僕は見ていたのだ
でも 遠い街を
部屋で かつて 子供の頃に見ていた
おぼろげな景色として見ていたのかもしれない
僕自身であることで感じていたのだ
僕の昔耳にしていた音楽のように
何も存在 ...
果てしない天海
月は彷徨う
青白い光が染めて
時間の滴をまとい
徐に揺れる波間
海鳴りは語りかけ
吐息が寄り添う
砂浜にひざまずき
一粒一粒を愛でて
ふたりだけの砂の ...
自然とは滅ぼすべからざる敵手 意識に於ける身体に似て
川柳を富士山頂で書いている
川柳をジャングルジムで書いている
川柳を校長室で書いている
川柳を頭の中で書いている
川柳をお昼休みに書いている
ああ
初々しい顔して
夜が来た
ひんやり涼しい
風も吹く
向かいの家では橙の
灯りが点り
人影が
それは忙しく動いている
わたしは独り寝の床を整え
さっきからじっと座っている
昼 ...
お茶の葉が開くまで
2月の空に白い言葉淀む
ピアノとは仲良くなれなかった
彩る花なき植木鉢横たわる
音楽も眠る深い夜
ひやむぎをたよりに地図を描いていく
箱根湯本をちぎっては投げ
左手をきそって掠う子供たち
高望みしては上見て溜息をついてる間敵はのぼるよ
一喜一憂してたって
始まらんぞい
そんな一つ一つに
かまけてられるかってーの
そんな気にしてたら
身が持たん
もちょっと
肩の力抜いてこ
なにも
とって食われ ...
爛熟
革命
腐敗
一新
繰り返す
普遍
不変
この世界の終わりを待ちくたびれるより
自分の世界が呆気なくお終いになるよね
人間は便利な機械を次から次へと作るけれど
そのうちに人間そのものがキカイになってしまう想像が
ついているのかな
...
他人のシアワセは嫉妬するだけで
自分のシアワセに変換するなんて
それこそ神業だから
それが出来る人は自分のシアワセを
よほど持て余している人だから
俺から言わせたら
ふざけるな
...
あのよ
そっぽ向いてて
そっぽ向いてて
よそ向いてろよベイビー
僕が好きなのは
いいと思うのは
君の横顔だけ
こっち向いて
笑ってくれるな
くそったれ
あのよ
寝 ...
考えている 詩の文章に 目を閉じている
車の窓の 遠くの方から 音がしてくると
僕はまだ少なからずの友達がいた頃を思い出すのだ
窓を開けて 部屋の中から 顔を見せては
感じていた 生きているこ ...
信じてほしいなら
君から私を信じて
いくら利用されたって
私を信じ抜いて
まずはそこから
まことしやかな雑念も
ふざけたニュースも
アンテナが避けて行くから
気づい ...
こってるでしょ?
肩もむよ~
やけに優しいじゃあん
なんか
良いことあった?
と、同期。
勘づかれて
ちと
ハズイ
いや~
それがさ~
三年ぶりに
彼氏出来てさ~
...
ビルの立ち並ぶ大きな町の貧しい裏通りに、子どもが大好きで、子どもを前にしては、得にも損にもならない夢を、細い眼をしながら語る、おじいさんが住んでいました。
一日の働きによって、暮らしぶりが左右される ...
テレワークの推進で、
在宅が増え、残業が全くなくなり、
水曜日と金曜日が定時退社日なので、
帰りに映画館に行く。
本末転倒なのかもしれないが、
政権のやってることだって全て本末転倒な ...
よる
あふれる
かなしい
ゆめだけ
あさ
こぼれる
かわいそう
ことばだけ
ひる
みちる
うれしい
ひかりだけ
みしらぬ女性に
あいさつした
「知っていますよ
あなたの事は」
と彼女はいう
ぬるっと
眼球が飛び出し
アジサイの
葉っぱを
はって
溶けた
...
ボビーフィッシャーの
魂の60局を買って
海の見えるコーヒーショップで
柚子と蜂蜜のドリンクを飲みながら
(コーヒーが嫌いなんだ)
眺めている
確か、トラゴンタトゥーの女が
心を許した保 ...
