気合の入らなさ、寒すぎるのだ

けさは砂糖なしのコーヒー それも宜しい

底冷えのともかく神は試練を与える

妻が起きる キッチンが動き出す

妻に一万円返してへらへらしよう

...
一月を含んだ雲が動かない

チキンナゲット齧る、感性が冴える

追い詰められてベランダで煙草喫う

夜が怖くて、でも夕暮れは好きで

ていねいに暮らした日々を箱におさめる

街 ...
 雪が降ると、地元建設会社の除雪車が朝の三時ころから家の近くを通る。それとともに覚醒し、トイレに立ちインスタントコーヒーを飲む。用を足し、四時半には身なりを整え表に出る。
 昔から、家の前の雪を払う ...
当時、カレーライスという料理はそれほど有名ではなかった。カムパネラが初めてそれを食べたのは海の上だ。それは「沈まない要塞」と呼ばれ、バロック調の広間や食堂を備えたとても戦艦とは思えないくらい豪華でお洒 ... 炬燵出す心のどこか片隅に


あたらしいバイクで走る冬の街


猫座る手編みのかごのお正月


クロネコのトラック明日はクリスマス


偶然を必然としてポインセチア
...
指を頬をべたべたにしながらバターを塗るむすめの横顔を見て、なんだか星座をおもった。
美しい空気、美しい景色、愛の横顔。
崩れそうに積み上がった漫画本、いくつものポーチに鞄、色鉛筆にマーカー ...
ぼんやりと、今日は北千住を歩いていた。前に、北千住を歩いていたのは、かれこれ10年ほど前のことだったのかもしれない。僕は見慣れた高架橋にいた。広場には、あの殺伐としていた感じがルミネとマルイと同じよう ... 息を吐く
冷たい空気を吸う
飛来する虚ろの目と目を合わせる
最適化した言葉でニンゲンらしくする
完成の美しさを
手に入れることはなく
爪をはじく
ニンゲンらしくなる

冬と話したなら ...
会って話をしているのに
かかって来た電話に出る

人は遠くにいる人ほど
大切にするらしい
目の前の人を待たせても
かまわないぐらい

クルマを運転しているのに
片手で携帯電話に出る
...
はてしない水に
あらわれた沖という感じ
子どもらが
ゆびでつくったさんかくを
ひろげるとみち
こえにだすと
胸にひびくはてしなさ

どこまでもつづくうねりへは
近づきすぎてはいけない ...
小学生の頃
体育館の裏に生えていた
椚の落ち葉を使って
船を作って遊んだ
椚の落ち葉は
いい具合に折れ曲がっていて
大きめの葉の舟艇に
小さめの葉を刺して帆として
昔の帆掛け船のような ...
誰もいなくなった クラシカルな応接室のロングソファーで気だるくしなだれ 
祭司の仕草に告白をうながされるように
密告した

青い詐術  後追いの3秒 の 失禁

その温もりだけを飲 ...
かきつばたの肩に影のないほくろが落ちてくる


めくれたのは彼女の



ブラック バラクラバ
とおりすぎていった
幸せを想いかえして
その美しいときに嘘はなかったと

時間だけ
静かに
過ぎていっただけなんだと


抛り捨てられた
七色の夢と希望に未練を感じ
感じ ...
瞬発力が必要だ
そう思った
いつまでもこうやってグズグズしているのは
さぁ!行こう!という気がなく
行動が伴わないからだ
いつまでもここでこうしていても
一向に構わないのだけれども
そん ...
 
2022.01.22(土)

 今朝は六時半に妻に起こされた。
大寒の朝である。窓開け放てば青空、春をおもえば、現状に溜息ばかり。

 ともかく去年の年末から、自由律俳句を書き落としつ ...
テレビはグルメ番組だらけ

それも
長寿番組が多いという
おまけつき

いったい
この現象は何なのか

いやなこと
つらいことだらけの
この世を忘れ

ただひたすらに
食べ ...
人それぞれの
感じ方がある
それが すてき
感じてくれて
ありがとう




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
時には
空っぽのこころ
だけれど
思うだけなら自由な
思う力




