ワードの画面との
にらめっこは飽きたので
とにかく何かを書いてみよう
音楽ソフトを起動して
クラッシックの曲をかける
電子タバコの吸引器に
ニコチン入りのリキッドを補充する
天然グリコー ...
二〇一七年十二月一日 「みかんの皮」
こんな時間にどうしたの
そう訊くと彼は
考え事をしていて出てきたんです
こんな時間まで起きて何を考えてたの
ってさらに訊くと彼は
数 ...
○登ってくる山ガールを
休むふりして
じっくり眺める
○すれ違いざまに
声をかけてみる
山ガールに
○山ガールの
「おはようございます」に
元気をもらう
○山ガール
見 ...
5月の連休に韓国岳に登った
山頂はいつもの10倍ぐらいのにぎわいであった
山頂では若者たちが
あちこちでいろんなポーズで
自撮りしていた
僕も今春初めて自撮りというものをやってみた
発電所 ...
救急車に轢かれた
ひとり火事を消す
減った里山の分紅葉あかあか
あの頃もっと寅さんの気持ちがわかっていた
目が合えば気があると思う
昔僕の会社に通っていた道を、今日は歩いていたのだ。近々、この街から引っ越すことを決めていたからである。その、引っ越す理由は、特にあったわけではないのだが、ぼんやりと僕は歩いていた。昔は、ほんの片時でさ ...
角を曲がる
これが幾つ目かわからない
そこに壁があり 外と
間とがあるから
区切ることは生活の基本だ
囲むことも
その中でなら
酒に漬けられた桔梗の根のような
人らしい行いをしてい ...
哀しみのステップ踏みながら
いずれ遠ざかり消えてゆく
大きな爪痕をこの界に残し
大きな爪痕をあの界に携え
途方に暮れて消えてゆく
)自分は場違いだって気がするかい?
)自分は意味のない ...
カーテンを引くように目を閉じたとて中の自分が見えてくるだけ
悲鳴の在り方を、お前は、事細かに説明する、無意味だ、喋る価値もないようなものだ、俺はそんなものに興味はない、お前のそんな話を聞いていても仕方がない、けれどお前は喋り続ける、何かにとり憑かれたみたい ...
あの頃より孤独でないのは
独りでいられるほど
傷が浅くなかったからなのか
独りでいればいるほど
その痛みが強くなったからなのか
常識のように語られる言葉では
何 ...
ハンカチ王子の
第二の人生は
やはりハンカチのブランド
「ユウキ・サイトウ」
を立ち上げるべきだと思う
甲子園での振る舞いは
その布石だと思っていたのに
大学、プロと進むうちに
ハンカ ...
足が地に
と声を出す
前に
動いてしまう
大切なことを
置き去りにして
うごめいている
ガヤガヤは
まとまる力で
形をととのえ
言葉に変わり
ハイ、ドゥ、ハイ、ドゥ
...
自らを裁く法廷では花火が上がり始める
どどーん
おれは負けまいと声を張り上げる
被告は! ドーン、パ!
自分をいい人間だと思っているド、ドーンパ、
パンパンパン
他人の心臓を移植された人間 ...
安楽死を認める認めないで
世界の国々で見解が分れている
安楽死を認める国では
人は死んだらすべて終わりという
考えだという
安楽死を認めない国では
人は死んでも生き続けるという
...
持て余すではなく弄ぶ
徒然に
雨垂れの独白を
聞き入るでもなく聞き流し
滴る血の鯨肉
アメリカの小説を想う
コロナという病が流行り出したころ
あおりを食ってコロナビールが ...
網戸の外は青い空
網戸の内は灰の心
青はあくまで深さ増し
鬱はどうにもどん底で
世界と私は無関係
私が無くとも世界は続く
ああ、全くそれなのに
涼風が肌を不意に撫でる
その ...
詩を書いていると
言葉で迷路を
作っているみたいな
錯覚を覚える
出口のない迷路
誰にあてたか分からない手紙
答えのない問いかけ
往くあてのない散歩
そ ...
人生の走行距離はもう僅かかもしれないが
スーパーカブ程好きな乗り物は無いと思っている
角栄大臣の日本列島改造論で大陸との現実の橋ができていたら
スーパーカブに跨って日本のあるはずもない誇りな ...
そして
夜が更けるのでしょう
あなたたちの
一日を削り取った砂漠の中で
この街はいつも
極彩色の鳥が飛び交う風が吹く
魂の声はかすかに聴こえるか?
ゆっくり生きてゆく ...
古いふるいOSが
今も現役だと叫ぶように
ある日
その存在価値を主張した
というのは
20年以上も前の
もう使わなくなったデジカメを取り出して
ちょっと動かしてみたら
全く ...
