照れ隠しで
ヘルプミーと叫んだ
みんなは笑った
僕も淋しく笑った
世界には
後悔さえ残らない
僕は
本気だったから
屋根の上のネコは
大丈夫です。
問い合わせ
お断りします。
店主
冬晴れの光のなかを進み行く遠いシグナル仰ぎ見ながら
シグナルは冬陽に揺れる揺れ動く日々の果てから輝き出でて
掴み取る光の海へ泳ぎ出す死すと生きると詮無いことと
...
いつのことだろう
サンタさんは
本当はいないと聞いたのは
誰だったんだろう
鬼なんて
作り話だと教わったのは
どこでだっただろう
天使というのは
夢想だと否定されたのは……
...
いても立ってもいられず
つい手を伸ばしてしまった
どうにも堪えきれず
我が物にしてしまった
ただ本能に従った
それだけなのに
自分は悪人なのか
公衆の面前で
罰せられる存在 ...
雪の
結晶
ほほに解けて
太古の
涙
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
{ルビ理解=ゎゕ}るのは家族と飼い犬それだけの歌をうたふる土人の世界
明日の果て所有非所有無に帰して光りの海ゑ還る{ルビ詩=ぅた}ゐ手
指紋あり声紋ありて{ルビ言=こと}の{ルビ葉紋=はも ...
やわらかい土に落ちた
家の影に
夜明けの前からやって来た
霜柱が永らえる。
昇った蔓が
黄色に朽ちて、
這われた街路樹は
もう葉っぱを落として
とっくに裸になっていた。
揺れ ...
細かな大切なことは
ぜんぶ教科書に置き忘れて社会人
1.たかしくんは1個120円のりんごと1個80円のみかんをそれぞれ2個ずつ買いました。しかし、たかしくんの彼女が「今度、アップルパイ食べたいなぁ。」と言っていたのでりんごをさらに3個買い、彼女にアップ ...
咲く花に幸あれかしと動く夢
紅茶飲み動く夢みる針の床
向日葵が寂しいというクリスマス
テレビさえ名前を上げる武器であろ?
その言葉自 ...
南天の紅の実のさびしさの訳を知ってる人はいますか
この机のちらばりの どこかに
あいつが棲んでいる 潜んでいる
ほそい指で 引っかいている
なつかしい暗がりに あぐらかいて
澄んだひとみで 夜を 夜を
夜を待っている 寝がえる私に
ぶ ...
手のひらにすっぽり
おさまった石
しばらく握りしめていた
握るものがあるだけで
力をぐっと込められた
あなたに渡すと
温かいと言う
返してもらうと
たしかに温かい
わたしの手 ...
チンポと呼べば
チンポと応える
診療内科の受付で
「チンポ」
「なんだい?」
燃える恋心
二人は若い
診療内科へ
防火服を着て、ヤマト消火器を
背負って行こうとしている時点で
...
愛を知らなかった
愛を知らない僕は
絶望、乾き、寂寥、孤独
に満ちていた
笑うことさえ忘れて
愛のない暗闇を
ひとりで彷徨っていた
この地獄化した世界で
生きてゆけるのは
イザベラ、 ...
天使は嗤う
人々の嘆く姿を見て
天使は嗤う
雀の息絶えるのを見て
天使は嗤う
富の偏るのを見て
天使は嗤う
煽動された善人たちが世界に火を焼べるのを見て
天使は立ち上がる
人々は ...
私は知っているのです
神はただ、培われる場所を見誤り、
今ここに現わされ おいでになられただけだと。
この場所はみちにまようて創めて現れる格子の間
若草の溢れる銀の輝きから逃げるように ...
花びらが落ちる時
唇を隠した
僕の秘密に
鍵を掛けたような
ハンカチよりも薄くて
透けてしまいそうな気持ち
心の中で広げていて
皺になりたくなかった
見えない空を
飛んで来た ...
遠い地平に
雨は降る
逃れていく
人声に
郷愁は募り
ひざまづく
この世の果て
夜の底
あの深遠な声の淵
(銀河は廻り爆発する)
人は産まれ生き
去ってはまた産まれ来る
...
