豆腐屋のラッパもスピーカーから
退屈が忍び寄る満員電車のあちこちで
あるじなき手袋木の枝暖める
退屈積もり尚重くなり
幼きころなくした帽子思い出す
夏は鳥料理に限るなと、食ってばかりいる気がする。ドトールにも行き過ぎなような気もする、デニーズは見かける事自体がすくないけれど。オリンピックは終わってしまい、思い出すことは多くはなく、あっという間だっ ...
聞きたくもない音楽が隣から、ではなく私から聞こえてる
たそがれて、
たそがれて
みんなでかえる、
ののみちを
きィろい、おかおの
こはだあれ
いちょうのおくにの、
きつねさん
あかァい、おか ...
- Ein Film über den Sommer
たとえば、
夜明けまでどうしてもこのひとと話し続けたくて
無理矢理話をのばして
でもそのひとも ...
手から一瞬で零れていく瞬き
教科書にない感情と立ち竦む
きみの空洞に夜空が降っている
夏のひかりで優しさを透かしてた
すべて、滅びるために
すべて、花開くために
人は永遠の登攀を試みる
高みへと
森の眩暈するような蝉時雨のなか
陽が落ち地球という宝石箱が
辺り構わずぶちまけられるまで
7月は
スマホとタブレット合わせてのギガ使用量が
5ギガを超えてしまった
スマホの料金が3千円ほどアップした
暇があるとついつい見てしまうスマホ
癖になってきている
これではお金と時間の無 ...
小田急や東急に
刃物男は似合わない
刃物を振り回すには
振り回すべき
シチュエーションがある
それは決して
小田急や東急ではない
人間なんて
クソちっぽけな存在とばかりに
超高速 ...
コロナに感染しても
完全に陰性になって回復したら
コロナウイルスは
体のなかには存在していない
それなのに
いろいろな後遺症が報告されている
それらは
しばらく後に突然発症し ...
走り出せども涙止まらず
外見で損していると気づく夜
悟られて敗北感
諭されて敗北感
彩る花も不要な月光
今そこにあった異界も永久に默せば数十キロの物体
私たちは永遠の吐息、
その美しい比喩
私たちは下降する、
空の底を割り
永遠は生動し、
遥か彼方に接続する
渦まく過去を蝸牛のように引きずる。
除夜の鐘に憧れた児童の、夜色の瞳。
ヘッドホンから流れる星で夜が明るい。
三が日素早く終わり仕事始め張り詰めてない空気は軽い
成人の日は寒くなり雪が降る大人の世界また一つ知る
雪は止み冷たい風は弱まった遠くの山は白一色
ゴルフして心は何処か晴れやかでダブル ...
○「オリンピック閉会式」
オリンピックが終わってほっとした!
大会中は
メダルよりもコロナ感染数の方が
ずっと気にかかっていた
また自然災害も心配だった
やはりオリンピックは
平和な時に ...
画面の向こう側
塀の向こう側
バリケードの向こう側
笑い声や泣き声が響いている
画面のこちら側
塀のこちら側
バリケードのこちら側
唸り声や喚き声の音が溶 ...
二〇一七年四月一日 「ある注」
ディラン・トマスの268ページの全詩集のページ数に驚いている。こんなけしか書いてないんやと。散文はのぞいてね。こんなけなんや。ぼくはたくさん書いてるし、これ ...
ステイホームの重い雲を見上げながら
仕事のついでに郡山に出向いた
賛否両論で割れる早春の空
聖火リレーの案内がくくりつけられていた大通りを
ひとり 歩き続けると
スタジアムのある大きな公園に ...
それはまるで
昨日の太陽のさんさんと
眩しいばかりの煌めきで在り
今日の雨のしとしとと
深く深く浸み込むさまで在り
いつかの風がそよそよと
凪い ...
俺の肩を叩くな
本当に孤独を愛する人はいるのだろうか
強がりも一週間程と見る
決意の遠吠え闇に谺もせず
その声関心もなく雑音のごとく
人により造られしゆゑ人に似て鬼ら佇むホームの向かひ
炊き出した言葉を
のどに詰まらせて消費してしまう
地面にボトッと
ああ 何もするんじゃなかった
一本だけ
まつよいぐさに
自己憐憫は欠片もない
高速道路の高架下なので雨露はしのげる
水はない
疾走するクルマがはね飛ばす
わずかな飛沫かたまに流れてくる霧
あるいは迷い込んだ野良犬 ...
