山の雨木槿の花の霞むほど
空の何処かで 心決めて
引力に 落ちる
身体は 燃え尽きて
人は その姿に願う
見えないものが
見えるようになる
その代償は
{ルビ己=おの}が命か
暗い画用紙に
明るい航跡 ...
ぼくから見えるこの空は
広いというよりも大きい
首を回すだけでは
すべてを見ることができない
空の中に包まれてゆくようだ
ぼくから見えるこの空は
高いというよりも太い
そばの ...
遠い昔から見える、景色は。
今、僕が見てる景色と。
何が違うのかな。
同じ空はない、と言うけれど。
同じくらい、キレイな空はあるんだよ。
むかし、むかしの誰かも。
空を眺めて、思い ...
一滴の私は
無数に砕けて
無数の私
の
意識
もう
瑣末なことは
見えない
見たくない
ことば
ことばにまぎれ
あなたが見ているのは
ことば
私ではない
無数の針を ...
鐘の音がひときは澄んで響いてゐる
高原の牧場
風は爽涼として
日は明るく照つてゐる
ここに一頭
健康優良の乳牛がゐる
乳が溜まつて乳房が張るものだから
たまらずク ...
夢をみていました
真夏の午後の熱い眼差しをうけて
そこに僕はいました
日常の変わらぬ生活を送ってます
満員電車にも最近は慣れました
そこに君もいました
いつもと変わらぬ愛らしい表情をし ...
降り続く雨の間
口ずさめる歌を唄う
それに惹かれてか小さい傘の訪問者
二本目の傘の大きさと色で
待っているのは会社帰りのパパ
大人にも子供にも犯罪者や
偽善者、病気持ちにも受験 ...
晴れのち曇り 雨 みぞれ
空のほんとは
どの日でしょうか
わたしたちには
空を知るすべが少なくて
たまたま覗いたその日の空を
強くこころに
留めがち
です
吹雪 ...
タブノキとマテバシイの葉っぱはよく似てる
折るとパリパリちぎれるほうがタブノキ
ぐんにゃり往生際が悪いのがマテバシイ
ヤマモモとホルトノキの葉っぱもよく似てる
トンボの羽みたいに葉脈が細か ...
あなたが ほめてくれたもの
あたしの髪の毛
笑顔
あたしの夢
あなたが 好いてくれたもの
あたしの名前
あたしの言葉
あたしの優しさ
あなたが 許してくれたもの
...
黒い森の巣穴から
うすくあかりがもれて
かさなる枝葉を金にてらした
おやすみ
おやすみ。
星はカラスに奪われて眠っている
降りしきる雨は
聴覚の機能を麻痺させ
私を雨だれの檻に閉じこめる
無感情なアナウンサーの声に読み上げられる
天気予報
この檻がいつ上がるのかが私の専らの関心事だ
空ではカミナリ様が ...
あ
味のしない
味のしないチューインガム
味のしない味のしないチューインガム
味のしない味のしない味のしないチューインガム
味のしない味のしない味のしない味のしないチューインガム
味の ...
「糸」
イト
「糸でできたおうち」
イト
「問うたばかりにへこんだおうち」
トイ
「問い」
トイ
恥じらいって
なんだかわかりますか?
なんでもかんでも
曝け出して良いってもんじゃないの
細木さんに
私の中身曝け出してもらいたい
くらい
私はなにもかも
胸の中よ
五山の文字の
ゆえんなど知りません
それでも私は
わずかに香る炎が尽き
夜が少し涼しくなるのを
ただ待っているのです
まだきっとどこかで生きているだろう
あなたを見送っているのです
...
なんでこうなるんだろうなぁ…
無力でなんもできないくせに欲しがるだけ欲しがるから
全て無くしてしまう
馬鹿だよね わかってるよ
自分が一番わかってるんだ
馬鹿で不器用で我が儘でごめんね あ ...
イプシロン、シロンの岸辺に
登録された腕輪。
水仙ではなく、雨の裏側から
一束の蓴菜。
飛び出したまま、ジャングルのパターンを
繰り返す。
落水、フレスコは激しく燃焼する
岩壁。
電動 ...
夜が深くなった頃
静かな優しすぎる時間
窓の外では月が おやすみを呟いて
それでも声は透明で音すら存在しない
昨日見た夢の断片も もう忘れてしまった
読みかけの本を開いて
いつか千切れ ...
高速道路を猛スピードで駆け抜ける
僕の残像
世界が回るのに意味なんか無かった
心に響け言葉
僕だけ君との感情壊してよ
何かんか眠いよ泣きたいよ
消える消 ...
水際でいきしにくいうつたびおもう
プリンどけて密林の密を吸い上げる
日没とはなんらかの焼却であり点呼
軽石でかかとを削る息ふきこむ
はじめとする蛇の出てきた空腹を
メロン ...