感覚する、
風の通り道、雨の匂い
そのたび新しい自分がいて
ぼくは大きく手を広げる
この広大な地球の上で
この肉体を抱えながら
笑っている泣いている
すべて愛しい日常些事
一つ一つ噛み ...
いつの日か人なべて去り果てしのち残らむ椅子の一脚の影
かたまりを割ってほぐしてねばついて大事みたいに半分こした
愛とか愛じゃないとかで争った夜ひとつのかたまりで寝た
パソコンの挿入ボタン押しながら考えちゃうよ昨日の夜を
来世は蟹に生まれようと思う
鍋底の海老の目が躍る
オペラをヘッドフォンで聴いてもよかろう
それだけの勇気の意味を問う
小さく成長する
文字を知りわが名初めてかみに書く
其れがログインIDと知らずに
かまくら
笠地蔵
寒椿
微風
結婚して家族持ったら
家が欲しくなってしまった
ローン組んで家を買った
それからローン返済が優先順位一位になった
ローン組んで家を買ったら
生活が地獄になって
前が見えなく ...
おまえは、哺乳類だし、ミトコンドリアと共生してもいる。なるほどお前の予感はこういったものだ。たとい愛は滅んだとしても我々には科学がある、と。
おまえは、おまえが自分の事をおもうほどさほど悪くは無いの ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
故郷の部屋で
番田
自由詩
1
21/6/18 1:39
月夜の夢
宣井龍人
自由詩
7*
21/6/17 23:10
_
いる
短歌
0
21/6/17 23:07
シャーペンと消しゴムとノート
水宮うみ
川柳
4*
21/6/17 22:01
独り寝の夜
ひだかたけし
自由詩
5
21/6/17 21:11
自由律俳句「食べられる退屈」(30)
遊羽
俳句
3
21/6/17 13:50
ホンワカパッパ
暮田真名
川柳
0
21/6/17 10:36
根性論
花林
短歌
1
21/6/17 10:17
ほどほどにしとくって事
〃
自由詩
3
21/6/17 9:59
先端
ヨロシク
自由詩
1
21/6/17 8:09
この世界の終わりを待ちくたびれて
こたきひろし
自由詩
3
21/6/17 6:59
他人のシアワセを
〃
自由詩
3
21/6/17 6:28
ガレージに目がないギア
竜門勇気
自由詩
2*
21/6/17 3:56
詩と窓の外
番田
自由詩
4
21/6/17 1:17
宗教的概念
花林
自由詩
4
21/6/17 1:09
ちと ハズイ
〃
自由詩
2
21/6/17 0:50
クリスマスプレゼント
板谷みきょう
散文(批評...
1*
21/6/16 23:06
自由民主党
はだいろ
自由詩
1
21/6/16 22:06
一日
ひだかたけし
自由詩
7
21/6/16 21:21
あいさつ
ナンモナイデ...
自由詩
11*
21/6/16 20:56
ボビーフィッシャー魂の60局
花形新次
自由詩
1
21/6/16 20:20
風の通り道、雨の匂い
ひだかたけし
自由詩
7
21/6/16 19:44
_
いる
短歌
1
21/6/16 19:01
かたまり
はるな
短歌
1
21/6/16 16:30
挿入
花林
短歌
2
21/6/16 15:23
自由律俳句「食べられる退屈」(29)
遊羽
俳句
1
21/6/16 9:41
ただ読んでいるだけと思っていたのに。既に参加していたなんて、 ...
足立らどみ
短歌
3
21/6/16 8:08
雪景色
ヨロシク
自由詩
1
21/6/16 8:07
家が欲しくなって
こたきひろし
自由詩
4
21/6/16 6:25
そう悪くない事を忘れるな
道草次郎
自由詩
4
21/6/16 1:57
545
546
547
548
549
550
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554
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558
559
560
561
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574
575
576
577
578
579
580
581
582
583
584
585
3.75sec.