● (曙)


薄暗い部屋の中
光のはしごがすうっとかけられ
それは
雨戸の隙間から漏れていて
僕はふとんから起き出て
手を翳した
掴むことはできない
ああ それでも
光に触れ ...
水面を何度も跳ねる小石のように
弾けて走って抱きついて頬を合わせて
近づいてまた離れていく潮のように
傍にいてでもそのままひとり自由でいて
嵐の中でうねる波が静けさを取り戻すように
圧倒的に ...
バルコニーからの景色がお気に入り夕陽を眺め酒は美味しい

佛通寺行くの大変道狭い紅葉が綺麗人は集まる

知り合いが教えてくれた観光地お土産を見て行きたくなった

スポーツをやってる人は怪我 ...
ひとり連詩 ● モスキート2 ●

空中戦をせいしたヤツら
只者ではない
女詐欺師は麻原彰晃すら馬鹿にして
最後はモスキートとの一騎打ち

地上戦に引きずりおろしたい我ら
時間をか ...
孤独を癒すために、水を飲む。
そのコップにはかつて、一匹の魚が棲んでいた。
それを汚らわしいと思う?
もちろん、水は汚穢などではなく、清澄そのものだった。

いつか生きていたことの証――
...
永遠という言葉を求めて、永久という言葉を求めて、
君はどこをさ迷う?
地球の砂漠? 火星の大地? それとも水星?
無限は何のよりどころにもならない。

一つだけ落ちてきた言葉を受け止めて、
...
ちょっと寂しいけれど熱っぽい宇宙
ワンダークールな時間の始原をゆめみる

いつも隙間だけで君を愛せたのだろうか
それともそれはただの幻想だったの

いつも反論がむなしいように
そのひとが ...
こんな時間に目が覚めて

どんな時間?

草木も眠る丑三つ時に

いずれ一人になる

その時にこんな夜に

また荒廃体験に襲われぬとも限らない

その時が来たら

自分の持 ...
{引用=カルボナーラ}



authentic
{引用=本物の}

classic
{引用=古典的な}

genuine
{引用=純正の}

original
{引用=原 ...
昔僕は、NYCにいた。夜の街の、薄暗いスーパーを歩いていた。遅くまでやっている服屋でTシャツを買っていた。分厚いガラスのビルに、そして、指先で触れては、ほろ苦い味のコーヒーに唇をつけさせられていた。サ ... 「殺したいのは神だった。でも神は人だったので人を殺した。」 もしもあなたが詩人になるというのなら
その時点で未来はすべて捨てなさい
あわよくば名を上げて、などと
考えるのならはじめからやめておきなさい


もしもあなたが詩人になるというのな ...
欠落はせずに
只々遠く平板になっていくもの
追いかけても追いかけても
追いつけない現実に
後ろ手付いて息を吐く

二度と取り戻せない時の堆積
記憶は麻痺しながらも
思い出したように不意 ...
丸い目のばあさんが死んだ
これ以上できないほど
お辞儀したままの手押し車で
白い春の花の並びを
ゆっくり過ぎていった

まっすぐ前を見て笑っていた
ばあさんと誰かが呼んだ
娘は泣きすが ...
見慣れた風景に
「私」を当てて直線を引いた
直線はそのまま霞む山陰に沈んだ
屈曲する田んぼの畦道
わだかまる晩春の光線

 ときおり風は
 定規を重ねたように
 直角に地上へと吹き降り ...
春が来ると
君が心臓に飼っている星座が
かぼそい声ですすり泣く
それを夜ごと聞きながら
どうすることもできない
ただ ほら
ルビー色のチューリップが咲いたよと
君の記憶の窓のむこうの
...
絵を描く猫を描いた『絵になる』という題名の絵を描いた猫



ドーナツに穴があいてるのは多分トポロジーの例にあげるため



歴史上の人物の言葉はあまり信用しないようにしている

...
白昼夢
悪夢

日の出

正夢
線香花火の
最後のようだった
なにが
なにもかもが

水になり
春をこえ
こんなところにいた

なにかを
必死で掻き集め
どこまでも
気まぐれだった

毎日帰還して
原子 ...
青春 青春
 青春 青春 青春
  青春 青春
    青春 青春 青春 青春
   青春  青春
  青春

列車が走り去った
たくさんの制服の群れが駅のホームに行き交う

もう ...
お前の指先が深く沈めた、か細いものの吐瀉物を辿って、黒ずんだ血だまりに俺は辿り着いた、心許ない記憶みたいに浮かんでは消えていく泡はまるで戦争のようだ、俺は気を吐いて手首を切り裂き、流れ出る血をそこ ... 落ち続けている
ささえる力がある

