一つの言葉の奥にせきとめられた逡巡の十をこえ
またひとつ雫のような朝の歌、のぽとり。
いちばんよわいものごと抱きとめて、糸の筋肉、糸の腱。それな御蔭で平和の夜の気球に乗ってゆける
(われ ...
空はいちめん真っ青
風は爽やか
良い天気
いい陽気だ
こんな日はせっかくだから
命の洗濯 しようぜ
埃を被った魂
滲みだらけのハート
こんな日はせっかくだから
命の洗濯 ...
大好きなお茶
ゆっくり飲みながら
ホッと出来ることに喜ぶ
お茶の種類は多くどれも好き
その中でも緑茶が一番好き
毎日飲んでいるのに
飽きがこない
その美味しさを楽しむ
日本 ...
俺は生身の人間だから
聖人になんて
なれる訳ない
あの頃は
いつも通り凡人のまま
イヤイヤただの凡人とは言いづらい
すっかりギャンブル依存症にかかったクズ野郎だった
馬 自転車 ...
居心地のいい場所を探して歩く
散歩気分で出かけるが
行き着くところは決まっている
通りから外れた雑居ビルの2階
表の看板も控えめに路地を眺めている
階段を ...
僕は時々 この部屋の外で
父と乗っていた あの船の甲板を
この 都会の窓の内側で
僕は一人で踏みしめているのだ
絆創膏をゆっくり剥がす
傷はもう痛まないでしょう?
すぐ隣にいるのに耳をそばだてる
微かに聞こえる息遣い
熱々のコーヒーカップ
両手でぎゅっと握り締める
どんな仕草も逃さない
減るもんじ ...
学而行遠路
談笑日遅遅
簡牘連宵楽
悠然又作詩
あなたはなぜ葉をむらさきに染めてまで
凍てた地面に命をはびこらせてまで
この寒い冬に咲くのだ
痛いだろう
葉も茎も花も
でもあなたが今咲いていることで
私は生き ...
「バイデンくん、同じくらいの年齢の
じいさんがゲートボールやカードゲーム
をやって楽しく過ごしているのに
バイデンくんは大勢の前で口ごもって
痴呆扱いされたり
剥製にロボット組み込んでいるん ...
あしおとのそばでは落ち葉たちが目をまわしていた、ひそひそとぶつかりあうすがたは、わずかな言葉で陰口をたたいているようで、走りだしたあなたはかぜのようにくるっていった、だから、それは、たぶん、そ ...
古傷を隠した真ん中に
君の指先が届いた日
もう崩れても良いと思った
痛々しく泣いて
少しも動けないはずなのに
君の吐く息で
飛んでいける気がした
恋をすると
皮膚は薄くなり
僕たちの ...
光が ふるえている
小さくかすかな光が ふるえている
君の中の
青く昏い場所
小さくかすかな光は
自らの源を知らず
また何を照らすのか知らず
小さくかすかなまま ふるえている
...
「花こうてきたわ」
うちの者が、買い物から帰りいう。
カレンダーに目をやって、
月命日の日かどうか確認してみる、
けれどもそうではない…
「非常事態まだでてるやろ」
「しゃあか ...
本日のお品書き~鮎~
よく見れば鮎のつくづく京唄子
最近スーパーなんぞで求める鮎はどれもこれも太りすぎで、脂もいやらしく、焼いていると炎とともに油煙のような煙があがり「お前 ...
暖
桜吹雪
桜絨毯
風
脳みそだって量より質なんだよな
毎日毎日毎日
頭使いまくり
脳みそだって品質落ちるよな
履いてた靴の底がすっかりすり減ってた
その事につい最近気付いたよ
靴裏の滑り止めがなくなって
...
4月みたいに穏やかなガードレール
すずめたち飛んで時間をつかまえる
暗闇を夜と名付けて光らせた
そこはかとなく底しれない底力
底のない数字と夢へ ...
今更、、、断固反対 新コロナ
ここのウリはこってりカレー
ぽってりしていて具はないの
っていうかみんなとけてる
沸かさないように
焦がさないように
朝からずっと煮て
ほぐして
漉して
...
早熟ではなかった
むしろ遅かった
休み時間のサッカーが大好きで
本はジャンプだった
十四の時に初めて詩を書いた
校庭の桜がこわくて仕方なかったから
寝袋は買ったが
...
過ぎていく日に
遠くに見えた街を
見ている 僕
そして きっと親も
見ていたであろう夕暮れを
知る 僕は
明日 君はもう いない
悲しく僕は
思っている 一人で
訪れたのは君に会うためじゃない
そもそも君は此処にはいない
谷の翌檜が風邪を引いたので
薬を届けに行くところだ
足のない風が五線譜をくすぐり
君はひと振りの枯れ枝
弦に乗せた指が踊り始 ...
