月がどこに出ているのかも
今日は満月なのかも
どうでもいいような暮らしも
それでよいのならいいのかもしれない
同感
同調
こころが向く
話に耳を傾ける
その人の世界を訪問する
...
今日の空はキレイでした
私は
雲海の中に忘れ物をしました
それは一匹の犬からもらった
大きな 大きな
夢
幼い私に
沢山の喜びをくれた
沢 ...
雷鳴に少し怯えて
ようやく雨が遠ざかると
いつしか黄身色の月が
丸く夏の宵を告げる
湿度が首筋に貼りついて
ついさっき流れた汗を思う
狡猾な二本の腕を
互いの背に回して
策略の ...
すき
昨日のあんたより
今日のほうが
今日よりも
明日のあんたのほうが
すき
多分……
老人が時代のブームに乗っかって 変な名前の喫茶店を開いた
老人は寂しかった 妻に先立たれ 一人ぼっち
喫茶店には人が集まる 活気に満ち溢れる店内
そのざわめきが 老人の心を癒し 笑顔を取り戻す要 ...
君らは信じている
「明日も必ず同じ朝が」
果たしてどうだろうか
もしかしたら
我らの世界は
{ルビ薄い盾=シールド}で覆われていて
極めて脆い守護で
それはもしかしたら
いとも容易 ...
学校は好きですか?
生活アンケートにある項目だね
いつもワンパターンで飽き飽きする
先生だってきっと飽きているんじゃないかな
そんな事を思いながら、白紙のアンケートで紙飛行機を折る
...
もろもろの ゆめの
尾をひいて ひろがる
きずぐちを
つぶさに なめながら
たち去って ゆく
肌の全部が
湿った薄い膜で被われて
少しの息苦しさで
満ちている午後
畳の跡がついてしまうかしら
そう思いながらも
まるで猫の昼寝の如く
時折どこからか吹いてくる風で
意識を保って ...
引越をした日は、
青空だった。
近所の空き地の、
壁に、ボールをぶつけ、
グローブで受けとる。
ひとりで遊ぶわたしに、
アキラとリョウが、
笑みを浮かべ、声をかけてきた。
初登校の ...
時代は廻り廻る
何も残さない
甘い思い出
辛い出来事
笑顔は社会の
基本
怒りは社会の
敵
スポーツで汗を
流し
今日も昼寝をする
洗濯物をする
N・Kに
魚がいる
魚についばまれている
ちいさな
魚たちに
僕は部屋 ...
国道の景色はどこも同じ
と
見通しの悪い道をくねって行くと
小さなお宮の前の辻に出た
車のタイヤが2本立っている
ごく普通のもので/新品で ...
夏が来ると
波が立って
春の子供達が
息を切らせて
砂浜を駆けてゆく
走るのは
寒いからではない
嬉しくて走るのだ
水遊びに行くのだ
息を切らせて
水遊び?
今になり気がつい ...
壁に塗り込められてしまった!
この近在では、向かふところ敵無しの大やもりの俺様が、あらうことか漆喰の中に閉ぢ込められ、身動きがとれなくなってしまった。
このボロ家に迷ひ込んだのが運の尽きだった ...
暑い日だった
目覚めのベッドは僕のにおいで湿ってた
喉がカラカラだった
コップの水をかるく舐めたら
少し、ぬるい
鏡に映るはだかのおとこ
汗 ...
明日の花火大会の知らせがコンビニの壁に貼られていた
家からそれほど遠くないけど行く気がしない
それは単純に仕事の疲れなのかな?
社会人という存在だからなのだろうか・・・
数年前の大学時代
...
知ってる
きみが「信じて」と言う時は
訳もなく泣きそうな時だってこと
微笑みかけて髪をなぜれば
ほら、もうどうだっていいだろ
此処には真実なんて無いんだから
あの丘に埋められた死体には ...
通り雨がきらきら光り
僕の目に髪に肩に降りかかる
誰もいない薔薇園にひとり
堅く閉ざされた空を見つめていた
傘もささずに僕は
風に心をさらされたまま
果たされなかった約束は
いま ...
ふたつの火の間に
煙は消える
いとおしさ
うなづく いとおしさ
風のない日の
指をすぎるいとおしさ
見るまに変わりゆくものの
とどまらぬ今をたしかめるように
せわし ...
#41
青い瞳からは
青い涙が
こぼれるものだと
思っていました
#42
オリジナルという名のコピー
コピーとしてのオリジナル
オリジナルなコピー
...
