母さんは言った

雨が降るかもしれないから
傘を持っていきなさいって

少しくらい濡れてもいいと思った

朝起きたら
神様に祈りなさいって

仕方がないから祈った

理不尽があ ...
もうゆっくり眠りなさいと言う
街は密やかに優しい

まだ眠れないと私は言う
夜は美しく時間を鳴らす


開き切った魂の赤い色は
誰の為にでもなく其処に在る

濡れる者渇く者が
同 ...
灰色の空を{ルビ背景=うしろ}に
 黒い背広を着た男、
 街燈の、直立不動の寂しさに、
 北風に、灯は揺れる・・・・・・・その昔、
この道を{ルビ通=かよ}った男が
 そこに見た嘘の女を
...
夜毎に月の灯りが街を照らすと
君の世界への入り口を探す

僕の世界は六角で
君の世界は八角なので
どうもうまく重なれない

僕らは半透明のカーテンで区切られた部屋の両側で
お互い影絵を ...
バックする車に轢かれて
空が青いと知ったのよ
それから
しわしわのブルドッグがやってきた

ぱっくり割れた空から
ぽたぽた
青いのが降ってくると思ったのね
息をしながらふたりで待ってた ...
逢いたい
今、どうしても
君に逢いたい


逢えなくなって何ヶ月?
何故突然俺の前から消えたんだ

声を聞かなくなって何ヶ月?
一人で泣いたりしてないだろうな


世間知らずで ...
あなたは手慰みの指先で
わたしの身体をくるくる回す
言いなりになんかならない
と思ってはみても
あなたにだけは嫌われたくなくて
股関節の痛みをこらえ
アンディオールのポーズを取る
(わた ...
木造の小学校

椅子も机も

飴色 栗色 焦げ茶色

耳をすませばチャイム足音

今は夕燈だけが座る
そうだ、そうなんだ。

納得していなくても頷くんだ
反抗期は大分前に過ぎたから
手より先に頭が動く
冷静に分析する事は決して悪い事じゃないけどね
時折、悲しくもなったりする
...
自転車で下り坂をご機嫌に下っていると
さらにご機嫌な速度の小学生女子がひょっと私を追い抜かし
ちらっとわたしの顔を振り見てカーブの向こうに流れた
流れるような長い髪が方目を隠していた

私も ...
 正直者はバカを見る世の中
 それでも自分に嘘をつきたくないのだが

 蜘蛛の巣のように張り巡らされた友人関係
 一人をたてれば一人がくさる
 本当のことを話せば諍いがおこる
 修羅場はま ...
部屋の中で物思いに耽り
外で鳴る虫の音を聞きながら
ふと想うことを書き記し始める

書くそばから
一匹の蝿が
頭の後ろで勢いよく飛び回る

ブンブン
ブンブン ブンブン
ブンブン
...
儚い季節/ つかの間の恋

血の滲んだ口元の傷に、
水色のハンカチをあてながら
秋の風/ さまよう校舎の屋上
「君とふたり〜蝶々になって

君が舐めてくれた/ その傷
愛の痛みを知らな ...
渋谷の空はだだっ広い
渋谷の海もなお広い
個人主義の帆をかかげ
ここでは皆異邦人
陸の国家に飽き飽きし
各々独立したのとさ

ちょこっと貿易しませんか?
一日だけでもいいのでね
そん ...
涙の粒を集めたら
きれいな虹になりました

夢のかけらを集めたら
みんな笑顔になりました
あれから随分たった今でも

1人称の私は

あの人のことを

2人称で呼んでしまう

もうとっくに

3人称のはずなのにな
時々不思議に思うんだ

どうしてあの人はそばにいないんだろ?って


例えばほら

物凄く伝えたいことがあっても

言葉にすれば消えてしまうような時には

どうして?って
...
     愛は無償で尊いもの

     疑いは黒く重たいもの

     憎しみは根を張り縛るもの

     安らぎは人との関わりに不可欠のもの

     生きるとは力強くあ ...
秋の長夜の晩は、
てのひらサイズの文庫を片手に、
白熱電灯の下、鈴虫達の求婚歌をBGMに
一文字一文字刻み込まれた作者の言葉を読み解きませう。

秋の長夜の晩は、
少しばかりの退屈を御供に ...
            降り与えられ

            続ける
            
            雨が与えられ

            去らぬまま

   ...
今日君に会える
そう聴いた瞬間の私の気持ちを
貴方は気付いてる?

