買い手のつかぬまま
何年か空き地だったお隣に
店舗兼アパートが建った
店舗といっても
コインランドリーのせいか
雨の日以外は閑散としている
アパートもまだ空いたままで
梅雨明けのあとは
...
人間って悲しいなあ
そういう現実をつくりだしてる自分
変わろうと思ってもそう簡単に変わらない
エゴの悪循環
あなたに出会い
ぼくはぼくの悲しみに出会った
悲しみよこんに ...
ラクダに乗って
コブをゆらしている子
子に何を聞いても
ユーラユラとしか答えない
ラクダってどんな感じ?
「ユーラユラ」
ラクダはどこに連れてってくれたの?
「ユーラユラ ...
嵐の去った夏の空は
純粋な空が広がり
地上には青い風が流れる
暑い気温でも空を見れば涼しい
雨の通った夏の道は
透明な雫が続き
地上には青い風が流れる
汗が落ちても雫を見れば清々しい ...
いとう「インターネットの閉鎖性」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=83830
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did ...
ふしあわせな こころに
にじを かけそこなった
せつなさの はてを はなで
かざれなかった きみの
ためだけに いきられなかった
絶え間なく落ちる水は
その優しさの象徴
穏やかに浮かぶ笑みは
平和を見守るまなざし
彼はいつでも
世界を見つめてる
そんな一人の天才少年
記憶は左から右へ過ぎ去り
流れる雨に歪んだ街並みは
僕の黒い顔を窓に映している
暗い路地にぼやけた蛍光灯は
6等星にすらなれなかった
歩道を照らす銀色の光達
僕達は何処へ行くんだろ ...
溢水の、細胞ははがれやすさに
幾度となく さざ波は
ついて はなれ
たい
鶴がいなくなった
あとと、折紙
錯綜するりんかい線が と
自由自在に満たされた溢水の頭上
絵 帆 ...
霧雨が運ぶは遠い音ばかり
我が水の薄さに萎える羽虫かな
触れるたび遠去かる音日々の音
ゆらぐ道ゆらぐ光の水の声
水もとめ{ルビ背=せ ...
何をみんなは 笑っているの
濡れぬ肢体を えろんと舐める
苦し紛れに ペンキ撒いたの
何も見えない 湿った部屋で
柱時計は 鉄線だらけ
ピアノの音が 暗光に映え
赤い病が 瞼を ...
曇天の空に轟音がこだまし、
先に飛び立つジェットの一機
また一機と つづく滑走路の直線
野蛮な匂いの染みついたコクピットに座り、
操縦桿をにぎる僕は ひとり
密かに「裏切り」を抱いて。
...
僕らは空気を育てた
空気を育て空気と遊んだ
外を連れて歩くと
人はそれを風と呼んだ
空気は僕らを食べて育った
食べられて僕らは
その大きなお腹のようなところで
何度も生まれかわった
何 ...
はちがつようかのその下には
あのひとの死体がうまってる
わたしの夏が赤いのは
夏があのひとをうばっていったから
わたしの夏が暑いのは
夏があのひとのねつをうばっていったから
はちが ...
微笑みは遠くに。
麦わら帽子は陽射しを遮り
君の表情も影で隠す
君の小さな口元
囁く声は蝉に掻き消された
神社の境内までの一本道
轍がこの頃良く目立つ様になり
...
華やいだ雑踏を抜けて
遥か高く聳え立つ構造物に
押し潰される
ワインレッドの血の
芳しさに恍惚として
異世界への扉を抉じ開ける
忘れるな
此処には何も無いことを
開けた視界に飛 ...
恥ずかしくて
勇気がなくて
まだ云えない想い
明日
夕立のあとの
涙のあとの
夕暮れの空
昨日
クレヨンよりも色鉛筆のような空
明日が昨日になる速さの色
泣いたり笑ったり素 ...
遥かかなたの
赤い想いをめがけ
心をこらしている
届くだろうか?
私の想いは
この矢と共に
{ルビ宇宙=そら}をわって
君の心を射抜いておくれ
闇に灼けた丘の上から見下ろしていた
都市銀河が燃えてゆく
尽く
熱に凪ぐ雑草が足元を切りつけて
素足にさくりと 生傷ができる
寝起きで目をこすっている妹が
泣き出し ...
春の陽射しは
いつも優しく
夏の陽射しは
焦がれる熱射
秋の陽射しは
どこか冷たい
冬の陽射しは
水に 乱反射
ぐるぐると 回って
長く短い 季節は巡る
まるでスイッチ 浴 ...
火がついて
泣き出した
わたしの心臓の悲鳴が
肺からもれて
ひゅうと息をつきました
あとはもう
すすにまみれて
やがて灰かぶり
...
いいかい
君がいくら誰かに不満をもっていても
君が何も言わなければ
君の不満はどんどん膨らんでいき
頭の中がぜんぷ不満だらけになってしまうよ
君の頭の中だけが不満なんだよ
みんなが満足して ...
