あなたは何時も背伸びばかりして、足を吊らせては、また無理しちゃったなって思ってるけど、あなたはそうやって少しずつ持てる荷物の量を増やしているの。だから少しずつ歩いて行けば良いの。だけど気付いてほしいの ... ○「自画像」

僕の身体は無修正です

僕の頭はアナログです

僕の心は昭和のままです

○「田舎通信」
田舎はまだ年功序列です
だから若者は肩身の狭い思いをしています
田舎はま ...
ケ、
チャップは、
嵐の夜、
電動自転車に乗って
ポマードの匂いのする
男同士の海とサンバを踊る
ケ、ケ、
チャ、チャップは、
エアリンガスのエアバスA320にロッテ
スンドゥブチゲ ...
暑い夏
体汁搾り
飲み干して
ヨーデコロンを
ミスト散布し
 私は 思われ人

 なに考えてるか分からない と思われ

 気が利かない と思われ

 国籍不詳 と思われ

 かつら付けてる と思われ

 いいか 悪いか抜きにして

...
「rain」

雨、という現象が
印象派の庭です
水の詩集をさらさらとめくる雨音が
萌芽の眠りを妨げて
やわらかく湾曲してゆく
午後からのカーブを描いてゆきます


「あの人は、光 ...
ちょっと仕事したり
仕事してるふりしたりした
死んだふりもした
疲れた

休日は
ぼろぼろに千切れた心
両手に抱えてあの世に小旅行


骸骨のフラダンスの曲、イヤホンで聴きながら
...
お菓子を作る私の横で

パソコンに向かう あなたのむずかしい顔

メロン色の誘惑に負けて

横目で眺めるあなたに

お茶を注ぐ、雨の午後
渦巻くような痛みのなか
見上げた空はただ
青かった
渦巻くような祈りのなか
見上げた空はただ
無関心だった

夏に
黄昏ゆく世界は
息を呑むほど美しく
わたしという存在が溶解し
...
ごめんよみんな
ありがとうみんな
どの道私も
そっちへ行くよ
それまで生きるよ



私は
バカを通り越して
パカになって
しまった
小鬼の私が泣いている



笑って ...
溜め池が多く点在してる地区川が少ない水が少ない

入浴し天国にいる感じするリラックス感が半端なく強い

ヨーロッパどの国行っても同じよう似たり寄ったり古い建物

パリよりもリヨンの街が好き ...
小指の腹から一滴
澄んだサイダーを下さい

また夏を生きられる歓び
その一滴に見いだしますから
韻律都市の夏へ
君が吹いたシャボン玉は
まるで水銀球のようで
それでいてふわふわと
街路を漂ってゆくのだった

それは
この都市の名うてのダンサーである
君が踊る姿にも似て

―― ...
一日が
終わっているのか
始まっているのか
わからない時間の中

目覚め
生まれて
眠りは


あるいは

眠りは
生で
目覚めて
終わる

至って普通の
...
二〇二〇年十二月一日 「年間SF傑作選7」


 きょうから、寝るまえの読書は、『年間SF傑作選7』の再読である。これは4作ほど憶えていた。バラード、ラファティ、ボブ・ショウ、バロウズの作品だっ ...
それから
100年も過ぎたような笑顔を見せた君は
振り返らなかった
ぼくたちの間には、鉄橋が
背の高い、ぼくの背よりも
ずっと、ずっと高い所にあって
ぼくたちの距離感をもってしても
届か ...
公園の、古い
石を組み上げただけのベンチで
左腕をだらりと投げ出して
男が眠っている
俺には確かに
そいつは
眠っているように見えた
なんなら
幸せな夢の中に居るみたいに

一 ...
統計

草むしり

にわか雨
最後の一歩を踏み出すとき
人は独りだ

脳髄には光が溢れ
宇宙が爆発する
生への情熱は未だ
止むことなく
眼下に広がる青い青い海原をみる

最後に眼を瞑るとき
人は独りだ

午 ...
にまにまとカニカマとカニ、魔改造


童貞の瞳の中に住む天使


図書館で都市の予感を感じ取る


朧げに憶えていると思う月


手をふって 涼しい風が吹いている
石をつつむ
壁をつたう
伸びていく
一本の蔓は

  しなやかに
  陽のなかを
  炎と雨と風
  受け止める

    一粒の豆の
    一つの芽が
    時の ...
言葉の仮面をつけて
詩のようななにかが四肢を点滅させる
素足の子供らが光と影をくぐり抜けて
遠い落日へ吸い込まれてゆく
記憶の感光 夏に燃やされる手紙の束

