
あー、これで女房に怒り狂われることは
回避できた、良 ...
本当にやさしいのが
本当に哀しいのでないなんて
やっぱり
思われないのだから
{ルビ花韮=はなにら}のお花は
あんなにも小さな
宝石の
{ルビ儘=まま}なんで ...
まわる。
螺旋のていでモビールのさまで、
回帰する 転落してしまう。
そして
あゝ崩れ去る
(万華鏡の儀 彼岸花の葬)
なだれ込まれたら 受け止めきれない
張りぼての壁面に無 ...
首筋を流れた汗は冷たかった、ラジオはゴスペルばかりで、俺は祝福など欲しいとは思わなかった、衝動は体内でハリケーンのような渦を巻いていたが、噴出する先を見つけられず色味の悪いものに変わりつつあった、 ...
重力に運ばれてた命の運命
命運の命たてれば運動に
「おはな」
おはなさん
おはなさん
ひとりになっても
大丈夫?
「わすれない」
おそらから
ひとつぶ
ふたつぶ
みつぶ
と
ふるあめが
たまったものが
うみな ...
10000年前の夢を見てた猫
1000000000年前の夢を見てた犬
1000000000000000年前の夢を見てた風
100000000000000000 ...
宇宙空間から見た地球の青
半円を描き広がっている
薄明かりの空のなか
僕は娘と手を繋ぎ
進んでいく 道すがら
それを見た、目撃した
深く濃密な光芒放ち
浮き上がるように渦を巻 ...
ただその時が過ぎていくのを待っていた、嵐のような夜の、焦りに似た感情はひたいに汗を記述し、確かな、また不穏な外気はそれを凍らせる、服の中にこもる粘着く湿度の中で何度も何度も描写は続く。水音一つ ...
つけが回る、自業自得である、私はそれらを受け入れなくてはならない、とは言え。それは耐えがたい、ただ黙っているだけではない、時には文句を言うだろう、知らない人は言うだろう。私は受け入れる。でもぶっ飛ばす ...
ちゃんと立つ
倒れないようにしっかりと
りんと立つ
自分らしくしなやかに
しゃんと立つ
自信を持って自分らしく
ちゃん、りん、しゃん
あらあら、昭和のかおり
...
主治医に休むようにと言われてね
主治医に休むようにと言われてね、まだ頑張らないとって思ったけど、主治医に休むようにと言われてね、まだできてないって思ったけど、主治医に休むようにと言われて ...
本日のお品書き~サザエ~
壺焼きの落し蓋さへある手柄
なぜだろう、いまサザエが爆安だ。逗子のスーパー「スズキヤ」で、小ぶりだが六個で五百円台。一個百円しない。まさか養殖したりは ...
てぃっしゅぺいぱになりたい
てぃっしゅぺいぱは用途さまざま
なみだをぬぐえ
こぼしたお茶もすえ
はなもちんできる
こよりにしたら耳の水ぬきだって
かためてなげても危なくないし
お皿がなけ ...
新しい家はマンションの1階がいいわ
君は未来の住居を思い描いている
チャイルドシートは長く使えるタイプがいいわ
君は未来の子どもの姿を思い描いている
名前としてはこれとこれとこれがいいと思 ...
春一番が
誇らしげに吹き荒れて
木枯らしはヒューヒューと
三日天下とあざ笑い
季節の戦が始まった
春一番は
冬将軍の
連戦連勝の疲れをついて
ひと暴れ
煙突の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
冬の光
atsuch...
自由詩
5*
21/2/23 11:57
春の嵐
まりい
自由詩
4
21/2/23 11:51
4Χ0
末下りょう
自由詩
1*
21/2/23 11:00
料理で俳句⑪ブリ大根
SDGs
俳句
2
21/2/23 9:02
ついーと小詩集
道草次郎
自由詩
6*
21/2/23 8:07
交流
ヨロシク
自由詩
1
21/2/23 7:58
春2021
足立らどみ
自由詩
1
21/2/23 7:56
犬
為平 澪
自由詩
2
21/2/23 5:45
さよならが来ないうちに
こたきひろし
自由詩
5
21/2/23 5:35
雨
夏川ゆう
短歌
1
21/2/23 5:20
玉葱
為平 澪
自由詩
2*
21/2/23 5:03
一筆
妻咲邦香
自由詩
3*
21/2/23 1:22
瀧
黒田康之
自由詩
4
21/2/23 0:18
ガラスの光
番田
自由詩
1
21/2/23 0:09
アメリカンファラオの息子
花形新次
自由詩
1
21/2/22 22:36
小さな宝石
道草次郎
自由詩
1*
21/2/22 22:20
白川夜船
あらい
自由詩
1
21/2/22 21:39
No Code
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
21/2/22 21:38
重力逆さまさ
水宮うみ
川柳
1*
21/2/22 21:35
おはな
道草次郎
自由詩
8*
21/2/22 20:52
あの頃
水宮うみ
川柳
2*
21/2/22 19:31
夢〇地球
ひだかたけし
自由詩
4
21/2/22 18:41
点火
すいせい
自由詩
1
21/2/22 12:32
20210222
Naúl
自由詩
0
21/2/22 11:49
ちゃんりんしゃん
まりい
自由詩
3
21/2/22 11:14
主治医に休むようにと言われてね、
入間しゅか
自由詩
5
21/2/22 10:37
料理で俳句⑩サザエ
SDGs
俳句
2
21/2/22 8:49
てぃっしゅぺいぱ
道草次郎
自由詩
4*
21/2/22 6:36
風船
葉leaf
自由詩
2
21/2/22 4:26
季節のいくさ
st
自由詩
2
21/2/22 4:10
592
593
594
595
596
597
598
599
600
601
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4.16sec.