一人の子供が木を見上げている

緑と黄色と赤と茶色とそれぞれの濃淡
一枚一枚の葉の形
重なる葉の間から漏れ注ぐ眩しい光
微かなにおい
風の鳴らす音
そよぐ枝のランダムな動き
鳥や虫やそ ...
「水の気持ち」

とてもよわい
なんにもできない
雨にザーザーふられ
なんども
なんども
うなだれるしかない
雨があがったら
ころころと珠のような
らくるい
土は
ほほえみ ...
空に浮かぶ
とげとげしいアンニュイ
よそよそしい眉月
こわれかけた風

すべてが崩れ
海に沈むころ
ふぐりを掻き切って産まれる
まん丸のつややかな紫よ 

鼻持ちならない太陽の
...
自称
エセ

狭量
ゲス

目障り
どうしてあんなに怒ったんだろう

やっぱり嘘だからじゃないか

人権を云々してたあの人

ネトウヨ〇ね〇ね言ってたよね

感慨深いです
レベル5
滞在時間は30分以内
館内閲覧は禁止
貸出のみ可

図書館員をつかまえ
いつも知識をひけらかす
白髪の男の姿もない

紙の城はいつになく平和というわけだ

薄暗い森のよ ...
僕であるということが、ゆっくりと後ずさるようにして遠のいていく毎日。生きているのか、それとも、しかし、死んでいるのかということを、何も僕は理解することができずにいた。パソコンの鎮座する机と、そこに、は ...  命を与えられた事

 目で見て感じて

 耳で聞い考えて

 自分の想いを伝えられる

 あなたと出会えた事

 別れの試練を受けた事

 感謝しています

 今生き ...
藤岡琢也と宇津井健と赤木春江と山岡久乃が
手を繋いでグルグル周り続けていた
その周りでは鞭を持った橋田壽賀子が
「私が良いって言うまで
止まるんじゃないわよ!」と凄んでいた

流れている音 ...
少しずつ透き通ってゆく爆弾を抱いたまま死ぬまでは生きよう 崩れ落ちる十字架を見ていた ソメイヨシノは白、まぶしすぎるよ 



きみは強いふりをしている 風に電車に微かに揺れている窓
硬い言葉より柔らかい言葉を掘りたい
怖い言葉より優しい言葉と握手したい

たった今昨日を片付けてきたところだ
荘厳に鳴り響く十二の鐘が埋葬する
そして何気なく今日となった明日に袖を通す

...
五本の石柱がたっていた
ねっとりとしたモスグリーンの水に浸され

洪水の街を泳ぐ人達
徘徊していた裸の老女は何処へ行ったのだろう?

目覚めて闇が迫って来る
自分という感覚が死んでいく
...
ばばあは
ばばあである自覚がない
見た目はじじい化していて
ほうれい線は深いし
眉毛は濃いし
口の周りは青みがかって
鼻は巨大化し
鼻の穴は丸見えなのに
うっすら紅引いてやがるんだぜ
...
自称詩人だけが
生き残る世の中って
ゴキブリだけが
生き残る世の中より
地球にとっては害悪だと思う
なーんにもしないで
グダグダくそみたいな
ご託並べて
私は憂いています的なポーズ作っ ...
最後尾の席を狙ってまた記念日を失う
信管を増幅させたのは私
そうだ、私の顔だ
偽りのシエスタ
もう目覚めてしまったのか?

ポートフォリオの端の覚え書き
今日の風の重さを測る(譜割りを与 ...
刹那
始動

気合い
高揚

落胆

悪あがき

失意
ほっとけば群れて分かれるものらしい色を揃えたりもするらしい 職場でフリーズドライの味噌汁を斡旋された。
斡旋文書に回覧しましたって印鑑を押すように求められた。
福利厚生ってこういうことを言うんだなって思った。
坂道に
水の流れ
大量に 
夜の透明
車は行き交い
飛び込んでいく
人、人、人

