これは墓まで持って行く。
そういうひみつがひとつくらいあるのではなかろうか
わたしにはそれがある。
これは墓まで持って行く、と
目をつむり見つめる

ひみつを見つめたあとに
見あげた空は ...
いつか夢が陽炎を連れて
私の家にやって来る
いつか名前が欲しくなって
夢は私におねだりする
良き日々に良き友達
暦の言葉もまた良くて
お天気だけがまだ揃わずに
飛ばした胞子が遠い町の駅の ...
西の空が晴れた夕暮れには
宵の明星が黄金に輝き
地上から仰ぎ見るそれは
宇宙の高貴を惜しみなく放つ

この星に生まれ
過ごした日々は
ただただ眩暈
余りに早く遠去かり
余りに遠く奥ま ...
キュリキュリと鳴く水車の軸
マドラーを突き入れば排水量はいくらか/
溺れながら辛うじて浴びた日で
瓜の実は熟れて後ははじけるだけ/
バッドラックバラッド朗々と歌ったが
出られない断熱材とホッ ...
○「Aさんは」
Aさんは
いつも一方的である
一人で怒って一人で笑っているという感じだ
相手の気持ちや考えよりも
自分の気持ちや考えを
いつも大事にしている
すぐにいい悪いが先に立つ
...
思い出
付録
ガラクタ

成長
散逸
水の惑星の縁に群れる雲は
答のない問いをささやき
そよ風といっしょに耳をなぜる

私は私の影なので
生き身は自然からのかりもの
魂は何とは言い切れない何かへとつながっている

雪国の
...
一人ぼっちの神様は

人のいない夜

ひとりだけの夢を見ている
出会いとは暴力なのにわたしたちほらまたこうして近づいていく 二〇一七年八月一日 「カサのなか」


いま、きみやから帰った。ラーメン食べて寝る。おやすみ。

 文学極道の詩投稿掲示板に、作品「カサのなか」を投稿しました。よろしければ、ごらんください。 ...
世界の糊代に迷い込み、四方八方、己の居場所とはまるで違う有様で、色の薄い一日が繰り返される、精神異常者が見る見境の無い夢のような日常の中で、思考は数十年放置された廃屋の窓ガラスのようにひび割れ、所 ... 炭酸ジュースしゃかしゃか振ってプシュッ た ら、あ
シュワッ 近未来

キリンみたい 、な
水銀灯の 塗り絵みたいな光のなかを
コンビニ袋が
虫の知らせみたいに応答して
海の ...
語られた言葉のあとで浮きあがる 静寂 目線 寂しい体

ふれられてふれてなお泳ぐ肌 これより遠くに行けはしないね
日本経済一流、政治は三流といわれた時代は既に昔の話だけど、
理解できるかスポーツの世界から個人の力で日本を支えてきた。
野茂、イチロー、澤、羽生、そして、コロナの今は大谷翔平だ。
彼を比較す ...
    
       傘を見たものは言う

       尖っているやつだね
       いや、丸かった
       いやいや、三角だった
       短くなかったか
...
投げやりな店員に思う
お客様は神様だから
何をやっても許すだと?
神様だから慈悲深く
人の心を読めるだと?

投げやりな店員は思う
お客様は神様だから
何をやっても許すよね?
神様な ...
窓を開けると
爽やかな風が

夏の終わりを告げる
秋の臭いを運んでくる

お盆の頃にやって来た
小さな台風が

まるで
神風のように

この北国の
焼けつく夏から

熱さ ...
     手を伸ばしても、伸ばしても
     掴めないやさしさに
     伸ばした指先に
     宿るかなしみ
     声にだすことも、
     泣くこともできず
...
君は世界がポジティブでないと
我慢がならない
好きな絵本に
好きな音楽
好きなパパ・ママ
好きなおっぱい
好きが周りにいっぱいでないと
激しく泣いてしまうんだ
君は世界がポジティブであ ...
余計なものなんて無いね
自分の手に余るだけで
全部有って良いと思ってる

