この夏が始まる頃に
僕にはわかっていたんだ
僕には二度と
夏がやってこないだろうということを
僕は知っていたんだ
だから僕は
すべてをほうりだしたいと思いながらも
すべてを見届けるために ...
小雨の降る
窓の外で
葉っぱが踊る
明日は雫
見せてほしい
その両手で
久しく会っていない
お日様
あーあ
あなたは元気かなぁ
ぐんと伸びたい
この雨の中
見上げる ...
荒れ地に自由が生まれた
わずかな緑が生まれ
小さいながらも花も咲く
荒れ地はどんどん広がった
同時に大きな草花や大木も
かわいらしく鳴く小鳥たちも
やってきた
いつしか荒れ地 ...
{引用=あなたはいつも
あなたらしく
わたしはいつも
いったりきたり}
鈎針で編んだような想いが
届かない
レースのように絡まって
空しい
ほつれた思念が断ち切られる事を望む
シ ...
ああ これは
そう これは
圧倒的な、圧倒的な緑だ
辺りをぐるりと見渡しても
密集した木々
生きている緑
それだけの世界だ
明け方までの雨を受けてだろうか
濃緑の中から ...
君が
国境を越えて
生きようと思うならば
この地球の
全ての鉱物と生命を使って、進め
...
訓練と鍛錬の違いを考える
歩くのは訓練
階段を歩くのは鍛錬
エスカレーターを歩いて登るのは
鍛錬
電車に乗るのは
訓練
満員電車に乗るのは
鍛錬
訓練の帰宅途中で雷が落ち ...
ねぇ
呼び止める声は口にならない
君の背中を静かに見送った
陽炎は左右に揺れるだけ
移り変わる心模様
バス停までの道を遅らせてくれないか?
君の一歩後ろを歩く
...
あれは忘れもしない
一年前の8月6日
仕事を終えて
家に帰ると
あなたは待っていた
フリルのお母さんエプロンを
ひらひらさせて
おかえりなさい
待ってたよ
ばんごはんの支度が ...
ネイルのはげた爪のまま 電車になんて乗れない
寝起きみたいな眠い目のまま 学校になんて行けない
洗いざらしの髪のまま 颯爽となんて歩けない
適当に選んだ服のまま 恋なんてできない
そん ...
あぁ人生は苦労続きだぜ
悩みはいつも尽きないぜ
涙は我慢しなくてもいいか?
誰かの役にたたなくてもいいか?
思い道理に生きたくてもよ
思いの道は見えないぜ
誰か誰か誰か 生 ...
笑う満月の下で
ぼくらの明日は
三日月のように
尖足している
医者は
なにごとも
なかったかのように
また、今日も
尖った足を
創出する
世界が終わる
何も言わずに
世界が終わる
全て隠して
世界が終わる
嘲笑うかの様に
世界が終わる
祈りを溶かして
だのに あぁ
見よこの世界の美しさを
果てしなき地平を
何と ...
まばたきするように暮れていった群青に
あなたはなにを覚えたのだろうか
と
スーパーの広告の裏にかいた
一編の詩は
おもったより、しあわせそうで
静かに瞼をとじました
詩人 ...
あなたの夢は遠くとも
歩み歩めば辿りつく
前へ前へと進みゆき
自ずと見える日々の道
あなたの夢は高くとも
続き続けば届きつく
上へ上へと積み重ね
自ずと気づく日々の徳
あなたの ...
自己中心的な誘惑が犠牲者を笑う。
君のエゴに付き合っている暇は無い。
不信が蔓延すれば昼の太陽は姿を消す。
月夜だけが、力を与え、僕は虫の声に満足するだけ。
姿が異型となり変態する。
それは ...
夕方の 空がキラキラと光るころ
川原で見つけた 小さな命
キミはまだ なにも知らない
小さな雛でした 小さな・・・
キミのいるところまで
手をのばしてみたけど
涙で
見えなくって・・・ ...
涼しげにながれる声は
緑陰のひぐらし
川床で 大鉢に盛った
豪華な鯛そうめんを抓み
冷酒を
ちびり ちびり
と、いいもんだ。
料 ...
石灰岩を持ち出すと秘密が暴かれる
理科室の白衣はいつもハンガーにかけてあって生きてるみたい
夜十時にすべての生徒がその話を思い出し
目を覚ます時のテレパシー
放射状に伸びてちらばる色付き針金
...
キミはキミで幸せになる。
ぼくはぼくでしあわせになる。
スコンと落ちた銀の針、君の名前を呼んでも怖くはないよ
ぼくはぼくのなまえをうしなったりしないからきっとまたきこえるね
キミを呼ぶ ...
一人の夜に赤々と土気色を二時の方向に指す赤月
温水プールが街に広がる午後八時の暗闇の渦に吐き気がする
空気 まどろむ 夜だ
安心した素麺のつるっとした喉越しと
果てしな ...