後払い通販で買ったサンマの蒲焼の缶詰を
コーラのあてにして一つ食べた
ことのほか美味しかったので
早速、キムチと一緒に
晩御飯のおかずにして食べた
カレーが連続していたので
より美味しく感 ...
不明の足跡
苦悩する僕らの憂鬱
なんだかんだで
クソを殺せばいいんだろ
燃え上がったらしい
どこかのモーター
不明の足跡がうちまで続いてってる
ねじれた窓
別々の箱に入れて
...
あまりにも人と世界が多すぎてすうっと消したくなることもある
ふと込み上げた切なさが
とどまるところを知らず
ほとばしるほどの
この感情の名前を知らず
どうすることもできず
戸惑うばかりの時間が過ぎゆく
真夜中が訪れるほんの少し前
ほんのりと輝 ...
ひっきりなしにしゃべっている
ひっきりなしにしゃべっている
沈黙の間が恐いのか
それは確実にやって来る
それは傍らに忍び寄り
それは傍らに息づいて
沈黙の間を押し広げ
未知なる問 ...
自分と誰かを比べて
育たない森の中で
迷った日々は暗かった
腕を組んだり
足を曲げたり
時間の逆へと
進みたくなる
ピカソに会えたら
僕の心は
ルーブル美術館にあるはずだ ...
せめて好きな人がいればよかった。
頑張れる理由があったらがんばる意味がある。
私にはいないし、これからもすぐにはできそうもない。
いつまで好きな人がいない暮らしが続くのだろう
プールの天井を見つめれば
そこは宇宙
光の乱反射は
全ての思考を超えていく
わたしは水面に
ただ浮かんでいる
E=mc²
アインシュタインの直観は
多分正しかった
わ ...
ベンチよりも
ブランコがいい
想いきり漕いで空まで行けるかと錯覚し
失速して引き戻される
そしてまた反動で舞い上がる
思いもよらない高さまで
雲梯をコツコツのぼる握力も根気もな ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
煤けた部屋で、ひとり祈る
ジム・プリマ...
自由詩
2*
21/10/4 15:43
詩の日めくり 二〇一七年十二月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
11*
21/10/4 12:49
登山独り言
zenyam...
自由詩
1*
21/10/4 11:09
ジドリ
〃
自由詩
2*
21/10/4 10:57
自由律俳句「食べられる退屈」(119)
遊羽
俳句
0
21/10/4 4:20
長かった街で
番田
散文(批評...
0
21/10/4 1:24
角
いる
自由詩
3
21/10/3 23:47
フェイド・アウト
ひだかたけし
自由詩
4
21/10/3 23:10
_
いる
短歌
0
21/10/3 23:06
悪い飲みかたの話
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
21/10/3 22:08
言の葉
静
自由詩
2
21/10/3 21:30
第二の人生
花形新次
自由詩
1
21/10/3 18:52
地足
足立らどみ
自由詩
4
21/10/3 18:48
決着をつけない勝負をしている
ゼッケン
自由詩
2
21/10/3 15:50
安楽死
イオン
自由詩
1*
21/10/3 14:40
徒然に散文的詠歎を
ただのみきや
自由詩
3*
21/10/3 13:48
鬱と青
ひだかたけし
自由詩
12*
21/10/3 13:44
秋の日の昼下がり
ジム・プリマ...
自由詩
2*
21/10/3 13:22
スーパーカブ讃歌
梅昆布茶
自由詩
16
21/10/3 10:03
真白なリボン
秋葉竹
自由詩
3
21/10/3 8:27
どんなものにも価値がある
st
自由詩
3
21/10/3 7:13
今日は悪くない一日だったと思う
ジム・プリマ...
自由詩
1*
21/10/3 5:13
腐ったまつげ
竜門勇気
自由詩
1*
21/10/3 4:24
_
いる
短歌
0
21/10/2 23:19
迷言は今宵も
坂本瞳子
自由詩
1
21/10/2 22:47
TVピープル
ひだかたけし
自由詩
4
21/10/2 22:12
僕の色
ミナト 螢
自由詩
1
21/10/2 19:47
トンネル
杏っ子
自由詩
1
21/10/2 18:43
温水プール
TwoRiv...
自由詩
10*
21/10/2 18:14
ブランコ
Lucy
自由詩
5*
21/10/2 16:38
586
587
588
589
590
591
592
593
594
595
596
597
598
599
600
601
602
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617
618
619
620
621
622
623
624
625
626
加筆訂正:
徒然に散文的詠歎を
/
ただのみきや
[21/10/3 14:00]
かなり誤字脱字修正
3.27sec.