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
高い煙草を買って贅沢とする

久しく夜の十二時まで起きていた


のぞめば山に雪がちらつく

よく眠りよく食べている人間でした

古い歌思い出し安心してる

六時半に起きて妻 ...
朝起きて今日も世界は平和ではないと確認して人になる


現実が騒がしいのにタイムラインだけ静かなら何かおかしい


争いを遠巻きにして見ていると人間やってる気がしませんか


日常の ...
 食の宇宙が広がり

 味の銀河が躍りだす

 ふりふり

 ユサユサ刺激的な香りがこぼれる

 天地創造の技を繰り出して

 恒星間移動を試みるも

 いつも通りの出来栄 ...
警報機が波打つように鳴り響き

降りしきる雨、立ち尽くす人

遠くを追いかけ少年が走っていく

雨に濡れて



焦ることは少しもない、
すべて終わっていくのだから
すべて始ま ...
行ったこともない街
何の情報もないまま
街散歩する

その街の人にお勧めを聞く
住む街を愛している表情

あまり都会過ぎず
田舎という感じはなく
程よい街並み

その街特有の時間 ...
悩みひとつない朝の空気

アラームが鳴っている 妻を起こす

寒さ 炬燵でゆたりゆたりして

意識いまだ不安定を正す

軍手はめて聖書ひらいている

しんじつ妻はきれいな声で歌いま ...
おいてきぼりにされるって
さみしいね
泣きながら
帰り道探した
夕焼けの中
ただあの人の面影
探した
私の中の希望が
死にかけた
でも歯を食いしばって
耐えて耐えて耐え抜いた
やがて希望の灯は
徐々に広がり
私の心を一杯に満たす
ありがとう

存在は奇蹟
船が大海原を彷徨っている
誰も乗っていない
人がいたような形跡はある
放置されたようなオールと
タオルが一枚
それから左のサンダル
鮮やかな赤い色の大きなそれ
水が少し入ったペットボトル ...
真冬の星座の下で改造拳銃をみぞおちに当てて一息でぶっ放した、火薬は多過ぎ、スプリングは確かだった、燃え上がり、あっという間に丸焦げになり、ヘドロだらけのどぶがようやく流れる時のなにかを引き摺るよう ... 光り溢れる
午後のうちに
うっとり横たわり
記憶に遊ぶ

(お母様と手を繋ぎ
畑の野菊を見つめていた
ただそれだけの光景が
震えるように懐かしく)

光り溢れる
午後のうちに
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
自由律俳句 2022.01.23(日)田中恭平俳句222/1/23 8:53
自由律俳句 2022.01.22(土) 夕べ俳句122/1/23 7:58
雪国山人散文(批評...3*22/1/23 7:55
戦艦パラダイス号atsuch...散文(批評...3*22/1/23 5:33
抒情文芸2021春号178号投稿分あお俳句2*22/1/23 3:12
星座・定着はるな散文(批評...222/1/22 23:55
ミュージック北千住番田 散文(批評...022/1/22 21:18
呼吸這 いずる自由詩122/1/22 16:28
遠雷停電イオン自由詩0*22/1/22 15:27
水の世soft_m...自由詩122/1/22 14:10
椚の葉の船ジム・プリマ...自由詩2*22/1/22 13:36
詐病末下りょう自由詩1*22/1/22 12:16
ブラック バラクラバ自由詩022/1/22 12:12
永遠の嘘秋葉竹自由詩022/1/22 11:22
いまだよ坂本瞳子自由詩0*22/1/22 9:14
日記 2022.01.22(土)田中恭平散文(批評...322/1/22 8:40
満腹天国st自由詩322/1/22 8:33
※五行歌こしごえ自由詩022/1/22 8:15
自由詩022/1/22 8:14
自由律俳句 2022.01.22(土)田中恭平俳句122/1/22 8:03
今日も平和でなくてよかったいる短歌122/1/22 1:11
フライパン佐白光自由詩2*22/1/21 23:55
東京の今晩は ひだかたけし自由詩322/1/21 18:55
街散歩夏川ゆう自由詩122/1/21 18:34
自由律俳句 2022.01.21(金)田中恭平俳句122/1/21 18:19
夕焼け渡辺亘自由詩122/1/21 16:57
存在自由詩022/1/21 16:14
眺めてはいるのだけれど坂本瞳子自由詩2*22/1/21 13:16
最後の一艘ホロウ・シカ...自由詩1*22/1/21 12:39
遠い空ひだかたけし自由詩422/1/21 12:09

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