人生を野球に例えないで頂きたい
人生はスポーツではなく
一つの哲学なのだから
哲学を人生に例えないで頂きたい
哲学は人生ではなく
真理を探す旅なのだから
真理を探す旅を哲学に例えな ...
「何で眼鏡かけないの?」
と聞かれたので
『目が2ミリくらい一回り小さく見えちゃうから』
とか
『コンタクト恐怖症なの』
とは答えずに
ちょっと詩的なことが言ってみたくなっ ...
地下につくられた大きく広い駅
地上に出るまでの小さく細い通路
急ぎ足ではないと
後ろとぶつかってしまう
機械から出される熱い風を
暑いと錯覚する
めまぐるしくファッションと経済が
身 ...
{引用=あなたは歌うような
あしぶみで
まぶしくかすむ
曖昧な 八月十五日、は
さいわい
のびやかな放物線をえがいて止まる
おともなく
あたしは
きょう
部屋 ...
月の裏側には湖があって
そこではフナがよく釣れる
月のフナは泥臭くなくとても美味である
レンズで焼くと水色に変わる
透明になる直前までよく焼くのだ
これは父の好物でもあった
あなたにも食べ ...
もう誰も修復できぬ美しい傷痕だけが星空のごと
カラフルな性の模様にいろどられ少年少女の白は泡立つ
いつまでも高原鉄道錆び付いたままの列車を包む真緑
沢 ...
空を飛びたいなど思わない
眠ってしまおうとも思わない
そんな明るい雨の昼下がりは
激しく窓ガラスで弾けて
つたい落ちる滴を
ずっと、ずっと見ていたい
大切に飼っていた金魚を
...
あつくこく
たかぶりゆく盛夏
うごめき
上昇気分
厚く濃いこの空気の中ひそやかに
偏在しているエアポケット
ひとり
静寂の中にとりこまれて
ぽたりと汗のひとしずく
さ ...
朝靄の中に母乳の香稲の花
稲の香の匂う畦道めぐりけり
夢月がゴハンをくれてから
結構時間が経ちました
私はその間
ゆらゆら泳ぎ続けていました
『夢月・・・・・』
ボン!
身体中が真っ赤になったようでした
私は石の上に座ると
ゆ ...
飛ぼう
思い信じることが大事
目を閉じれば私は大空を自由に飛んでいる
風に吹かれ
青い空に抱かれて
自然に包まれ穏やかな心地
そういつだって飛べるのだ
思ってさえいれば
香ばしい匂いがして
私を育ててくれた人が
パンになってる
押せばふかふかするくらい
焼きたてだった
少し離れたところに
積まれた下着に向かって
丁寧にお辞儀をしている
どこが手か足 ...
「あなた」
私の好きなあなたが
そばにいない時のほうが
あなたのことを想っていられるし
あなたを好きでいられる
私の好きなあなたが
遠くにいってしまったほうが
私のあなたを忘 ...
ぼくが
せいいっぱい
こつこつと
いきてゆくこと
は
きっと
きのうまで
こつこつと
いきたひとの
ねがいをかなえること
きっと
あしたに
うまれて
こつこつと
い ...
ふたつに割ったチューチューアイスを
仲良く食べましょう
ありきたりなことしましょう
やり残したこともそれほどないし
あとはもう
チューチューアイスでも食べていましょう
チューチュー
チュ ...
畑の真ん中から
どっしりと重い夏をもいで
両手で抱えた
なんだか地球を抱えている
そんな気がした
畑の真ん中から
重い夏を汗を流しながら運んで
丸い大きな宇宙の中にそっと入れた
...
うふふふふ。
いいもんだ。
もう引き返さなくて良いのは。
良かったじゃないか。
僕なんかの思い通りに
ならなくって。
すべてうっちゃらかして、ぶらぶら。
ご近所の真っ昼間 ...
論理が矛盾を語る。今日では喧騒が沈黙を凌駕している。都心の中を見つめる人。一通りの流れに煽動され、覚醒された。権威が腰を下ろすと自由になる。革命はその胡座に一つの欠伸を残す。怒りは隙間に貶される。
夕やけを食べたいという君のため買い物かご手に西日へダッシュ
ハミングでハンバーグ焼くママを見てままごとセットで真似するムスメ
お日さまに愛でられコロナより赤いトマトを煮こんで子の皿 ...
十 を学び
十 を知る
十 を学び
十 以下 を
理解する
日々の果ての
朝、(辛うじて未だ夏の、)
誰よりも先に、空が
窓で泣き出している
日々、とは
ひとつづきの熱風だった
その果ての、床と素足に
夏だったものが生温か ...
くつろいで
恐竜の目覚めるのを待ちます
朝はまだ明けきらず
草の葉は湿っていて
庭に出て あくびを食べます
太陽と面を付き合わせれば
犬の鎖がじゃらじゃら
散歩をねだり
草っぱらの ...
