大丈夫と云いつつ心穴あきっぱなし

絶望しつつ温かいシチューいただきます

百均で手袋買ってほんと良かった

癒えない傷の馬鹿になってゆく

さびしみ互い傷を抱えあっても夫婦

...
光の午後は渦巻いて
わたしの心は虚脱して
青い青い大空を
のっそりのそり渡っていく

残りの時間の切迫に
わたしはやがて覚悟決め
断崖を滑落する自分を見る

(人生の椅子は失われ
...
朝市で良いものばかり見つけ買う買いたい気分にさせる話術

晴れと聞き朝目が覚めて雨だった楽しみだった遠足中止

ランドセル様々な色揃ってる三十年前黒と赤しかない

初夏の風暑すぎず今過ごし ...
二〇一九年三月一日 「考察」


同じ密度で拡散していく。


二〇一九年三月二日 「箴言」


仏に会えば仏になるし、鬼に会えば鬼になる。
ひとはひとと出会って、ひとになる。
...
若く美しいモデルもまた画家をみつめている



背景は色彩を分割する役割しか与えられず


一つの静物も足されない



窓からの景色はいつまでもあらわれることなく

...
たかがなんて言ってくれるな
そんな精悍な横顔で
辛辣な眼差しを向けてくれる方が
まだこの心は救われる
いがみ合うことで
扉は少しでも開かれるだろうか
この居心地の悪い空間は
なににつなが ...
寒戻る猫が隣に来ない夜


早春の辛口ワインフルボトル


午後三時テーブルクロスに春届く


花明り君のバイクの通り道


春夕焼いつかは止まる砂時計


ブリ ...
猛烈な冬の寒波に見舞われた
はるか上空の雪雲のなかで
ひっそりと生まれたのは

ちいさなちいさな
六角柱の結晶たち

雪雲の中を風に吹かれて
上昇したり落下したりと

いろんな雪雲 ...
いつつけたかわからない傷口が急に、
息をするように濁濁とさせた
特に痛みは感じないのに

意識が揺らいでいくのを、当然のように身を任せて

宵闇に細君は竹林と透かして、
永遠の処女に咥え ...
きみまつとひまより漏れしさゆる月とはず語りの風の音かな

あたらしき年むかふるを言祝げば吉事しけやと小松かざさむ

あらたまの年ふるごとにうつれどもみづ砥く岩に月ぞやどれる

春あさき ...
言葉を尽くしていたい、死力を尽くしていたい、とても簡単なラップ調の聞きざわりのいいフレーズだ、ばかみたいだね、産湯にひたるような薄い感傷、何かにいつもいら立っている、どうやったって黎明、並べただけ ... 欲望が溢れ出る
果実を丸ごと搾るように
広がる原野、聳える岩峰
足元は見えない
失われた足跡
粉々に散らばる
声の断片

不機嫌な実存が夢見る夕べ
終わりから逆算される日々が
冷え ...
嫌いなことで身を滅ぼした人は
聞かないが
好きなことで身を滅ぼした人は
数知れず
好きな酒で
好きなタバコで
好きな賭け事で
好きなスポーツで
好きなゲームで
好きな食べ物で
好き ...
「AIがあと10年で人間と同程度の知能を持つ」
といわれている
死なないAIは
世代を超えて進化し続ける
私たちがぼーっと生きている間に
AIに支配されてしまうかもしれない
午後四時に弁当食べようか悩む

久しく雑味ない煙草喫っている

雪でなくつかれの積もる休日で

いやな夢を今頃おもいだす

ゴミ箱がいっぱいになっている冬の夕

ポテトチップス食べ ...
過ぎ去らない過去に消し去られそうな朝になら



ゆびさきは美にとどくだろうか




コバルトやミーヌ  オランジェ、クロームの2番


なけなしのチューブ数本の匂いが

...
{引用=まんざら}
空は頬を染め地の温もりを剥ぎ取った
黒々と虚空をかきむしる預言者たち
火を呼び下すこともなく炭化して
瞑る睫毛のように夜を引き寄せる

真昼の夢はいま落日にくべられる
...
昨夜アフリカの夢をみた
大地に根付き踊る人々
わたしはひとりはじかれて
途方に暮れて大地をさ迷い

この曇天の裏光り
遠く太鼓の音響く
イートインの静寂に
駆け出す子供をぼうと見る
...
       端子:tansi




 名まえ創るとき考える、
 魔法な閃き運び徠る、
 歌よりも美しいコトバを綴りたひがため、登攀、愛珂さもありな ...
花を摘みカラダのどこに飾るのかふたりで夜空に答えを探そう