お寺に電話する。月命日、断りの。
運よく住職がつかまった。
土曜のあさ、雇われ僧侶が来た…
(matamoya boukyaku shiyagatta)
お人よしの内のが断りもせず、家 ...
いずれ
世界に終末来るのは間違いない
問題はその前に
俺っちに終末来るか
来ないか
だけど
その可能性は
百パーセント
俺っち
だよね
地球は温暖化に
一途に向かって ...
あとは標的を見つけるのみ、といった感じの鋭角的な光線は、ちょうど天井の一角を貫こうとでもするみたいに壁を走っていた、がらんとした部屋の中に突然展開されたそんな光景は、時代錯誤なパンク・ロックバンドのジ ...
{引用=涼を狩る}
池の青さ
屏風と扇子
ボタンを外した
指は行方知れず
アオダイショウ
そっと跨いで
墓地へと続く
坂の木陰
吸った唇
...
死ぬまで生きていく
死ねないから
生きている
死んだらどうなるか
おそらく
死ななきゃ
わからない
死んだらどうなるか
死んだ人間に聞いてみるといい
一度死んだら
お終い
...
「悪い」について〜赤の他人の介入に屈しない
破壊されたバックルのズレを直しに駅前商店街路地裏のジーンズ店に行くまでの間、みっともないのでベルトの位置を固定しなくてはならず、雄鹿皮のワッペンの ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
自由律俳句「食べられる退屈」(75)
遊羽
俳句
0
21/8/11 8:25
五輪と夏
番田
散文(批評...
2
21/8/11 1:35
_
いる
短歌
0
21/8/10 23:23
黄昏て
令和9年
自由詩
3*
21/8/10 21:54
夏の映画
墨晶
自由詩
2*
21/8/10 21:21
幻と思う
水宮うみ
川柳
2*
21/8/10 20:00
登攀
ひだかたけし
自由詩
6*
21/8/10 19:28
情報過剰社会
zenyam...
自由詩
0
21/8/10 16:27
京浜急行で刃物を振り回す
花形新次
自由詩
2+
21/8/10 10:27
あなどれないワクチンの副反応
st
自由詩
3
21/8/10 4:06
自由律俳句「食べられる退屈」(74)
遊羽
俳句
2*
21/8/10 3:04
_
いる
短歌
0
21/8/9 22:40
比喩
ひだかたけし
自由詩
5
21/8/9 20:08
夜が明るい
水宮うみ
自由詩
4*
21/8/9 18:39
ゴルフ
夏川ゆう
短歌
3
21/8/9 18:38
独り言8.9
zenyam...
自由詩
1*
21/8/9 16:22
向こう側
Hose E...
自由詩
0
21/8/9 12:12
詩の日めくり 二〇一七年四月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
14*
21/8/9 10:05
郡山ヨーク開成山公園
松岡宮
自由詩
7
21/8/9 9:18
雨上がりの日に
石田とわ
自由詩
7*
21/8/9 5:21
自由律俳句「食べられる退屈」(73)
遊羽
俳句
2
21/8/9 4:52
_
いる
短歌
0
21/8/8 23:32
吃り
遼旅
自由詩
1
21/8/8 23:17
コンクリートの継ぎ目の孤独
藤原絵理子
自由詩
3*
21/8/8 22:13
しょうむない勘
ナンモナイデ...
自由詩
3*
21/8/8 21:01
世界に終末きたら
こたきひろし
自由詩
3
21/8/8 20:29
光を避け
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
21/8/8 16:53
オリンピックとコロナとわたし
ただのみきや
自由詩
3*
21/8/8 16:24
耳を塞いで
こたきひろし
自由詩
3
21/8/8 15:20
「悪い」について〜赤の他人の介入に屈しない
足立らどみ
自由詩
2
21/8/8 15:08
594
595
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597
598
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600
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629
630
631
632
633
634
加筆訂正:
光を避け
/
ホロウ・シカエルボク
[21/8/9 21:50]
魔王 → 摩耗(笑)
オリンピックとコロナとわたし
/
ただのみきや
[21/8/9 11:13]
修正
オリンピックとコロナとわたし
/
ただのみきや
[21/8/8 22:30]
誤字脱字修正
3.47sec.