同じ旗同じはためき秋の空        一

観葉樹が、かぜに揺れて、嬉しそうに笑いかける。
笑いは葉脈のなかに溶けて、
世界は無言劇に浸る。
映像のように流れる無言の織物。
かぜが、喜劇に飽きるまで、永遠を飽きる ...
マリーゴールドと
マーガレットの区別がつかない
ツバキとツツジを間違えて
笑われてしまう
アヤメとカキツバタにいたっては
はなっから諦観の境地で
でもそれはちょうど
パスカルとサルトルを ...
おひるやすみをすぎて
まんぷくになった おなかをかかえ
デスクにむかう

カタカタ キーボードをうつおと
カチカチ マウスをクリックするおと
フィルムをかかえて パタパタこばしりにはりるお ...
世界は何でできているのだろう、とあの日晴天の空が見渡せる屋上で君は錆びかけたフェンス越しにどこか遠くを見ながら僕に問うた。
僕の答えは簡潔で、立った一言「知らない」と答えた。
君は疑問ばかりを ...
今日あなたが
やりたいことをできたのは
昨日あなたが
やりたいことをできたから

今日あなたが
やりたいことをできたなら
明日もあなたは
やりたいことができるでしょう

やりたいこ ...
手のひらに虫の息
丸い黒曜石の瞳は虚ろ
彼の本分は
飛ぶ事ではなく
鳴ききる事だからか
若草色の翅脈を透かした羽は
すり切れる事もなく
黒い前胸に刻まれた金糸も鮮やかに
腹の手風琴も今 ...
 
 
 
 う

   ろ
      こ
        雲



  空が
 いっぴきのさかな
      だったら


 夕陽に
  こんがり焼けて
 う ...
年輪がわかった時、

殺されちゃったんだね。

まだ、生きる気力はあるのかな。
あなたがいなくなってから
私の書く詩は
あったかくなったと
ひとが言う

あなたに向けられなかった
優しいきもちは
今になって
紙の上に溢れている


滝のように
伝えるべ ...
頭の上に
鳥が卵を落としていった
やがて卵は孵り
駅が産まれた
列車が到着しても
人のざわめきもない
さびしい駅だった
かすかに潮の香りのする
海沿いの駅だった
その重さで首 ...
いしきとまる裏通りの星にふれ
かぜにひかりながら
まきあがった燐屑のポケット
スペースから既に世界は切り取られ
創傷な気圧はとても静かな私をうけいれた
しばらくの沈黙 またたき彩 ...
昨日のこと。
夕暮れる空をくじらは泳いで
大きなくじらのそばには
半分ほどの大きさのくじらがいます。
小さなくじらは泳ぐのが苦手なので
大きなくじらよりも先に
尾が橙色に染まってしまいます ...
土曜日の夜に

私はバスタブに埋まって

静けさを呼吸に溶かしながら

手で水を掴む



この場所では

二人、愛情を深め合うことも

彼を、浴槽に沈めることも

で ...
 

落ち葉の中に
紛れ込んだスズメは
保護色の枯葉を
ホームグラウンドとして
はしやぎ回つてゐる


いくら喚いても
掻き鳴らされる
落ち葉の
大仰な音には
自分の声すら聞 ...
犠牲の人生でない
喜びの人生です。
利己の上の利他です。
土台がしっかりとして
自分を持っていることです。

人に流されない
テレビを見ない
頭を洗脳されない
安易な道を通らない
...
我が輩はみゃうなり
生まれてから都会で暮らしているみゃう
しかしなんだみゃう
天気予報は晴れだというのに
なんだかちがうみゃう
だけどどうでもいいみゃう
であえたことが なによりも しあわせだった
はなれた きみのては しずかに ふるえていた
どんな わがままさえも ゆるせたはずなのに
わかれのことばは いつも せつない
いつかまた きみに あ ...
空あおぎ覗き込まれる月夜かな



くりかえし夜を描き足す爪の蒼



水に浮く石を踏む道帰り道



目の生えた指が私になじみゆく



耳だけが曇と ...
僕は犬です、わんわん
しがない犬です
一度主人を失いました
僕はもう仔犬ではなかったから

僕は犬です、わんわん
しがない犬です
先日野良の一員になり
金属に怯えるようになりました
...
雲ひとつない秋晴れの中
海に向かって歩き始めた
理由はない

心地よい秋風が
海から吹いてきて
正面に向かっていくかのように
歩いていった
理由は必要ない

海は輝いていた
きら ...
ひとめぼれというものの残酷さを知る人が読めば
若き王バルタザアルの旅立ちに救われるのだろうか。
心変わりについて かかれてあるように思う。
魅惑の女王にとって 一時 恋の相手となった王も
瀕死 ...
廃嫡された俺の仔の

手に手をかさねる手は

白い

白い

しろい

貴方達の愛情は伝わっていますか?


