愛してるって言葉に
あいを感じないこんな時代だから
誰もがきっと傷付けあうんだろうね
何が足りないってわけじゃなく
満腹状態で余白のない感情じゃ
大好きなデザートも食べられないよ
過去 ...
あくまでも
彼の価値観によるならば
平面に描かれた
あの赤い線の中には
天使 が
いたことになる
小学校3年生の時に、自分への手紙を
タイムカプセルに入れて小学校に埋めた。
未来への自分にあてた手紙だ。
手紙を埋めて、間もなく
僕は転校してしまったので
手紙の存在すら忘れていた。
...
煙が騒然となった世界を包むとき
一輪
そうして誰も知らないものが
世界を包むとき
アルファ ベータ
夜を掴むだろう
歩行杖を自分の足みたいに使い歩く
歳のせいで足腰は弱っている
猫背以上の背骨が悲鳴を上げる
つるはしで地面を掘り続けている
それは根拠もない財宝を掘り出そうとしている
やめない ...
案外と生きることを難しく考えることはない
その場その場でやることに懸命になって
たまには息をぬいて
人生はすばらしい
苦しみも訪れるけど
高望みをしちゃいけない
...
草むらの陰からエマがこちらを覗いてる。
世界の全てを憎んでいる
二つの目が私をじっと見つめている。
隠れてるつもりなの?
そんな背の低い草むらじゃ
あなたのその 長く縮れた黒髪は ...
ぜいぜいと肩で息をしている硬いダイヤモンドのような鳥だった。その鳥の瞳は錆びた空き缶の淵のようにギザギザだった、切れそうなほど。ドアーの向こうから光が差すのに鳥は這っても行けないのだ。天井にある剥がれ ...
熱にうかされたような輪郭のない浮遊感を
君にも分けてあげようか
共有するなら愛も生まれるだろ
それがたとえどんな毒薬でも
うたごえが運んだのは一握りの灰
ふれて 濡れるように ...
きみにさよならを言うために
長らえた声帯じゃないよ
きみの名を呼ぶために
残された命だ
そう望んだんだ
それは紛れもなくぼくだ
火薬と木造の家のにおいが
いつまでも ...
思わず舌なめずり
夜がくれたとっておきに
今夜のごちそうは
ぼくらがこぼしてった寂しさだ
悲しい目をした影が
召しませ、と
差し出す心臓
汚れた手で拾い集めて ...
君の声が この場所に響かなくなってから
もうどれくらいになるのだろう
数え切れなかったのではなく 数えようとしなかった
その数字は
僕に酷く曖昧で不確かな印象を与える
それで ...
{引用=
日の涼しいころ、
白い開襟シャツを着て家を出る
それでも蒸した空気が
まだ動こうとしないな ...
やがて空から
金平糖が降り始めました
おんなのこ達はうれしそうに
てのひらを広げ
中にはスカートですくっているこもいます
王様は銀のスプーンで少しずつ口に運ぶし
乞食は必死に袋につめていま ...
りんご農園の気配の残る
最後の番地を通り過ぎた
その先の道のりの限られた長さが
無限に区切られているかのような
実在しない旗の行列
この世の果てを先送りにして
にぎ ...
非常口まあくの男は
誘う
非常事態に備え
非常時に誘う
その下の扉は
笑う
非常事態には
非常時を笑う
男の未来は
扉の先には
点滅する
非常口をヂッと見る
明日は確実にやってくるけど、
手帳のスケジュール欄、明日の予定は空白で
手帳に差さっぱなしのボールペンはもう長いこと蓋が開くこともなく
乾いたインクの匂いは軽薄で真白な手帳は滑稽だ
...
誰のためにでもなく
ひたむきに
がんばる人がいる限り
自分もがんばれる限り
がんばれると思う
結果が大事というけれど
結果にならない結果だって
大事なんだということを
がんばる人は ...
すべてを捨てたそのときに
心の器は濃く染まった
ここには今後、日々見つけた
きりりとした水だけを
一滴一滴入れていこう
少しずつ溜まる水滴に
事物は次第におおきく映り
やがて ...
優しい木漏れ日
静かな潮騒
あなたを包んだ
愛の世界
悲しい思い出
貧しい生活
あなたを信じた
愛の世界
苦しくて楽しくて可笑しくて
美しい美しい
愛の日々
愛の日々
...
みんな ただの ばかだ。
がらすだまをみずからぶちわる
ばかだ。
あたしは ひくひく なくしかない。
ひくひく ひくひく
したっぱらに ちからははいらない。
ぼろぼろ ぼろぼろ
がらすだまは おちて
...
