いつ
どうなるか
わからん
残りの人生
亡くなった同級生
入院中の同級生
重い病気と闘っている同級生
数知れず
腹をすえて
一日、一日
生きていかなければいけない
{引用=忍路・蘭島}
翡翠と書いてカワセミと読む
そんな宝石が飛び去る刹那の後姿を
有難い気持ちで見送った
3500年前の環状列石は
見かけも手触りもありふれた石
そりゃあそうだろう
...
壇上で喋っているおれに向かって、観客の少ない客席からひとりの男が立ち上がり、
男は胸に赤ん坊を抱いているようだった、制止する者はおらず、
男は壇上に上がり、おれの前に立った
殺してやると言う代わ ...
おや
また生理食塩水か?
ちょっと前にもニュースにあった
生理食塩水を誤って最大7人に接種------
何度も何度も
いったいこれはどういうことだろう
と
思って調べてみたら ...
音速 光速 何千 光年
限界 無限 暗黒 光源
イメージ閃光
比喩的表現
夢か幻か
神話の欠片か
過去の産物か
未来を知る術か
人が最後に行き着く場所か
願いを届ける ...
この島国の片隅。
私が生活している場所。
コンビニ有ります。スーパーマーケット有ります。
学校有ります。病院有ります。駅はわりと近いです。高速バス停かなり近いです。
とは言ってもいつもクル ...
長距離バスの
停留所に並んでいると
なんだか足元がこそばゆい
なんだと思って振り返れば
雨雲が後ろに
乗るのか、と聞くと
そうです、と力なく
雲のくせに
きちんと並ぶとは律儀なやつ
...
アイドルが崖登りをできなくても問題はない
きっとこんなご時世では
ありったけの賢明さと清廉さが必要になる
権力者にどちらもないのは明らかだから
悲しいかな、庶民の内にそれをまま見つける ...
ふるさとみたいな
おなかのつめたい石に
雨が降る
チャコールグレーの傘をさした
すぎやまくんに
水溶性の雨が降る
溶けていくね
好きだったのに
ほんとうは存在していない ...
一歩それは一漕ぎかもしれない
一歩それは一掻きかもしれない
一歩それは一射かもしれない
一歩それは一声かもしれない
一歩それは一飲かもしれない
一歩それは一押かもしれない ...
鍋物に柚忘れ山に入る
いつか醒めなくなる深い眠り
クリスマスの首はねる12月26日
犬に咬まれ尚も上機嫌
あぶく眺め手をこする
なにか言うときに
だれも傷つけないっていうのは
(ご存知でしょうが)結構難しいもんです
から、これからあなたは傷つきます。あなたもです
あなたも、あなたも、あなたも。いいですね?
( ...
現実を食っては言葉に変えてゆく蚯蚓のような管でありたい
静けさ 揺れる
にわかな雨、
光の空から
降り注ぎ
宇宙を回遊する言ノ葉たち
凝集しては散開し
思考の流れをこの界へ
屈曲しながら艶やかに
在る物、在る物、造形する
静けさ ...
永遠のほうからきみが手をふった
夕暮れは{ルビ灰色=グレー}な憂いにゆれている
きみの言葉が音楽に混ざる春
そらに浮かぶ雲を思い浮かべている
眠れない夜にはねこを洗う
静かにわめいてるドア越し
あけてはいけないと静止する
あけてみてみたいと開始する
それでは、有料、悠々、遊泳
幽霊、みたいではいられない
佇みながら座るため ...
寝返りを打てば
星が消えるような夜
邪魔者になって
夢の中から
光を奪ってやる
暗い部屋には
悪いことばかり
襲ってくる気がして
枕ひとつでは
身体を守れずに
腕を ...
街を越えて
町を越えて
村に辿り着く
山間の静かな場所
湖があり広い心になる
都会の渦に巻き込まれ
狭い心になっても
故郷に戻れば楽になる
都会を離れて村に戻る
全身が喜 ...
その夏、軒先の巣から落下した雛鳥を拾い、かたい土の庭に埋めて
はじめて心の
奥底に──
夏を感じた
(図書館の傘立てから盗んだ傘がわたしの唯一の武器で
傘にはマジックと紙とテープで名 ...
そりゃあそうだろう。
降ってきたんだぜ。
俺には確信を持った過ちにしかおもえなかった。
ひとつやふたつじゃない。
無数といういいかたが正しければ、おそらく無数という表記の仕方になる ...
