かつて健康だった時、責任も余り無かった時、自分の中のどろどろした感情を殆ど感じずに済んでいられた時、ぼくはよくピクニックへ出掛けたものだ。天気が良く、気持ちのいい風が踵を掠めるような土曜の朝などはとく ...
本日のデザート~楊梅(ヤマモモ)~
楊梅やあまりにあしのはやき過去
いつもの道を歩いていると、足元に楊梅の紅い実が落ちている。歩みを止めて見上げる。街路樹として使われることが ...
小さな手袋に握られた冬は灰 尾を切りさるヤモリのみたしろいろのクモは
闇に裂いた
光の
蕾
┼┴
夜露のつきるぎんいろの落雷にからまりしずかに身悶える
サーカス
極 ...
楽しいと思うこと
退屈だと思うこと
そこらに差別と区別があって
あくびをして空を見ると
青い地球儀に白い憂鬱
影がいつの間にか伸びている
ボクはこんなに成長したんだ
陽が暮れるころには
...
{引用=位相}
90°進むと生まれいずる者の虹
90°遅れると死に去る者のハリケーン
{引用=ガイア理論}
アンコールワットのほとりで佇む老爺
{引用=土間の麒麟}
...
薫風
紫煙
深呼吸
至福…?
人間は皆初めてを繰り返す
産声
初めて口に含んだ乳首
それから
初めて地上に直立した日
それからも
初めては繰り返される
いちいちあげたら切りがない
そして
そして
そ ...
東日本今日は雨だと言っている西日本には雨は降らない
秋という時の流れの中にいる食べ物よりも紅葉が好き
カラオケで歌うよりも聴くのが好き場の雰囲気を盛り上げ係
急激な寒さで夜中目が覚め ...
遠くに見える公園に
自転車で集まった あの日
緑の草が生えているそこにいた
僕の姿は あの日
苦い味は、僕の舌の上の幻想です
僕が怒り狂って壊したものはきっときっと
償いますから許してくれませんか
苦い味は、僕の感情の元にある特性です
僕がいくら怒り狂い、焦げ落ちたとしても
なに ...
これまでに触れたすべてのものよりも指先こそが遠かったのだ
ひとつひとつの意思が
水滴となって胸の底へと落ち
束の間の王冠を描いて
湖の中で何とも知れぬものへ変わる
彼らの
描く波動
振動
わたしは植物人間のように
寝床で目を見開いて
...
芸術なんてよくわからないけど
愛することぐらいは知ってるつもり
料理は得意じゃないけれど
美味しいかどうかは食べればわかるでしょ?
あなたの悲しみは色を足さなくていい
私に出来る事は安っぽい ...
白い手のひら
ふくらはぎ
満ちて膨らむ
つぼみの時
薄紅いろの
夢をみる
あなたの顔は
只かなしゅん*
*琉球語で「愛する」の意。
手のひらの丘を
橇に乗ったヒグマが滑って行く
なんとなく
ユング派にかかりたいと思う
未来の博物館では
ヒトの剥製が祀られるだろう
良い詩をたくさん知っている
ぼくは不眠症だ ...
もう自分のことはある程度諦めています。この程度かと。まわりを変えることにしました。物事にはいろんな面があるのです。その中で最適になろうと。一方絶対的なものもありそれらの未練を断つことが差しあたっての命 ...
カモシカの瞳は横に長い
猫の目は縦
蝶は複眼で
君の目は丸い
同じ世界をじっと見ている
本日のお品書き~サルベージ~
脛にキズある肉も煮込みけり
京都駅前に「へんこつ」なる店があって、名物が「サルベージ」。サルベージとは何かというと「大鍋のなべ底を浚ったもの」とい ...
体を失った魂が、
どうなるのかは分かりません。
私のこころは
私のこころを
じっと見つめて思う……
そう、
(宇宙の魂と私の魂は今もつながっていると思う)
(地球自体にも魂があると思 ...
冷蔵庫がたまにブーンって
洗面所の電気がブーンって
うるさいから
どういった際に症状が現れますか?
またその際はどのような対応をとりますか?
月にどのくらいの頻度で病院に通っていますか? ...
