回転を速めた車輪
高速で円を画き
観てるこっちは目が回りそう
笑えるほど気持ち悪いんだけど
こっちはみたいものがあるから
轢かれる間際までジーっと
興味あるのは ...
モノクロームだ
本当の色は 陰影が彩る
光を吸い込み
時々は はね返し
水銀の膜は
レアケースの正直
波打つスペクトル
その色は 真実か
揺れてさまよう
人の歩み映し
こ ...
「あら、どうしても扉が開かないわ」
これまで幾度となく国際線を利用してきたが
経験したことの無い強い衝撃に突然見舞われた
それは、俺に跨っていたCAにしても同様らしく
膝下までずり下げた下着を ...
夏の朝
どこへというわけでもなく
外を歩いてみる
出会う小川のせせらぎが
さら
さら
さら
さら
さら
流れ流れてゆく
その川を見守る ...
以前、私は、現実とはなんであるのか、という事について触れた。
最近、現実とは「何かをつかむ(実感)」ものだと思いはじめてきた。
確かに、全てを虚構といえば、虚構であるかもしれない。しかし、それ ...
アジャパーなどと言ってはなりません
アジャパーとはどういう意味か
君説明したまえとは
絶対に言われないから
のんきなものさ
叱られないように使えばよいさ
アジャー
パーになっちゃった
...
{引用=
無性に
ミルク飲みたいよね
あほらしいほど 真っ白な
照れちまうほど 優しい それを
大人やってると
無性に飲みたくなる よね
飲んだところで
あたしのなかの灰色は
や ...
ゆっくりと私に私をあずけて
常夜灯の橙のひかりをおもい
月を電燈へと落すのです
此れは白いと申しますので
黄いろセロファンを被せたのです
此れは贋物
此れは贋物
けれど知らぬ事なのです
常夜灯のひかりな ...
誰にも変えられない、
どうしようもないくらいに哀しい
夕焼けのうかぶ空だ
巨大な軍艦みたいな工場を出ると、
街はたそがれ
百円均一の人だかりも
赤く染まっている
ネオンと張り ...
水銀が染みでて狭い空のせいで
ここは今にも崩れおちそうなのですが
きれいに舗装された道の真ん中に
ま白いチョークで丸を描く
チョークの白い粉は毒であるから
すぐに洗いながしなさいと教わり ...
スタートしよう、
なんて
いわれたものだから
おもわずしろいテープを切ってしまった
はしりきったあとの
そうしつかんには
いつまでたっても慣れない
しろいテープを切っ ...
水面にゆがむ月よ
滑らかならぬ蒼白い顔は
私を待っていたのでしょうか
それとも見送ってくれるのでしょうか
足を止めると
あなたはきらりと
涙を放ったように見えましたが
驕りだったよう ...
昼になると
車の隅で蝉が鳴く
夏だなと
思いたいのですが
冬でも鳴くので
幻聴かなと思ったり
耳の錯覚だと思ったり
本当は
死なない蝉が住みついて
気分がよいと鳴きだして
雌を呼ぶ ...
メモを片手に料理上手
冷蔵庫の残りもの
なんでもかんでも炒めよう
卵にレタスに牛肉
小エビにきくらげしいたけ
長ネギかまぼこにんじん
ついでに日頃の鬱憤も
炒めて炒めてご機嫌 ...
俯いた太陽が照らすのは
未来だとか希望だとかでなく
今日の瞬間に繰り返す
明日の現実に突きつけられた
小ざかしい本音でしかない
額や背中を伝う汗が
クーラーに冷やされて
身体をなぞる ...
眠れぬ夜が
大きな口をあけ
数珠繋ぎの言霊を
ひとつ食み
またひとつ食み
私をおいて
月の光ばかりが蒼白く
強くなる
溢れた涙を
瞳に返せはしないけれど ...
爆発しそうなココロ。
同じココロ。
凍死しそうな真夏の夜に
電線に止まっているカラス
銀色のグラスに注がれた
オレンジジュース
私の体は透き通って
喉を通過する無感動
何も飲んでいない
凍死しそうな真夏の夜に
女は去 ...
次の風を待つ間に私は窓際に横顔を
貼り付けて猫背の時間を撫でていた
窓の遥か下にある小学校の校庭では
派手に盆踊りのテープが鳴っていて
けれどこの部屋には更に大きく響く
太鼓の賑やか ...
海の方へと走らす車の中
僕は何を考えて運転しているのだろう
自分に質問しても何も答えは出ず
アクセルを踏む足に力を入れた
優しさなんて口先だけ
と、思えてしまう
信じる程に失望は大きく ...
みんなが俺に叫ぶ
叫んでいるんだ
でも上手く聞き取れない
響かない
なんだよ
ちゃんと心臓まで
届けてくれ
でなければ ずっと
目醒められないだろう?
この瞬間
隣に君はい ...