ぼくは詩を書きたい
退屈とはすべてのことから
自分を逃げ出した苦痛の1つである
今日もまた
朝の散歩をしていると
退屈に出会いました
普通すぎるくらい普通な
朝の散歩は
...
誘惑の小波が揺れる
今日も行く孤独な魂抱えながら
時の鐘が鳴り
天使の歌声が天空を揺るがす
見たこともない
逢った事も無い
蜃気楼の先に浮かぶのは
僕のもう ...
彼方からの気流にのって 届いたそれを
あのひとは
夏だと言った
わたしにとって
わたしの知らない、どこか
遠い場所で あのひとが
笑ったり、泣いたり、しているということは
あ ...
ひとり立ってた。
ひとり待ってた。
誰も居なかった。
誰も来なかった。
ひとり
待ってた。
空は晴れてた。
雨が降ってた。
ひとり
頬にぽつり ...
ほら そこがもう出口だ
そう聞いて気を抜いた瞬間に
光る手がやってきて僕をつまみ去った
残ったのは真っ暗な夜だけだった
深い水の中でラジオが鳴っている
口からこぼれる泡が宝石に変わっていく
ラストシーンだけが続いていく
水の中は記憶が溢れていて
時間を逆さまにする
温かい光の中を
二列に並んだ子供たちが
手をつないで歩いていた
先頭の先生は
ときどき振り向いて
おしゃべりしている子や
ちゃんと歩かない子を注意する
注意された子供は
一番う ...
まだ世界が眠っている頃
ふと眼を覚ました
静かな声で僕を呼ぶ
僕自身の声
僕は歩き出そうとしている
何処にも行きたくないのに
雨が熱した世界を冷まそうとしている
僕が歩いている事を誰も知 ...
期待なんてしないほど
大人になんてなれないから
寂しくなってしまうんだ。
期待に答えてなんていわないから
返事くらい欲しいって言うのは
期待だろうか。
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
麦茶
蒼木りん
未詩・独白
4
06/7/13 23:38
小さな物語
黒花
自由詩
3*
06/7/13 23:23
月と獣
銀猫
自由詩
21*
06/7/13 23:20
_
しいこ。
自由詩
2*
06/7/13 23:07
喫茶店プラネタリウム
狩心
自由詩
3*
06/7/13 23:05
こころ
宙空 心
自由詩
1*
06/7/13 22:59
つらつらと思うままに
fuchsi...
未詩・独白
0
06/7/13 22:13
そろもん(彗星の話)
みつべえ
自由詩
3
06/7/13 22:06
石榴の花と黒揚羽
LEO
自由詩
21*
06/7/13 21:51
転校生
光冨郁也
自由詩
16
06/7/13 20:45
廻る
ペポパンプ
自由詩
4*
06/7/13 20:00
AUSENCIA
水在らあらあ
自由詩
23*
06/7/13 19:25
坂道ー裸トカゲ
あおば
自由詩
4*
06/7/13 19:08
鳥羽の夏
〃
未詩・独白
5*
06/7/13 19:00
やもりの首
三州生桑
自由詩
4
06/7/13 18:47
暑い日だった
千波 一也
自由詩
13*
06/7/13 18:43
一週間 ー木曜日ー
海月
自由詩
1*
06/7/13 17:40
正しい街
なるせ
自由詩
2
06/7/13 15:09
恋の名残りに
石瀬琳々
自由詩
7*
06/7/13 14:54
けだものと子(火の地)
木立 悟
自由詩
5
06/7/13 13:43
フラグメンツ(リプライズ) #41〜50
大覚アキラ
自由詩
10
06/7/13 13:25
ぽえむ君−退屈−
ぽえむ君
自由詩
3*
06/7/13 12:39
汚れたシャツ
山崎 風雅
自由詩
4*
06/7/13 12:00
透けていく、夏
望月 ゆき
自由詩
42*
06/7/13 11:34
羊水
朽木 裕
自由詩
2*
06/7/13 10:59
出口を指し示す男
436
携帯写真+...
2*
06/7/13 10:32
塩水
green ...
自由詩
3
06/7/13 10:10
春の遠足
たもつ
自由詩
8
06/7/13 9:43
笛
green ...
自由詩
2
06/7/13 9:18
期待なんてしないから。
プル式
未詩・独白
1*
06/7/13 7:50
6122
6123
6124
6125
6126
6127
6128
6129
6130
6131
6132
6133
6134
6135
6136
6137
6138
6139
6140
6141
6142
6143
6144
6145
6146
6147
6148
6149
6150
6151
6152
6153
6154
6155
6156
6157
6158
6159
6160
6161
6162
7.43sec.