現代詩はT.E.ヒューム(1883-1917)から始まった、とよく言われます。
ヒュームは二十世紀最初の詩の前衛運動である「イマジズム」の理論面での中心でした。
彼は詩におけるイメージの大切さ ...
カレンダーを一枚めくる度に
当たり前に季節は深くなってゆく
ビルとビルの谷間の廃屋にひとり住む老婆は
知らぬうちに彼方からの者を迎え入れる
表通りでは今日も賑やかな工事が進み
誰も気づかぬう ...
まぶたのかたち なぞるたび
まなこのかたち なぞるたび
くちびるはすこし かるくなる
くちびるはすこし おもくなる
くちびるはすこし ひらきゆく
...
閉じられた
まぶたのうえに
のせるくちびる
まぶたのかたち
まなこのかたち
たしかめながら
ひとりだけの あなたの
ひとつだけを
たしかめながら
...
ねむくなったので
さきにおふとんにはいっていると
おねえちゃんはつくえのひきだしをあけて
びんをみっつとりだした
とてもおおきなびんで
とうめいなみずがはいっていた
はなうたをうたいな ...
お母さんお母さん
お父さんが
仮面なとんとかーにいじめられてるよ
あ
今
まさしくんの
おとうさんがやられたよ
お母さんお母さん
...
どうしようもなく 寂しくて
なにがあった訳でもないのに
どうしようもなく 苦しくて
ベッドが8畳はあるんじゃないかと
自分は3?なんじゃないかと
そんな時に 聞きたくなるのは
...
僕の道を歩き続ける
僕は僕なのだから
僕の道はどこまでも続く
あの丘の向こうにも道がある
僕の道を歩くのをやめない
僕は僕以外にはなれないのだから
僕の道は果てしない
あの丘が終わり ...
遠くに見える軒先の明かりは
線香花火の様に見えました
それは小さく {ルビ朱=あか}く
瞬きをする度に{ルビ滲=にじ}んで
まるで線香花火の様でした
どこかで歌う声は{ルビ囁=ささや}き ...
ツクツクボウシが鳴き細り
ぼくらの夏が終わる
夢をいっぱいにはらんだ風が
尖ってゆく
去年のいまごろ
あなたが放してやった
あの魚が
黄金色に輝きながら
ぼくらの明日を
運ん ...
遥かの西方から雨は僕の世界にやってきて
もう三日も降り止む気配がない
大粒の
激しい雨に
僕は傍らにいるお前の二の腕をつかんだ
お前の二の腕は白く
とてもやわらかい
クニクニと何度もつか ...
大好きな人。大嫌いな人。愛してる人。憎んでる人。
崩れた記憶。崩れた心情。崩れた信用。崩れた安定。
無くした物。無くした心。無くした人。無くした光。
静かな安心。静かな憎悪。静かな平和。静かな怒 ...
タイトルだけ見たら、危ないですが、
記憶喪失の話ではなく、
酒乱事件の話でもなく。
さて、本題。
「わたしは詩を書きます。」
ここでいう「詩」という言葉の定義につい ...
小首をかしげて 鳥が
私の胸のあたりを
ついばむ
私は
驚きで声も出ない
鳥は
よくわからない
といった風情で
私の
腕をついばみ
ひょい、と脚に移って
ついばむ
小首を
...
仏蘭西語よりも希臘語よりも陰気な羅典語よりも
英語の発音が好きだ だから
私の名前を呼ぶときは
英語の発音で呼びかけてくれ
ルシフェルとの戦いで
華々しい戦果を挙げたのは遠い昔の ...
山里深く
美しい女が独り
淋しく庵を結んでいるとの噂を聞きつけ
伊達男や
誇り高い益荒男どもが
我こそはと
鼻孔をうごめかせつつ尋ねて行ったが
その度に女は
こんなときを ...
隣の空から降ってくる
それをわたしは見ていたよ
苦しくて眠れないのか
眠れなくて苦しいのか
孤独な人は羊を愛して
柵を越えて
すぐに行ってしまう
次々に飛び越えて
風に乗って
...
金太郎飴を舐めんなよ
ヤツは世界最強だからな
金太郎じゃなくて金太郎飴がだぞ
どこを切られても平気な顔して
いつまでも若々しくて
最後の最後まで全力で生きている
歳を取れば取るほど誕生日が ...
会社
会社の顔を汚すなと
上司に言われた
僕に顔は
いらない
未来
40年後の
僕の顔
今のこころが作り出す
レジェ
...
太陽がセパレートコースを直角に照らして
スタートラインで静かに永久を刻む
その時大気は止まった
(筈だった)
直線の向こうに見えたジャージ姿の教師
あの日のゴールは今は ...
先生が言いました
「3日前に拾いました。これは誰のですか?」
キラキラ輝く宝石みたいな堕胎児
「それは僕のです。三日前に吐き出した、かくあるべき僕の夢です」
とてもきれいな夢にみんな含み笑い
...
わずか25cmの彼女は
メルフェンだった
愛くるしい顔をした
庭の番人
彼女の周りにはいつも
伸びてくる草や
季節の花々に囲まれ
笑顔を絶やすことはない
時折り
トカゲや大き ...
