雪見障子からの陽は記憶している
あばら家の
たじまはるの中庭には
ミドリガメと田螺と湿っぽいツワブキ
があった
近所の原っぱでは
よく
空がひっくり返っ ...
更けゆく夜はひたすらに
孤独の深い陰影を
白けた顔して曝け出し
薄い涙がつと流れる
薄倖の人、天破り
漆黒の闇に降下する
幼い記憶の光景が
眼前に広がり来たるまで
ひたすら遡行し孤 ...
確かに人生に意味なんか無いかも知れない
こんなちっぽけな命
こんなちっぽけな人生
しかし人生に意味を与える事はできる
希望に生き
希望を他の人と分けあえる
楽しみを見つけ
楽しみを他の人 ...
素直さは美徳だろうか?
ねじれる事は本当に
悪徳か?
ちょっと世界を見てみよう
川はねじれて蛇行しているし
上空の気流も
蛇行して流れているよ
それに
ねじれた螺旋 ...
空
硬貨
回る
表
希望
裏
期待
2つの未来
浜辺。
二人の男たち。若い男、老いた男。
{ルビ青白横縞=マリンボーダー}の水着の若い男はビーチチェアで日光浴をしている。顔に乗せた本は赤い表紙のペーパーバック。
その隣で、
サ ...
どこからも遠い、ここへ
千々の風に吹かれてたつあなた
雲のようにおおくの面影をうつす
あなたへと伸ばされる
わたしの影、暴きたてられた白き砂、
ああ今ここに在らざるひとよ
空はぽっ ...
二〇一五年十一月一日 「海に戻る。」
ぼくはまだ体験したことがないのだけれど、おそろしい体験だと思うことがある。自分がどの時間にも存在せず、どの場所にも存在せず、どの出来事とも関わりがない ...
昔僕は、NYCにいたのだ。車の行き交うタイムズスクエアで、友人と写真を撮っていたのだった。そして、僕は何も考えていなかった。まだ暗さの残る朝、友人を撮影し、遠くに、塔を中心として二股に別れた道を見てい ...
渋谷駅地下数百メートルから横浜まで。
ラジオも聞かず音楽もかけずニュースも開かず、ずらりと並んだ後頭部と、その奥に映る半透明な自分と流れる景色を眺めながら、浮かんでくる言葉とその意味を考える。
...
*
まず、赤いフタの大きなアルミ鍋に七分目まで水を入れ、中火と強火の間ぐらいの火加減で湯を沸かす。五分ほどすると、プツプツした細かい気泡が上昇し始め、水の表面が微かなプルプルに満たされるようにな ...
unfinished business.
わたしたちにはやりたりないことがいつでもあって、
それを、
閻魔大王が見守っている。
閻魔大王などと、たいそうなことを言ったものだと、
無限の興 ...
冬の雨が何よりも嫌い。
言葉など出て来ない。ただ、ひたすらしのつく雨。
雨の音に目覚め、雨の音に眠る。
わたしは自動人形のようで、「叫び」というものをこらえている。
人の生きることの苦痛に ...
霧さえも見えていないということを互いに指摘しあって笑う
春は嫌いな季節。だって、年上が年下をマウントしにいく季節だから。
大学生になったら、社会人になったら、10代のうちにやっておけばよかったこと、云々。を語り出す人がいる。私はそいつらが大嫌いだ。大体は ...
真新しいものの
誘惑に
戸惑っている間に
いつのまにか
すぎさられてしまうもの
春とはそういう事象
新しいノートや鉛筆が
揃えたくなる
鉛筆削りにたまってゆく
削りくずの香る ...
きみのおでこはとがっている、おやすみというたびに、やだやだされて、それはちょうど夏の虫だったから、かけちがえたボタンが、蝉のようにぽっくり病だ、ぼくはきみを目覚まし時計とまちがえていた。
縞模様 ...
光の万華鏡
旋回する宇
自ら発光し
鋭く熱と溶け
輪郭失う体と体の
紫に静まる矛盾の浸透
[個我意識鮮明に保持サレ、私達はシッカリト抱き合い、
何処マデモイキ、何処ニモイキハシナイ] ...
ぼくを見捨てたもののためにぼくは死ねるだろうか
晴れた日の正午に
だれの記憶にも残らないやり口で
光のなかで明かりを消すように
永遠より午後の芝居を好むように夜は長 ...
一度しか鳴ることのない音楽を一度だけの私達が聴いた。
正しさなんて知らないからそよ風みたいになんにも言えない帰り。
とうめいなストローをとおっていった 好きって遠目には ...
