「うつくしいものなど
       なにもない・・・」

そんな世界で
君は
『棘』すら美しいと言う



僕は
太陽も月も見失い
ただ、満天の星の間を彷徨う


待ちわび ...
あなたの全てを吸い尽くして私は咲く。

あなたが掘っている穴は自分のため。

誰もあなたを責めはしない。

あなたの骸の上に私が咲くなら、誰もあなたを責めたりはしない。

あなたが生き ...
翼を広げ 翔び立て
蒼窮に淀む闇を撃て
殺戮の天使よ
{ルビ己=おの}が運命も焼き払い
壊れた世界を呼び戻せ


どうせ不様に生きるのならば
この命をくれてやろう
誰にも叶えられない ...
移りゆく時代の中で
本当のものを求め
素直に喜びたい
世の中に生きていることを

流れゆく時間の中で
今そのものを求め
正直に感じたい
時の中で生きていることを

巡りゆく季節の中 ...
祭りの後で酒に酔って

その勢いで僕は中学の時の

片想いの人にメールした

けどその人はアドを変えていた

もうこの思いは届くことなく

心のアルバムにそっと張り付けて置いた
...
得意料理は
肉じゃがね

どうせウソつくなら

もう少し
なんだろう

オトコの心を掴めるウソを言うといいよ

たとえば野菜炒め

たぶん反応がちがうよ

それと野菜炒めな ...
ひとりきり そうめん食べる 夏の午后
 冷え切る孤独 広がってゆく・・・
うなじを わたる風は
なまぬるく

きみの 吐息を
想い出させる

空には でかくて
細い月

きみが たてた
背中の 爪痕のよう

息もつかずに
愛をかわす

夜露も汗 ...
強き風 心を{ルビ染=し}める 淋しさよ 思い出をありがとう
他愛なく笑える仲間
同じ夢をみて
ひたむきに走る
くったくのない笑顔
ひろがる
ひろがる
音が触れあうこの場所で
時をのせて
はしる走る
せわしい時を
はしる走る

風を伴って
私たちの時間を連れ去って!

電車は走る
今日も走る
青と金が
近づいてくる
同じ音をたて
原を越える


鉱から鉱へ
したたりつづける青があり
夜をひとくちずつ運ぶ
聞こえない小さな寝息のつらなり


水の底の金の傷 ...
あと十分で地球が滅びます。

いつものように何気なく見ていた目覚ましTVで
総理大臣が重々しい口調でそんなことを言った
朝。

あと十分だってよ、どうする?
母さんは僕を見ながら、くひひ ...
引っ越したアパートは
薬屋の二階だった
辺りには小さな商店しかなかったが
近くに大きな川が流れていて
君の心を支えながら
よく土手を歩いた

神社には大きな桜の樹があって
薄紅の季節を ...
{引用=
 壊された、

           卍


       キミのカラダから
         熱量が 急速に失われ、
          滅び行く
            ...
電車に乗って 都内へ行く

それは
ときには嬉しいイベントであったり
ときには必要に迫られた用件であったり

車内では少し緊張している
エプロンではなく ネックレスをつけているから
サ ...
傍にいてほしい人が
傍にいないから
彼のもとに行くのです

でも彼は私を愛するが故に
抱いてはくれないのです

だからは私はまた
別の彼のもとへ行くのです

彼はきっと私を愛してい ...
豆電球ほどの灯りがあればそれで十分で
傍に紙と鉛筆があればそれで満足した
ミカンのダンボール箱が机代わりで
ダンボール箱の上に布でも掛ければ一端の机になる
窓はガタが来ていているのか、 ...
木々が音を立て死にゆく
睡眠の音さえ失せる
夏の日々

僕は今日生まれて
昨日死んだ

死体の様に冷たいシーツの上で
僕はさっきまで倒れこんでいて
息をすることさえも苦痛だった

...
夢から覚めたその朝は
どんな夢を見たのか
覚えてないけれど
どこかにまだその夢が
自分の中にそっとある

きっと安らぎのある
やさしい夢だったに違いない
夢と朝のつながりが
頭の中と ...
日々を知らせる 薄い紙
幼心 望む日は未だ
ミシン目で 繋がった日々
びりびりと 朝方のワンシーン

