○「介護苦」
育ててやった!
看てやっている!
の応酬になり

○「親子げんか」
口が悪いのは
親ゆずり

○「伯母さん」
久しぶりに一人暮らしの伯母さんを訪ねた
玄関が開いてい ...
意識、冴え渡る朝
太陽の慈愛は深く
私と世界を隔てる壁は
瞬時にして溶解する

私たちは自然から生まれ
精神として対立した
観念は独自に表象世界を構築し
自然はナマの世界は物自体と幻と ...
いいかげん、眠たくなっちまった
星が今日はどうだとかに飽きちまったのさ
もうさ、こんくらいにして切り上げようぜ
みんな駅前のあそこ行こうよ
あそこまだ開いてるよ
クソだるいことを聞いたみ ...
必要なものを
確かに集めて
今日を始めるの
だったらdeck?

芝居の舞台を
見に行って
帰ってこれないなら
芝居は終わらない

気味の悪い
雑貨を集めて
今日は終わるの ...
なんでっていわれても
わかんない しらない
まるで壊れるために生まれたみたい
なんて言われたっていいよ
もう、ずっとずっとどうでもよかった

ゲロ臭い服を着たまま
君の部屋抜け出して ...
職場環境が劣悪すぎて、夏のある日不安の発作に襲われた。その後つらい不安がときおりやってきて、胃は締め付けられるよう、理由もなく涙が出てきた。医師からは「不安障害」との診断がおり、仕事を休む ...  絶妙なメロディーとともに

 無機質に流れてゆく文字の羅列に

 胸騒ぎが沈んでゆく

 興奮と感動の余韻に浸りながら

 主人公の名前を追いかければ

 場内もざわつき出し ...
八月六日 日曜
天氣 雨
起床 六時〇分
就床 十時二七分

四時頃目をさましたら雨が降つてゐたのでラヂオ体操は無いだろうと思つて寢たら朝起きるのがとてもおそくなつた
二階の大掃除を ...
黄金樹海の翅を一枚、石版に結びつける喪失感は
パラソルを整地する、カラダを風が吹き抜ける
弄りこまれたモンタージュをリセットして 
宝石を散りばめた お星さまにありました

誰彼時の価値を視 ...
なんにもできない
こんな僕でも
淋しい夜は 歌を歌うよ

なんにもできない
こんな僕でも
夜明けを待って 歌を歌うよ
____OOOO年OO月4日 メモ

・豚こま
・排水溝 とるやつ
・大阿闍梨 ※インドのほう
・くっつかないホイル
明るんで
目醒めていく
柔らかな泥に横たわり
安らいで
残照の輝きを見つめている

意識の底に潜むモノが
どんなにおぞましいものだろうが
僕らは自由になる
魂が放つ直観に導かれ
豊 ...
「大東亞戰爭に就いて」という文章で白秋は「 詩歌を以て愛國の至情を獻げ得る我がこの職分を思ふと、血湧き肉沸る思がする」と言い、戦時に歌を詠む心構えを説いています。

{引用=「短歌表現の限界といふ ...
誰も地球に生き残れないと
地球の未来を考えなかった人類が
地球の未来を考えるようになった

誰も地球に生き残れないのに
地球の未来を憂うと資金が集まり
地球の未来を語るとビジネスになった
...
私は美容室で望んだ髪型にさえならないのに、
どうしてあの人は、望んだ職に就いて、望んだ人と望んだ結婚をし、望んだ子供を授かり、望んだブランドの望んだ服を好きなだけ購入し、MIUMIUの8万円のカット ...
コロナ下になってから
家族登山によく出会うようになった
家族で励まし合いながら
同じ目標をめざす姿は
ふだんなかなか見られないものである
僕たちの子供の頃は
田植えの時期には家族総出で田植 ...
あざやかに青い空には
壮麗な夏雲が立ち
先ほどまでの蝉時雨も止んで
静かだ
永遠というものが
今此処に垂れ込めてきたかのような
濃密な静寂だ
この圧倒的なあかるさ静かさには
けれど あ ...
ワイの言うとおりにしてたら
ええねんでっていう関西の人
好きと思う
とても言うとおりにする気に
なれない感じの

こうしたらいい
こうしないのがバカだ
とバカが述べるのを聞くのは
思 ...
 湖のほとりで吹く風が私に優しい。
 朝散歩に人はまばらでこの場所を占拠している気持ちになる。
 朝日を受けてキラキラと輝く湖面はまるで私の心のようで
 耳の聞こえなくなった私の唯一の癒 ...
小川の中に立つてゐた