私の周りに散らばった服
鏡の前で何時間もにらめっこ
貴方に私を可愛いなって
思って欲しくて

貴方の瞳に移るのが
...
●「なべ底のカレー焦がしたらばっ金300円!」と貼り紙されて

●あなたは焦がすから、絶対焦がすから、あたためるならチンにしてよね

●チンじゃなくてむしろピッピーと鳴るでしょうゆうべのカレ ...
 たとえば真夜中に、テーブルの上で
作りかけのパズルを再開する老人のように、
未完成であることだけが唯一の完成形であると
―仮定できないだろうか?
オーディオから流れている夜想曲を。
棚を埋 ...
頑張れと背中押される風の中 傷つき傷つけて理想への逃走
電車で揺らぐ景色に君は何を見、何を想うのか

嘆きの想い出、喜びの記憶
笑顔の想い出、綻びの偽り
自傷の想い出、微かな幸せ

電車の窓の外で
繰り広げられる ...
はじめまして
しょっかくもどきです
むしのあたまにはないけれど
さんねんめになります
ネコをみるのがとくいです
どこまでつづいているのか
ときどきふしぎになります
こんなわたしですが
...
「またあした」嘘になるけど手を振った。残り三分、世界終わります。 三ヶ月の月日がたったら
僕を食べておくれ
きっとうまい具合に熟れて
おまえを喜ばすことができるだろう
何だって!食べたくないだって!
嘘を言うのじゃないさ
おまえはいつだって舌なめずりして ...
 雨よりも痛い針がある。
 夜よりも鋭い刃物がある。
 憂鬱が、
 僕の胸を刺す。
 時計が十時の鐘を打つ。
   今日、僕は眠った。
   やさしい人は、
  誰も、どこにもいない。
朝に
林檎がもがれる


それは
太陽になり
風になり
私のもとへとやって来る


おはよう
ごきげんいかが
と はにかんで


さくりと
歯に当てた
ほのかな酸味
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
傘が要るささやま ひ...自由詩5*06/9/19 1:42
松本 涼自由詩306/9/19 1:40
氷った街角白雨自由詩6*06/9/19 1:26
night bugマッドビース...未詩・独白406/9/19 0:34
巻き戻し/再生アサリナ自由詩6*06/9/19 0:28
孝一ことは未詩・独白2*06/9/19 0:15
ラヴなステーショナリー その2恋月 ぴの自由詩21*06/9/18 23:25
椅子曠野未詩・独白106/9/18 23:16
寝転がった標識海月自由詩2*06/9/18 23:14
お母さん長谷伸太自由詩1*06/9/18 23:10
嘘でもいい山崎 風雅自由詩406/9/18 23:07
九月の蝿がうるさくてぽえむ君自由詩5*06/9/18 22:52
僕が奪った人形atsuch...自由詩6*06/9/18 21:55
水先案内人の言葉蝶子自由詩7*06/9/18 21:41
涙の粒を姉山右京自由詩306/9/18 21:36
いち、に、さんむむ自由詩306/9/18 21:32
ビラ配り未詩・独白106/9/18 20:43
貴方へのおもい、私の言葉逢坂桜自由詩4*06/9/18 20:17
[ 秋の長夜の ]渕崎。自由詩206/9/18 19:38
散/水静山和生自由詩106/9/18 19:31
想い愛心自由詩106/9/18 19:14
朝からゆうべのカレーを食べる時点で私たちは人生の敗残者である山田せばすち...短歌4*06/9/18 19:11
日々界隈、あるいはぼくらのプテラノドン自由詩9*06/9/18 18:38
川柳5姉山右京川柳006/9/18 18:17
drain train完食自由詩106/9/18 18:06
ファザー・グース(5)たもつ自由詩22*06/9/18 17:24
 たそがれ ミゼット短歌1*06/9/18 15:52
デザート未有花自由詩8*06/9/18 13:38
_白雨自由詩206/9/18 13:24
林檎の朝石瀬琳々自由詩17*06/9/18 13:13

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