手を合わし目をつむり
「みなさま
今日も一日 ありがとうございました
今日もこうしてお休みできます
ありがとうございます
みなさま
お休みなさい またね」
と夜の布団の中で声を ...
「これがリモート会議の新兵器です
ノイズキャンセリング技術を
逆に利用しました」
「サイレンサーって消音器ですよね
会議を静かにするのですか?」
「はい、困った発言を消せる
無料の ...
一列目の私は
前を向いているのに
人に触れると
改行ばかりして
道を外れてしまう
これが文字なら
私は手紙を書くことが
出来ないだろう
最後に名前を
残すのが夢なのに
...
残りの夏にかざした
みずいろの日傘をたたみながら
あのひとは言った
すでにそこに来て待っている
自分に逢いにゆくのです と
そうして
疲れたようなはじらいをのこし
鈴蟲寺の石段をのぼって ...
心に愛がなくても
今朝の空は清々しい
心にに愛がなくても
通勤時間は駅も道路も混雑する
心に愛がなくても
地球は温暖化して行く
心に愛がなくても
氷河期やって来ないよね
...
この胸から一枚の
夏の風景をとりだしてひろげよう
青い湖 まわりは緑の森
そのむこうになだらかな丘々
湖には小さな桟橋 つながれている幾叟かの小舟
ほとりに小さく白い館
そこで僕らは
...
ワクチンを接種することでできる
コロナウイルスに対する抗体の量は
人によっていろいろ異なり
全く抗体ができない人もいるらしい
どんなに調べても
100%抗体ができる
なんて
...
(詩論)初級編:(必読)ギフトについて
今まで繰り返し商業誌のなかで詩人の作品はどう読んでも良いというセリフを耳にしてきたけど、内心の自由の当たり前なことをわざわざ紙面使って、名の知れた詩人達 ...
あの曲を
叩いてくれよ
あの曲を
叩いてくれよ
叩いてくれよ
...
背後には誰もいない
開け放した窓から雨が降りそそいだ
部屋には部屋がなかった
区切りのない家に不可視の声ばかりこだましている
迷宮ですらない
音楽を挿れたら違う生き物になる
誰も別人でなか ...
今日もまた多くの感染者が出た
でもそれ以上にたくさんの
手を洗う人がいる
マスクをつける人がいる
人混みを避ける人がいる
報道はされない
数の把握もできない
ありがとう
きょうもまた無 ...
共通の敵の前では人類が一丸となっ……てませんね、はい
たまのかわ広げてみたら8畳かー収斂進化空も飛べるよ
中央アジアの国は
最後にスタンが付きがち
パキスタン
タジキスタン
キルギスタン
カザフスタン
トルクメニスタン
アフガニスタン
しかし、私にとって
スタンといえば
やはり ...
月見草バケツ転がすトタン屋根雨の底へと金魚が沈む
アマビエを描いた短冊笹飾り願い事までパンダが食べる
ポイントが貯まってよろこぶきみの部屋がらくた溢れ窓も見えない
信号もつかない ...
1.
詩の作品で生まれた脱字を
ベビーカーに乗せて運んでいる
ここはわたしの島だよ
だから集団行動はもうおしまい
そして詩人たちはそれぞれの家に帰り
まっ青な台所で
最後の晩 ...
実にくだらない理由で電車に乗った
乗る前に実にくだらない理由で立ち食い蕎麦を食べた
それが上り電車だったか
それとも下りだったか
乗ってから悩みだした彼は実にくだらない中年サラリーマンだった
...
伝えたかったことは
胸に留めたまま
してあげたかったことは
見過ごし
与えるべき何もかもを
心に抱えながら
子を育て
続く、毎日の暮らし
それでも
それだから
日々 悩 ...
どの教室も人格に縛られる
九月のトラックが詩を運んでいく
青空が夕陽に染まるまで混ぜる
小さな鳥 痛みに触れるアスファルト
そしてまたいつか優しい夢をみる
下書きは上書き保存するたびに上へ上へと上がっていった
ニコ動の「弾幕綺麗」ってコメントもアイラブユーの意訳かもしれん
脳が2つあれば眠りながら飯を食うことだってできると思う
...
泣きぬらしたガラス
とり乱す樹木
細く引きよせて
下着の中へ誘いこむ
風とむつみ合い
あお向けに沈んでゆく
せせらぎも微かな
時の河底
陰影に食まれながら
缶ビールを開けて
...
夜のうちに
たくさんの夢を乗せた星が
その重さに耐えられなくなり
砕け始める
朝の街で
人も光も入れ替わる前に
葉っぱの先を
濡らして消えた
ギザギザの形が
溜め息みたいで
...
