階段の上に立つと眺めがいい
どこまでもずっと見通せる
そうしてどの階段にも
またその後ろに秘密の階段がある
それが素敵だ
雨音
焦燥
問いかけ
閉塞感
晴れ間
つまらない物語りを懐かしい親愛なる君へ
村が危機のとき
残り日数わずか
偶然のルーンは
動き出している
金のことにしか
興味をしめせぬ
亡者はいらない
それでいいんだ
つまらない ...
神様、わたしを知ってるかい?
何度か願った者だけど
神様、わたしを知ってるかい?
なんだい、なんだい、
忙しいかい?
優先順位があるのかい?
うまれた順かい?背の順かい?
もういいか ...
夜の感覚に浮かぶ
青い川
この街の過去
また夜が来て
うつらうつら
いつしか夢見の独り床、
深層心理が物語る
映像群に終わりなく
私ははっと目覚めては
ぼうっと天井仰ぎ見る
遠い遠い異郷の地
父母と歩む未知の道
...
薄暗い穴ぐらの奥まった 最も深い底の底
そこにわたしは置いてきた
窮迫したこわもての告訴状
かれらと千切れた
たったひとつの千言を
どうしてもかれらに届けなければならない
いちばん尊い言伝 ...
珍しい生きものの話をした
緩くたわむ線を、結ぶように
どのように祈ってもいい
僕らの
広い部屋で
綺麗にこわれた模型と
名前のない戦争のこと
古い音楽は好きですか
遠ざ ...
星ひとつ分の光がありました
くまさんが秘密の蜂蜜見つめてる
詩的な酢飲んで、酢的な詩を読むよ
わたしと同じ声質の犬ですね
きみを夢見てい ...
極薄の袋につめてもう少しあたたかくなくなるまで待とう
緩やかに
空気が流れる
弥生の宵、
懐かしい匂い
鼻腔を巡り
大気圏から降って来る
息吹く命の源を
ゆっくり静かに呼吸する
ああ、魂はうっとりと
息吹く命の香に包まれ
何 ...
鏡の前でなら正直になれるよと
その子は涙を拭った
真っ直ぐに見れない目が
ある筈だった日々を引き寄せて
手離せないでいるその指を
ひとつひとつ解しながら
私にだけ教えてくれた気持ちは
も ...
たらっと
鼻水がながれた
コロナか
花粉か
風が吹き
雨が降った
疑うこともなく
春になった
どうせ毎年
ろくでもないことが起きる
それでなければ
わたし ...
冬の檻のなか
白一色に閉じこめられて
どんどん貯まった
色彩たちのエネルギー
春の息吹が
その導火線に火をつける
フキノトウで始まった
ささやかな爆発は
淡い
新 ...
昔の言い伝えがあり
その中で猫が眠っている
誰も登場しないその物語は
いつしか忘れ去られて消える
風の噂で
あの森に美女が眠ると誰かが言った
白いタイツの王子は馬に乗る
にゃあと鳴いたそ ...
本日のお品書き~煮凝り~
煮凝りや一途は愚かさにあらず
それをどこで覚えたのか、いつ知ったのか、それが真実かどうかはわからないが、魚の料理法は「一焼き、二生(刺身)、三蒸し、四 ...
我々に出来ることは待つこと以外にあるだろうか。
我々に出来ることは歩くこと以外にあるだろうか。
我々に出来ることは生きること以外にあるだろうか。
※
読む事の中に立ち込める不安の霧に透 ...
ルール
平和
不器用
退屈
幸せ
願望
私は風
じゃなくて
空から落ちてくる
水滴の類い
じゃなくて
真っ青な空で
吠える太陽
である筈がない
かと言って
私は幕末の若いサムライ
或いは
サムライが恋慕する商家の美 ...
一晩中軒がガタガタとなっている
大きな手が壁を叩くような音がする
このまま屋根がなくなりそうだ
この屋根が飛ばされたなら
ボクもボクの暮らしも無防備になる
これが自由ということであればだが
...
思い描いていた光は
夕方の 路地
公園の景色が暮れていく感覚と
ピストン西沢のかける音楽
作り物の三味線で薄ぺらだな じょんがら節を叩き奏でる
あばらの浮き出た痩せぎすの 体から赤い褌 いのちの証
飛び跳ねる のた打ち回り くるくるくるくるくる狂う
縮こまる 這いずり回り どろど ...
