「あなたは優しいですって言ってごらん」
「フェアじゃないよ」
「俺愛されているな」
「お話し好きだよね」
「勝ち負け意識している時点で負けなの」
「成立しえないね」
「やるっていったらやる ...
浴衣に片思いを忍ばせて
ぼうっと光る
夜店の明かりに吸い込まれていく
君は決して
私を待つ人でなく
私は決して
君を待ったりしないと決めていて
今思えば
それだけで
私た ...
降り抜けば雨も積んでやろう
家々々から人々々がゞゞゞゞゞゞ
鵜が羽ばたきをやめ虚空を見つめていた
仮の名は嬲ってあるためよく見えない
雑草に甲羅を着せて森語らず
俎上にい ...
昼間のテレビ君
居眠りを我慢
貧乏揺すりも我慢
上役の顔を見て
ため息をつく
テレビ君
思い出した
子供時代の
チャンネル争い
ビルロビンソンの
人間風車
ドンキホーテの表口 ...
暑き日を背に静寂の真鯉かな
空は鈍い銀色 今日に限って
朝もはよから
とりあえず 傘を持って
友の 見送りへと急ぐ
携帯は言っていた
「降水確率は40%」
振るのか降らないのか
気分と同調 低く雲は垂れ込める
...
門脇の菊の日向や中尊寺
言い訳に
言い訳して
塗り固めた
言い訳が
僕を僕で なくする
1足す1は
2で
2掛ける3は6で
6の2乗は…
なんだっけ?
今日こそは さんちゃんに
遊ぼ ...
色鉛筆や
油絵の具はあとでごまかしが利くんだよね
水彩は
厄介なんだよ
透明感があって
きれいだけど
良い紙を使えばいいのかな
今は
何にでも虎の巻があるからね
罪悪感の欠片もない
...
虚空を望むと広がる視野
ぎりぎりと絞られているのが嘘のように
《いま》から《いま》へと動いている
かなしみの海原が轟いている
黄昏のしじまの中で
わたしは世界を見ているのだ
浮標は ...
わたしがサミーラと知り合ったのは
見知らぬ国への好奇心と
ちょっとした向学心
辞書を引き引き書いた拙い手紙を
赤と青の縁飾りも可愛い封筒に入れて
生まれてはじめての海外文通
切手一枚でつな ...
ファーストキスは、何回あるんだろうね。
キミのファーストキスは、何回目なんだろうね?
僕は2回目だよ。
キミは僕より大人びてるから、わかんないかもね。
遊びのキスもあったのかも ...
若いときに つくった
地図の上の 砂の都に
いのち からがら
逃げこんだ そのとたん
がらがらと トシをとった
日 ▽ ? [] ?
≡≡≡≡≡≡≡ ∩ ∩
? ∩ [] 目 .。 (・ω・) アチラノオキャクサマカラ...マホウノドリンクデス
__ ∧∧ ___∪と.__)_
( ...
この部屋は殺風景だから窓辺に花を置こう
陽はそんにに射さないけど育てみよう
午前中はベランダに置いておけばいいから
そう言ってから随分と長い事にその花は外に在る
植木鉢からプランタ ...
黒く闇に染まる硝子窓よ
僕の声を知らないか
風に押されゴトゴト音をたてる
個室の扉
僕の声を知らないか
あの娘の写真
外は風が呻いている
風よ 僕の声を知らないか
風よ
...
「喫茶店にて 私も理解できぬ他人との会話に関する考察。」
そんなに悲しい歌を詠んでばっかりじゃ、誰にも評価されないよ。
...
ひとのあいだを釣り合いながら
吊り合いながら避けながら
携帯を閉じ閉まって 時間を忘れて
遅れた言い訳の足しにするんだ
きみはきっと 僕を攻めることなんてできない
僕が ...
わたしは
夏を追いかけて
川辺に花火を見に来たはずなのに
自分を満たしに来た事に気づいた
{引用=
父は昔
子供と出かけるより
自分のお店で働く事に熱心だった。
うちの ...
夢よ飛べ
正しいと思ったことを
正しいと信じるがゆえに
君は今
君の夢を現実へと歩き出す
不安を抱いたとしても
君の希望があるじゃないか
夢よ翔けよ
本当と思ったことを
本当 ...
歪ませた感情
機械にねじ込んで
軽く触れれば
両耳に爆弾を食らう
透明な血は
重力に素直で
両目から止まることなく
ただ落ちる
真っ赤な爪は
モノクロの地上を動きまわり
ピ ...
夜空の星が一斉に僕に向かって
急降下してくる
星のシャワーを浴びながら
僕はひとりブリキの機関車の
おもちゃで遊んでいただけ
ひとりはなれていた
いやな ...