オパール・グリーンの夜明け
褪めた窓
虚空を漂う巨大なビルボード
モノトーンの呟き
夢の露頭
遠い風
コロイド状の街燈の光
見えない傷と瑕
古びたソファー
非在の時空に架けるピンクの ...
あなたの顔が影に映る。
光もないのに反射して、
風もないのにゆらゆら揺らめく。
踊るミラーボール
踵を鳴らすハイヒール
真っ赤なフロアで
私は誰かに追いかけられる。
ピアニストの繊細な指だ
白い鍵盤をすべってゆく
まるで水鳥の夢見る羽ばたきにも似た
あるいは
まだ見ぬ色彩を生み出す画家の
狂おしいまでにあざやかな指先
{ルビ天地=あめつち}を踊る風の曲 ...
{ルビ吃水=きっすい}の切り拓く直線に
弾け、昂ぶる蒼波の振幅も
いつか、{ルビ理=ことわり}を{ルビ纏=まと}い
穏やかな泡波の
幾重にも沁みわたる
船側をすり抜ける速さに
戸惑い、 ...
地球を動かして
昼夜のスイッチは目まぐるしい
窓から眺めてた青空が不意に宇宙に変わったり
天体を流れるエーテルに頬が湿る
この時は加速しているようで
ほんとはもう止まっている
どこ ...
とうきょうの ひとすみでまつ アラビアの
まほうみたいな あなたのことを
溺れるブルー
ムーンブルー
波間に歌うイルカは液体になり
わーぷして あいにきたんだ し くるしい
...
紫蘇濡らし髪を濡らして女かな
.....a............a.....................a.................a...
南中の、太陽が歌う賛美歌の熱で 燃えて終う
.....a....... ...
高きから見下ろす夏の水田かな
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ノイズ
イヴ
自由詩
2
06/8/20 4:13
つぶやき
FUBAR
未詩・独白
1*
06/8/20 3:27
タイムカプセル
わしず
散文(批評...
1
06/8/20 2:31
銀河
佐藤伊織
自由詩
2*
06/8/20 1:30
積み重ねて掘り出すべき数字
海月
自由詩
1*
06/8/20 1:12
明日に咲く花
山崎 風雅
自由詩
4
06/8/20 0:25
エマ
真紅
自由詩
1*
06/8/20 0:10
(R)
ふるる
未詩・独白
3*
06/8/19 23:53
めまい
なるせ
自由詩
3
06/8/19 23:44
斜陽
〃
自由詩
2
06/8/19 23:43
晩餐
〃
自由詩
2
06/8/19 23:42
あてどない旅
ウデラコウ
自由詩
1*
06/8/19 23:38
汗の滲み
atsuch...
自由詩
5*
06/8/19 23:12
金平糖の降る頃
けんご
自由詩
6
06/8/19 23:06
ゆりがおか
砧 和日
自由詩
6
06/8/19 22:44
緑にしろ男
藤井和
自由詩
1
06/8/19 21:50
[ スケジュール帳 ]
渕崎。
自由詩
1
06/8/19 20:47
がんばる人がいる限り
ぽえむ君
自由詩
9*
06/8/19 20:17
心の器
九谷夏紀
自由詩
1
06/8/19 19:21
愛の世界
A-29
自由詩
3*
06/8/19 18:56
業
むくげ
携帯写真+...
3
06/8/19 18:31
MOSAIC #71
塔野夏子
自由詩
4*
06/8/19 18:06
ミラーボール
むくげ
携帯写真+...
1
06/8/19 16:43
美しい指
石瀬琳々
自由詩
18*
06/8/19 16:27
望洋フェリー
佐野権太
自由詩
9*
06/8/19 15:38
エスエフ
ススメ
自由詩
2
06/8/19 14:58
「ブルーブルーブルー」
キキ
短歌
6
06/8/19 14:25
女
A-29
俳句
1
06/8/19 12:36
南中の代書人
六崎杏介
自由詩
6*
06/8/19 12:14
夏の水田
A-29
俳句
0
06/8/19 12:12
6071
6072
6073
6074
6075
6076
6077
6078
6079
6080
6081
6082
6083
6084
6085
6086
6087
6088
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6090
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6102
6103
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6107
6108
6109
6110
6111
加筆訂正:
哀愁の冷やそうめん
/
Lucy.M.千鶴
[06/8/19 22:53]
タイトルのインパクトが無いと「読んでみよう」というい気になって貰えないかと、師と崇める 方が 云っておられた 言葉を思い出したので タイトルを少し かえました。
ラヴなステーショナリー その1
/
恋月 ぴの
[06/8/19 20:55]
訂正しました
6.13sec.