今はただ
背中を見せるだけの君も
きっと泣いているね
いいよ
泣けるだけ泣いたらいい
それで終わりが
見えるのなら
涙も止まるだろう
世界中の誰かも
きっと君のように
みんな泣 ...
ぼくは詩人
幻想は現実の中に存在し
創り出される現実の世界である
今日もまた
夜の散歩をしていると
星の銀幕に出会いました
ほんの少しだけだからと
眼鏡をかけずに
散歩 ...
どうでもいい
そぱっらもったら
どうでもいい
ろうれもいい
しょうでしょう
そうでしょ
どうでもいいの
やったらめったら
みったらしったら
ほうでもひい
...
とある ひと幕を終えて
{ルビ緞帳=どんちょう}が 下りてくる
黒のビロード
{ルビ艶=つや}めいている
静寂
それだけが 音を鳴らす
{ルビ幕間=まくあい}には
素敵な幻想を召し上 ...
空っぽの僕を捨てたら
誰かがやってきて
僕のかわりに僕を生きてくれるのだろうか
2丁目のさんちゃんがやってきて
僕の顔で笑うんだろか
それとも
僕だったはずのモノは
さんちゃんの ...
夏の涼しい夕暮れに
恋の病にうつむく友と
噴水前の石段に腰掛けていた
( 左手の薬指に指輪をした
( 女に惚れた友が
( 気づかぬうちにかけている
( 魔法の眼鏡は外せない ...
音n
差 の
失 効 す
...
刻むビートの中で
すれ違った人の思いを切り刻む
夏の日じっとしてられなくてパジャマのまま
夏の風のなかをはしりぬける
繋いでとぎれない笑い声
手をのばしてつかみ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
緩い
秋也
自由詩
1
06/7/31 16:09
9、鏡 【かがみ】
雨宮 之人
自由詩
0
06/7/31 15:31
夜間飛行
恋月 ぴの
自由詩
9*
06/7/31 7:22
生きる風
ぽえむ君
自由詩
6*
06/7/31 6:51
神さまが教えてくれたんだお☆(実際、アホみたいなもんですが汗
奥津 強
散文(批評...
4
06/7/31 6:32
グーチョキパーなど
あおば
未詩・独白
4*
06/7/31 4:48
ミルク
yaka
自由詩
2*
06/7/31 4:28
おやすみ
ki
自由詩
0
06/7/31 2:02
月燈
七生
自由詩
6
06/7/31 2:00
どうしようもないくらいに哀しい夕焼けのうかぶ空
atsuch...
自由詩
4*
06/7/31 1:54
夢の架け橋
明日殻笑子
自由詩
5*
06/7/31 1:41
あしたのための
愛
未詩・独白
1
06/7/31 1:19
渡月橋
Rin.
自由詩
19*
06/7/31 1:17
ニイニイゼミ
あおば
未詩・独白
2*
06/7/31 1:13
炒飯アッ飯ブギウギ・メモ
落合朱美
自由詩
15*
06/7/31 0:47
汗
松本 卓也
自由詩
0
06/7/31 0:40
蒼白の月
Rin K
自由詩
20*
06/7/31 0:06
明日も晴れ。
狠志
携帯写真+...
4
06/7/31 0:00
オレンジジュース
結城 森士
自由詩
4*
06/7/30 23:49
空洞
松本 涼
自由詩
5*
06/7/30 23:36
君に会いに行くために海へ行く
海月
自由詩
3*
06/7/30 23:02
voice
宙空 心
自由詩
0*
06/7/30 22:49
sea of tear
〃
自由詩
0*
06/7/30 22:16
ぽえむ君−銀幕−
ぽえむ君
自由詩
3*
06/7/30 22:13
ボクと星
よーかん
自由詩
2*
06/7/30 22:12
8、夜 【よる】
雨宮 之人
自由詩
1*
06/7/30 22:12
空っぽの僕を捨てたら
武富諒太
自由詩
6*
06/7/30 21:34
呼声
服部 剛
自由詩
20*
06/7/30 20:55
column noir
静山和生
自由詩
3
06/7/30 20:30
夏休みって何で長いのに短くかんじるの?
こめ
自由詩
7
06/7/30 20:03
6096
6097
6098
6099
6100
6101
6102
6103
6104
6105
6106
6107
6108
6109
6110
6111
6112
6113
6114
6115
6116
6117
6118
6119
6120
6121
6122
6123
6124
6125
6126
6127
6128
6129
6130
6131
6132
6133
6134
6135
6136
加筆訂正:
9、鏡 【かがみ】
/
雨宮 之人
[06/7/31 15:32]
2006.03.14初出。こちらは推敲版。
空洞
/
松本 涼
[06/7/31 0:12]
ちょっと直しました
君に会いに行くために海へ行く
/
海月
[06/7/30 23:06]
サブタイトルは、「 影 」です。
8、夜 【よる】
/
雨宮 之人
[06/7/30 22:13]
2006.03.09初出。改変なし。
5.91sec.