森がありました。
そこでは陽もたいそう愉快そうでした。
何処からか陽気な小人が三人やって来て、素敵な小屋を建てました。そこで三人一緒に暮らし始めたのです。
ある嵐の日のことです。森に雷が ...
見えているものも見ないで
見えないものばかり探している
そんなふうに季節が過ぎて
あなたは
どこにいましたか
あなたたちは
どこにゆきますか
わたしは
さみしくて
...
とりとめのない
イメージだけが
残る過去
過去を塗りなおす
想像とか
思い出にひたる
郷愁とか
死ねばいい
記憶も思考も
なくなればいい
斜陽のとき
時折さす ...
さかなでした
嘗てわれわれは
暗やみでひしと絡みあう一対の魚でした
今では
そのさかなをたべて暮らします
はい
時が経てば
青天井の惑星というわけです
分かっています
...
謙虚に考える人たちがいる
SNSの主導権の取り合いなどからは一線を退いて
学者とはこんな感じか
しかしそれらも無傷ではいられない
知らないことは大事じゃないから知らないのだと
知るべきこ ...
アルコール
崩壊
後悔
手遅れ
若い頃、焼身自殺した君の真似をしてからアゲアゲアップ
このたびわたくし
めでたく最終回をむかえました
来週からはいよいよ
新番組がスタート
おなじじかん
おなじこのちゃんねるにて
ゆめのようなすとーりー
スリルまんてんのてんかい
あなたの ...
僕は昔、営業マンだった頃、湾岸道路の工業地帯の近くの食堂に時々行っていた。そこは、10メートルほどはあっただろうか…道が広いので、多くの車が暗黙の了解で停めているような場所にある食堂だった。僕は真昼の ...
無のくせに担ぐと重い 無駄だとか無意味だとかね そういうものは
僕の魂の一部が
川面を流れて行く
自信がなかったので
側にいる人に聞いたら
あなたの魂の一部です
と、確認してくれた
魂の一部はこのまま海まで流れ
小さな生物に消化や分解をされ
...
紅いつつじの花びらに
雨滴が留まり
艶やかに
膨らむ、透明の
二滴、三滴、
輪になり
映える
灰の空に
やがて
緩やかに吹く風に
揺られ
つつじの花弁から
零れる雨滴
紅 ...
存在しないものばかり浮かぶ窓
新作の昔話を書き上げる
すいめんに水だった雲ゆれている
飲食禁止の貼り紙食べるヤギ
ん?
キョロキョロ
ここは、
あ、世界か
わすれてた
あんまり長死にしてたもので
あれ?
ここはどこ、海?
ぼやあと
してる
あ
とろける、からだ、とろける
あ、おわりか
お ...
清濁
狭間
矛盾
曖昧
優劣
自覚
「作者の八重歯が見えたら刺して墓穴から青空を笑え」
海かしらん
森かしらん
鍵かしらん
蟻かしらん
雨かしらん
蟎かしらん
活字って
いったい何かしらん
ニヤリ
蟎は
ダニと ...
昔僕は社用車で、連休前、家に向かって車を飛ばしていた。夜遅く、ストレスからの解放感もあって、足はアクセルを深く踏み込んでいた。僕は、そしていつもの高速の、通い慣れた側道の上だった。しかし、車のスピード ...
一瞬の苦痛というには長すぎる時間と感じるような設定
しずかなよる
ファミレスの窓にうつりこむ やさしい絶望
会いたいね ずっと考えている
泣かないでと泣きながら言ってた きみのこと
好きだという言葉も書けないで
口をつぐんだままの淡い鳥
...
コントレイルが負けてから
競馬にもやる気が失せて
人生の半分の楽しみも
希望も失くしかけたけれど
コントレイルが敗けを知らずして
そのまま王道中の王道を進んだとして
それが詩的かどうかと考 ...
剥き出されている
神経は逆立ち
風雨に鳥肌立つ
葉桜は激しく波打ち
瞳をくりくりと輝かせた
木登り少女は姿を消した
何にもない、何もない
意味は全て剥奪され
記号だけがひょろひ ...
まるで優しい夢だ
満月の砂漠
輝く満月が浮かんでいるように
胸には小さな宇宙のような穴が開いていて
埋める星の金平糖を探し続けていた
湖のそよ風の吹く夢や
海のそばの大きな河 ...
