ある日、大切 な 何か
が、 砕け落ち、、
粉々 に 散らばった 欠片 に
蟻 が たくさん 集まって
スイートな 記憶 を
はこぶ、ヒマワリ の みち
蟻の行列は虎ノ門までつづき、
...
日曜の午後はいつもそうしている
適度な速さ、心地よい風があればいつでも死ねるから
ひたすらに距離を減らしていく、どこに行くのかもわからないのに
戻る場所はいらない、鮮やかな夢もいらない
だから ...
ぼくは詩人
時代とともに文化は育ち
文化とともに時代は移る
今日もまた
夜の散歩をしていると
文化の哲学に出会いました
過去に消滅した文化は
現在を創造する文化に
押し ...
ピアノは
閉じたまま
あの人さえ
わかってくれないんですよ
行きたいほうへ
向かせてもらえない
いつだって
わたしの肩をつかんで
行きたくない方へ向かされる
それが当たり ...
夜に、時々の夜に
震えるほどに凍えてしまう私なので
留まるために何度か
君を殺したことがある
深い深い、寝息
子守唄はいつもどこから来て
どこへ行くのだろう
私たちは何が怖くて
寄 ...
灼熱の太陽の光線
木陰を探して歩く道
自由に憧れながら
部屋の一室にしがみついてる
心はコロコロ変るし
警笛の音に心震わす
救急車が目の前を通り過ぎる
今の生 ...
それは壊れやすいものでできていた
シャボンの玉のように
危うげに
きらきらと
風に舞いながら
全てに優しく見えた
時には硝子のように
透明であったり
曇ってしまったり
一度壊 ...
肩落として服でも選んでいるとき
迷信信じて 鏡割れぬとき
また私は 誰かの目線を頼ろうと
あふれる色の声を かき混ぜて
バケツを逆さにして
私の時間が止まる
居留守のドアと
逆さ ...
一.
潮風が
子らの顔を
歓迎す
優しい匂いは
どこか懐かしく
私の心を
浮き立たす
楽しい思い出は
何年たっても
色あせぬ
わたしも
むかし
子供だった
...
確かに泣きながら
彼女は確かに声を押し殺し
誰にも気づかれないかと怯えながら泣いていた
薄い壁の向こう側で彼女の淡い恋が砕け散ったのだ
本当に可愛く綺麗になったと
それがある日
...
この花に
この色に
何度 なぐさめられただろう
おくさん わたしね
まいにち あぶられ
むされて もはや
なまもので ないから
あんしんして たべて
一人布団の中で
胎児のようにまるく
怖いものから隠れるように
窓の外では遠くの夜の祭ばやしが
細く、けれど決して途切れず手招きしている
ますますしっかりと布団を抱き寄せ
耳を押 ...
僕は僕それいがいなんでもない
僕の鎖で絡まれた心は矛先は
常に君の方向を示している
君は僕のことなんか一つも知らないけど
僕は君のことならなんでも知ってるつもりだよ
偶然 ...
月の光がさしこんでいる
誰もいない部屋
片隅で
灰色猫が爪を研ぐ
テーブルの上には
開封されることのない手紙
赤い切手の消印は───
窓の外を
遠い汽笛が通り過ぎてゆく
...
聖フランチェスコはイタリアの裕福な商人の子として生まれました。
フランチェスコが青年になったとき、キリスト教の聖地、エルサレムがイスラム教徒に奪われたために、ローマ法王の命により、エルサレム奪還 ...
ひとたびの雷鳴を合図に
夏は堰を切って
日向にまばゆく流れ込む
其処ここの屋根は銀灰色に眩しく反射して
昨日まで主役だった紫陽花は
向日葵の待ちわびていた陽射しに
少しずつ紫を忘れる
...
休みだからと昼間で寝むれる
と、夜更かしをした
そのために目覚めたら頭痛がして
さらに眠りに付いた
同窓会の予定が数週間前に届いていた
そんなことを思い出して手紙を探す
約束の日取りは ...
なめこの通り道である遠いメモリーの輪郭に
ななめのビルの
切れ込みがいくつもあるから
ずっと
ほおばっていてよ
馬鹿になるから
ただいまの原 ...
雨の祭典で
太鼓が鳴り
気が薄らぐ
植物が喜ぶ
スコールが降り
光の祭典で
電気が走る
風が吹いて
大粒の雨、雨、雨、
ずぶ濡れの女子高生
音の祭典
子供が怖れ騒ぐ雨
夕立や子猫の腐る竹林
重き夜や夏に狂うて血のちぎり
うたも絵も美しくあれ夏の闇
病んでなほざくろの花は輝けり
筆先に落つる泪や花ざくろ
しづけさやプールに沈む我がいのち
...
今日もまた朝日を浴びて
体のスイッチが 入る
巡ってゆく生命
その先にあるものを求めて
水平線の
地平線の
その向こうから陽は昇る
ただの一度も 途切れることはしないで
あと何 ...