転倒
坂
林檎
出逢い
期待
坂
落胆
あるいはがらんどうの街に棲む
たまさかさびれた繁華街で遊ぶ
恋の歌は春の猫のように
かなしいやさしい歌だろう
愛は重すぎていつも栄養学的に
分析できないものなのでしょうね
失わ ...
極寒の世界から
春の視界を切り開く
早起きになった
暖かな陽光が
まだ固く閉じている
桜のつぼみたちに
語りかける
さあみんな
もう春だよ
今年は大雪で
ウ ...
自分を無知だと認知する
自分の知っていることは
他人ももう知っていると
錯覚する
自分は自分を知っている
他人もそれを知っている
と思い込みお話しする
当然誰も知らないので
こ ...
一年中買えて
値段も安く
飽きの来ない美味しさ
やわらかくて
歯の負担が少なく
栄養豊富な
すぐれもの
一本づつにわけてから
一本ごとにアイラップを使って
包み込 ...
昔 ベトナムを旅行した日に
戦争歴史博物館に僕は入った
様々な思いを感じさせられながら 展示された写真の数々と
そこで使われたのだと言われる兵器を僕は見ていた
僕はその事実を知ることで ...
古い子守唄では
もう
寝ついてくれないから
巻いてあげましょう
その細い首に
そんな
小さな口の奥から
そんな
細い喉の奥から
どうして
そんなに
...
この勲章はまだ血の味を知らない
群がる民衆
違和感のお陰で拍手で迎え入れられた
長い廊下
リノリウムを蹴った数だけ痛みをかき集め
何もかもそのつもりだけで生きて来た
握る鉄棒の冷たさ
指 ...
イコールの募る恋
いこるのつのるこい
イコールへどんどんと足したどんどんと減る恋
いこるへどんどんとたしたどんどんとへるこい
イコールでなく、辛くぐらつく撫でる ...
桃花の薫る社日に識った酒の味そして兄の聲
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
ピクニックへの餞
道草次郎
散文(批評...
3*
21/3/2 17:02
料理で俳句⑭楊梅(ヤマモモ)
SDGs
俳句
2
21/3/2 14:29
衣がえ
末下りょう
自由詩
0
21/3/2 14:17
日々
パン☆どら
自由詩
1
21/3/2 11:19
スケッチ1
道草次郎
自由詩
3*
21/3/2 8:38
ひととき
ヨロシク
自由詩
0
21/3/2 8:03
初めて その連鎖
こたきひろし
自由詩
2
21/3/2 7:03
暖かい
夏川ゆう
短歌
2
21/3/2 5:35
今、君は…
番田
自由詩
2
21/3/2 1:01
比抵抗の終わり
竜門勇気
自由詩
0
21/3/1 23:50
_
いる
短歌
3
21/3/1 22:06
バッド・インフルエンス
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
21/3/1 21:39
ハーフパイント
妻咲邦香
自由詩
2*
21/3/1 20:58
かなしゅん(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3
21/3/1 20:29
インソムニア
道草次郎
自由詩
6*
21/3/1 18:47
20210228
Naúl
自由詩
0
21/3/1 18:25
目
黒田康之
自由詩
1
21/3/1 18:03
料理で俳句⑬サルベージ
SDGs
俳句
1
21/3/1 14:48
帰る場所
こしごえ
自由詩
1*
21/3/1 10:45
かわいそうだね
入間しゅか
自由詩
2
21/3/1 9:54
夢想
ヨロシク
自由詩
1
21/3/1 7:56
春のうた
梅昆布茶
自由詩
12
21/3/1 6:59
春の視界
st
自由詩
8
21/3/1 5:48
何のサイズか
りゅうさん
自由詩
2*
21/3/1 5:10
バナナ讃歌
st
自由詩
5
21/3/1 3:40
昔ベトナムで
番田
自由詩
5
21/3/1 1:24
多目的公衆便所
北村 守通
自由詩
2
21/3/1 0:43
間違っているのはあなたの方
妻咲邦香
自由詩
0
21/3/1 0:28
ひとしさと愛しさの回文
水宮うみ
自由詩
3*
21/2/28 23:40
治聾酒[都々逸]
46U
伝統定型各...
2
21/2/28 23:16
588
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590
591
592
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