舐めたいちゃい ん? 舐めちゃいたい? まぁ、どちらでもこの問いかけに答えはいらない


平かなこころを平のまま ...
気合の入らなさ、寒すぎるのだ

けさは砂糖なしのコーヒー それも宜しい

底冷えのともかく神は試練を与える

妻が起きる キッチンが動き出す

妻に一万円返してへらへらしよう

...
一月を含んだ雲が動かない

チキンナゲット齧る、感性が冴える

追い詰められてベランダで煙草喫う

夜が怖くて、でも夕暮れは好きで

ていねいに暮らした日々を箱におさめる

街 ...
 雪が降ると、地元建設会社の除雪車が朝の三時ころから家の近くを通る。それとともに覚醒し、トイレに立ちインスタントコーヒーを飲む。用を足し、四時半には身なりを整え表に出る。
 昔から、家の前の雪を払う ...
当時、カレーライスという料理はそれほど有名ではなかった。カムパネラが初めてそれを食べたのは海の上だ。それは「沈まない要塞」と呼ばれ、バロック調の広間や食堂を備えたとても戦艦とは思えないくらい豪華でお洒 ... 炬燵出す心のどこか片隅に


あたらしいバイクで走る冬の街


猫座る手編みのかごのお正月


クロネコのトラック明日はクリスマス


偶然を必然としてポインセチア
...
指を頬をべたべたにしながらバターを塗るむすめの横顔を見て、なんだか星座をおもった。
美しい空気、美しい景色、愛の横顔。
崩れそうに積み上がった漫画本、いくつものポーチに鞄、色鉛筆にマーカー ...
ぼんやりと、今日は北千住を歩いていた。前に、北千住を歩いていたのは、かれこれ10年ほど前のことだったのかもしれない。僕は見慣れた高架橋にいた。広場には、あの殺伐としていた感じがルミネとマルイと同じよう ... 息を吐く
冷たい空気を吸う
飛来する虚ろの目と目を合わせる
最適化した言葉でニンゲンらしくする
完成の美しさを
手に入れることはなく
爪をはじく
ニンゲンらしくなる

冬と話したなら ...
会って話をしているのに
かかって来た電話に出る

人は遠くにいる人ほど
大切にするらしい
目の前の人を待たせても
かまわないぐらい

クルマを運転しているのに
片手で携帯電話に出る
...
はてしない水に
あらわれた沖という感じ
子どもらが
ゆびでつくったさんかくを
ひろげるとみち
こえにだすと
胸にひびくはてしなさ

どこまでもつづくうねりへは
近づきすぎてはいけない ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
自由律俳句 2022.01.24(月) 夕べ田中恭平俳句222/1/24 20:30
光の午後は渦巻いてひだかたけし自由詩922/1/24 19:50
朝市夏川ゆう短歌322/1/24 18:38
詩の日めくり 二〇一九年三月一日─三十一日田中宏輔自由詩13*22/1/24 13:19
裸婦末下りょう自由詩8*22/1/24 12:47
かげろうだったろうか坂本瞳子自由詩2*22/1/24 12:31
抒情文芸2021夏号179号投稿分あお俳句222/1/24 7:27
雪のさだめst自由詩722/1/24 5:57
座礁あらい自由詩222/1/24 0:10
冬哥藤原絵理子短歌122/1/23 23:39
僕らは何にもなることができないねことら自由詩522/1/23 23:19
夢の朝ひだかたけし自由詩3*22/1/23 20:42
好きなことzenyam...自由詩1*22/1/23 20:13
AIと人類自由詩022/1/23 20:05
自由律俳句 2022.01.23(日) 夕べ田中恭平俳句122/1/23 19:12
朝の絵具末下りょう自由詩2*22/1/23 15:34
記号を嗅ぐただのみきや自由詩3*22/1/23 14:33
イートインにてひだかたけし自由詩322/1/23 12:59
3⃣大゜揮∞ ₎...自由詩2*22/1/23 11:22
痛点核(イン 大阪ロンリーCITY)秋葉竹短歌022/1/23 10:23
自由律俳句 2022.01.23(日)田中恭平俳句222/1/23 8:53
自由律俳句 2022.01.22(土) 夕べ俳句122/1/23 7:58
雪国山人散文(批評...3*22/1/23 7:55
戦艦パラダイス号atsuch...散文(批評...3*22/1/23 5:33
抒情文芸2021春号178号投稿分あお俳句2*22/1/23 3:12
星座・定着はるな散文(批評...222/1/22 23:55
ミュージック北千住番田 散文(批評...022/1/22 21:18
呼吸這 いずる自由詩122/1/22 16:28
遠雷停電イオン自由詩0*22/1/22 15:27
水の世soft_m...自由詩122/1/22 14:10

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加筆訂正:
記号を嗅ぐ/ただのみきや[22/1/24 9:29]
修正
3.19sec.