メモ帳
新規開店のはずだった
開かれたメモ帳を
ぎこちなく
クリックしてから
今朝の予定を書き殴る
殴られて
痛いから
メモ帳は泣くんだよと
巫山戯ていたら
遅刻するよと
...
1
ここに文章がおかれる事により
おこる作用
について考えなさい
2
コミュニケーション
というものによりそう脚力を我々は失いつつある
この問いに対する答えを
丸かバツで表示せ ...
ああ、俺はもう駄目だ
嗚咽、嗚咽
ファックユー
ファックミー
ファックで、Fuckな日常過ごしてたらいかれちまった
なにもかもだ
なにもかも
そんな目でみるなよボーイ
...
浅い午睡に
思いがけず野蛮な夢をみる
それを誰かのせいにしてみたところで仕方ない
けれど
ああ
夏が甘く爛れる匂いがする
それは私の倦怠と
なまぬるく混ざりあってゆく
何もかも ...
真っ白なバグをあなたへプレゼント
純白
まっさら
1&2の環境で育った彼女は穢れなき天使
「バグホワイト」
あなたの脳にダイレクトアタック
狂を呼ぶ
綺麗だろ
白くて
白くて
雪の ...
私たちはこれから
一人で歩いていかなければなりません
今いる場所はとても安定した
自分にとって慣れたところ
でもここにいては
ここにいるだけの人です
ここにいる人から
ここにいた人に ...
見えない貴方へと。
想いを込めて。
今、私はこの空へ雲を投げようと思います
いつか、其れが旅を続け、私が知ることのない、ここではない何処かへ辿り着き、貴方のその澄んだ瞳の中に映るように ...
俺は前回、「親父に恐怖心を植え付けられ、反抗をしなかった」、と書いた。
俺は中学生に上がる前位から、親父が居なければ生活出来ない事を知っていた。
そして親父は筋の通らない事を一切認めな ...
・・・*1*・・・
後ろから追ってくるキリンの
長い脚と首と黄色い胴体と
短い角と
真夜中の草原を逃げ回る
恐れる僕の手足と裸足と
小さい寝巻きが
交差する
長い脚と短い角 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
僕にはこの夏が
シホ
自由詩
1
06/8/12 23:29
明日を想うと
ANN
自由詩
1
06/8/12 23:21
荒れ地
ぽえむ君
自由詩
5*
06/8/12 23:00
サテンドレス(つぎはぎだらけ)
橙午
自由詩
2*
06/8/12 22:45
生
九谷夏紀
自由詩
1
06/8/12 20:12
【 礎 】 - いしずえ -
豊嶋祐匠
未詩・独白
0
06/8/12 18:43
我慢
あおば
未詩・独白
3*
06/8/12 18:41
影闇
海月
自由詩
1*
06/8/12 18:28
主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました。
とうどうせい...
自由詩
24*
06/8/12 18:07
美意識
蒼依
自由詩
1
06/8/12 15:45
わかっているのさ
hiroto
自由詩
4*
06/8/12 15:11
尖る足
草野大悟
自由詩
3*
06/8/12 14:12
世界が終わる
プル式
自由詩
5*
06/8/12 9:48
群青
オオカミ
自由詩
10
06/8/12 7:57
あなたの夢は
ぽえむ君
自由詩
6*
06/8/12 7:08
「誘惑」
鷲田 岳
自由詩
1
06/8/12 3:09
さようなら
黒花
自由詩
0*
06/8/12 3:05
そうめん ☆
atsuch...
自由詩
5*
06/8/12 1:50
ねむりのためのささやかなパルス
黒川排除 (...
自由詩
5
06/8/12 1:29
みち。
終
未詩・独白
2
06/8/12 1:20
淋しさの周波数80.6kHz
mamei
自由詩
4*
06/8/12 1:03
詩が書けない
あおば
未詩・独白
5*
06/8/11 23:33
10の質問
モリマサ公
散文(批評...
8
06/8/11 23:17
死にかけからボーイへ
秋也
未詩・独白
0
06/8/11 23:12
懶 惰
塔野夏子
自由詩
7*
06/8/11 23:12
バグホワイト
秋也
自由詩
0*
06/8/11 23:10
旅立ち
ぽえむ君
自由詩
5*
06/8/11 22:58
invisible iris
ウデラコウ
自由詩
1*
06/8/11 22:24
続・親父の続き
虹村 凌
散文(批評...
2*
06/8/11 22:14
時計のキリン
結城 森士
自由詩
3*
06/8/11 22:03
6080
6081
6082
6083
6084
6085
6086
6087
6088
6089
6090
6091
6092
6093
6094
6095
6096
6097
6098
6099
6100
6101
6102
6103
6104
6105
6106
6107
6108
6109
6110
6111
6112
6113
6114
6115
6116
6117
6118
6119
6120
加筆訂正:
生
/
九谷夏紀
[06/8/12 20:18]
タイトル忘れで。
Cの練成
/
蒸発王
[06/8/11 23:26]
改行を中心に大幅修正
6.96sec.