幼さ
若さ
無鉄砲
向こう見ず
傷痕
教訓
昨日あたりから隠れる支度始める
無花果の木の下で待つ
家族の一部の興味は引く家
敗者の行列踏切渡っている
一輪の花地球の裏で咲き
身の丈に合わない服を着てみて
この引きずっている感じが良いんだよ、と
大人ぶってみせた
わたしたちはもういない
スカートを折って丸めないで
シュシュで留めないで
靴下は真っ白で脹脛の半分く ...
君が物語の勇者だったら
まずはじめに何をしただろうか
氷の剣を手に入れただろうか
花の城を目指しただろうか
何でも良いのだけれど
其処に僕がいないことを
心から感謝する
ずっと ずっ ...
寺の庭の隅にある
竹筒から……石の器へ
滴る水がしずかにあふれている
そよ風が、頬を撫でる
温かな抹茶を、啜る
僕は今 幸せなのかもしれない
女のお尻は男よりも丸い
僕に耐えられぬ、痛みをも知るひとよ
あのなかにはもしや
青い小さな惑星が回っているやもしれぬ
いつの日かすべての人が生殖を「ただ飽きたから」やめるとしたら
ちいさな
ちいさないのち
ちりはて
遠いみ空を
かけてゆく
)境界線を越えたなら
)きっと合図するからと
)しろくはかなくそう言った
)ちいさないのちにあふれる涙
あめがふり ...
朝早くから
点滅の信号を少年が渡る
いつまでもそれを忘れてしまわないように
いまはまだ赤い朝日に向かい
息を弾ませながら
この街で
一番高い白い建物を見上げて
右手を伸ば ...
抉り取られた枝、から
予告もなく傾いていく
網が からめとる とられない
誰かの手紙が捨てられて
落書きばかりにうんざり
ひさかたの果実にうつつをぬかす
転がる、ひかり、分散、なつのひ ...
日付順文書リスト
タイトル
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Point
日付
コロナ下の終活
zenyam...
自由詩
0
21/9/4 16:35
玉手箱
ただのみきや
自由詩
7*
21/9/4 14:39
絶滅生理
ゼッケン
自由詩
2
21/9/4 12:32
トラブルを生むコロナワクチンの原始的な準備作業
st
自由詩
2
21/9/4 10:50
星屑籠
トジコ
自由詩
1
21/9/4 9:41
この島国の片隅で
こたきひろし
自由詩
2
21/9/4 8:55
出発
やまうちあつ...
自由詩
0*
21/9/4 8:05
主観性とは
りゅうさん
自由詩
1
21/9/4 7:10
水溶性の雨
七
自由詩
17*
21/9/4 2:12
一歩
Hose E...
自由詩
1
21/9/4 0:48
自由律俳句「食べられる退屈」(95)
遊羽
俳句
1*
21/9/4 0:26
超メモ
はるな
散文(批評...
4
21/9/4 0:10
_
いる
短歌
0
21/9/3 23:59
造形流
ひだかたけし
自由詩
5
21/9/3 21:48
川沿いの桜
水宮うみ
川柳
2*
21/9/3 21:18
月のみえない夜にねこ
帆場蔵人
自由詩
2
21/9/3 19:52
夜明け
ミナト 螢
自由詩
1
21/9/3 19:09
山間の村
夏川ゆう
自由詩
3
21/9/3 18:42
鳥の息 / ある女の子篇
末下りょう
自由詩
2*
21/9/3 15:09
ネジ
草野大悟2
自由詩
2
21/9/3 13:14
成熟
ヨロシク
自由詩
1
21/9/3 8:06
自由律俳句「食べられる退屈」(94)
遊羽
俳句
2
21/9/3 4:32
春は闘争、
鳴神夭花
自由詩
9
21/9/3 2:16
作者と傍観者
〃
自由詩
2
21/9/3 2:12
器
服部 剛
自由詩
2
21/9/3 0:25
ある夜のメルヘン
〃
自由詩
7
21/9/3 0:22
_
いる
短歌
0
21/9/2 23:11
ちいさないのちの歌
ひだかたけし
自由詩
4
21/9/2 21:20
朝日と少年のうた
秋葉竹
自由詩
1
21/9/2 16:19
夏至祭は終わった
帆場蔵人
自由詩
5
21/9/2 13:10
584
585
586
587
588
589
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591
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