一秒ごとに散っていく桜たち


雨粒のひとつひとつに町がある


絶滅した場所に手紙を書いている


ワカメたち一秒ごとに増えていく


数年の呼吸 だれかとともにいた
我が息子スカンダよ
今によみがえるオリンピアの地を
駆けるがよい
かつてかの地では
聖なる競技会が行われていた
すべての競技は神々を讃えるため
そして神々に捧げるため
人々はそのために走 ...
 プラネタリウムでブラックホールを探す

 懐かしい歌から逃げおゝせる

 過去の退屈は今の郷愁

 体育館の声に耳そばだてゝ

 夕立とあの雲の行方を誰が知ろう
 白夜はいつも寝不足になる。

 夜になっても沈まない太陽のせいだ。こんなあたしでも人類の、はしくれ。太陽の光に含まれる活動エネルギーが、自律神経を乱れさせてしまうのだろう。
「おはよう、リン ...
真夜中の真ん中に
透明な樹がある
繊細にひろがるその根は
夜の宙に満ちている星々の気を
吸収する
その気は幹をとおり
繊細にひろがる枝葉から
放散される

樹の中をとおるあいだに
...
ともかく私たちは辿りつき列にならんだ
色水みたいなコーヒー 配られるチケット(権利と義務が 印刷されている)
視線は 端末に通知される
皮膚は薄くなる 誰にも触れなくなる そのことも忘れられ ...
物語
夢語
台詞

馬鹿
阿呆

ロマン
水しぶきをやり過ごせよ
   虹の架け橋
背負わない傷跡を見せたくないから下着も脱がないわ
お尻の大きい外国人のお姉さん
牛さん牛さん、ダッシュダッシュ! ああ腕が回らないお年寄りな実態把 ...
僕は何も見てはいなかった
そして ここにはない 
海の景色を見つめていた 潮の香りのする
感覚ではない光を 感じとっていた  
昔誰かが
口にしたような台詞を聞くと
胸がざわついて
ナイフでそいつを
刺す衝動にかられる
やらないのは
生活のためだ

俺に生活さえなければ
俺はもっと傍若無人に振る舞って
堂々 ...
半ば幻だとしてももうこれは眼を閉じるくらいでは消せない  不器用な影絵を施された土気色の節くれが、すべてのまえで
育ち尽くし、底に意味を与える。今際のときおもいきり。
寝転がって徘徊する蛾蟲であろうと、構わぬ礫にあとくされる、
いつか たましいは自由 ...
良い人に出逢うのだから良い流れ自分の思い通りの流れ

何となく東京に出て人混みに紛れて消えた安っぽい夢

「金糸瓜」素麺南瓜と呼ばれてる聞き覚えない初めて聞いた

チョコ貰う苦味の強い大人 ...
何か、すこし、足しになるなら思いとどまろう、
そんなことばかりだ。

涙に含まれている疲労物質を顕微鏡でのぞく仕事があったら、そんなのがしてみたかった。

民間宇宙船が日本人飛行士をはこんだ ...
 シムシティの原発でさえメルトダウンする

 雪は降れどもいそいそ出かける

 夕焼けの鐘もう帰ろうと呼んでいる

 元気な街の駅へバスで行く

 雨に触れ雨だれに触れ
丘。荒れ狂う海。深層の平穏。緑青のガラス玉。無数のふしぎな気泡。ひとりびとり。椅子の背を撫でている手。雫とやさしさ。むなしい躊躇い。笹のスれる音。黒のビショップ。9570円。通知書。青空と奇声。凪いだ ... そうだ! ポットに注いだまま忘れていたお湯がすっかり冷めきって
、中でおたまじゃくしが泳いでいても僕は気絶まではしないだろうね。       どちらかが死んでる雲母(きらら)
変なこと。 それ ...
暗い動物には影が出来る
それは四つ足になってはじめてわかること
明るい動物には影は出来ない
トコトコと
トコトコと
死んだ長女の生年月日が思い出せずに私は
区役所でチューインガムの紙を剥い ...
気づいたらここにいたのでなんとなくいつづけているだけではないか 自転車を
練習している子供
を見守る父親
をベンチで見据え酒を飲むオヤジ
を横目に通り過ぎるカップル
を素早く避ける宅配の自転車
が行き交う
駅前広場
をホームから見ている会社員

...
西の空が
赤銅色に燃え残り
薄暮が辺りを包む頃
俺は拳を握りしめ
一心不乱に進んでいく
胸の奥処に蟠る
抑えがたい不安感に
鼓動激しく息を継ぎ
夕闇の道を進んでいく