私たちは数字ではない
私たちは数字ではない
親からもらった名前があるのだから
数字で私たちを管理しないで
今日もそんな美しい主張が
掲げられ
心優しい人は胸を張る
私たちは断じて
...
優しく髪をなでてくれる右腕が
ハンドルを握る右腕が
横断歩道引いてくれる右腕が
目の前の蜘蛛を掴んで逃がしてあげる右腕が
ぶら下がれる右腕が
欲しい
...
爪がずっとぼこぼこなんだ
前に聞いたことがある
これは不健康な時間の地層なんだって
でも、人差し指のだけ桜貝のようにつるりとしてる
どうしてだろう
人差し指だけは社交的だったのだろうか
...
いくつもの夜を過ごして来た雨の中で一番愛し合ったね
罪もないからその口が許されるわけでもないさハート盗人
亀をみたちいさな川で静止画を破り水面に飛び込むその意志
...
カツサンドを食べて
心臓を強化しようとしたが駄目だった
美味しいんだけどなあ
強化の効果はない
お茶を飲んでしばしの休憩をとると
夢の中でキスをされて
有頂天になっていた
つまり私は寝て ...
深夜、明かりを落としたベッドの横に
弟の友の顔をした妖怪が困り果ててやってきた
助けてくれという彼に
たまごスープを提供し
添い寝した
小声で尋ねる
ねえ、あなたは他人の顔になって生き ...
ああ、ともだちに会いたい
顔を見合わせてバカ笑いして
河原で生牡蠣焼いたりして
ビール飲んで
このやろーとどつき合って
また笑って
夜通し深刻な話をして互いの涙を拭い
抱きしめあって
...
毎日が無念記念日
一瞬の口から出任せの責任背負う年月
ゲームに熱中するその姿寒々しく
生まれる前の記憶と責任逃れ
この場所にこれまで誰と来たのか悩む
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
お礼
こしごえ
自由詩
8*
21/8/29 14:29
リモートサイレンサー
イオン
自由詩
0
21/8/29 14:12
私
ミナト 螢
自由詩
2
21/8/29 12:19
鈴蟲寺
SDGs
自由詩
3*
21/8/29 11:08
心に愛がなくても
こたきひろし
自由詩
2
21/8/29 11:07
夏の風景
塔野夏子
自由詩
14*
21/8/29 10:38
ワクチンでは全く抗体ができない人がいる
st
自由詩
4
21/8/29 3:45
(詩論)初級編:(必読)ギフトについて
足立らどみ
自由詩
3
21/8/29 1:07
Charlie Watts
TAT
短歌
2
21/8/29 0:40
壁のない家
凪目
自由詩
2
21/8/29 0:03
手を洗う人
木屋 亞万
自由詩
1*
21/8/28 22:34
_
いる
短歌
1
21/8/28 22:20
多摩川の彼方
足立らどみ
短歌
2
21/8/28 22:07
アフガンの風に抱かれて
花形新次
自由詩
1
21/8/28 21:28
雑歌
藤原絵理子
短歌
2*
21/8/28 15:50
詩
パワフルぽっ...
自由詩
1
21/8/28 15:07
くだらない理由で
こたきひろし
自由詩
3
21/8/28 14:51
蝉の声を聞きながら
玉響
自由詩
1
21/8/28 14:28
絵の具で染める
水宮うみ
川柳
1*
21/8/28 13:59
エレベーターの移動
〃
短歌
2*
21/8/28 13:42
ユーラシアの埃壜
ただのみきや
自由詩
3*
21/8/28 13:15
星のなみだ
ミナト 螢
自由詩
0
21/8/28 13:14
私たちは数字ではない
紀ノ川つかさ
自由詩
1
21/8/28 11:58
あなたの右腕が欲しい
佐白光
自由詩
1*
21/8/28 10:33
人差し指の不思議
凍湖(とおこ...
自由詩
2
21/8/28 7:16
惚れたら、負け。惚れさせたら、勝ち。
秋葉竹
短歌
1
21/8/28 6:32
カツサンド
間村長
自由詩
7
21/8/28 4:49
訪問者=妖怪
凍湖(とおこ...
自由詩
1
21/8/28 3:06
ああ、ともだちに会いたい
〃
自由詩
4
21/8/28 2:40
自由律俳句「食べられる退屈」(89)
遊羽
俳句
1
21/8/28 2:05
563
564
565
566
567
568
569
570
571
572
573
574
575
576
577
578
579
580
581
582
583
584
585
586
587
588
589
590
591
592
593
594
595
596
597
598
599
600
601
602
603
加筆訂正:
ユーラシアの埃壜
/
ただのみきや
[21/8/29 10:36]
修正
ユーラシアの埃壜
/
ただのみきや
[21/8/28 13:35]
修正
2.94sec.