地上23階のビルの入り口には、受付嬢が2人いる。大理石の床にはいつも、雨よけシートが敷かれている。エレベーターホールに向かう途中、受付嬢と挨拶を交わす。
「お疲れ様です」
「お疲れ様です」
...
嫌な夢を見た
意識がぼんやりして現実へ戻ろうとする
でも頭も体も重くて動けない
また眠りの世界へと渡る
そしてまた嫌な夢を見る
何度となく繰り返し繰り返し悪夢は ...
駅までの途中
紺のひだスカート
髪はキュッと右上でくくり
鞄はぺしゃんこ
ローファーに「ズルズル」言わせて
学校、なんてかったるい場所(とこ)へ
しょうがないけど行ってあげる途中
そ ...
そっぽを向いた鏡をなだめて
今日も自分は
この世に映る
蓮の隙から顔出した白鳥は
あてもなく
よすがもなくて
海の{ルビ底=そこへ}へ沈んでいった。
僕は窓からそれを見ていた。
暗い夕暮れの間奏曲、
こんどは死が
僕を覗い ...
おんなのこはバナナとイチゴがすき
まるみのおびたちいさなスプーンで
くりーむをたがいのはなのあたまにくっつけあうのです
つくりかたはバナナとイチゴをスプーンのうらでつぶしながら
ふにゃふにゃふ ...
昨日、ビールを家で飲んだ。
初めてひとりで飲んだ。
苦くてどうしようもなかったので
ギンギンに冷えたチョコレートを口の中で溶かしながら飲んだ。
にがいにがいと言いながら。
降れば泣き濡れる弱虫の彼女は
大雨の通知表に耐えられない。―
リッツのヴァイオリン弾きの彼女、
今日も目を反らし、聴かせてくれる。
黒い雨傘は、これは僕のためのものだ。
日付順文書リスト
タイトル
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Point
日付
ヒューム「ベルグソンの芸術論」(1)
藤原 実
散文(批評...
9
06/9/16 22:47
秋の暦
岡部淳太郎
自由詩
7*
06/9/16 22:45
ノート(まなすい Ⅱ)
木立 悟
未詩・独白
1
06/9/16 22:03
ノート(まなすい)
〃
未詩・独白
4
06/9/16 22:03
ひきだし
アンテ
自由詩
5
06/9/16 21:55
仮面なんとか と なんとかライダー
十
自由詩
8
06/9/16 21:23
8畳のベッドで
哀音
自由詩
1*
06/9/16 21:00
僕の道
ぽえむ君
自由詩
7*
06/9/16 20:45
思い出の街には犬が笑う
プル式
自由詩
8*
06/9/16 20:30
風のゆくえ
草野大悟
自由詩
5*
06/9/16 19:26
雨と二の腕
黒田康之
自由詩
4
06/9/16 19:03
同類
桜木 ハル
自由詩
1
06/9/16 16:50
■わたしは誰だろう。
千波 一也
散文(批評...
12*
06/9/16 16:00
ついばみ草
uminek...
自由詩
7*
06/9/16 15:54
天使祝詞 ミカエル
The Bo...
自由詩
6*
06/9/16 14:57
山里の女
杉菜 晃
自由詩
11*
06/9/16 14:56
孤独な羊
アサリナ
自由詩
8*
06/9/16 13:52
金太郎飴の正しい食べ方
新守山ダダマ
自由詩
16
06/9/16 13:31
顔 その3
恋月 ぴの
自由詩
14*
06/9/16 12:38
全停止状態という躍動感だった
結城 森士
自由詩
1*
06/9/16 12:33
処刑に到る罪とそれに付随する罰の執行
whippo...
自由詩
2
06/9/16 11:59
人形の秋
ぽえむ君
自由詩
11*
06/9/16 11:37
言葉について
ブライアン
散文(批評...
1*
06/9/16 10:37
逃れられない夢
ajisai
自由詩
3*
06/9/16 9:13
すれちがう
yaka
自由詩
3*
06/9/16 8:45
ノート(43Y.9・16)
木立 悟
自由詩
4
06/9/16 7:22
白鳥—暮れかたの変奏
白雨
自由詩
3
06/9/16 5:06
こいぬとこねこ
ki
自由詩
2
06/9/16 4:24
こどもびぃる
〃
自由詩
3
06/9/16 4:22
自慰
白雨
自由詩
1
06/9/16 4:20
6095
6096
6097
6098
6099
6100
6101
6102
6103
6104
6105
6106
6107
6108
6109
6110
6111
6112
6113
6114
6115
6116
6117
6118
6119
6120
6121
6122
6123
6124
6125
6126
6127
6128
6129
6130
6131
6132
6133
6134
6135
加筆訂正:
◆元素の譜
/
千波 一也
[06/9/16 13:30]
漢字やら、括弧やらをいじる。
◆元素の譜
/
千波 一也
[06/9/16 13:29]
序文をいじる。
◆元素の譜
/
千波 一也
[06/9/16 13:26]
縦書きへスタイル変更。
言葉で 、愛を
/
もこもこわたあめ
[06/9/16 13:05]
注釈を追加
過ぎ去り色の絵画
/
結城 森士
[06/9/16 12:51]
全体的に大幅に。
オレンジジュース
/
結城 森士
[06/9/16 12:44]
最後を。
5.91sec.