薄暗い部屋で
ヤクルト戦を見ながら
野球って
こんなクソつまらないものだっけかと
自分の記憶を確かめている
メジャーを見たってそうだ
さっぱり面白くない
大谷だって体格が外人と同じだとい ...
早咲きの紫陽花を見て、立ち止まる。
曇り日のある午後のこと。午後のこと。
神……という言葉は使いたくないのだけれど、
神は早咲きの紫陽花をどう思うのだろうか。
天でも良い。
四季のあるこ ...
明日私があるなんて
きいてない、はしっておいかけよう
明日が来るのが嫌だから
夕陽を目指してはしってはしって はっ はっ
音楽家の作曲が冴えるのは
黒いレースの間から垂れたほつれを
...
おしゃべりに付き合って
笑いを上げ
面白くもない
延々と
無為な無為と知っている秒数が過ぎ
笑い声が重なる都度
頭痛が積み重なる
音を消そうとする指の先で
次の音が鳴っている
...
初夏の太陽光線をいっぱいに浴びて
鮮やかに咲けよ
ミモザよ
遠く去ったあの人に
薫りよ届け
あつく胸を焦がして
触れた指先が未だにあつい
君を悩ませる
哀しみよ、去れ
君の胸に
喜 ...
革張りのソファーに夏肌を吸われ、少しスケベエな気持ちになったり。
しかしそれが合成皮革だと気付くと、少しスケベエな気持ちが萎えたり。
○「深い人生」
深い人生は
涙とともにある
○「コロナ下」
今までの生き方や価値観を
見直す機会である
ちょっと飲み会が
多かったと反省している
☆「ありがとう!」
金はなく ...
ひどいもので、昨晩午後七時過ぎに眠くなり、そのまま朝の三時頃まで眠ってしまった。読みかけの本はわずか一ページしか読まないうちに眠りの世界へと入っていったのである。当然、朝は早くなる。尿意で目覚め、時 ...
僕は通りを見るのだ
何もない街の 空に
空の中からは遠い所にある
海を僕は見るのだ
そこの誰でもが背びれや尾びれをもっている
幼年時さかなだっただけなのだけれどね
そこの誰でもが哀しみを抱いている
それは
すでに干物になるまで
のこるのものかもしれないんだが
...
この位置やこの母語という拘束は捨てられないが守る気もない
光がすぱっと切れるのを見る、閉ざされている。咄嗟の思考を掻い潜るように鳥の影が横切っていく。
摩天楼、
さよならの仕方も忘れてしまうような僕たちの頭上、四角い世界。枠外から枝が葉を揺らしては風の証 ...
世の中は壊れていった
人々が理解可能を捨てた日から
誰も彼も捨ててしまった
理解可能を捨ててしまった
自分は心優しい人間だと自負する
言葉の使い手までが口にしなくなった
長年の闘争の中 ...
夜風がすぅすぅ網戸から
入って来ては肌を撫でる
その微妙な心地よさに
うっとりしている午前三時、
電車は大通りを走り雪山へ
凍り付くよな身震いを
誘いぐんぐん進んで行く
鈍色空を背景 ...
時を超え差出人知らずの手紙が届く
行動に移せぬ苛立ちもある
目覚まし時計に勇気づけられ
時にはポリフォニーに心揺らされる
大蛇に飲まれて明日を知る
足りない頭を短く刈り込み
制服着こんで姿勢を正せば
賢く見えるし金は貰える
笑いが止まらねぇ
あそれ 1.2.3.4
いかした自衛隊Blues
倒産失業ありゃしねぇ
おまけに ...
生きれば生きるほど
恥を重ねることになるから
早いうちに
けりをつけた方が良い
とずっと思って来たが
年を取るほど感じなくなって
何とも思わなくなるのも
どうやら本当らしい
恥をかきま ...
枯れ葉落ち枝だけになり冬本番派手な厚着に目を奪われる
山々は蜜柑畑の集まりで温暖な島居心地がいい
小雨降り涙色した街になる感動的な芝居目にする
寒い午後ニューカレドニアの写真見る四季 ...
ひまわりを背に
端正な顔立ちがしっとりと崩れてゆく
シャッターの音が
シャッターの音だけが
あたり一面に 静かに 降り注いでゆく
火曜の午後
思いつくまま講義をすっぽかし
キミを ...
かの女は夢の隠語
かの女は愛の代名詞
そしてくずかかったおれを見棄ててしまう、
見殺してしまうなにかだよ、「ユカコ」
バウハウスの故郷の果てで摘み取った林檎が、
葡萄でなかっ ...
本のなか文字のひろがる風景で存在しない曲を弾く人。
きみの黒い髪が宇宙みたいだった 青い景色に浮かんで見えた。
火のように月日はもえて土になり金いろの木に水をやってる。
...
