イチゴの匂いがする
甘い優しい匂いがする
どこからするのか
誰からするのか
分からないけれど
イチゴの匂いがする
振り向いてみても
ポケットの中を探ってみても
イチゴは見つからないけれ ...
ささやかな光を拾いあつめた日
暗闇の無音の風に触れている
桜吹雪の中で無数に生きて
オンラインカジノで
4600万円使いきるって
なかなか出来るこっちゃねえぞ
早く使わないととでも思ったのかな
一回に4600万円掛けたとか?
それとも倍にして
元金は返そうとしたとか?
...
眠ってた二人が、嘘の恋愛の中の、1%の真実に眠りを揺さぶられて、
互いに眠りから起こされたのが不幸の始まりだったね。
どうせなら、全部、優しい嘘だったらよかったのに、
「お前は、ただ ...
ノートの中で(僕)が反省してる
日々のささやかな出来事
ふと、花の香りがして
どこかにあった庭のことを想う
就業時間
地平線のむこうに
ひろがるのは茫漠
その水平線から
さらにひろがる
上もなく
下もない
前も後ろもないという宇宙へと
触れているのだね直に
きみは左腕で石腎をつかみ
わたしも右腕で力 ...
○「目的」
地球は目的があって
回っているのじゃない
ただ回っているのだ
○「言葉の時代」
実際からかけ離れた
耳ざわりのいい言葉だけが
独り歩きしている
○「大事なことほど」 ...
{引用=
。 •
針樹の翅が 、はためくとき 、
とうめいの空には 、宛のない日々の輪郭が
...
たおやかな
緑の群れ
揺れて
踊る影は
光の万華鏡
私は静かに傾いて
遠くの森のざわめきを聴く
僕らがよりそう宵のバルコニイのテエブルに
ぽとん と小さな星がおちてきたので
それを閉じこめて
ゼリイをつくった
星の光を透かせて
ほのかに光るゼリイ
そのゼリイのふるふる ふるえが
僕 ...
どうせすぐ終わるよ
大丈夫
すぐに終わる
痛くしないうちにどっかいくよ
ぼくは膿と血反吐を啜る蛆だよ
かわいそうに
でもぜんぜん飽きない
なんだこれ
四六時中それを食べてる
食べ尽く ...
光
レモン
ミモザ
真夜中が近づいている
ベランダに出て夜風にあたる
ゆるやかな風が吹いている
街灯の列が何処までも続く
なんて素敵な夜だろうと思う
昼間森で見た紫陽花の群落が
今頃青く光っている
風は優し ...
容赦なく足もとは揺れ、真っ赤な炎を吹き出して大地が割れた
渇いた砂を巻き込み、刺々しい緑色群生がのみ込まれていく 底暗い活断層(裂け目の誕生だ)
荒ぶる原野うねる緑地帯
空を映し出す水面は、 ...
こころの底から
湧き起こる
未定形な
奇妙なもの
知覚の門にぶつかって
イメージと融合し
充たされ
深い夢見に
沈んでいく
記憶の奥に戯れて
未知なるヴィジョンを携えて
...
・
油の切れかかった自転車をゆっくり蹴りながら
初夏を孕んだべたついた風を浴びて夜道を滑走する
切れかけたワイヤレスイヤホンはぶつぶつと呟き
月は電池が切れるのと同時に空に喰われる
昨日 ...
身を捩らせる
寒さのあまり
五月だというのに
ブランケットを
引っ張り出して
身を包ませて
やっとのことで
眠りにつく
そんなにも
寒さを感じて
いたのかと
自分でも驚く
開い ...
継ぎ足された寿命 流れ去る秋の空
私の代わりに種明かしを
『一年後 叫ぶ 千羽ノ鶴』
そんな知育玩具の傷跡、そんなケチな細胞膜
二つ返事の読み物、成立しない御神灯、
『力は入らないよ。』 ...
わたし、気がついたの世界は夢。
緑色のモヤの中に揺れる、オレンジ色の老婆。
あれはいつからなんだろう、ずっと刹那の中で13年目の春に。
生きているうちに見れるだろうか、夕日と木星の分岐点を。 ...
銃をギターに持ち替えるのは簡単だ
でもねきみを誰かにすり替えることはたやすくないんだ
僕たちはいつも何かをわかろうとしてでももどかしくて
僕たちはときに優しいだけの棘にはまってしまったりする ...
退屈と思える時間窮屈で見えそうで見えないやりたいこと
逢いたいと思えば何処か逢えそうで距離が壁にはならないだろう
誰一人遊んでいない公園内風に揺られてブランコ動く
眠れない眠りたくて ...