本当は10文字あれば全部伝えられることも、わたしたちは何百倍も何千倍にも引き延ばして、そうしてそれが密度の高い透明な刃物になるんだと、伝えるということは傷をつけるということだと 言ったね 胸に受けた切 ...
橋本聖子の父善吉が
マルゼンスキーという名馬の
馬主であることを知る人は少ない
もちろん、マルゼンのゼンは
善吉のゼンだ
では橋本聖子だから
スキーではなくて
マルゼンスケートの方が正し ...
増殖する欲望が雨降りに濡れていく
無数の情念が沸き立ち煮え立ち
底無しの暴威を露わにする
雨はいつしか雪に変わり
燃える欲望を彫塑して
小高い丘の十字架に張り付け
どよめく人々を凍結す ...
病室で虹を見た
手術を終えた父親と
年老いた母親と一緒に
三人兄弟の次男だから
私が彼らのすべてではない
ましてや今では
孫たちもたくさんいる
けれど私も
彼らの一ページであることに
...
鳩をひいた
寒風ふきすさぶ
灰色の空のしたで
平和の祭典など
鳩の世界にはない
だったらどこにあるのか
あるのはおれの世界でだ
鳩も死に
人も死に
俺が死ねば
永続に無化する世 ...
本日のお品書き~チーズ&クラッカー
食堂車の白きクロスや夏の旅
本州の西の端の町に住む人にとって、長距離列車は都会の空気を乗せてやってくる「文化」だった。特に食堂車は田舎の ...
うんこしたいなあ。うんこした。何もしていないのに筋肉痛。悲劇ばかり好むあなたは甘ったれと言われ続けてきたのかな。鬱病になってから鬱病になる前の記憶がない。統合失調症。思い出そうとするとある ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
未生
道草次郎
自由詩
2*
21/2/20 7:50
言葉は声に言葉は文字に
こたきひろし
自由詩
1
21/2/20 6:17
お茶
夏川ゆう
自由詩
2
21/2/20 5:13
ある日俺は聖人に
こたきひろし
自由詩
4
21/2/20 4:50
居心地のいい場所
佐白光
自由詩
0
21/2/20 2:19
甲板の風景
番田
自由詩
1
21/2/20 0:52
エイプリルフール
妻咲邦香
自由詩
0
21/2/19 22:42
偶成
酔横
伝統定型各...
1
21/2/19 21:16
ふゆのはな
黒田康之
自由詩
1
21/2/19 19:38
あしたのジョー・バイデン
花形新次
自由詩
0
21/2/19 19:31
でたらめ
よんじゅう
自由詩
1*
21/2/19 19:20
パイの実の詩
ミナト 螢
自由詩
2
21/2/19 18:24
ふるえる光
塔野夏子
自由詩
2*
21/2/19 13:46
やさしさ
ナンモナイデ...
自由詩
4*
21/2/19 13:38
料理で俳句⑧鮎
SDGs
俳句
2
21/2/19 11:52
春
ヨロシク
自由詩
2
21/2/19 7:55
良い加減な生き方って
こたきひろし
自由詩
4
21/2/19 7:17
回る
水宮うみ
川柳
4*
21/2/19 6:04
受けながし和流にのるのも川柳か
足立らどみ
川柳
2*
21/2/19 5:07
こってりカレーライス
黒田康之
自由詩
3
21/2/19 2:16
セピア
道草次郎
自由詩
3*
21/2/19 1:31
いつもの夕暮れ
番田
自由詩
1
21/2/19 0:52
スナフキン
妻咲邦香
自由詩
3
21/2/18 22:22
ワールド・イズ・ユアーズ
星染
自由詩
3
21/2/18 21:59
ニジンスキー
花形新次
自由詩
2
21/2/18 20:13
讃歌
ひだかたけし
自由詩
2
21/2/18 18:51
病室の虹
やまうちあつ...
自由詩
1
21/2/18 14:57
灰色の空のしたで
ナンモナイデ...
自由詩
3*
21/2/18 13:56
料理で俳句⑦チーズ&クラッカー
SDGs
俳句
2
21/2/18 11:52
20210217
Naúl
自由詩
1
21/2/18 11:34
594
595
596
597
598
599
600
601
602
603
604
605
606
607
608
609
610
611
612
613
614
615
616
617
618
619
620
621
622
623
624
625
626
627
628
629
630
631
632
633
634
加筆訂正:
春の会話
/
田中修子
[21/2/20 1:58]
誤字を修正しました。
4.01sec.