{引用=*}
夜を転がるビー ...
あなたはいつもせのびばかりして、あしをつらせては、またむりしちゃったなっておもってるけど、あなたはそうやってすこしずつもてるにもつのりょうをふやしているの。だからすこしずつあるいていけばいいの。だけど ... あなたにはどんなふうにわたしがみえてるんだろうね。どうしたってだれかがなにをおもっているかをきにしてしまうのは、あなたのしせんがじしんにむいている、しょうこだときづいてほしいです。うつくしさだけをかか ... そんなに嬉しいのか
こんなに朝早く目を覚まして
浅い眠りだったというのに
二三時間ごとに目を覚まして
そんなにも嬉しいのか
待ちに待っていたのだろう
その気持ちを理解してやるには
遠すぎ ...
何ごとも無かったように時を経て
地層の上でウニ覚醒し

人間に今日からなることができました
見た目はまだウニ顔です
脳みそはまだ柔らかくて
髪はまだ太く硬いままで

「ウニ人間」と言わ ...
六月十九日 月曜
天氣 晴
起床 五時二〇分
就床 十時五〇分

体操の代りに数學がありました
放課後は園藝をして げきの練習をしました
夜はとてもだるいので何もしないで寢ました
先 ...
涼風

風鈴

金魚鉢
地獄のような山
吹けるマグマは三拍子
地に落ちて血に変わる
たどり着く列車は
溶けかけの人々を乗せ
運命に這いつくばる姿を
壊れた楽器のような音で
山に届けるのだ

ここを何とか逃げ ...
    
     戦争と平和

  トルストイを読む

「戦争と平和」に
挑むこと
四たび
開戦前に
敗走をせり
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
手紙武下愛自由詩022/6/28 16:10
独り言6.28zenyam...自由詩0*22/6/28 10:43
ケ、チャップだけのナポリたんatsuch...自由詩7*22/6/28 9:46
飲汗健康法足立らどみ短歌3*22/6/28 4:38
思われ人佐白光自由詩1*22/6/28 1:33
water-gardenちぇりこ。自由詩1222/6/28 0:34
小旅行雲野しっぽ自由詩2*22/6/27 23:49
ティータイムナカツカユウ...自由詩122/6/27 22:03
OPEN THE FLOODGATES ひだかたけし自由詩4*22/6/27 20:37
※五行歌 三首「銀河の岸」こしごえ自由詩2*22/6/27 19:53
パリ夏川ゆう短歌122/6/27 17:54
一滴クーヘン自由詩3*22/6/27 16:36
韻律都市の夏塔野夏子自由詩3*22/6/27 11:19
一日の生シホ.N自由詩122/6/27 3:23
詩の日めくり 二〇二〇年十二月一日─三十一日田中宏輔自由詩16*22/6/27 0:01
鉄橋の下でちぇりこ。自由詩622/6/26 22:51
彼の欠片ホロウ・シカ...自由詩1*22/6/26 21:27
令和4年6月26日(日)みじんこ自由詩1*22/6/26 21:20
海原と天使たちひだかたけし自由詩10*22/6/26 19:28
龍と月水宮うみ川柳2*22/6/26 18:03
"9"津煙保存自由詩5*22/6/26 17:57
ふるえる秒針ただのみきや自由詩2*22/6/26 13:58
てがみ武下愛自由詩022/6/26 12:21
手紙8自由詩122/6/26 11:47
朝早くから坂本瞳子自由詩1*22/6/26 5:55
三陸よ足立らどみ自由詩722/6/26 5:34
女學生日記 二十二TAT散文(批評...022/6/25 22:39
令和4年6月25日(土)みじんこ自由詩1*22/6/25 21:43
天国はどこだ木葉 揺自由詩122/6/25 21:32
戦争と平和yasuto...短歌022/6/25 21:16

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加筆訂正:
正風亭(推敲後)/武下愛[22/6/28 10:08]
正風とは何か調べて読むと奥行きが広がりますよ!
ふるえる秒針/ただのみきや[22/6/27 19:10]
修正
3.36sec.