くたくた なりながら 働く
に も
理由 愛する
は 妻の為
に
必死に―――
自分の身の忠告を無視してでも ...
人が知ることのできる世界は目に映るほんの一握りでしかなくて
それ以上を知りたいと思った時
人は拡声器と重金属の仮面を手に入れる
果てしなく広がり続ける迷路を舞台に
人は出会いと別れを繰り返 ...
祖父は
海軍士官学校の先生だった
手を合わせる横顔に
平和を祈っているのかと訊ねたら
そうではないと小さく呟いた
悔やんでいるのだと
小さく呟いて、そして
祈りは何も変えないのだと
...
故郷に向かう電車で
斜め向かいに座った男性は単行本に夢中だった
その人が
かつての同級生
しかも
思春期に
恋焦がれてラブレターを送った相手だったりしたら
と
帰ってきた家で
ほ ...
突然なんだ
それがおそってくるのは
深夜に一人でいると訪れる
孤独虫
たまらず街頭灯る街角に
救いの天使を求めて歩く
暗がりのなかでは
すれ違う人の人生が薄 ...
昼メシ
願わくばカツ丼を食べたい
でも金がないからコンビニのパンで我慢する
我慢するとはいえ
そのとき自分は安さという条件の中で
例えばアンパンよりはメロンパンだなとか
それなりにおいしい ...
僕は夢を見た
僕は海の中にいた
でも不思議と苦しくなくて
自由にそこを泳ぎまわっていた
花のように美しい珊瑚の中を抜け
カラフルな魚たちと一緒に楽しく泳ぐ
...
白く湧き出る夜霧が彩色の光度を埋める、
途切れた余白だけが、
寂しく横たわり、わたしを乗せている。
染め急ぐ硬いみちが流れるなかで、
滑るように乳白の色をやわらかく溶かして、
わたしは、あた ...
いつかやってくる 目の前に迫った
小さいけど 確実な別れを
気付かないように 気付かないように
僕らは不自然なまでに 日々を電子の上で共有する
別れの その先に起こる 当たり前の変化を ...
終日吉日
ずり落ちていく真っ黒い
ビリビリのカーテン
俺はやはりずっと座ったままだった
逃亡
の
記録を更新
し続けて ...
君の 言葉に 触れるその 一瞬が。
僕には 永遠のように 永く長く感じられて
大地を潤す 清い水のように
僕の中に落ちて 真っ直ぐな光となる
僕の中にある
まだ壊れていない部分を 君 ...
ゆらゆら 水が揺れてます
私の赤い浴衣は
ひらひら 水に浮かびます
私はこの店のお姫様
簡単には摑まりません
今日もきらきら泳ぎます
周りの小さな兵隊は
赤色黒色 ...
犠牲者の上に
平和など無い
あるとすれば
報復の意思である
もしも平和が
もたらされたのなら
それは
忘却を許された
者達である
幸せが判らない
楽しい事ってどこにあるの
見えない眼で涙を流して
誰かに救いを求めてはみるものの
そうだった
僕を誰からも必要とされていないんだった
見つからない
悲しみの紺碧に沈め ...
いつだって最悪な問題はリアルタイムで起こっている
のんきにそれを詩にしている場合などではない
いつだって最強の詩はリアルタイムで流れているじゃんかよお
最悪
いつだって
毎回そうだよ ...
ネコよ眠れ
君はキャットフードなのだ
ネコよ眠れ
くったら眠れ
君はお魚いろいろなのだ
ネコよ眠れ
白いネコよ
好きなだけ寝られない一生なんて
おきている価値は無い
...
暑き夏歌を詠もうと外出れば
流れる汗に言葉は止まる
詩を放棄しなくてはならないほど
言葉が出せない
頭の中で淡く思いつく言葉たちは
ペンに伝わるまでに溶けてしまう
それは熱した ...
家のまわりをまわるうた
窓は朝に消えてゆく
窓は蝶になってゆく
壁に隠れ
また現われる
蝶は鳥になっている
蝶になった窓たちが
左まわりに空をまわ ...
繊毛が鹹水を包む
遅延、水晶体の不可蝕
鵜は蒼空に没し、無中で
曼荼羅なす棘皮類に遭う
穢土の造花
波濤が月の予兆に哀しみ
乾坤の梁を押し流す
雨後 縊られた阿弥陀が
月神に愛玩される ...
青空を掻きむしる
陽光の爪の音を聞いた
八月十五日
少年たちは最期に
誰でもない
母を呼んだものだよと
小さなおばあちゃんの呟きに
珍しく合点がいった
母を
僕はこれから何度 ...