硝子で以て光はウインクを、
睡魔の指が詩をしめ出すうすぼらけ。
人は、
ゆえなく等価交換の温泉に浸かる猿である。
雪渓に紅白のクレーン車かぶさる
遠近 ...
叉路
逡巡
決断
幻
確信
人混み
危ないと分かっていても渡る橋
渡ればその先キラキラしてるんだ
字余りですよね
さびしくはないけれど
さびしくなくもないんだ
さびしさって
とても曖昧な気持ちのあらわれだと思うから
そう感じるのかも
青い空に
白い雲が浮かんでた
浮かんだ雲は流れてた
...
雑記
年度別現代詩フォーラム・ポイント順文書リスト歴代第一位/TOP100 (2003~2020)
(尚、リンクは各年度TOP100であって、作品そのもののアドレスではない ...
僕は思うのだ
空を 僕は
でも この 目に
僕は壁を感じさせられながら
光に目を閉じ
闇を求める
そしてそれは
真の闇ではない
光を本当に失うとき
求めることなく
闇は
抜き差しならない
闇になる
人の目を避け
孤独を求める
そしてそれは ...
そのとき私は十六歳で
まだ何も罪は犯していないと思っていた
電車に乗って席に座ろうとしても空いていなかったので
つり革をつかんだ
そして
向き合った席にいる人の姿に
私は驚いて
目が ...
いてて
いてていて
あ、あ、こちらマイクのテスト中
聞こえますか
聞こえますか・・・
あ、あ、
いてて
テスト
テスト
...
雨の気配が春を連れてくるから
煙草の味がわからなくなるくらい
泣いてしまいたいのに
涙は出てこない
小さな井戸からかなしみを汲み上げても
ここまでの距離は数えられないのだ
どこかへ向か ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
透明なブルーと荒野
道草次郎
自由詩
2*
21/3/19 20:50
孤独の檻
ひだかたけし
自由詩
12
21/3/19 19:16
喜び
渡辺亘
自由詩
3
21/3/19 15:52
ねじれて行こう !
st
自由詩
6
21/3/19 8:54
分岐
ヨロシク
自由詩
1
21/3/19 8:05
Jean et Jean
墨晶
散文(批評...
0
21/3/19 4:38
くちづけ
新染因循
自由詩
6
21/3/19 2:23
詩の日めくり 二〇一五年十一月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
15+*
21/3/19 1:32
NYCの交差点
番田
散文(批評...
0
21/3/19 1:06
渋谷駅から横浜まで、あるいは横浜駅から渋谷まで
福原冠
自由詩
4
21/3/19 0:53
スパゲティのための試論
道草次郎
自由詩
6*
21/3/18 22:09
sonnet
朧月夜
自由詩
1*
21/3/18 22:04
〃
〃
自由詩
3*
21/3/18 22:03
_
いる
短歌
1
21/3/18 21:59
とりあえず息だけはしておけ
月夜乃海花
散文(批評...
2
21/3/18 21:48
春心地
ナンモナイデ...
自由詩
5*
21/3/18 20:43
くそみたいな世界でお茶を濁す的なちょっとしたかきなおし
よんじゅう
自由詩
1*
21/3/18 20:38
造形流
ひだかたけし
自由詩
5
21/3/18 20:35
観光バス
末下りょう
自由詩
5*
21/3/18 13:00
口ずさむ
水宮うみ
短歌
2*
21/3/18 11:47
地獄の遠近街
道草次郎
自由詩
3*
21/3/18 8:32
先
ヨロシク
自由詩
1
21/3/18 8:03
一首されど一首
こたきひろし
短歌
1
21/3/18 7:28
さびしくはないけれどさ
〃
自由詩
3
21/3/18 7:10
d1vE1n+0gdsf#01
墨晶
散文(批評...
3*
21/3/18 3:45
どこかの道で
番田
自由詩
2
21/3/18 1:21
闇と自由と人独り
シホ.N
自由詩
2
21/3/17 23:42
アルビノ
佐々宝砂
自由詩
7
21/3/17 23:26
交信
かば
自由詩
1
21/3/17 23:21
カウントレス/未遂
橘あまね
自由詩
5
21/3/17 22:29
579
580
581
582
583
584
585
586
587
588
589
590
591
592
593
594
595
596
597
598
599
600
601
602
603
604
605
606
607
608
609
610
611
612
613
614
615
616
617
618
619
4.72sec.