死のことだ
意味のことだ

さなかに
生がある
まばたきもある

落下
お前が出会う地面は
風の麓

なんぴとも見たことの無い
お尋ねの窓については出口ではないという認識でおります  草心 1

{引用=
その薄さだけで
大気にさらされ
風に嬲られる

大気という
混沌の暴力のなかに
その薄さだけで


 草心 2

{引用=
折れるほどの細さに
...
月曜朝の憂鬱を忘れて久しいし
金曜夜の高鳴りも何もない

毎日休みだからね
君らももう忘れたころかテレワーク

しかし休まることのない肝臓よ
いかんぞうなんて言って余計落ち込む

悲 ...
君が教えてくれた勿忘草の花言葉を忘れない


ううん、そうじゃなくって、


勿忘草の花言葉を教えてくれた君を忘れない
{引用=週末}
雨はガラス越しの樹木を油絵に似せ
開きかけた梅を涙でいっぱいにする

雨は河住まいのかもめを寡黙にし
水面の泡沫は作り笑いに変わる

だが雨は歌っている 
運命のように ...
白々しい春では
淡い色の桜たちが
日本の空に無音で開き
咲き誇り
記憶に残らず
地下に埋もれる
今日もお気に入りの店に
閉店の張り紙が貼られ
調理器具は放置される
ニュースでは
だ ...
今年こそ



白い藤を





観たいけど












また叶わない






...
今週の頭に




排骨湯麺の旨い店を見つけて


はいこつたんめん?
パーコーメン?
って初めて食ったんだ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
よっつの梯子AB(なかほ...自由詩8*21/4/20 17:57
春の海に小石を投げるかんな自由詩321/4/20 15:09
スポーツ夏川ゆう短歌221/4/20 11:37
ひとり連詩 ● モスキート2 ●足立らどみ自由詩2*21/4/20 6:41
sonnet朧月夜自由詩2*21/4/20 3:56
自由詩5*21/4/20 3:55
うた梅昆布茶自由詩1521/4/20 3:14
夜中に切り離されてりゅうさん自由詩5*21/4/20 2:34
Carbonara墨晶自由詩3*21/4/20 1:26
マスタードの匂い番田 散文(批評...221/4/20 0:59
_いる短歌021/4/19 23:29
もしもあなたが詩人になるというのならホロウ・シカ...自由詩11*21/4/19 22:29
掬う言葉ひだかたけし自由詩821/4/19 22:13
丸い目のばあさんオイタル自由詩3*21/4/19 20:49
朝を行くか自由詩3*21/4/19 20:35
記憶花壇塔野夏子自由詩6*21/4/19 11:53
猫がいた水宮うみ短歌3*21/4/19 11:11
絶望ヨロシク自由詩021/4/19 8:07
無題2道草次郎自由詩121/4/19 6:17
青春黒田康之自由詩021/4/19 4:16
闇も光も、すべて俺自身が作り出したものだホロウ・シカ...自由詩2*21/4/18 21:57
無題1道草次郎自由詩4*21/4/18 20:23
_いる短歌021/4/18 19:45
小詩集・草心(そうしん)岡部淳太郎自由詩821/4/18 16:16
週の終わりにはりゅうさん自由詩221/4/18 15:25
忘れないクーヘン自由詩4*21/4/18 13:47
頭痛の小悪魔ただのみきや自由詩5*21/4/18 12:29
2021年春フリーダム自由詩2*21/4/18 3:35
労働が今夜も俺を跪かせるTAT短歌121/4/18 3:35
Ruby Tuesday自由詩121/4/18 3:14

Home 戻る 最新へ 次へ
564 565 566 567 568 569 570 571 572 573 574 575 576 577 578 579 580 581 582 583 584 585 586 587 588 589 590 591 592 593 594 595 596 597 598 599 600 601 602 603 604 
加筆訂正:
頭痛の小悪魔/ただのみきや[21/4/19 15:10]
誤字修正。
頭痛の小悪魔/ただのみきや[21/4/18 15:50]
数文字修正
4.32sec.