ほんたうに小さな
足首が溺れない深さの
跨いで越えられさうな幅の
小さな川の流れの中に
私はひとり

世界を廻る水の一端に触れてゐる

とまることのない流れ ...
日常の流れは緩い朝な夕な
壁に孔を拡げ 雫が吹く

濃淡の斑雪 朱と碧に菌を誑した
蝶々の足を掬う 縁取りを押して引いて
錘の中にこっそり少女を飼っています。
まだ眠りも浅い、花札ノ白夜の ...
風は吹いている
独りの個体がその風に乗せて
内底から溢れる声で歌う
私の生は貴女たちに負っていると

わたしは六畳の白壁の
小部屋に座り
その歌を聴く
世界に一人しかいない
この孤独 ...
朝が来て
夜が来て
そのどちらにも
間に合わなくて

花だったら
咲いたら散れる
氷だったら
溶けたら溢れる

寂しくても
役に立たなくても
きっと側にいる

こんなに離れ ...
弱い時期を越えて
今の強さを手に入れた

バランスの取れた強さがある
勢いも当然必要だけど
良いピッチングが良い流れを生む

若い選手も順調に育ち
寄せ集めのチームとは違う

劇的 ...
さるすべりの紅、蝉の死骸
車列は延々と、行き交う人々
陽光は降り注ぎ、時は流れる

私という個体は
肉の苦痛を不断に携え
知覚と思考に世界を委ねる

一拍置いて目を瞑り
内底深く広が ...
羊が鳴いている
嵐の吹き荒れる草原に
たった一匹だけで
メェメェ、と

あの羊は
はぐれた仲間の群れを
呼んでいるのか
ずっとメェメェと
鳴き続けているだけ

あの羊を
わたし ...
太古から海は在る
太古から太陽は輝く

私は草地に立っていた
気付くと私は存在していた
遥か海を臨み、頭上で太陽は爆発し
訳もなく哀しくて涙が溢れ

太古から海は在る
太古から太陽は ...
 夢のなかでセットしておいたアラームで目覚める。
 リビングでは既にテレビがついていて、評論家たちがタロットカードを使って、X国とY国との関係について、議論を交わしていた。わたしはホロスコープのほう ...
素敵過ぎ! 好きです!
すてきすぎ すきです


寝よ 時間差で参加しよ ね?
ねよ じかんさでさんかしよ ね


奇跡的喜劇 ケーキ 汽笛席
きせきてききげき けき きてきせき
...
目が合った瞬間の
風船が粉々に割れる、なにが終わる?
世界が終わる?

でも

まるで世界にヒビみたいに青空に稲光
浮いた雲は煌めき
その雲の上から落下した天使が
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
独り言8.14zenyam...自由詩0*22/8/14 11:24
朝の覚醒ひだかたけし自由詩322/8/14 11:24
動悸の使い方竜門勇気自由詩1*22/8/14 4:34
DECK?自由詩1*22/8/14 4:12
変わらないやつだ自由詩2*22/8/14 3:51
葉leaf自由詩022/8/14 3:34
エンドロール佐白光自由詩022/8/14 1:04
女學生日記 二十八TAT散文(批評...022/8/14 0:45
涼み台を象るはあらい自由詩022/8/14 0:32
なんにもできないこんな僕でも高山夕自由詩322/8/13 20:00
____OOOO年OO月4日 メモ識子自由詩022/8/13 19:51
自由のイメージひだかたけし自由詩2*22/8/13 18:41
言ふなかれ、君よ、わかれを、藤原 実散文(批評...2*22/8/13 17:51
騙されたっていいじゃないかイオン自由詩022/8/13 15:51
私は美容室で望んだ髪型にさえならない杏っ子自由詩122/8/13 15:33
家族登山zenyam...自由詩0*22/8/13 12:01
夏の影塔野夏子自由詩7*22/8/13 11:02
ついていけないりゅうさん自由詩122/8/13 5:12
忘却の歌メープルコー...自由詩1*22/8/13 3:31
水鏡自由詩122/8/13 1:15
頓は白い蛇あらい自由詩022/8/12 22:21
風は吹いているひだかたけし自由詩3*22/8/12 19:43
ミナト 螢自由詩122/8/12 19:39
野球チーム夏川ゆう自由詩222/8/12 18:06
世界のなかでひだかたけし自由詩322/8/12 10:32
逢坂 冬...自由詩9*22/8/12 1:21
私は草地に立っていたひだかたけし自由詩422/8/11 19:04
退屈な話剣の女王さま自由詩122/8/11 17:31
回る恋文水宮うみ自由詩2*22/8/11 17:30
いつか、虫になる《改》秋葉竹自由詩022/8/11 14:19

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