知能テストをした
浜辺を歩く二人の女の子の片方には足跡が無い
馬はどこを見てもまとも
犬の散歩をしているご婦人の影が太陽に背いている
蛙と牛に共通するのは?
「ウシガエル」
冬眠と ...
蛸が自分の足を食べて 生き延びるみたいに
赤字続きで国鉄は ローカル線を廃止した
頭だけになっても 足はいつかは生えてくると
だけど本当の狙いは 頭のすげ替えだったのさ
働く人の暮らしを守 ...
何を語り歌おうか 客の入りを気にして
退屈を履きながら 彼方此方をウロウロする
どうでも良い事ばかり 話し合い打合せ
生きてる証欲しくて 迷いながら聞いてた
そうして俺は今日も 出鱈目を叫ぶ
...
もし戻れるとしたら、いつがいいだろう?
遠回りしたなんて思いたくないから
黄昏時を好きになった
誰だって最後は自分が一番可愛い
結局落ち着くとこはそこ
悲しい出来事が増えて、またひとりが好き ...
肉体を脱ぎたいのだがあいにくと私が外側にいるもので
降り止まない雨が
心の奥底に言葉を溢れさせ
魂の隙間から
零れ落ちるような光滴たち
無数に煌めき散逸する
終わらない旅路の果てに
訪れるもの一つ
想い描けないなら
何億もの地上の眼を掃 ...
川の向こう側にある
瓦屋根の
民家の壁に、ひとつ
白いマークがありました
それは鈴の姿をしており
風が吹くと
小さな余白の中から
音のない音が聴こえます
ちりりん ちりりん ...
きみが静かになるまでに世界はこれだけ収縮しました。
世界と反比例して大きくなったことを恥じることはありませんが、
一個の点、
一個の円、
一個の球、
と等しい力関係をもった一方通行の標識は守 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
階段の上
黒田康之
自由詩
4
21/3/4 9:06
塞
ヨロシク
自由詩
0
21/3/4 8:09
つまらない物語りを懐かしい親愛なる君へ
足立らどみ
自由詩
2
21/3/4 5:27
神様、
高山夕
自由詩
2
21/3/4 1:44
散策
番田
自由詩
0
21/3/4 1:30
夢現
ひだかたけし
自由詩
4
21/3/4 0:30
穴ぐらと重力
天寧
自由詩
2
21/3/3 22:42
people
ねことら
自由詩
3
21/3/3 22:06
歳月を経てお月様また見上げ
水宮うみ
川柳
1*
21/3/3 20:10
_
いる
短歌
1
21/3/3 19:46
来る春
ひだかたけし
自由詩
8
21/3/3 19:35
Diver
妻咲邦香
自由詩
3
21/3/3 17:14
弥生の春
ナンモナイデ...
自由詩
3*
21/3/3 14:00
色彩のダイナマイト
st
自由詩
5
21/3/3 9:51
眠れる森の猫
パン☆どら
自由詩
0
21/3/3 9:49
料理で俳句⑮煮凝り
SDGs
俳句
1
21/3/3 9:40
3.3.メモ
道草次郎
散文(批評...
3*
21/3/3 9:39
持っているもの
ヨロシク
自由詩
1
21/3/3 8:04
明かりと灯り
こたきひろし
自由詩
4
21/3/3 7:24
嵐
黒田康之
自由詩
1
21/3/3 4:58
部屋のまどろみ
番田
自由詩
0
21/3/3 0:58
鬼の踊り
板谷みきょう
自由詩
1*
21/3/2 23:17
知能テスト
道草次郎
自由詩
1*
21/3/2 22:40
青空の下で
板谷みきょう
自由詩
0
21/3/2 22:21
Singing
〃
自由詩
0
21/3/2 22:19
下を向いて歩こう
妻咲邦香
自由詩
0
21/3/2 22:18
_
いる
短歌
3
21/3/2 22:17
Across The Universe
ひだかたけし
自由詩
5*
21/3/2 20:22
鈴の音
服部 剛
自由詩
1
21/3/2 19:22
球体の詩
入間しゅか
自由詩
2
21/3/2 19:11
587
588
589
590
591
592
593
594
595
596
597
598
599
600
601
602
603
604
605
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607
608
609
610
611
612
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627
3.84sec.