一夜すぎ油の匂いのする聖水


敵を噛む利口な顔した犬と棲む


泣きそうな君とバス停まで歩く


そのうしろ姿でわかる濡れメガネ


山頭火さみしい人に頭 ...
かなしみの
青が降る
透明、
ただ透明に
なっていく
己の体
幾億もの幾兆もの者達が通った道
途、未知、溢れ
枯れ果て、移行する
闇の奥の
ふるふる震え揺れ
時の間隙縫い
開く ...
拡がりはどこまで
声する風や
星の重みに
遮られずにいたか

歌は
いつまで
小枝の先っぽで
乾かされているのか

世界を残酷にしてしまうのが
ことばの愚かさのつね
誰もいない ...
目に緑葉
茫然自失
再々起動
森林浴は
私を変える
言葉から離れて暮らしている話


シンデレラを名乗る不審者 三輪車


人間に人の心はありません


卒業式。別名、終わりの始まり。


なぜ誰もいないのではなく君がいた
ひとつの自分が
無数の綿毛に変わる
わたしは消失し
野にある数多の物語となる


 未来から過去へとすり抜けた
 あなたはわずかな時間だった
こうして記憶は一瞬を一生にし
わたしだけ ...
きみよくオレンジジュースを飲んでいるね
ええそうなのわたし主食は人参だから
ではキャロットジュースじゃなくていいのかい
人参は高いし手に入りづらいから
それにしても人参とオレンジは離れているよ ...
「情けは人の為ならず」と
お空へ打ち明けた
「私は悪い小鬼です」と
ひらきなおると
お空は黙ってしとしと雨




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌 ...
昨日はザンザン降りで
今日は晴れ間がひろがった

閉めの緩い蛇口の水がポタリポタリ

わたしはそのわきを通りながら
青い青い空を仰ぎ見た

梅雨入り前の青空だ
梅雨入り前の大空だ
...
    
イヤナラカエレバイインダヨナ?と言った彼の行方は知らない 図書室にいて十五歳たちエイエンニカエレナイカエレナイ
○「妻との会話」
何か尋ねるから
意見を言うと
それはおかしい!という
それなら尋ねるなと
僕は黙りこむ

○「背水の陣」
辞職願を用意した
あとは辞める日付を記入するだけだ
辞職 ...
だいの大人が
大勢の報道陣を前にして

感極まって流す涙に
久しぶりに感動した

かつて
最年長で初タイトルをとり
涙する棋士もいた


精一杯戦って
ゆび運に恵まれず

...
風見鶏、雪月風花北野坂、あなたとともにむかしきたまち

銀色のススキの原に銀の風、君だけ光る、降るは月光



遠い目を隠しきれない伊達眼鏡、滲む涙はだれのせいなの

...


自動車

竹林
*********************

雨が降ると哀しくなる奴と
雪が降ると元気になる奴って
どっか 共通点ありそうな気がする

********************

『春 ...
*********************

ねえ、知ってた?
人間もひとつの星なんだよ
地球の表面を動き回る星なんだよ
だけどね その星の光はとっても小さくてとっても弱いから
宇宙からは ...
********************

心なんか壊れちゃえばいいのよ
中途半端に正常なもんだから 
痛みなんか感じてしまうのだもの 
ならばいっそもう修復不可能なくらい 
粉々になって ...
時こそ今は花はなんちゃらかんちゃらと

そんなことを思っても

日常生活では活用できないのだ


だからどうした

所謂詩人の書いた詩だって
なんじゃこりゃっていうほど
退屈なんだから
自称詩人の書く自称詩なんて
うんこほどの価値もないことは
明らかなんだが
それでも以前は
おー、これは面白いなっての ...
タバコは吸いますか
はい少し すみません
高い所のボタンを押してくれますか
はい かわいらしいですね
今度のマラソン大会は出ますか
はい 外の筋肉を使わずに