高台から遠浅の浜を眺めると波の照り返しには目が眩む。
鰯の群れを追いかけて飛沫をあげるスナメリが、
ハセイルカの一団を連れてやって来た。
小屋の喜三 ...
猿と云う現象のわたしの傍らに
犬と云う裝置が風のように現れ、くっついて寢ている
裝置は靈魂であり、
{ルビ何某=なにがし}かの意圖が具現化しそびれた餘剩らしい
...
二〇一六年五月一日 「叛逆航路」
お昼から夕方まで、『The Wasteless Land.』の決定版の編集を大谷良太くんとしていて、そして、大谷くんと韓国料理店に行って、居酒屋に行って、 ...
誰でも 叱られたい時がある
誰かに 割ってほしい鏡がある
そんな時私は割らないよ
それは上司にお任せさ
私はぐうたら昼寝人
誰でも 見られたくない事がある
家族に 知られたくない事が ...
誰かを 愛したいな
ずっとそう思ってたら あなたが来たよ
ごめんね あなたは素晴らしい人だけど後付け
私の気持ちが先輩なのさ
誰かを 殺したいな
そうは思ってなかったけど おまえが来たよ ...
揚げ過ぎたコロッケ食っとるんや
キャベツなんて高過ぎて買えんしな
なぁ、野菜くれんか、屑でええから
えッ、無理なんやろ、わかっとんや
そんなもんやから
あのキャベツ畑に
行ったん ...
廃れた通り、その先の名前のない草たちが太陽へと貪欲に伸びる荒地のさらにその向こうに、梅雨の晴間の太陽を受けて存分に輝く海があった、水平線の近くでいくつかの船が、運命を見定めようとしているかのように ...
月に降る
塵の息を踏み
無言 震わせ
空のはざまが膝を落とし
再び立ち上がる
脚をくすぐる布の闇
二 三 五 六と言葉を拾い
左足と右手の小指の寒 ...
花を見てきれいだというわたしたち 人はこうして人を造った
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
毎日プロテインを飲んでいます
花形新次
自由詩
3
21/5/18 23:07
sonnet
朧月夜
自由詩
2*
21/5/18 22:00
「なんで?絶望してない?」
這 いずる
自由詩
1
21/5/18 18:46
音楽を損なう
〃
自由詩
1
21/5/18 18:10
鮮やかに
渡辺亘
自由詩
1
21/5/18 15:03
スケベエ
クーヘン
自由詩
3*
21/5/18 13:50
独り言集5.18
ホカチャン
自由詩
4*
21/5/18 11:34
早朝の散歩から
山人
散文(批評...
3*
21/5/18 6:14
山からの空
番田
自由詩
1
21/5/18 0:48
えくぼ
梅昆布茶
自由詩
16
21/5/18 0:08
_
いる
短歌
0
21/5/17 23:21
美しい世界
鳴神夭花
自由詩
3
21/5/17 22:56
理解可能
紀ノ川つかさ
自由詩
1
21/5/17 22:09
夢と夜風と雪山と
ひだかたけし
自由詩
15*
21/5/17 22:00
自由律俳句「食べられる退屈」(15)
遊羽
俳句
1
21/5/17 21:23
じれったいBlues( G.I.Blues)
板谷みきょう
自由詩
0
21/5/17 20:51
マイソング
花形新次
自由詩
6
21/5/17 20:28
常夏
夏川ゆう
短歌
3
21/5/17 18:43
シャッターだけが降り注いでいた
komase...
自由詩
2*
21/5/17 13:21
tell me, bedtime story
中田満帆
自由詩
4
21/5/17 12:50
雲のような存在
水宮うみ
短歌
6*
21/5/17 11:49
底のない浜から
アラガイs
自由詩
12*
21/5/17 3:31
無音
墨晶
自由詩
5*
21/5/17 3:01
詩の日めくり 二〇一六年五月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
13*
21/5/17 0:07
ぐうたら昼寝人
ボロ24
自由詩
0
21/5/16 23:51
先輩
〃
自由詩
0
21/5/16 23:05
居酒屋にて
帆場蔵人
自由詩
3
21/5/16 22:24
飢えた魂は余計な肉をつけない(リロード)
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
21/5/16 21:54
三と常
木立 悟
自由詩
2
21/5/16 21:32
_
いる
短歌
1
21/5/16 21:20
559
560
561
562
563
564
565
566
567
568
569
570
571
572
573
574
575
576
577
578
579
580
581
582
583
584
585
586
587
588
589
590
591
592
593
594
595
596
597
598
599
加筆訂正:
ガラスの精進
/
ただのみきや
[21/5/18 22:05]
誤字修正
ガラスの精進
/
ただのみきや
[21/5/17 6:36]
誤字脱字など修正
3.45sec.