光を感じ窓際に立つ
少女の夢の遥か向こう
今日も世界は廻っている

虹が地平遥かに立ち
吹く風、覚醒を誘うとき
花を世界は少女に置く

(チリチリ舞う風の粒子
光はそれらを透過して
...
蒼き美しい馬よ
最後の飛行曲線は
その航跡雲によって
大空に刻み込まれ
いつまでも
消えることはないだろう

蒼き美しい馬よ
ありがとう
そしてさようなら
きみが蒼き鬣を
風に靡 ...
もし君があたしをアイスというのなら『ガリガリ君』でもかじってあらがう



歩くあと生まれる道を行く王の如く顔上げ見下すな猫



年齢は関係ないとわずかだが賛同したい人想 ...
病める鳥は少しの毒を好む、と不意に私の夢が言う。父の姿をしているが、どうも本人ではない、私の父は落ち込んでしまった理由がどうあれ前を向くようにと教え続けたことを覚えている。それにしても毒はよろしく ... 一度や二度くらいは
死んじまおうかなんて
思った事有るよ

一度や二度くらいは
他人のおんなに目が眩んで
そいつから無理矢理にでも奪い
自分のおんなにしたいなんて
思った事有るよ

...
丸腰で



















ずっと ...
月があるから地球はまだいい星



ビニールで包んだプレゼント丸見え



川があっちからこっちへ流れてく



星は動いてるんだろうけど分からん



太陽当たり前過 ...
人間を傷つけたくはないのだが制度の顔をして立たれると 一睡も出来なかった朝の光に浮かび上がる緑色に淀んだ外堀は悠久のエルベ川ではなく
古ぼけた駅ビルの飯田橋はヨーロッパのテラスと呼ばれるドレスデンではなく
不機嫌そうに行き交うサラリーマンはカスパー・ ...
厚紙の病院ではやさぐれた傷みが 長椅子に寝そべり仮眠を取る

肋角の一粒を重ね冬季の余韻を造る 乳白色のシャッターが少し

補聴器を合わせたパンプスが ネオンサインにお喋りする瞬きに

行 ...
石油危機で
オイルショックを乗り越えた人達が
最新機器で
訳が分からず老いるショック

金融不安で
リーマンショックを乗り越えた人達が
コロナ禍で
在宅勤務のリモートショック

テ ...
ぬいぐるみをひろった/途端/ひとつ拐ってみませんか? 
目をほそめ/そそのかす/もうひとつの理性/さびしさを紛
らわせて息をつなぐ/この単純な本性/安直な別称を/掌の
硝子玉は見ている

滑 ...
世間、世間、世間世間世間、あんたら世間好きだねぇ、世間っていったい何だい、そいつは実体のあるものかい?そんなにムキになるくらい、素晴らしいもんなのかい?まったくどいつもこいつも二言目には世間ってそ ... 暮れ、底に 打ついて聞こえる淋しい声は
違う違うといっている

朝焼けや紅葉の美しいのに 体ははたらかず
心ばかり出掛ける
そうしてそのいっさいが失われようというときにはじめて
この指 ...
君は綺麗だなモノクロにしたくない
最後の日が来てまともに見れなくなる

僕の心で泳ぐ永遠は泡のように
寂しさを混ぜて溶けていく

ブックエンドのような背中
合わせて離れられない
倒れる ...
今日は冷たい北風が吹き
街はもうすぐ黄昏です
西陽が君の横顔を照らし
はにかむ瞬間を捕らえます
それは本当に美しい
この街角の光景です

(あゝ後何百年
待てばこの瞬間に出会えたのか
...
遮るもののない青空に憧れ
背中に砂のあたたかさを感じて
自由を願った幼さは
いて良い場所が欲しかっただけなんだと
膝を抱えて震えながら泣いた

夜の暗闇を望んで
ディスプレイの光の中で生 ...
言葉の幾つかは
風船みたいに
君を誘って
心の真ん中を
知りたくなる

一度も
それらしいこと
言わなかった癖に

二度も
笑ってくれたから
しまう場所がない

幸せの表現 ...
暖かい夢の降る町に乾いた音を立てて割れた、
テクニウム、テ・ファーリキ、
気圏、の、隅、で、金属弦、ゕ゛、
生を享くるそのまえを繋ぎ、
少乙、は、宇宙精神の記号を、
屈んだ、右手に、昏さ ...
 ちょっとはにかむおじいさん

