ゆで玉子さえうまく作れない
ゆで玉子だって立派な料理だ
レシピ集にだって掲載されてる
玉子を殻のままとはいえ茹でるのだから
料理にほかならない
茹でるだけなのにうまくできないって
どうゆう ...
現代貨幣論を理解するのに
コペルニクス的な
発想の転換が必要なことは理解出来る
まさに打ち出の小槌そのものだから
新規国債を発行して
いくら貨幣を流通させても
マネーサプライが過剰になり
...
この裡はとっくに爛れて
痛みのない恋をしている
来ない春
燃え上がるほどの心が残っていない
寒寒と炎が
蒼く上っている
聞いた風な言葉が
ふわふわと漂う
そこには
何の新鮮味も
感動もない
不安すらない
ただただ安心な言葉が
吐き出されては
消えて行く
安心が生活を
つまらなくさせていることに
誰 ...
雪は身じろぎもせず降っていた
無人駅のホームはすでに雪で埋め尽くされ
その明るさはほんのりと
ともし火のように浮かんでいた
ストーブを消し、鍵を閉める
無人駅の除雪番からの帰りしな
積 ...
{引用=冬の髪の匂い}
雪の横顔には陰影がある
鳥は光の罠に気付かずに
恐れつつ魅せられる
歌声はとけて微かな塵
雪はいつも瞑ったまま
推し測れない沈黙は沈黙のまま
やがてとけ
かつて ...
満たされていないが
嘆いていない
それが日本人の既定値
プラスかマイナスに
設定を変えることができる
満たされているが
嘆いているにもできる
表示は変わっても
反映されているの ...
冷えきった
孤独が敷き布団の上で
待機する
砕けた空、深夜の悪夢
見知らぬ人が出入りして
青みを帯びた夜の溶解は
哀しみの渦に霧散し
見知らぬ人が
心の廃墟を弄んでいる
やが ...
血のつながりを絶対化していた時代は
過ぎ去った!
跡取りもいなくなった!
また、一時期愛が血に取って代わろうとしたが
幻想に終わった!
今は家族は
何でつながっているのだろうか
お金だろ ...
僕はあとどのくらい生きるのだろうか
どんな死にかたをするのだろうか
病死だろうか事故死だろうか
それとも災害死だろうか
いざというときには
できるだけ苦しまないで死にたいなあ!
いろんな人 ...
炬燵でゆたりゆたりしてアイスコーヒー
汲めども汲めども 詩心はみずうみの如し
煙草の数をかぞえて(溜息)卓のうえに置いた
屈伸をしてけさの体の点検をする
おなかがグウ、と鳴 ...
春夕焼け北本住宅団地には明日を待ってる部屋がある
新しい家
お洒落な家
そう書かれたチラシ
建売住宅のチラシが多い
似たような家ばかり
私の好きな家
イメージにあった
建売住宅は見つからない
私のイメージを形にしたい
心 ...
ほんとうは、
雪なんて、
みないのです。
清らかに美しい高い塔は
黙っている言葉のなかにあります。
死、は、静かな影絵
少年の高さの目線に
綺麗に並べられています。
...
昔僕は雲の下を見つめていた。営業車を入り口に残して、浜辺の上を真っ直ぐに歩いてきた。夏の間はあれほど人で賑わっていた海の家も、廃墟のように、このあたりの景色が望めるような店の壁が同じ場所にはあるだけだ ...
男よ、
戦う運命のしもべよ、
と南公園ではっきりと聴いた
神さまみたいなかたの声。
神さまみたいなかた、って、
もしかして、お馬ァ鹿ァ〜?
あたし、おんな、だってぇーの!
...
誰もが寝静まった頃に目覚めて
なにも知らない深夜を想う
遠く漁り火が燃え
家族の団らんを照らして
消えいくものの虚脱を誘う
みな失い命さえ危うく
それでも残っていくものは何かと問い
虚無 ...
今朝は寝起きから眠気がなかなかとれず、なにかイベントめいたことがある日は必ず眠たいので、今日もなにかあるのかな、と思いつつ過ごしたが、平凡な日だった。
朝食はトースト二枚にヨーグル ...
コレクター ガラクタじゃないキャラクター
至る所微分不可能な気分屋
窓越しの星から越してきた本心
空っぽの靴かたいっぽ 空に着く
妻が泣きはじめて時がとまる
霞む三日月 童話の世界を歩く
カレーライスと妻が待ってるおうちに帰る
爪弾く指は
同じところを行ったり来たり
そのくせしばらく経つと
悲しみを言い当てる
もどかしさの中に
光とどまる
存分に
やさしくなるといい
それは権利
そして好 ...