以前に映画化された 大誘拐 (創元推理文庫)、ご存知だろうか?
紀州の富豪家を誘拐して、5千万をせしめようとした若者たちに、
当の誘拐された本人が、100億の身代金の請求を要求する、という話。 ...
戦争の詩を書こうと思う
小学校の暗い図書館の隅に見つけた「はだしのげん」
戦争という言葉がまだ現実味を帯びていなくて
まだ子供だから分からなくてもいいなんて
そんな生ぬるい世界にどっぷりつ ...
月光に貫かれたる冬の恋
大南風くちづけかわす熊野かな
たぶんね
君はもう気付いてるんだと思うんだ
たぶんね
君の心配通りになると思うんだ
だからね
怖れることなく
悲観することなく
この道をたどって歩いていけばいいだ ...
、、、、、、、、、、、、、世界が半分で折りたたんで悲しんでいる
、、、、、、、、、、、、、悲しみのはじまりははじまりはおわり
、、、、、、、、、、、、、涙を流すほどの悲しみはない
...
ミクシィ
禍々しい神の名前と同じぐらいの強さで
おれたちをモニターに縛りつける呪文
ミクシィ
真夜中の絶望を
たどたどしい口笛で掻き消しながら
ベランダから眺めるランドスケープ ...
激しい太陽の自己主張に手をかざし眉をひそめる
すだく蝉の声が全身を包み込む
額ににじむ汗
高く上った太陽が頭頂部を加熱する
きっとあの日も
同じ太陽の光と
同じ蝉の声が
ラジオから流 ...
よく自分はTVを観て間違ったことを言っていると
少しムッとする
私の中でTVのイメージは事実だけを伝える物
だから、人の意見を変えてしまうようなキャスターの意見を聞くと
怒っていたのかもしれな ...
さわやかな風が吹いた
ピアノの音が聴きたい
私はピアノなんて弾けないけれど…
だけど そんな気分だよ
風は私の味方…
この風に乗っていきたい
どこまでも…
どこまでも…
今 優 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
運命
海月
自由詩
1*
06/8/16 0:49
エッセイみたいな詩①…言葉について
freaks...
自由詩
2
06/8/15 23:56
(祈りの場所は遠く、はるかに離れて)
たりぽん(大...
未詩・独白
12*
06/8/15 23:54
盆休み
蒼木りん
未詩・独白
3
06/8/15 23:46
軽やかに生きたい
山崎 風雅
自由詩
3
06/8/15 23:46
我慢
新守山ダダマ
自由詩
3
06/8/15 23:44
デジャブー
ajisai
自由詩
3*
06/8/15 23:22
影の世界より デッサン
前田ふむふむ
自由詩
14*
06/8/15 23:21
存在共有
ウデラコウ
自由詩
2*
06/8/15 23:07
吉日
たけ いたけ
自由詩
0*
06/8/15 23:01
覚悟
ウデラコウ
自由詩
2*
06/8/15 23:00
金魚の出逢い
愛心
自由詩
5
06/8/15 22:56
犠牲者
紀ノ川つかさ
自由詩
3
06/8/15 22:35
829
AKiHiC...
自由詩
2
06/8/15 22:15
リアルタイム
span
未詩・独白
2
06/8/15 21:58
ネコよ眠れ
A-29
自由詩
2
06/8/15 20:57
言葉は溶けてゆく
ぽえむ君
自由詩
7*
06/8/15 20:13
みどり ひびき
木立 悟
自由詩
3
06/8/15 20:01
此岸
panda
自由詩
1
06/8/15 19:47
呼ぶ
アイバ シュ...
自由詩
4*
06/8/15 19:46
「国」と「生きる」と
逢坂桜
散文(批評...
2*
06/8/15 19:06
終戦記念日
暗闇れもん
自由詩
3*
06/8/15 18:56
月光
A-29
俳句
3
06/8/15 18:51
熊野
〃
俳句
1*
06/8/15 18:42
きっとね
山崎 風雅
自由詩
2
06/8/15 18:09
no more(
ふるる
自由詩
9*
06/8/15 18:05
ミクシィ
大覚アキラ
自由詩
4
06/8/15 17:51
August 15th
広川 孝治
自由詩
1
06/8/15 17:49
自己改正
忌ノカム
未詩・独白
0
06/8/15 16:53
ペパーミント
きみ
自由詩
5*
06/8/15 15:02
6076
6077
6078
6079
6080
6081
6082
6083
6084
6085
6086
6087
6088
6089
6090
6091
6092
6093
6094
6095
6096
6097
6098
6099
6100
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6114
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6116
7.42sec.