山よりも高く雲は聳えて
雲は天蓋として
瞬く間に紺碧の空を覆う
燃え立つような風が
一瞬にして地表の全てのものを清めると
卒然として雹
雹!
瑠璃色の雹がアスファルトに砕け
赤土に食い ...
http://www.minc.ne.jp/~kaworu/100.htm
その名の通り、100のお題です。
私はこれを詩(主にソネット)によって消化し、2007年3月末日までに終わらせること ...
ゼウスが来た
ある暑い昼に
いきなり
雷霆ふりかざして
洗濯物を取り込め
自転車にカバーかけろ
ゼウスが過ぎ去った
何事もなかったかのように
アポロン呼んで
ゼウ ...
自爆テロも利権がらみの戦争もそれぞれの正義
死んだ後の世界なんかねえんだぜ
そう思えばみんなイーブンだろう
他にもっとやることあるだろうバカめ
↑
と日本人の僕が書いて
...
夏は容易く永遠を擬態するので
僕らの意識の最も敏感な部位は
いつでも眩暈に侵されたままだ
神様、助けてください
私の心の中は嫉妬心でいっぱいです
嫉妬心をこころの中にとどめておくことが出来ません
人のことが羨ましくて、羨ましくて
どうしてこうなんでしょう
自分も恵まれているこ ...
ぼくは詩を書きたい
名もないものは名がなくとも
永遠を繰り返す
今日もまた
朝の散歩をしていると
夏の川に出会いました
名もなき川に流れゆく
銀の雫を創りつつ
風に吹か ...
全ての孤独を共有して
君が明日居なくなればいい
全て君が背負ってしまえばいい
すぐに崩れ落ちるプライドの欠片
追剥みたいに全て脱がされて
生身の肌を晒して
優しい痛み生まれるため
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏/向日葵の道 ★
atsuch...
自由詩
3*
06/7/16 0:47
乾燥
green ...
自由詩
4
06/7/16 0:43
ぽえむ君−文化−
ぽえむ君
自由詩
3*
06/7/16 0:33
わたしは他人
蒼木りん
未詩・独白
3
06/7/16 0:32
君の河が海に混ざる、その前に
霜天
自由詩
6
06/7/16 0:24
イノセント
山崎 風雅
自由詩
2*
06/7/16 0:23
KOKORO
シュガー・ソ...
自由詩
4*
06/7/15 23:58
ペンキ
ANN
自由詩
2
06/7/15 23:43
三つの海の詩
さくらほ
自由詩
15*
06/7/15 23:00
彼女
暗闇れもん
自由詩
1*
06/7/15 22:42
なぐさめ
逢坂桜
携帯写真+...
4*
06/7/15 22:35
そろもん(夏のセールスマンの話)
みつべえ
自由詩
3
06/7/15 22:30
砦
暗闇れもん
自由詩
1*
06/7/15 22:25
偶然と必然が奇跡へと繋いでいく
こめ
自由詩
9
06/7/15 22:19
真夜中の夢
石瀬琳々
自由詩
10*
06/7/15 22:12
聖フランチェスコについて
ジム・プリマ...
散文(批評...
1+*
06/7/15 21:33
百日紅の下で
銀猫
自由詩
19*
06/7/15 21:19
一週間 ー土曜日ー
海月
自由詩
2*
06/7/15 21:19
甘えてみてよ
捨て彦
自由詩
0
06/7/15 20:38
雨の祭典
ペポパンプ
自由詩
6*
06/7/15 20:00
夏に狂へる
三州生桑
俳句
8
06/7/15 18:18
1、暁 【あかつき】
雨宮 之人
自由詩
2*
06/7/15 16:39
夏の嵐、または転位
黒田康之
自由詩
4
06/7/15 16:29
字書きさんに100のお題。
雨宮 之人
おすすめリ...
0
06/7/15 16:05
ゼウスの訪問
下門鮎子
未詩・独白
2*
06/7/15 15:26
ミサイル乱射に寄せて
ヌヌヌ
自由詩
1
06/7/15 15:07
夏
塔野夏子
自由詩
14*
06/7/15 13:59
神様、助けてください
nicebe...
自由詩
0
06/7/15 13:21
ぽえむ君−夏川−
ぽえむ君
自由詩
8*
06/7/15 12:32
わがままな、うた
りぃ
自由詩
1
06/7/15 12:13
6119
6120
6121
6122
6123
6124
6125
6126
6127
6128
6129
6130
6131
6132
6133
6134
6135
6136
6137
6138
6139
6140
6141
6142
6143
6144
6145
6146
6147
6148
6149
6150
6151
6152
6153
6154
6155
6156
6157
6158
6159
加筆訂正:
1、暁 【あかつき】
/
雨宮 之人
[06/7/15 16:58]
2006.02.15初出。こちらは推敲版。
5.53sec.