西の空が
...
かつてこの星には100万の
小世界があった

1億の集落と1千の都市国家
黄金の旗がなびくここちよい風が

すべてのサーガがいまでも生きている
きみは英雄でもなくパーティーもなく
大河 ...
みミから出たサビ詩歌のおとナイするすると、吐かれた嘘の届かない耳。

お終いが、始まりになるのはいつものことです誰にだって起こりうるコト/コトと次第によっては焼くより煮るほうがいいのかもし ...
日記スレッド。
他愛のないことでも他愛のあることでも、一日ふりかえって、簡潔に。

(‘é‘)⇒*最後にかならず「そんなこんなでいい一日でした」とつけてください。


*おひ ...
チューニングを合わせる
なるほど、地元密着NAC〇5のフランクさは心地よく
しかしいささか気取ったJ-WA〇Eの上品さも捨てがたい

いろいろ他にも合わせる周波数はあり
これらを気分によって ...
{引用=不実日和}
声は裂ける傘のよう
いつかの夏を絞りながら
蜜蜂の愛撫に
義眼を転がして
女の雨脚は
蜥蜴たちの抱擁をほどく
鞄の中で犯された
天使の羽根が舞う丘
青い爪を持たな ...
文字の輪郭をボカす楽しみ方は、
旅から戻ってからで良いと思う。

全てが終わってから立ち上がる言葉

納得の上で「外」に出された作品を読み、
繋がっていく楽しさを感じるなかに
詩が見つか ...
カシュクスの巫女は、この世の全ての理を知っている。
過去のことも、未来のことも。
ある日のこと、うら若き青年がカシュクスの巫女の元を訪れて尋ねた、
「永遠の生命を得る術を教えてくれ」と。

...
詩人は黒ジャンパーに
ポケットハンドで
凍てつく街を歩いている
転んで手をつくよりも
言葉を書き留める
指先を温めている
ごめん違った
自動販売機で立ち止る
コインを入れるために
指 ...
神代、人新世最初期のtypewriterを攫取。

(論理破綻前提、送受信。)


考えることの大事さを感じる人はかつて考えることに救われたのだろう。
考えることの大事さを感じない人はか ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
自然数水宮うみ川柳2*21/4/28 13:02
オリンピア紀ノ川つかさ自由詩121/4/27 21:51
自由律俳句「食べられる退屈」(7)遊羽俳句121/4/27 20:04
明日、世界が終わるそらの珊瑚散文(批評...421/4/27 12:53
真夜中の樹塔野夏子自由詩1*21/4/27 12:00
参列はるな自由詩221/4/27 9:36
厨二ヨロシク自由詩021/4/27 7:53
下げちゃいなさいよアラガイs自由詩8*21/4/27 2:36
あの日の湘南番田 自由詩221/4/27 1:22
暮しの手帖4月号花形新次自由詩021/4/27 1:16
_いる短歌221/4/26 23:44
イイクルメロウあらい自由詩021/4/26 21:43
多次元的夏川ゆう短歌121/4/26 19:56
無題3道草次郎自由詩221/4/26 17:37
自由律俳句「食べられる退屈」(6)遊羽俳句121/4/26 16:34
列席道草次郎自由詩221/4/26 10:50
もののふは転た寝を拒んでアラガイs自由詩3*21/4/26 3:42
空欄妻咲邦香自由詩3*21/4/26 1:15
_いる短歌021/4/25 23:08
いま入間しゅか自由詩921/4/25 22:46
夕闇の未知ひだかたけし自由詩521/4/25 22:23
サーガ梅昆布茶自由詩1021/4/25 21:50
みミから出たサビしい/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外こうだたけみ自由詩1*21/4/25 21:43
「そんなこんなでいい一日でした」スレッド2過去ログ倉庫21/4/25 20:59
周波数りゅうさん自由詩221/4/25 15:53
愚の原石ただのみきや自由詩4*21/4/25 14:39
海を見に行った陸地の終わりだった足立らどみ自由詩221/4/25 11:05
カシュクスの巫女朧月夜自由詩1*21/4/25 7:00
ポケットハンドイオン自由詩4*21/4/25 6:59
墓やぶり道草次郎自由詩321/4/25 4:57

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加筆訂正:
愚の原石/ただのみきや[21/4/26 15:33]
修正
もののふは転た寝を拒んで/アラガイs[21/4/26 10:51]
少し付け加えました。
愚の原石/ただのみきや[21/4/26 9:13]
修正
3.99sec.