妙に黄ばんだ手や足が
あちこちから突き出ている
それを盛んに啄む烏の群れ
何とも滑稽な有り様じゃないか
ここでは全てが透明で
誤魔化し得るものは一つもない
時折黄色い犬どもがやって来て
...
国道の信号を過ぎると、畑があり、ゴルフ練習場があり、畑がある
モーテルがあり、また畑
朝夕の通勤道路を聖火ランナーが走る
出勤する時は、聖火リレーの前で
帰宅する時は、走った後だった
...
ある日のディナーは
皿に憎しみが盛られていた
ナイフとフォークを器用に使って
切り分けてみる
憎しみは固く怖気がするような酷い臭い
一切れ口に運ぶと毒の味がした
私は一切れ分の怨念となり
...
私の母は
元ジャイアンツの堀本という投手が好きで
(堀内ではない)
その理由が味方がデッドボールを受けた
次の回に、いきなり対した打者の頭に
ビーンボールを投げたあと知らん顔して
後ろを向 ...
晩酌は水割りのグラスを手に
ピスタチオを口に含み
わった殻を小皿へ落とせば
ちりん、と鳴る
世界のあちらこちらに
美しい雑音たちは
今も
音を鳴らしている
さあ明日も ...
信じられないわ
双子の兄がいるなんて
私と同じ顔をした誰かが
この世のどこかで暮らしているなんて
家族はいっさい教えてくれない
両親は口を閉ざし
祖父母も目を逸らす
けれど間違いない
...
悠久のおしりが放つ悠久の屁
朝寝坊
五月病
仕方ない
言い聞かせ
登場人物が小説を読んでいる 読者も同時に読書している
深夜のことクライマックスって呼ぼうかな(なぜなら暗さがマックスなので)
風呂あがりに飲む水道水くらいうめえミネ ...
汚い言葉を
吐き出したくなるような
きれいばっかりの季節で
日に日に痩せていく
終わりという言葉に
最後の朝日がさした
なんでもない日が
積み重なって
今日を見せつける
倦怠が渦 ...
昨日
仕事が終わって夕方帰宅したら
家に届いてました
新型コロナウイルス感染症
ワクチン接種のお知らせと
二回分の接種券が
はじめて高齢者である事に感謝しました
いや待てよ
...
朝、皆さんと交わす
おはようございますが
大好きでした
だから最後に
おはようございます
そして
さようなら
クレジットカードの
ポイントや
ドコモの
dポイントは
使える店が
かぎられていて
欲しいものが
ほとんどないから
いつも
イオンのポイントや
イトーヨーカドー ...
今日も夕暮れを見ていただけ
過ぎた 午後
桜を思っていた そして
なぜ 生きているのだろうかと
尾崎豊の歌を聴いていた
今日の朝は
いつもの朝と違ってた
夜ふかしの寝不足はいつも通りだが
それでも毎朝5時半には目を覚まし
寝床から起き上がる
それでも
これと言って体調には変化なかったのに
今日 ...
とりあえずあなたはいるということに、そして世界はあることにする
イイね入れたってことは
肯定したってことだからな
自分は罪を逃れられると思ったら
大間違いだ
軽いお礼のつもりで
入れましただあ?
おまえな俺が
女子高生の使用済みおりものシート
収集 ...
とうめいの骨の
おくのおくの ずっと おくのおく、から
虹をかみくだくおと、が
きこえる。
(八方美人!
(恥知らず!
てんし、と
あくま、を
はらんだ夜が
鎌首をもたげる ...
そのとき
時間という観念が
背後から消えていた
理由は知っていたが
理由という言葉ではなかった
歩くという足の動きは
私自身なのだろうか
蠢くものや湧き出すもの
がズリズリ ...
そして
まだ
されど
もう
原稿用紙100枚400字詰めで4万語描かなきゃいけない
100年の生を貰ったとしたらそれを埋めなければならない
嫌だと言ってもたいした選択肢もないので
義務教育ですくすく育ちすぎたのに
生 ...
誰かの風に乗り 誰かの声をきく
そうしたくないもの そうなりたくはないもの
覚えているかい
小学校の夏休み みんなで寝泊まりした教室の匂い 擦り切れた廊下の窓ガラスの向こう
お ...