人間は汚れている。身も心も。
人の世のニュースを写すテレビ画面の中で。
私の姿を映す鏡の中で。
全ての日常は、色褪せていた。
*
一人旅の道を歩いていた。
信濃追分の風 ...
一.
なんだかね
スーパーに行ったんだ
この街は夏でも冷房とかあんまり無くて
でもそのスーパーにはあって
涼しくて
何買うわけでもないけどね
近くの中華料理屋の中国人たちがいつもどお ...
本当に申し訳ない。心より、深く、お詫び申し上げる。私は恥ずかしい。顔向けできない。
私を育んでくれたすべての人々、日本を創った先祖の皆様に心より謝罪申し上げる。
自国のこととなると、隣 ...
毎日流されながら
何かにこだわりながら
狭くなった世界に地に這いずりながら
生きることを諦めずに
遠い地平線の向こうを眺めながら
限りある心臓の鼓動とともに歩いてる
...
‥もう終わりだね
呟いたのは
あなただったか
わたしだったか
照らし出された
顔だけが
暗闇に蒼く浮かんで
すぐ消えた
こんばんは わたし
こんばんは あなた
窓の外で
覗いてるのはだれ
漂うさざ波の天井
青い空に白い雲の天井の
部屋
明かりを消せば
月明かり ...
新しい病院へ向かう車の後部座席で
寝転がって窓の向こうを見ていた
お泊りはもういやなんだけど
指を銜えるほど
もうちっちゃい子供でもない
やがてドアが開き
傘をさしながら
ゴメン
...
ふたつみつ山のつらなる青田かな
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
立秋
LEO
自由詩
10*
06/8/10 22:20
人間って悲しいなあ
七尾きよし
自由詩
4*
06/8/10 22:09
コブ
りょう
自由詩
2*
06/8/10 21:57
青い風
ぽえむ君
自由詩
10*
06/8/10 21:53
インターネットは閉鎖しません
黒川排除 (...
散文(批評...
6
06/8/10 21:28
そろもん(青年の話)
みつべえ
自由詩
5
06/8/10 21:22
Aquaerius
春日野佐秀
自由詩
5*
06/8/10 20:54
車窓に雨、(お題)
結城 森士
自由詩
4*
06/8/10 19:29
ねんど
つめきり
未詩・独白
2*
06/8/10 18:44
飛水記
木立 悟
俳句
7
06/8/10 17:28
「太陽の下の平等」
木賊ゾク
自由詩
5*
06/8/10 16:35
未知への遊撃
atsuch...
自由詩
4+*
06/8/10 13:31
朝、後姿
たもつ
自由詩
16
06/8/10 13:21
88
完食
自由詩
6*
06/8/10 13:21
思い出は、朧げに。
海月
自由詩
2*
06/8/10 12:39
美しき停滞 彩られる世界
紫音
自由詩
1*
06/8/10 10:32
桃
民
自由詩
4*
06/8/10 10:06
Sagittarius
春日野佐秀
自由詩
5*
06/8/10 9:58
都市銀河に墜ちる星
相馬四弦
自由詩
2*
06/8/10 9:37
16、陽射し 【ひざし】
雨宮 之人
自由詩
1*
06/8/10 9:21
鳩に火がついた
くあせ@ふじ...
自由詩
2
06/8/10 7:32
力の限り想いを語れ
ぽえむ君
自由詩
7*
06/8/10 7:09
信濃追分の風
服部 剛
自由詩
17*
06/8/10 7:08
LECHE
水在らあらあ
自由詩
24*
06/8/10 7:04
謝罪
CU
散文(批評...
1
06/8/10 1:43
いつの日か
山崎 風雅
自由詩
3
06/8/10 0:37
はなび
LEO
携帯写真+...
16*
06/8/10 0:35
無題
蒼木りん
未詩・独白
3
06/8/10 0:12
車窓に雨、
AB(なかほ...
未詩・独白
7
06/8/10 0:05
青田
A-29
俳句
2
06/8/9 23:55
6082
6083
6084
6085
6086
6087
6088
6089
6090
6091
6092
6093
6094
6095
6096
6097
6098
6099
6100
6101
6102
6103
6104
6105
6106
6107
6108
6109
6110
6111
6112
6113
6114
6115
6116
6117
6118
6119
6120
6121
6122
加筆訂正:
車窓に雨、(お題)
/
結城 森士
[06/8/10 21:35]
最後、ちょっと手直し。
ムスメさんへ
/
よーかん
[06/8/10 19:40]
誤字脱字が沢山ありました。すみません。
16、陽射し 【ひざし】
/
雨宮 之人
[06/8/10 9:21]
2006.04.13初出。こちらは推敲版です。
恋愛恐怖症になった僕
/
こめ
[06/8/10 8:50]
すいません、誤字がありました
7.27sec.