だから
けして値踏みしているわけじゃないよ



私は昔
仲良くできる人の数は10人が限度だって
本気で ...
 青い月頭に降り注ぐ宵の口

 パグの群れ牡蠣にしか見えず

 本の1ページ欠け全てを失う

 日記書く間に寝落ちし朝まで

 何の役にも立たぬ経験ばかり積み
私の眼には穴が空いている

見たものは
眼から入って胃に落ちる


桜が散ってから
咲いてたと気付き


雪が舞ってから
寒くなったと実感し


カラスの声も聞こえないまま ...
雨が降る
夜更けの街に
濡れていく
ひたすらの闇
広がって
向かいの家に
点る灯り
故郷のように
懐かしく
忙しく動く人影が
家族の居場所を
教えている

ひたすらに
広が ...
テキストのむこうに生身の人がいる、と言い切れるのもいつまでだろう 見つけた新しいお店は、
今や入れ食い状態で、
遊んでも遊んでもハズレがない
昨日の女の子も良かった
だけども、ハズレのないガチャガチャが楽しくないように、
これでいいのだろうかと、
戸 ...
出したい詩は
たくさんあるが
出したいタイミングは
今じゃない
今ではない

まとめたい詩は
たくさんあるが
まとめたいタイミングは
今じゃない
今ではない

出し惜しみ? ...
 生栗の皮むきというのをやってみたくて、お勤め品のを買ってきた。
 実家では、「危ないから」とさせてもらえなかったので、どきどきする。
 水で3時間ふやかし、まな板の上でざらざらした尻をちょいと落 ...
ため息の重さで溢れる夜を抱き
わたしよ明日こそ私であれ
○「自殺」
つまらない
というただそれだけで
死にたくなったりするようです
家庭がつまらない
学校がつまらない
仕事がつまらない

○「妬み」
妬みは
知らないうちに買っているから ...
いつ
どうなるか
わからん
残りの人生

亡くなった同級生
入院中の同級生
重い病気と闘っている同級生
数知れず

腹をすえて
一日、一日
生きていかなければいけない
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
どこかのこここしごえ自由詩7*21/9/6 13:46
妻咲邦香自由詩121/9/6 13:09
黄金ひだかたけし自由詩521/9/6 12:30
なけま、たへ...自由詩121/9/6 12:14
独り言9.6zenyam...自由詩1*21/9/6 11:25
宝物ヨロシク自由詩021/9/6 7:59
水影こしごえ自由詩8*21/9/6 7:07
一人水宮うみ短歌1*21/9/6 6:29
_いる短歌121/9/6 3:08
詩の日めくり 二〇一七年八月一日─三十一日田中宏輔自由詩11*21/9/6 1:37
あぶれものホロウ・シカ...自由詩4*21/9/5 14:58
リヴィジョン / ある女の子篇末下りょう自由詩2*21/9/5 14:50
はるな短歌121/9/5 13:50
アスリートは伝えたがっている足立らどみ散文(批評...221/9/5 13:44
記憶の棘石田とわ自由詩521/9/5 8:46
カスタマーハラスメントイオン自由詩021/9/5 8:44
夏の終わりst自由詩621/9/5 8:38
指先石田とわ自由詩421/9/5 7:19
ポジティブ葉leaf自由詩021/9/5 5:31
不器用トジコ自由詩221/9/5 3:46
自由律俳句「食べられる退屈」(96)遊羽俳句2*21/9/5 3:19
節穴トジコ自由詩121/9/5 2:04
雨降る夜にひだかたけし自由詩5*21/9/5 0:48
_いる短歌021/9/4 23:17
祈りと悲しみはだいろ自由詩021/9/4 21:59
感覚に感性に 素直に忠実に 間隔が空こうとも、完成が遠退こう ...komase...自由詩021/9/4 20:04
生栗福岡サク散文(批評...421/9/4 17:45
はるな短歌221/9/4 17:37
独り言9.4zenyam...自由詩1*21/9/4 16:50
コロナ下の終活自由詩021/9/4 16:35

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