 となりに笑顔のおばあさん

 上を見つめてすまし顔はお姉さん

 二日酔いですか
 
 苦虫顔はお父さん

 横ではさらにニガニガ顔のお母さん ...
あなたにもいろいろあったのでしょうから生んでしまったことは責めない だからあれだけ言ってはならないと!
申したではありませんか。
コンプレックスが強いのです、あそこの犬たちは。

歯を向きだしてる子だけじゃありません。
いつもうなだれてる子、震えて上目づかい ...
心があるという事それ自体に心動かされる時がある。

あの時抱いた感情を、いつか言葉にできたら良いなと思う。
たとえその言葉が人に伝わらなくても、
僕しかいない場所に言葉がいた。
坂の下は霊魂の溜まり場だった
降りて行ってはいけない と彼女に言われた

彼女は二十四の歳に逝ったままの若さだった
その代わりにある家を見て欲しいと言う
二階に八畳間が二つ在るのだけれど何か ...
夢よ幻よ。やるせなくそして ひざまずく。
たとえば湿ったアスファルトと、推し量る
仄かに照り返すみちびき。

一本の露地のその先へ、

うちとどめなければならない 
なにかを 
砂 ...
君のことは分かるけど
あの絵だけは受け入れない
君が描いた絵じゃないけど
申し訳ない
好むことができないんだ
なんか分かるところが
君に似てる絵
君が描いた絵じゃないのに
そうしてきっ ...
お互いにコーヒーが好き
出逢いはよく行く喫茶店

コーヒーの話題で盛り上がる
コーヒーが繋げた恋愛
何処となく身体に染みついている

使う豆によって
味や深みが変わる

切ない気持 ...
臍帯者:島本
明文1:前期での会合での非分化された図書は24件中、7件で17件については分化されました。
ドーヘルトで12件が復刊され、ドーヘルトで4件が未熟復刊され、1件がNYEEAQTから復刊 ...
突然、居なくなった君に
会いたくても
切符の買い方が分からない

どうしよう
この世界にまだ
君の寝息を授かる人がいて
くすぐったい夢を見る

枕ばかり高くなって
時間をやり過ごす ...
百万円と一万円とでは
重さが違う

札束にすれば明らかだけど

物理的な重さもあるが
心の中にも重さがある

何かを買う時なんかは
一万円なら気軽に選んでも

百万円となると
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
祝福のうたひだかたけし自由詩7*21/11/28 18:43
飛行機雲という名の馬花形新次自由詩121/11/28 18:23
アイス、好き秋葉竹短歌221/11/28 12:30
癒ゆ渚鳥自由詩3*21/11/28 10:11
一度や二度くらいはこたきひろし自由詩021/11/28 7:18
1128TAT短歌121/11/28 2:21
ムンクふるる川柳2*21/11/28 0:17
_いる短歌021/11/27 23:19
曙光・ドレスデンuseles...自由詩121/11/27 20:52
淡水死魚の小骨あらい自由詩121/11/27 20:32
老いるショックイオン自由詩021/11/27 18:57
誘拐soft_m...自由詩021/11/27 18:14
頼むから一人にしてくれホロウ・シカ...自由詩6*21/11/27 17:55
そこのはてはるな自由詩121/11/27 16:25
イエスタデイミナト 螢自由詩321/11/27 16:07
影踏みひだかたけし自由詩621/11/27 15:46
雲の切れ間から愛を掬ぶかんな自由詩221/11/27 11:34
アイノウタミナト 螢自由詩121/11/27 10:38
ファンガヌイ大゜揮∞ ₎...自由詩2*21/11/27 10:30
肖像写真佐白光自由詩1*21/11/27 0:59
_いる短歌021/11/26 23:42
コンプレックス木葉 揺自由詩121/11/26 22:30
コップ水宮うみ自由詩4*21/11/26 22:02
境界夢(改訂)ひだかたけし自由詩521/11/26 21:20
風が我楽多を靡かせるあらい自由詩121/11/26 19:56
あの絵がいやなんだ木葉 揺自由詩0*21/11/26 19:46
コーヒーの香り夏川ゆう自由詩421/11/26 18:43
復刊専門図書部会 一二期会合議事録1竜門勇気散文(批評...121/11/26 16:52
悲しみに晴れの日を。ミナト 螢自由詩121/11/26 7:03
金銭重力ゼロの世界st自由詩221/11/26 5:21

Home 戻る 最新へ 次へ
565 566 567 568 569 570 571 572 573 574 575 576 577 578 579 580 581 582 583 584 585 586 587 588 589 590 591 592 593 594 595 596 597 598 599 600 601 602 603 604 605 
3.71sec.