真摯な目を信じて
賭けた馬券も
当たらずに空を舞う可能性の方が多い
失敗続きの道を
挫けず歩くだけで
偉いと上手くやる人たちは
カウンセリングで言う
傲慢さを感じてしまい
具合 ...
年老いた男爵は死を待っている
食べることもせず飲むこともない
身に纏うラビットファーだけが艶やかに光り
半開きの眼からは輝きが消えている
牢獄のような部屋の中
彼はその時を待っている
...
嘘なんかいつもついてる四月馬鹿
入社式先輩風で風邪をひく
花粉症霞んでるのは目か空か
春の雷見て見ぬふりの自己嫌悪
誕生日もうロウソクは増やさない
海が見える
横須賀の公園で
朝から夕方まで
チェスをしながら過ごすような
老後を過ごしたい
将棋や囲碁じゃダメなんだ
西洋かぶれと言われてもいいから
近くにあるスタバで
コーヒーとサン ...
眠りの手からこぼれては
目覚めの音に降りつもる
光むく横顔から生まれ落ち
此処がまだ午後と知る
真上より
少し北に下がる月
うろうろと
川を流れる
空の ...
ツライだけ
悔しいだけ
苦しいだけ
それだけ
{引用=焼夷弾の雨が降る ーーー 逃げなければ、 ! !
迫り来る炎 曲がり角の向こう側 電信柱の影
頭上をあかあかと 熱く赤く 空を染めていた
ーーーー ...
春雷か駅弁売りは走り出し
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
メルヒェン
道草次郎
散文(批評...
4
21/4/15 21:13
渡り
AB(なかほ...
自由詩
0
21/4/15 18:14
傾きつつ
シホ.N
自由詩
3
21/4/15 17:30
宝石の星にて
道草次郎
自由詩
3
21/4/15 16:03
衝動
りゅうさん
自由詩
2*
21/4/15 11:45
依存
ヨロシク
自由詩
1
21/4/15 8:09
振り向いたら誰もいなかった(いつてしまつて良いのだろうか)
足立らどみ
短歌
1
21/4/15 6:27
新番組
妻咲邦香
自由詩
3
21/4/15 1:10
外回りと食堂
番田
散文(批評...
1
21/4/15 0:37
_
いる
短歌
1
21/4/14 23:41
つぶやかない(三)
たもつ
自由詩
9
21/4/14 21:12
雨滴ースケッチ
ひだかたけし
自由詩
7
21/4/14 19:15
昔話
水宮うみ
川柳
2*
21/4/14 17:50
円環の只中に狩場あり
道草次郎
自由詩
3*
21/4/14 13:32
差
ヨロシク
自由詩
0
21/4/14 8:07
未詩集3
道草次郎
自由詩
3*
21/4/14 4:12
連休前夜
番田
散文(批評...
1
21/4/14 1:09
_
いる
短歌
1
21/4/13 23:25
季節外れなことばかりしていよう 2018/10/27
星染
自由詩
2
21/4/13 22:33
コントレイルへの愛
花形新次
自由詩
1
21/4/13 22:23
露呈
ひだかたけし
自由詩
7
21/4/13 21:02
半生の夢
秋葉竹
自由詩
5
21/4/13 21:00
はずれ馬券
這 いずる
自由詩
2
21/4/13 20:24
死を待つ男爵
無限上昇のカ...
自由詩
2
21/4/13 20:13
君も僕も四月
TwoRiv...
川柳
4*
21/4/13 19:43
老後
花形新次
自由詩
2
21/4/13 19:04
終わりは 居る
木立 悟
自由詩
4
21/4/13 10:53
only
ヨロシク
自由詩
1
21/4/13 8:03
夢
津煙保存
自由詩
6*
21/4/13 3:48
駅弁といえば、えび千両ちらし
足立らどみ
俳句
2
21/4/13 3:02
566
567
568
569
570
571
572
573
574
575
576
577
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580
581
582
583
584
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586
587
588
589
590
591
592
593
594
595
596
597
598
599
600
601
602
603
604
605
606
加筆訂正:
モノクロの天国と極彩色の地獄
/
ただのみきや
[21/4/13 6:29]
修正
3.92sec.