スーツケースに引出物を乗せて
川沿いを押して歩く
息が上がってマスクを外す
他に誰もいないから
小高い丘に時計台が見える
高2から一年半
電車通学のあなたを送って上った坂
町の中 ...
一粒の砂から身動きが取れなくなるまえに 一粒の雨から花ひらく海にダイブするわたしは
美しい
荒波にのまれながら燃えさかる流星をキャッチするわたしは海の守護神となり わたしの大地 ...
詩の草稿
エトの生存者は言う。
憎悪を抱く者たちが勝ち、良心的な人々は騙され、負けたと。
また、カネを握らされた同胞のエトたちは、
一時的に喜び、彼らに従ったが、使われた後、殺 ...
八月一日にボクは事故を起こした
札幌市からコロナウイルス感染症患者の
患者移送業務の委託を受けた車両
過失割合は8:2で悪い方がボク
頼りの保険会社に電話する
「現在、お客様が乗 ...
四時に起きて朧な月を眺め入る
おでんつつきつつ夢の音楽を聞いている
さびしい、部屋を片付けつづける
ギターを弾く在りし日の子のそのいまを春のひかりとなりて抱きしむ
お兄ちゃんはやくごはんをたべたいよ猫とあたしとポチがまってる
死にそうは希望、
希望は死にそう
孤独は連帯、
連帯は孤独
開ける風景の思わぬ広さに
僕ら驚き手を握る
巨きな未来が間近に迫って
僕らしっかり抱きしめ合う
)絶望しかない、なん ...
服を着た福が来たんだ福袋
間奏が無味乾燥だという感想
サーチしてさっき察知した幸が咲き
踊り振る舞って雨が降るの待った
晴れやかな人工的な穏やかさ
あ ...
・Geometrical arachnida・│▏/「/│/┌─―|
幾何学的なくせにネバネバした、巨大な蜘蛛の巣に過
ぎなかった都市は、街のそこら中で汚れた糸が筋を引
いて、互いにくっ付き絡ま ...
冴え返りして体を炬燵に放り込む
寒気して眠くある朝
ふんだんにチーズをふった食パンを焼く
今宵はおでんの香りしている居間
おでん食べて温かな身 風を受ける
明日 ...
僕は親指を立てて
あなたの顔に、見せる
しばらく忘れていた
Thumbs up の合図を
あなたに
僕に
この夜に
フェイスブックに
ツイッターから
インスタグラムまで
誰 ...
私の角は
人を刺し殺す獣の武器
のはずだが
裸の胸に
苛立ちと
ふかく暗い傷を刻み続けた
だけだった
鬼としての
こころが欲しい
なにひとつたにんを気にせずいられる
欲 ...
毎日、息を吐いている、すうこともあるけれど、いまはどこかの延長にあたる場所で、つめたい空をながめていた。あなたに送られたちいさな花がこめかみで目をまわして。だから、寒いと泣きたくなった。
...
僕は
今
ほんとに
なにかがおかしいんだ
過去にあんな悪いことしたから
僕は辛いんだ
なんでみんなが持っているものを
僕は持っていないんだ
死にたいと3日に1回くらい思う
...
世界中が悲しくなるから
僕の心は弾んで浮かれる
青色の街 人はすべて消えた
消えて 街の家々の見えないところで
横たわったまま涙を流し
ゆらり ゆうらり 死を想い懐かしさを抱き
...
プーチンの武力が勝つか
ウクライナの愛国心が勝つか
世界中が固唾をのんで見守っている
歴史的な転換点である
結果は今後の世界に大きな影響を与えるであろう
中庭 1
{引用=
午後の
柔らかい日が射しこんできて
すべてが淡い色のなかに溶けてゆく
地球という中庭
私の心に拡がる中庭
}
中庭 2
{引用=
草をむしる
...
貰って帰る あたらしい帽子に安全靴
スーパーマーケットで聖人を見つめた
さて帰ってきた足を洗おう
さいきん新しいものに触れていないと宇多田ヒカル聴く
お肉は食べちゃったから ...
お互い戦い合わなければ
戦争にはならないのだから
戦争の原因の一端は
ウクライナにあるわけだ
しかし、ロシアに戦闘を止めろ
と叫ぶ者はいても
ウクライナに対して叫ぶ者はいない
恐らく、ロ ...
2000年、
世界の偉い人達が 島に来た
彼も島に来た
***************
ニライ・カナイ
(初出 OVER THE SIN 2000年夏)
...
咲き誇る花々を
慈しむ春のように
柔かな魂を晒して
行き先も帰る場所も知らず
季節を巡り螺旋に昇り
ただただひとり
駆けていく
開ける光景に圧倒され
好悪を超え宙を舞う
反転 ...