君はスマホの
中に居て
綺麗な声で
歌っている
聴いたことのない
異国の歌を
夢見心地で
...
なんもない部屋でうらうら

ひえた工場のまえでうるうる

自販機で冷コころころ

香りは春風にのりうーうー
周回遅れのランナーは諦めた目をしてると思うかい?
痩せ細った あの足がどれだけの苦難を蹴り上げてきたのか知ってるかい?
旅に終りがあるとは限らない 彼は何を賭けたのだろう?
走り出した理由を 今 ...
張り詰めた糸が
プチんと切れるみたいに
世界が落っこちた
落っこちた世界は
通りがかりの犬に食われてしまった
あぜん
ぼーぜん
ぼんやりしていると
小人がゾロゾロとやって来て
もう一 ...
哀しみあるいは悲しみを
膝の上に乗せて
よく眠ってくれるから
ひと時煙をくゆらせるように

ギザギザした鍵を
胸に刺したり抜いたりして
酒と音楽でにじんだ幻を孵したい
ああこの夕暮れが ...

過去は戻らない
記憶を終の住まいとする
過去は消えない
静寂と闇に同化して忍び寄る
それはまるで不治の病であるかのように
後悔と苦痛を与え続けるためのかのように


柳は優しい ...
独尊
不遜
散々

後悔
懺悔

今更
絵画というのは
色彩の芸術だ
パッと見て
美しいと思えたら
何が書かれていようが
関係ない
何も書かれてなくていい
色の組み合わせさえあれば
時代背景や画家の人生から
理屈をこねくり ...
社会性、その完成度を語るなら蟻の足元にも及ばない たおやかな
緑の群れ
揺れて
踊る影は
光の万華鏡
私は静かに傾いて
遠くの森のザワメキを聴く
十四歳のある日
ぼくは
あらゆるものが
きっとこのままなのだ、ということに
気がついた
ひとは、ある種の
限られたコミュニテイは
このまま
もう
どこにも
行くことはないの ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
一人の子供が木を見上げている六九郎自由詩2*21/4/9 10:40
未詩集2道草次郎自由詩521/4/9 10:29
恋する葡萄草野大悟2自由詩321/4/9 9:18
馬鹿共ヨロシク自由詩021/4/9 8:38
嘆息りゅうさん自由詩121/4/9 7:40
県立図書館は水を打ったように静まり返り道草次郎自由詩621/4/9 6:46
パソコンと、顔番田 自由詩021/4/9 1:20
感謝しています佐白光自由詩1*21/4/9 0:44
ドリーム花形新次自由詩021/4/8 22:58
_いる短歌121/4/8 22:56
抱くことモクモク小指短歌1*21/4/8 21:54
イメージの散らばり宣井龍人自由詩11*21/4/8 20:43
夢魔ひだかたけし自由詩421/4/8 19:48
ばばあがしゃしゃり出てくる世の中花形新次自由詩021/4/8 18:48
自称詩人が病気を引き受けるべきだ自由詩021/4/8 18:31
シエスタ妻咲邦香自由詩121/4/8 17:37
活動ヨロシク自由詩021/4/8 8:20
_いる短歌021/4/7 23:30
フリーズドライがん自由詩021/4/7 23:12
水色の街(改訂)ひだかたけし自由詩721/4/7 21:26
今はまだ寒コーヒーナンモナイデ...自由詩2*21/4/7 21:07
旅の終りに 笑うか泣くか余韻自由詩021/4/7 20:35
糸が切れた話道草次郎自由詩9*21/4/7 20:30
この夕暮れがただのみきや自由詩5*21/4/7 17:56
いくつかの即席詩宣井龍人自由詩4*21/4/7 11:58
不惑ヨロシク自由詩021/4/7 8:18
自称画家 伴久士「私の絵画論」花形新次自由詩121/4/7 0:49
_いる短歌021/4/6 23:33
緑のスケッチひだかたけし自由詩521/4/6 22:47
十四歳で死んでいったやつらにホロウ・シカ...自由詩16*21/4/6 22:12

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加筆訂正:
ほころんでもほどけない蕾のために/ただのみきや[21/4/7 6:37]
修正
4.09sec.