拒絶された俺の心に

愛に欲をもとめる恋は

冷たい
...
未だ、全く汚れなき綺麗な魂
一点の曇りもない空のように広い心
それが、純粋な魂
知らなくて良かったものを知っていく子供
知っていても嘘をつく大人
可能性があれば信じ続ける子供
可能性があっ ...
雨上がりの交差点で
   僕は何を 捜し求めたのだろう?


 今夜 僕は 君のいない部屋で
      
  寂しさだけを抱きしめ 眠りにつく

なぜ僕は あの時
   あんなコト ...
女にふられたので、
好きで好きでたまらない女にふられたので、
砂漠へ行って死のうと、
そのままとかげとかハゲワシだとかに、
食われてしまおうと、
十月の運動会で俺は考えた。
町内会のかけっ ...
コンクリートの塀に

一匹の蝶が来て留る

この目の覚める艶やかさは

一体どこから来たのだ

これがこの世の反映だなんて

私は信じない

むしろこれは世にないものだ
...
君が聖人君子なら

わたしを掃いて捨ててほしい



ずっと石になる夢をみている

もの言わぬうちに

いっさいがっさい見限ってほしい



愚かな路頭の上で

...
ぼくの母さんは世界の果てで
アイスクリンを売っている



センサスによれば国道999号の平均交通量は
過去最高の1万台に達したらしい
世も末だねと母さんは顔をしかめるだろう
これほど ...
当たり前の衣食住
当たり前であろうと
みんな必死だね


嘘みたいなセレブたち
嘘みたいであろうと
みんな必死だね


ヤクザ役の役者たち
ヤクザ風であろうと
みんな必死だね
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
はためきA-29俳句2*06/10/9 23:13
浄夜——遊戯する断片 デッサン前田ふむふむ自由詩18*06/10/9 23:03
花の名前をおぼえようとする角田寿星自由詩28*06/10/9 22:42
りそうのmina未詩・独白206/10/9 22:41
空へ空へ。渕崎。散文(批評...006/10/9 22:38
今日あなたがぽえむ君自由詩5*06/10/9 22:33
*サヨナラ*かおる自由詩11*06/10/9 20:35
おそらのうた橘のの自由詩3*06/10/9 20:00
年輪。狠志携帯写真+...206/10/9 19:40
そしたらとうどうせい...未詩・独白12*06/10/9 19:22
たそがれ駅十七時五分発たもつ自由詩16*06/10/9 19:10
童心キメラ自由詩406/10/9 17:47
くじらのいるそら夕凪ここあ自由詩10*06/10/9 17:35
浴室にて 土曜日に沈む小松 Ann...自由詩2*06/10/9 17:08
スズメ狂想曲杉菜 晃自由詩9*06/10/9 16:54
人生(2)ペポパンプ自由詩1*06/10/9 16:19
雨田みゃう大地行未詩・独白206/10/9 14:47
ふたり自由詩106/10/9 14:45
帰り道木立 悟俳句406/10/9 13:41
赤い首輪が外れなくって士狼(銀)自由詩9*06/10/9 12:32
秋の自分も生きてゆくぽえむ君自由詩7*06/10/9 11:52
バルタザアル   アナトール・フランスを読んで砂木散文(批評...3*06/10/9 11:15
異界の庭whippo...自由詩006/10/9 11:01
Pure Soul緋新自由詩3*06/10/9 10:35
雨上がりの交差点で明香璃自由詩3*06/10/9 9:38
砂漠へ行って死のうしゃしゃり自由詩2006/10/9 8:59
手紙杉菜 晃自由詩8*06/10/9 8:31
聖人君子君くあせ@ふじ...自由詩006/10/9 3:42
世界の果てのアイスクリンhaniwa自由詩8*06/10/9 3:11
役目ANN自由詩106/10/9 1:56

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