これも
みんなのおかげ
ありがとうさま
にじむ星へ
ほほ笑み零す
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
私は小鬼
でもいたずらは
しない
そのかわりに
「ありがとう」と言う
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
夕暮れのざらつく人恋しさに飛び立つ平らなコウモリ
あまりあてにせずに
待つはずの
きみ
裸足の猫は垣根に消えた
せんべい布団に横たわり
断雲を眺め
さまようなにかの羽が最 ...
結膜炎だろう、
白目が赤目になっていやがる
おかげで目やにがまつ毛にこびりつきやがって
目は眼帯、
口はマスク
いったいなんなんだ
疫病退散もない
一日遅れの恵方巻でも喰うか
...
太陽のように
強く燃えている
生きることは
力むことではない
輝くこと
つらつらと つららのことをおもってみていた
軒先に根をはやし
重力に逆らいながらも
きりりと尖ってうつくしい
冬がこしらえた期間限定のその造形は
猫とじゃれたあと
うつらうつらしているうち ...
晴れた日に
息子と二人で海を見にゆく
私の背などとうに追い越して
何食わぬ顔をして
乱反射する水面の光を
キラキラと浴びているやつだ
いつの間にか
通過する季節を跨いできたね
海に突き ...
心の支柱はプライド
お年寄りの自慢話は
たとえ繰り返し聞かされた話でも
しっかり聞きましょう
うちの親父も家のなかに
農業関係の表彰状や感謝状を
いっぱい飾っていた
あれが心の支柱、プラ ...
「おはよう!」というと
「おはよう!」とこたえる
「おはようございます!」というと
「おはようございます!」とこたえる
「お帰り!」というと
「お帰り!」とこたえる
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
たかがゆで玉子なんだろうか
坂本瞳子
自由詩
3*
22/2/5 22:50
岸田さん3
ジム・プリマ...
自由詩
1*
22/2/5 20:42
炎
はるな
自由詩
3
22/2/5 20:23
キュウリのQちゃん
花形新次
自由詩
3
22/2/5 20:06
ともし火のような無人駅をあとにして
山人
自由詩
13*
22/2/5 19:54
ポケットには丸めた鼻紙だけのくせに
ただのみきや
自由詩
5*
22/2/5 15:25
デフォルト
イオン
自由詩
1*
22/2/5 15:01
孤独のトポロジー
ひだかたけし
自由詩
4
22/2/5 12:56
家族
zenyam...
自由詩
2*
22/2/5 11:28
あとどのくらい
〃
自由詩
0*
22/2/5 10:43
自由律俳句 2022.02.05(土)
田中恭平
俳句
3
22/2/5 7:58
<誰も知らない小さな部屋から> 春夕焼け2022
るー
短歌
1
22/2/5 5:37
心地良い家
夏川ゆう
自由詩
3
22/2/5 5:23
冬の、金魚たち………
秋葉竹
自由詩
0
22/2/5 4:03
二月の帰り道
番田
散文(批評...
2
22/2/5 1:45
あたし、だって、生きてゆくッ!
秋葉竹
自由詩
0
22/2/5 0:42
夜想
ひだかたけし
自由詩
5
22/2/4 23:34
日記 2022.02.04(金)
田中恭平
散文(批評...
4
22/2/4 21:52
引っ越し
水宮うみ
川柳
0*
22/2/4 21:01
自由律俳句 2022.02.04(金) 夕べ
田中恭平
俳句
4
22/2/4 20:52
もどかしい光
やまうちあつ...
自由詩
1
22/2/4 19:14
※五行歌
こしごえ
自由詩
1*
22/2/4 17:12
〃
〃
自由詩
1*
22/2/4 17:11
コウモリとひきこもり
末下りょう
自由詩
3*
22/2/4 17:08
節分22
ナンモナイデ...
自由詩
2*
22/2/4 14:15
五行歌
夏川ゆう
自由詩
4
22/2/4 12:25
つらつらつらら
そらの珊瑚
自由詩
8*
22/2/4 11:38
灯台
ちぇりこ。
自由詩
8
22/2/4 10:28
心の支柱
zenyam...
自由詩
1*
22/2/4 9:17
鸚鵡返しの小2
〃
自由詩
1*
22/2/4 9:11
570
571
572
573
574
575
576
577
578
579
580
581
582
583
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585
586
587
588
589
590
591
592
593
594
595
596
597
598
599
600
601
602
603
604
605
606
607
608
609
610
加筆訂正:
ポケットには丸めた鼻紙だけのくせに
/
ただのみきや
[22/2/5 18:09]
誤字脱字その他一文字修正
4.74sec.