若かったころ、けして美人と言うわけでもなかったが、彼女もまだそれなりに可愛かった。男たちが代わるがわるにやって来ては、クルマに乗せたり、映画を観に連れて行ったり、また酒を飲ませたりと彼女との時間を楽し ...
夏は静かな川遊び
彼岸に逝く人
此岸に来る人
川の流れは絶えずして
海の潮を落としては
彼岸から此岸まで
底から河童もやって来る
Summertime
Only I
Here
漂流記も六十八年に及ぶと疲れてくるが
ときたまの発信が僕の生きている証ならば
更に時を重ねて漂流するばかりなのですが
方丈記にある泡沫は淀みにあって
もう暫くは世の中を眺めているのでし ...
いくらひとりが好きだって
強がってみても
人間だから
集団脳の恩恵を受けている
みんなのおかげで今がある
なんど他人と暮らすことに失敗し
だからひとりなんですと
言い訳してみ ...
音楽は人生と結び付く
不意に
確かに
無責任に
永遠に
...
二〇二〇年六月一日 「夜のみだらな鳥」
ドノソの『夜のみだらな鳥』を読み終わった。さいごのとこらへんは、修道院に住まう老婆たちの話になっていた。ディートと呼ばれる男が老人なのか赤ん坊なのか ...
どこからやってくるのか分からない鈍い反射を受け止める網膜は在りもしないものばかりを確信したがっていて、薄汚い言葉ばかりを口にしてはまた時間をドブに捨てる、昨日までの雨のにおい、溶解した記憶が隠れる ...
誰かがシャワーを浴びている
雨はすっかり止んでいた
林檎を囓る少女が独り
光は妙に屈曲して
迸る水を艶かしく
向かいの鏡に映していた
今夜は早々と眠りに落ちる
明日はきっと晴れる ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
イチゴの匂い
坂本瞳子
自由詩
1*
22/5/17 22:10
瞬いた音
水宮うみ
川柳
2*
22/5/17 20:50
恐るべき馬鹿な若者
花形新次
自由詩
1
22/5/17 19:37
ずっと僕のことをゆるさなくてもいいよ
viraj
自由詩
0
22/5/17 19:25
めも
うし
自由詩
0
22/5/17 19:13
六月
soft_m...
自由詩
1
22/5/17 18:16
独り言5.17
zenyam...
自由詩
1*
22/5/17 14:58
針樹の翅、砂の
ryinx
自由詩
4*
22/5/17 14:11
緑のスケッチ
ひだかたけし
自由詩
3
22/5/17 12:46
スタアインゼリイ
塔野夏子
自由詩
4*
22/5/17 11:07
蟒
凪目
自由詩
0
22/5/17 9:18
令和4年5月16日(月)
みじんこ
自由詩
1*
22/5/17 3:50
夜の意識
ひだかたけし
自由詩
3*
22/5/16 23:57
ロマン湖にあこがれて
アラガイs
自由詩
7*
22/5/16 23:51
奇妙なもの
ひだかたけし
自由詩
3*
22/5/16 23:07
2022年5月16日
ゆるこ
自由詩
3
22/5/16 23:06
悴んだ手で
坂本瞳子
自由詩
1*
22/5/16 22:56
無声覧カウントダウン
あらい
自由詩
0
22/5/16 22:48
夕方
はたらくくる...
自由詩
0
22/5/16 20:04
きみ
マークアーモ...
自由詩
5
22/5/16 18:35
ブランコ
夏川ゆう
短歌
2
22/5/16 18:13
女の一生
atsuch...
自由詩
5*
22/5/16 13:55
夏休み
ひだかたけし
自由詩
4*
22/5/16 12:05
Only summertime
マークアーモ...
俳句
1
22/5/16 9:34
柔らかな日々
〃
自由詩
7
22/5/16 9:09
集団脳よ集団脳よ
秋葉竹
自由詩
1
22/5/16 7:20
Forward Jerusalem
TAT
自由詩
0
22/5/16 3:09
詩の日めくり 二〇二〇年六月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
15*
22/5/16 0:01
ひとりで歩いた道のことしか覚えられない
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
22/5/15 23:43
雨上がりの密室
ひだかたけし
自由詩
3
22/5/15 23:07
563
564
565
566
567
568
569
570
571
572
573
574
575
576
577
578
579
580
581
582
583
584
585
586
587
588
589
590
591
592
593
594
595
596
597
598
599
600
601
602
603
3.65sec.