マニュアル化した人間が
安心感を抱えてやってくる
むやみやたらと傷つけて来ない
フワフワな人々
わたしも優しく優しく言葉を選んで
上っ面な相槌を打つけれど
{ルビ空=うつ}けれ ...
開放されるのは
11時で
それはもう
髪を後ろに縛らなくてもいいということで
夢は?
と聞かれても
猫とソファーで暮らすこと
くらいしか
思い浮かばない
やりたいことは
これか ...
真珠は白くて綺麗に丸いからキライなのだ
かわいげのないそのコドモは
そんなふうに思っていたものだったが
世の中には白くない真珠もあれば
丸くない真珠もある
そのコドモは
真珠そのものよりも ...
「夢ばかり見ていたあなたも大人になったのね」
そんなことを口走った夢を見た
ハーゲンダッツのカップの中で溺れていた夜
抹茶色のスカートを捲り上げて
「さあここに来て頂戴」
そんなことを口走っ ...
なにげない言葉がこの胸に突き刺さる
悪気はないんだろうけど
明日への扉を閉じられた気分
なにもする気になれず
時の流れを傍観する
僕は逃げない
この苦しみをかみし ...
東京は尖がり帽子が良く似合う
灰色のビルが地上を闇に染める
蛍光灯がなければ新聞も読むことも出来ない
一軒家に暮らす老夫妻はそう言った
彼らの声は誰の耳にも入らず
その生涯を終え気 ...
昼はいやだな
いつも夜のことばかり考えてたいのさ
暗がりの肌に色を溶かしあえば
はしゃいだ記憶は 消えていくのさ
僕がとびだすのは だからそれが理由さ
いつかはどうせ なくなる ...
ひっそりとした山の中に
一筋の銀色の水が
きらきらと輝きを放ちながら
そばに開く大きな葉に
花を咲かせるように
静かに脈をうつ
時折り光が流れの中で止まり
うたかたとともに消えてゆく ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
言い分
藤井和
自由詩
0
06/8/17 22:24
ありのまま
ANN
自由詩
6*
06/8/17 22:04
孤独な都会
ぽえむ君
自由詩
13*
06/8/17 22:01
遠音
はな
未詩・独白
18*
06/8/17 21:49
月の裏側には湖があって
若原光彦
未詩・独白
16
06/8/17 21:05
灰殻散歩
本木はじめ
短歌
10
06/8/17 20:59
明るい雨の昼下がりは
たりぽん(大...
自由詩
15*
06/8/17 20:35
盛夏の中の静止の音
シホ
自由詩
1
06/8/17 20:20
稲の花
加護坊
俳句
0
06/8/17 18:11
金魚の想い
愛心
自由詩
3
06/8/17 17:52
飛翔
ajisai
自由詩
4*
06/8/17 15:34
遠い下着
たもつ
自由詩
11
06/8/17 12:59
あなた
藤井和
自由詩
1
06/8/17 11:46
すこし ゆうき
さち
自由詩
13*
06/8/17 10:41
チューチューアイス
チアーヌ
自由詩
4
06/8/17 10:30
重い夏
ぽえむ君
自由詩
13*
06/8/17 9:02
マーキング
大村 浩一
自由詩
18*
06/8/17 9:02
「隙間1」
鷲田 岳
自由詩
1
06/8/17 9:01
夕やけ母さん
まほし
短歌
12*
06/8/17 6:26
難易 難儀
FUBAR
自由詩
0*
06/8/17 3:49
柑橘系の太陽
A道化
自由詩
13
06/8/17 2:53
恐竜の朝
まれ
自由詩
3*
06/8/17 2:09
鉄槌
mac
自由詩
0
06/8/17 1:37
夢
蒼木りん
未詩・独白
2
06/8/17 0:03
真珠腫
佐々宝砂
自由詩
5
06/8/17 0:01
わたしのおじいさん
チアーヌ
自由詩
3
06/8/16 23:30
応急手当
山崎 風雅
自由詩
3
06/8/16 23:01
TOKYO 〜東京〜
海月
自由詩
1*
06/8/16 22:32
夜の記憶を。
hiroto
自由詩
1
06/8/16 22:05
渓流
ぽえむ君
自由詩
13*
06/8/16 21:40
6074
6075
6076
6077
6078
6079
6080
6081
6082
6083
6084
6085
6086
6087
6088
6089
6090
6091
6092
6093
6094
6095
6096
6097
6098
6099
6100
6101
6102
6103
6104
6105
6106
6107
6108
6109
6110
6111
6112
6113
6114
加筆訂正:
影の世界より デッサン
/
前田ふむふむ
[06/8/17 20:59]
若干の訂正
8.03sec.