今年のクリスマスなんて
もういいや
いくらくやんでも
仕方がないし
泣いたって
恋人なんか出てこない
みんなが幸せそうに
している今を
この目に
しっかり焼き付け ...
冬晴れの
光あふれる
居間にいて
母の背中と
光をわける
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
無心とは
心がないということである
心がなくなれば
人間でなくなる
○「詩とは」
詩とは
自分のために
書くものである
○「人間らしく生きるとは」
人間らしく生きるとは
きれいに生きる
正しく生きるということではなく
己の欲望、不安、心配、過ち、失 ...
さみしい風が背中を押して
私は星空を游ぎたくなる
真冬の澄んだ空気に包まれて
星から星へと旅をする
煌めく星々はシナプスそのもの
繋がり点滅し
やがて内在する宇宙へと導く
内側は外側 ...
1
あなたは確かに
削り出された回廊も
水滴したたる洞穴も
鈍色に輝く捨てられた斧も
あなたは確かに
美しい人よ
眼差しの涼やかさよ
あなたは一つの奇跡
空蝉 ...
地球は丸くないと真顔で言われたり
次々と増えていく新しい闇の組織の
相関図を見せられたりしながら
まあ人間そんなもん
面白いじゃんと苦笑いしながら
社会をやっていく
殺したりぶん殴ったりは ...
大人ではあるつもりだよ人様に大人になれだの言わぬほどには
お風呂とはタイムマシンなのかもね
拙者まだ茹だって居らぬと武士返答
石鹸の泡は異界のスライムか
生き物と思って泡を膝に載せ
悩み事 泡に聞かせて夜はながし
お風呂には何故 ...
ひとりで生まれ
ひとりで死んでいく
たくさんの人々に見守られ
たくさんの天使に看取られ
根源へ 帰っていく
それは永らく喪失された場所
唯一無二の帰属すべき場所
透明な紐帯が雨に ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
照れ隠し
TwoRiv...
自由詩
7*
21/12/22 20:01
張り紙
〃
自由詩
3*
21/12/22 19:59
シグナル
ひだかたけし
短歌
4
21/12/22 19:01
実 在
YEWJI
自由詩
1*
21/12/22 17:15
花盗びと
〃
自由詩
1*
21/12/22 17:14
※五行歌
こしごえ
自由詩
1*
21/12/22 15:57
不可詠夢繰
大゜揮∞ ₎...
短歌
1*
21/12/22 12:00
動かない旅路
asagoh...
自由詩
3*
21/12/22 7:41
なんだかなーこれで良いのですか
足立らどみ
短歌
1
21/12/22 7:38
なんだか不憫なたかしくん
月夜乃海花
自由詩
0
21/12/22 6:42
やぶれ傘
秋葉竹
自由詩
0
21/12/21 23:46
たずねびと
もっぷ
短歌
2
21/12/21 22:44
餓鬼
soft_m...
自由詩
1
21/12/21 21:55
手のひらの石
木屋 亞万
自由詩
4*
21/12/21 21:40
自称詩人の火祭りカレンダー
花形新次
自由詩
2
21/12/21 21:23
愛を知らなかった
ジム・プリマ...
自由詩
4*
21/12/21 20:53
戴冠式
雨宮吾子
自由詩
0
21/12/21 20:31
スカベンジャー
あらい
自由詩
0
21/12/21 20:09
closed
ミナト 螢
自由詩
1
21/12/21 19:28
遠い地平に雨は降る
ひだかたけし
自由詩
4
21/12/21 18:01
来年のクリスマスこそ
st
自由詩
2
21/12/21 11:26
※五行歌
こしごえ
自由詩
2*
21/12/21 11:02
無心
zenyam...
自由詩
0
21/12/21 8:04
独り言12.21
〃
自由詩
1*
21/12/21 6:29
新地球へ
美空
自由詩
2
21/12/21 1:11
さ迷って
Giovan...
自由詩
4
21/12/20 21:38
鴉が舞い降りて
いる
自由詩
1
21/12/20 21:10
_
〃
短歌
0
21/12/20 21:04
お風呂川柳
アニュリタ
川柳
0
21/12/20 20:55
たましいの断章
ひだかたけし
自由詩
4
21/12/20 20:11
591
592
593
594
595
596
597
598
599
600
601
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631
3.13sec.