水に浮かび
何も考えない
楽だ
力が抜ける
身を粉にして働き
毎日を過ごす
ねぎらいの言葉も無い
きっちり仕事はする
仕事は楽しい
頼りにしているよ
と声を戴く
それは無 ...
太陽が沈んで昼が終わるっていうことは
月が昇って夜が始まるっていうこと
今日が終わるっていうことは
今日が始まるっていうこと
そうやって
最後と最初は一緒にやってきて
...
どれだけ殺戮のニュースが
唄うようにテレビからながれてきても
私はこうやって
貴方のことしか書けないのです
道路がゆらゆら揺れても
しばらくすると白く染まっていきます
扇風 ...
エオリアンハープの 響きと色が 乾いた
白砂の フィールドを 打ちひらいて いった
旗になってしまった 白いシャツを なびかせて
少年や 少女が まだ 薄 ...
と
と
と
と
と
と
と
と
と
と
と
と
と
と
と
と
と
と
それは
狙っている
のだから
時間は
ありません
ただ ...
時を{ルビ跨=また}いで
また僕のもとへやって来た君の絵
いつまで経っても変わらないね、その髪に瞳
癒すような淡いオーラと笑み
泣きたいほど変わらない…
苦しいくらい鮮明に
擦り切 ...
ふんわりのこんにちは
空ではゆっくり流れる針
私の針もゆっくり止めて
夏のお空にこんにちは
封を切った宇宙からは、
懐かしい薫りがしました。
お久しぶりです。
と、
挨拶をして、
あなたを二匙。
ゆっくり沸かし、
ふんわり注ぎます。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
言葉責め
秋也
未詩・独白
0
06/8/4 1:55
透明花火
藤原有絵
自由詩
9*
06/8/4 1:53
アンドシー
黒川排除 (...
川柳
6*
06/8/4 1:24
テレビ君
あおば
未詩・独白
1*
06/8/4 1:14
真鯉
A-29
俳句
2
06/8/4 1:12
12、曇 【くもり】
雨宮 之人
自由詩
1*
06/8/4 1:10
中尊寺
A-29
俳句
1
06/8/4 0:51
リジン
武富諒太
自由詩
1*
06/8/4 0:29
重塗り
蒼木りん
未詩・独白
4
06/8/4 0:03
青年時代
古河 セリ
自由詩
6*
06/8/3 23:44
サミーラ
恋月 ぴの
自由詩
30*
06/8/3 23:26
ファーストキス。
狠志
自由詩
1*
06/8/3 23:25
そろもん(落魄の話)
みつべえ
自由詩
3
06/8/3 23:24
なごみ喫茶(4th season)
過去ログ倉庫
06/8/3 23:17
花
海月
自由詩
3*
06/8/3 22:49
風の吹く夜
結城 森士
自由詩
3*
06/8/3 22:39
ランパルトの盲雨 懐中日記より
木賊ゾク
未詩・独白
7*
06/8/3 22:19
あとづさり
便乗鴎
自由詩
0*
06/8/3 21:51
サティスファイ ミィ
さくらほ
自由詩
18*
06/8/3 21:31
夢よ飛べ
ぽえむ君
自由詩
5*
06/8/3 21:12
Kiss X5D
Keico
自由詩
3*
06/8/3 20:26
僕の広げた純白の翼で
こめ
自由詩
10
06/8/3 20:11
日々つれづれ
ペポパンプ
自由詩
6*
06/8/3 20:00
月を待つ僕
神音
携帯写真+...
5
06/8/3 19:43
世界<貴方
Keico
自由詩
3*
06/8/3 19:40
エオリア
モーヌ。
自由詩
14*
06/8/3 16:59
地平線
天野 碧
自由詩
3
06/8/3 16:36
フォトグラフ
宙空 心
自由詩
1*
06/8/3 15:28
挨拶夏空
ふく
携帯写真+...
3*
06/8/3 14:15
「 紅茶神の微睡む、 」
PULL.
自由詩
21*
06/8/3 14:06
6091
6092
6093
6094
6095
6096
6097
6098
6099
6100
6101
6102
6103
6104
6105
6106
6107
6108
6109
6110
6111
6112
6113
6114
6115
6116
6117
6118
6119
6120
6121
6122
6123
6124
6125
6126
6127
6128
6129
6130
6131
加筆訂正:
12、曇 【くもり】
/
雨宮 之人
[06/8/4 1:13]
2006.03.28初出。こちらは推敲版です。
美風(ちゅらかじ)
/
佐野権太
[06/8/3 17:38]
ちょっと^^
6.45sec.