夜はいつも
路地の影
僕は喫茶店のガラスの
僕は 光だ
竦めた肩の分まで
好きになっていいのかな?
水溜まり飛び越える黄色い長靴
人にならなくていいのなら
此処に歌を置いていくよ
いつかは私も先生になる
現実はもっとミラクル
スーツケース ...
私は、と言うのはいつもおまえからずれ出しているおまえなのだよ
怒り
ドキツイ
バイクの音が
ウォンウォン
流れ込んで遠去かる
この白い小部屋に
じっと居る
私の心は鉛色
無限の彼方へ旅に出る
貴女に気付く余裕もなく
独りカッカと燃えてい ...
どうやら
うつ状態らしい
見かねて
モスバーガーを奢ってあげた
これが
今のぼくにできる
精一杯だ
オニオンリングは
案の定
バラバラになり
だけど
食べてる間
ずっと
ポロ ...
殺風景な教室に
わたしの怒り
先生は多数決をとった
異分子には異分子の
言い分があることは
知っていたはずなのに
優等生のふりで
回避した戦争
擬装の平和に
気付いて ...
世の中に
有名な自称詩人というものが
存在することを知った
自称詩人界では名の知れた人物で
それなりに発言力があったりするらしい
一体どれくらい有名なのだろう
陸上ホッケー日本代表よりも
...
満月の昼間の姿薄っぺらい奥行きがあるように見えず
台風でイベント中止相次いで滝のように降る雨が痛い
心には響いてこない歌もある無名の歌手の良い歌探し
良いニュースあっても悪いニュース ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
地獄の宴
ひだかたけし
自由詩
6
21/3/31 21:23
聖火リレー
アマメ庵
自由詩
1
21/3/31 20:36
憎しみという怪物
無限上昇のカ...
自由詩
7
21/3/31 20:34
堀本律夫
花形新次
自由詩
1
21/3/31 18:54
日々の音楽
服部 剛
自由詩
2
21/3/31 18:44
双子
やまうちあつ...
自由詩
3
21/3/31 14:29
悠久
古本屋ETF...
川柳
2
21/3/31 9:38
自嘲
ヨロシク
自由詩
2
21/3/31 8:08
クライマックス
水宮うみ
短歌
5*
21/3/31 8:07
三月三十一日
入間しゅか
自由詩
4
21/3/31 8:02
仕事が終わって
こたきひろし
自由詩
3
21/3/31 7:27
退職
たもつ
自由詩
6*
21/3/31 6:32
ポイント交換
st
自由詩
3+
21/3/31 4:11
憂鬱な四月
番田
自由詩
3
21/3/31 1:19
今日の朝は
こたきひろし
自由詩
4
21/3/31 0:13
_
いる
短歌
2
21/3/30 23:23
おりものシート収集家の青春
花形新次
自由詩
2
21/3/30 20:25
蝙蝠と檸檬
草野大悟2
自由詩
8
21/3/30 11:50
光
宣井龍人
自由詩
10*
21/3/30 11:33
始
ヨロシク
自由詩
0
21/3/30 8:07
ニュートンの運動方程式
梅昆布茶
自由詩
10
21/3/30 7:16
夜ネ 風に
アラガイs
自由詩
14*
21/3/30 1:35
ミスドの夜
番田
自由詩
4
21/3/30 1:18
アリストテレス
妻咲邦香
自由詩
6*
21/3/30 0:33
_
いる
短歌
1
21/3/29 23:55
落差
ひだかたけし
自由詩
3
21/3/29 22:24
窓越しの桜
道草次郎
自由詩
13*
21/3/29 22:04
3年2組
TwoRiv...
自由詩
7*
21/3/29 20:36
蒲生
花形新次
自由詩
2
21/3/29 18:28
満月
夏川ゆう
短歌
6
21/3/29 16:02
573
574
575
576
577
578
579
580
581
582
583
584
585
586
587
588
589
590
591
592
593
594
595
596
597
598
599
600
601
602
603
604
605
606
607
608
609
610
611
612
613
3.95sec.