ふとした瞬間に
孤独の影がよぎるときがある
朝目覚めたとき
夕暮れのとき
健康であっても
衣食住に不自由なくても
子や孫がいても
兄弟友人がいても
ふとした瞬間に
孤独の影がよぎると ...
普遍性の種子はそこらじゅう飛びまわっていて
僕ときみは全く違った生き物で
間違って恋した訳でもありませんが
いつか接触しようと思いながらも
なんとなく暮らしているうちに
たぶん接点は ...
退屈は体育座り訪ねてる
銅像も想像力をもっている
街灯のような居場所だった記憶
風の中でふいに生まれる 星明かり
ひらがなでかいたてがみがさわがしい
きらびやかな空が 剥がれ落ちて
菫の咲くほとりをたどって
指たちの
踊る環
ひとつ
ふたつ
みっつ
やわらかな綻びから
洩れる調べの
...
僕らは充血しながら、動脈瘤の世界で明滅を繰り返す、循環するメジャーとマイナーのコード、ハウリングしてる緊急避難警報、駅の片隅のデッドスペース、沢山の要らないデスクチェアーの一番上に放置された黒電話 ...
ぼくの通う小学校の通学路沿いには
数件の農家がぽつぽつと建っていた
集落は、山々で挟まれており
ど真ん中を貫く小さな川の出口には
海が広がっている
山の麓の、あまり面積の広くない田畑に
寄 ...
生きて行ければそれでいい
善行を積まなくても良いのかもしれないが
澄み切った悪行ってあるのだろうか
調和を前提とした濁りがあって良いのだろうと
石畳みの街に日差しがやわらかに差している ...
おまじない
目と目があったとき咲いた
恋は大事に押し花すること
眠りたい
だけ眠ったら泣かされた
失恋こころも騙せるかなぁ
その夜に
滑った口が生真面目な
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
big jet plane
mizuno...
自由詩
3
22/3/17 19:02
わたしは美しい
末下りょう
自由詩
7*
22/3/17 16:01
_
gorses...
自由詩
1
22/3/17 13:56
坑道の中の歌うたいのカナリヤ
板谷みきょう
自由詩
3*
22/3/17 12:28
自由律俳句 2022.03.17(木)
田中恭平
俳句
3
22/3/17 5:11
<春のひかりとなりて抱きしむ> ギターを弾く少年
るー
短歌
3
22/3/17 3:06
<春のひかりとなりて抱きしむ> お兄ちゃん
〃
短歌
2
22/3/17 2:44
Horizon
ひだかたけし
自由詩
7
22/3/16 21:48
小さき幸
水宮うみ
川柳
4*
22/3/16 21:45
都市
壮佑
自由詩
5*
22/3/16 21:06
自由律俳句 2022.03.16(水)
田中恭平
俳句
1
22/3/16 19:54
Thumbs up
服部 剛
自由詩
4
22/3/16 18:33
冬の終わりの雪の日に
秋葉竹
自由詩
1
22/3/16 8:18
詩の朗読は額にしわを寄せて
よんじゅう
自由詩
1*
22/3/16 7:34
15の哀歌
カッラー
自由詩
1
22/3/15 22:17
ディストピアの情景
八朔 恋
自由詩
1
22/3/15 21:11
戦い
zenyam...
自由詩
0*
22/3/15 21:01
小詩集・中庭
岡部淳太郎
自由詩
3
22/3/15 20:53
自由律俳句 2022.03.15(火) 夕べ
田中恭平
俳句
1
22/3/15 20:41
戦争反対
花形新次
自由詩
3
22/3/15 19:00
ニライ・カナイ 2022
AB(なかほ...
自由詩
1
22/3/15 18:15
迎撃の街~ギリギリと、ギリギリと
ひだかたけし
自由詩
3
22/3/15 18:12
孤独の影
zenyam...
自由詩
1*
22/3/15 16:40
たむらしげるに捧ぐ
マークアーモ...
自由詩
2
22/3/15 14:41
たてがみにさわる
水宮うみ
川柳
3*
22/3/15 14:22
早春小景
塔野夏子
自由詩
10*
22/3/15 11:20
バウンドの世代
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
22/3/15 11:16
田崎さんちの牛
ちぇりこ。
自由詩
8
22/3/15 9:09
雲の休日
マークアーモ...
自由詩
8
22/3/15 7:16
タイガーアイ
秋葉竹
自由詩
1
22/3/15 7:02
553
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573
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575
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581
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593
3.88sec.