ちぐはぐな返答をするんだが ...
 うすむらさきのワンピースを着たほっそりした女が丘の上をあるいている。この女は主人公ではない。この女は主人公ではないが、とても重要な人物であることは確かだった。うすむらさきはそのまま黄緑の丘をすらすら ... 山の上のほうまで
住宅地が広がっている

砂浜が小さく見える
様子が見える
海に行きたくなる

一番高い場所にマンションがある
見える景色を想像している

砂浜が良い雰囲気を生み
...
ぶら下げた傘に
手錠を掛けられて
動けない

その重さが
孤独と釣り合いながら
揺れている

昨日と同じ制服を着て
今日を示す証拠を探す

バス停にいれば
何処かへ行けると
...
 みずからというものの
 庭先に 縁台をひっぱりだしてきて
 そんなふうな具合に 眠ることができた
 一匹の猫が日なたの埃のなかをこちらに向かってくる
 あなたを愛することができた よ ...
 河原に足を浸す女の子といる気がするだけ、
いつか夢にまで見た田舎道の七の月に。

 肩甲骨を置き去りにした、水銀灯に対する還らずの雨にかくれんぼ。
 閉店した本屋があるnull番地、泥除けの ...
数時間 数字を煮込めば数学に


{ルビ潺潺=せんせん}と流れる川が川柳に


淡々とどんどん短歌書いたったwwww


もじもじと恥じらう文字が文学に
    七十の男の口よりハジキでた歯茎だったかはがきだった件 闇に
幾人もの私が
ほどけて

緑と水の匂い

翅あるひとの気配が
呼吸にいりまじる

ほどけゆくままに
ひとつ
   ふたつ
ともる
   ほたる


になるかなら ...
{引用=

_ -

.

    もしもそれがいまや失われて
    とりもどせないものだとして
    そこなわれたものがあるなら

       ...
空は灰色、
街行く私の背は屈み
あてどなくさ迷いながら
灰色空から雨、ザァザァ
ザァザァザァザァ降って来て
視界はかすみ歩は鈍り

(今ごろ森では紫陽花の
青白く光る群落が
ゆらんゆ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
狂気の沙汰ほどおもしろい秋葉竹川柳222/5/28 22:03
ハレルひだかたけし自由詩5*22/5/28 18:23
八月soft_m...自由詩022/5/28 18:11
ヒーリング足立らどみ短歌222/5/28 16:18
誰のレター 何処のこと水宮うみ川柳3*22/5/28 15:42
蝶を咥えた猫ただのみきや自由詩1*22/5/28 14:55
日常における狩猟万願寺自由詩022/5/28 14:30
※五行歌「しとしと雨」こしごえ自由詩2*22/5/28 14:28
青空ひだかたけし自由詩5*22/5/28 12:38
_津煙保存短歌2*22/5/28 9:05
独り言5.28zenyam...自由詩0*22/5/28 8:53
涙の価値st自由詩422/5/28 5:54
さらさらと降る月光、ひらひらと舞う麦わら帽秋葉竹短歌122/5/28 5:25
令和4年5月27日(金)みじんこ自由詩0*22/5/28 3:11
ひとりぼっちの幸福くん涙(ルイ)自由詩122/5/27 20:31
音符の壊れたメロディ自由詩122/5/27 20:19
縫い綴じられない赤い糸自由詩122/5/27 20:14
めもうし自由詩022/5/27 19:59
死ぬほど退屈花形新次自由詩022/5/27 19:15
シリアスの要請民二郎自由詩022/5/27 18:43
陸に上がったワンピースの話万願寺自由詩122/5/27 18:40
砂浜が見える夏川ゆう自由詩222/5/27 18:10
雨宿りミナト 螢自由詩122/5/27 17:56
存在と縁台草野春心自由詩322/5/27 17:43
ペシミズムのタヒ昏れあらい自由詩022/5/27 17:06
水宮うみ川柳1*22/5/27 16:48
_津煙保存短歌1*22/5/27 13:47
五月の夜塔野夏子自由詩7*22/5/27 13:02
if. ryinx自由詩4*22/5/27 11:47
何処へひだかたけし自由詩5*22/5/27 10:43

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