霹靂の濃灰嵩むその下の頭の中の雲を案じる
***
るりいろの
てふてふとまる
しいのえだ
いみじくをかし
あさすずみかな
今のはシャンプー? それともリンス?
またわからない
そもそも体は洗ったろうか?
ごしごしタオルがカランの上だ
きっと体は洗ってる
だから今のはシャンプーだ
そしてリンスまでいったのか ...
私はスッと退きました
嬉しいような
恥ずかしいような
変な気持ちが身体中に広がりました
夢月も壁から唇を話すと
ゴハンを落としながら言いました
「紅香って
もしかして俺に惚 ...
ただ 時間だけがやさしく流れてく
息ができないほどの苦しみも
涙が出ないほどの悲しみも
ただ 時間だけがやさしく包み込む
数え切れない静かな夜を
終わりないページをめくるように
...
五月晴れの代わりに雨だれを聴いていた
灰色の鬱屈が繭のように気分を丸め込む
長過ぎた梅雨の間に熟成され黴びた心は
あおく澄み切った夏空に溶け出していく
剥き出しの感受性は些 ...
くちなしの花が咲き終えようとする頃に
空はセロファンのように震え
雨粒をくわえた鳥がひと足先に海へと向かう
砂浜に音も無く降る雨が
そこから遠い鉄塔の下で匂っていた
しだいに背の高くなる ...
その穴に吸い込まれたら、
そこからは何が見えるのだろう?
アイツも見えるのかな。
ぼうや
物事には
三種の仁義と いうものが あるのよ。
バブル全盛期
汗も 涙も 散りばめて
狂ったように 踊っていても
楽しくて しかたない 振りをして
頭は 遣っていたも ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
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日付
山の雨
A-29
俳句
1*
06/8/19 12:03
18、流れ星 【ながれぼし】
雨宮 之人
自由詩
0
06/8/19 10:47
ぼくから見えるこの空は
ぽえむ君
自由詩
7*
06/8/19 10:33
今と昔、碧い空。
狠志
携帯写真+...
4
06/8/19 10:15
ミスト
uminek...
自由詩
5*
06/8/19 10:00
慈愛
杉菜 晃
自由詩
6*
06/8/19 9:57
レスト
イヴ
自由詩
5*
06/8/19 7:32
ウタレユク
maumi
未詩・独白
3*
06/8/19 3:09
空を想う魚
千波 一也
自由詩
15*
06/8/19 2:06
タブノキ
A-29
自由詩
4*
06/8/19 1:30
Miracle Drug
ウデラコウ
自由詩
1*
06/8/19 1:02
ひみつ
かとり
自由詩
1
06/8/19 0:54
雨の降る夜
朱華
自由詩
0*
06/8/19 0:25
あ
ふるる
自由詩
2*
06/8/18 23:55
ito
〃
未詩・独白
6*
06/8/18 23:52
p
蒼木りん
未詩・独白
0
06/8/18 23:24
送り火
Rin K
自由詩
27*
06/8/18 22:49
ユメ
桐野晴
自由詩
0
06/8/18 22:13
時の風景
panda
自由詩
1
06/8/18 22:06
夜には 月が
夕凪ここあ
自由詩
8*
06/8/18 21:34
訳なんて所詮形でしかないでしょ
こめ
自由詩
14
06/8/18 21:34
発覚
黒川排除 (...
川柳
4
06/8/18 21:27
憂いと本当の?気持ち
橙午
短歌
2*
06/8/18 21:01
シャンプー&リンス
A-29
自由詩
2
06/8/18 20:52
金魚の願い
愛心
自由詩
3
06/8/18 19:29
どうぞ素敵な時を
タカマネ
自由詩
0
06/8/18 19:26
*感受性応答セヨ*
かおる
自由詩
8*
06/8/18 17:38
さよならの陰影
新谷みふゆ
自由詩
10*
06/8/18 16:55
穴
神音
携帯写真+...
7
06/8/18 16:41
昔は お立ち台で踊り狂ってた ママの格言 〜トップ3〜
Lucy.M...
自由詩
9*
06/8/18 16:17
6072
6073
6074
6075
6076
6077
6078
6079
6080
6081
6082
6083
6084
6085
6086
6087
6088
6089
6090
6091
6092
6093
6094
6095
6096
6097
6098
6099
6100
6101
6102
6103
6104
6105
6106
6107
6108
6109
6110
6111
6112
加筆訂正:
18、流れ星 【ながれぼし】
/
雨宮 之人
[06/8/19 10:48]
2006.04.20初出。こちらは推敲版です。
ラヴなステーショナリー その1
/
恋月 ぴの
[06/8/19 7:42]
改題しました
ラヴなステーショナリー その1
/
恋月 ぴの
[06/8/19 7:21]
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8.23sec.