そんなに楽に
切れ目を 入れられるほど
僕らも 地球も
器用じゃないさ

36 ...
 安い映画の感動シーンで

 確かにうっすらと気持ちは広がるが

 心より求めたそれとはやっぱり違う

 昔の傷が

 好きな女の子の服についていた染みみたいに

 目をそむけたく ...
  「虫はお椀の底からは飛ばないよ
     淵まで這い上がってそこから飛ぶのさ」

下戸下戸鳴いて
ホットウーロンばかりすすっている
冷え切った座敷
を無重力状態で漂っている俺
は畳の ...
今日は、夏草に混じり
涼やかな声が運ばれていった
どこかずれた休日は
雨に掴まれて、離れられない

人とは違う夢を見ている
そう思いながらもう一度目を閉じると
いつか聞いた歌が繰り返され ...
君が居なけりゃ
僕はもっともっと
寂しさに押し潰されて

君が居なけりゃ
僕はきっときっと
委ねる場所も見つけられず

君が居なけりゃ
僕はずっとずっと
一人ぼっちの気になって
...
{引用=夜、眠る前には忘れることなく
絵本を開く少女
はお話の最後を一度も見たことないまま
眠りにつく、早く明日が来ればいいのに、と。

空の色によく似たワンピース
がお気に入りの少女
...
これでやっと心から
応援できると思う

これからもずっと
応援しているよ

そう言って抱き合って
最後のキスをした

別れ話を切り出された
私は少しホッとした

ごめんね

...
 言い知れぬ不安に苛まれるのなら
 自然に目を向けなさい
 自然は神の身体の一部
 身近に息づき
 微かな泣き声をあげている虫たちも
 神の命を共有して
 この世界に存在している
 遥か ...
日焼けした かき氷屋の主人の
肩から流れ落ちる汗が
石床に着地すると
閉じ込められたアンモナイト等が
ゆっくりと 泳ぎ出す
冷たい水しぶきを追いかけ
飛び回る子犬の様子を伺いながら

...
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日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
星の道の中心で。シュガー・ソ...自由詩3*06/8/9 21:56
むくろの上に花花丸ぺけ自由詩3*06/8/9 21:45
殺戮神話宙空 心自由詩1*06/8/9 21:42
生きていることをぽえむ君自由詩6*06/8/9 21:19
恋愛恐怖症になった僕こめ自由詩906/8/9 21:14
ムスメさんへよーかん未詩・独白606/8/9 21:10
哀愁の冷やそうめんLucy.M...短歌206/8/9 20:53
8月の爪自由詩406/8/9 20:44
風の丘春日野佐秀俳句106/8/9 18:05
ラスト・ステージ自由詩2*06/8/9 18:01
The☆Train自由詩106/8/9 17:58
道と羽木立 悟自由詩306/8/9 17:51
地球が滅んでしまうまでにやること美味自由詩11*06/8/9 17:47
支え続けるもの佐野権太自由詩44*06/8/9 12:48
落ちてきた場所/追憶atsuch...自由詩2*06/8/9 10:46
川をわたるさち自由詩7*06/8/9 10:39
分散恋愛ANNA自由詩106/8/9 10:36
豆電球海月自由詩3*06/8/9 10:10
僕は今日生まれた結城 森士自由詩2*06/8/9 9:47
夢を夢見るぽえむ君自由詩10*06/8/9 6:55
15、カレンダー 【かれんだー】雨宮 之人自由詩1*06/8/9 4:11
負け犬が初めて泣いた自由詩006/8/9 3:36
バグと隠蔽的擬態ヌヌヌ自由詩206/8/9 3:21
サイレント霜天自由詩306/8/9 1:54
君が居なけりゃ松本 卓也自由詩1*06/8/9 0:22
しましま夕凪ここあ自由詩8*06/8/8 23:47
涙を拭えないゆきお未詩・独白106/8/8 23:18
「この世界の音はすべて私の音」ジム・プリマ...自由詩006/8/8 23:05
ジュラシック・パーク千月 話子自由詩9*06/8/8 22:55
高橋メソッドで詩はいかがふるるおすすめリ...10+*06/8/8 22:47

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加筆訂正:
僕は今日生まれた/結城 森士[06/8/9 19:33]
修正。
15、カレンダー 【かれんだー】/雨宮 之人[06/8/9 4:12]
2006.04.09初出。こちらは推敲版です。
青い夏/前田ふむふむ[06/8/8 23:56]
若干の修正
5.91sec.