雨の日に雨の私を置いておく

重たい空だ腰は大丈夫

春の雨の公園は犬連ればかり

重い春風に傘が吹かれて

台湾ラーメン食べて台湾の夜をおもう

無気力 煙草喫いに出る根気も ...
市から二度目の特別定額給付金の申し込み通知書が届いた

ちゃんと自分の銀行の口座番号が記入されていた

やっと着いたかと思い、ほっと一息ついた

これでなんとか溜まっている一月分の赤字をう ...
スマホの小さな画面を
指で開く 
今日もSNSの文字は、告げる
「〇〇さんの誕生日です」

まぶたを閉じる
――今・世界の何処かで
東京都内の病院からは、赤子の産声が聴こえ
カルカッタ ...
{引用=水辺の仮庵}
月は閉じ
口琴の瞑る仕草に川の声
白むように羽ばたく肌の{ルビ音=ね}の
ふくらみこぼれる光は隠れ
ふれて乱れたこころの火の香
探る手をとり結んだ息に
ふりつむ{ル ...
 この組み合わせの発想は

 クリームぱんでいいじゃない

 あんぱんでいいじゃない

 つぶ餡かこし餡で揉めるけど

 組み合わせには相性があるから

 まずはお見合いでも
...
これはまるで
養鶏場の鳥小屋に
唐揚げとフライドチキンの
ポスターを貼って
さぁ、みんなこの姿を
目指して頑張ろうと
言っているみたいだ

美味しく食べられるのを目指して
努力しろと ...
曇天の 陽の恋しくあり

妻が淹れてくれたコーヒーに砂糖足す

雑なへや正したくあり、まず日記書く

妻の悩みの 明るい方へいく

妻をなだめてお茶をすすめる

曇天 アパート ...
鉛筆は
削るのが
めんどうだという子どもたち
リンゴは
皮をむくのが
めんどうだという子どもたち
めんどうの滋味というものを
まだ知らないようだ
たくさん増えていく
お気に入りの場所

家の近くにある
段々畑が続き
日本らしさに逢える

外国風の家はなく
日本を感じさせる家々

町を見下ろす場所に
霊園は作られて
家族を ...
あ、大きな昨日なんて喪うように
絶絶対開かれない膨らんだ トラック
もう許してあげて、

出し忘れるポイントカード
俯瞰で繰り上げる。
メッキが剥げる毎日を色合わせて
眺めはまた(錆びた ...
空が青い
空気は冷たいけれど
雲が見当たらない
軒下に張り巡らされた蜘蛛の巣が廃れて
時間の経過どころか
時代さえ感じる

思い知らされる
ときは過ぎゆくことを
風が吹いても
景色 ...
私は、私の、何かが、間違っている

でも間違っている、ということは果たして、
本当に間違っているのだろうか
正しい、ということが果たして、
本当に正しいのだろうか、
と問うのと同じくらいに ...
信頼関係がなければ
バスだって乗れない
飛行機だって乗れない
信頼関係がなければ
水道の水だって飲めない
弁当屋の弁当だって食べれない
信頼関係がなければ
医者の薬だって飲めない
手術 ...


風呂場の水滴がいやに響く
三日前の飲みかけたサイダーは部屋の隅に追いやられ
隔離された部屋からは
寂しい獣の唸り声が響く

隔離期間は

連帯責任のように押しかかり
社会が ...
  

 かたり。音がするから置き場を探して、そこじゃない、そこじゃない、と帰る場所が消えてゆく。昨日までいた場所に、君がいないのならば、もう。


 雨降り。夜の八百屋、メロンとむきだしの ...
潰れた店のカラッポが
はためく旗の向こうに広がっている
イートインにてコーヒーを飲みながら
そのガランドウを見ているじぶん
じぶんの虚ろがガラス越し
帰属すべき場所を探しながら
街の通りを ...
暖かい色の青空息をする


詳細は潮騒の中 塩触る


足先に一足先に咲いた花


久しぶり 日差しの丘に日々が降る
眠りたくない
一日寝ていたから
働く人に詫びながら
何もできず
真夜中になって
心の整理の手段を探す

何度でもやり直せる
だけど時は流れていいものか
ジリジリと減ってゆく
私の生 ...
絶望しろ
悪花は絶望しろ
15の娘だろうが
なんだろうが
プーチンに媚びた奴らは
絶滅するのだ
安倍に加担した奴らは
すべて自滅し
失せろ
弓の練習の時に各人一長一短があるねえ!という話になったら
同級生が
「一長一短ならまだいいよ!俺なんぞ一長二短三短だよ!」
といった
「なるほどそうだねえ!これから一長二三短でいこうか」
と ...
こころ新たにきょうも一日仕事

炬燵に入っては寝てしまうベランダに出る

体をすこしずつ起こしてゆく寒ン風

朝の月ながめてじぶんの運命をおもう

さむい朝につめたいコーヒーを飲む
...
待ちぼうけいつになったら自信つく
パラレルワールドのウサギ呼び寄せ
〝死んじまえ〟から始まるラブレター。

巨大化した初音ミクがツインテールで、
ぶっ壊したビル。

消防車完食したガッちゃんが出した、
赤色の大便。

世界中の地面がタイプライターに ...
なんでわすれるんだろう…
  タブレットのゴミ箱の在処。

なんでわすれるんだろう…
  スマホのゴミ箱の在処。
星とピエロと幻影と左側の違和感


笑うしかないから笑うのだけど

誰か解いてくれないかな


そんなことをんがんん
君の可愛い顔が微笑んで
青空が密やかに開けていくと
もう隣のお爺さんはくたばって
透き通る清風を浴びている

いつ果てるとも知れない
この肉身を背負いつつ
若き魂に祈っている

生活 ...
帰りきてチョコレットを妻と分けあう

帰りきて酒でなく桃水飲む

やっと落ちつけて身辺を整えようとする

妻よ今日は診察だったかゆったりしてね

料理待ちつつベランダに出たりす ...
風のなか口がなにかを発してる


降る雪を見ている人の心の火


自ずから渾然と輝く自然


歩道橋 昨日の星は木の匂い
静かな時間はその壁の上に
わたくしたちの流れる
緩やかな河口の堆積してゆく汚泥のように
次第に色を失くしてゆく
冬の銀河のように
着水する水面にふれる羽毛の静けさ
波紋は辿り着く岸をもたな ...
くすりの苦さの口直しのお茶

かつて平穏の今はさびしくあるばかり

早春の 詩の 素麺のように弱々しく

しっかり立って今朝の青空を手におさめ

梅の盛りをじっと観て去り

囚 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
自由律俳句 2022.02.19(土) 夕べ田中恭平俳句022/2/19 18:42
岸田さんありがとうジム・プリマ...自由詩3*22/2/19 17:30
祝辞服部 剛自由詩422/2/19 17:22
ノクターンただのみきや自由詩3*22/2/19 17:02
クリームあんぱん佐白光自由詩022/2/19 15:15
チキンハラスメントイオン自由詩022/2/19 14:36
自由律俳句 2022.02.19(土)田中恭平俳句122/2/19 8:55
滋味zenyam...自由詩022/2/19 7:05
お気に入りの場所夏川ゆう自由詩222/2/19 5:19
百舌鳥の早贄あらい自由詩022/2/18 23:12
それはとても不確かな坂本瞳子自由詩3*22/2/18 22:47
街の夜はだいろ自由詩222/2/18 22:46
信頼関係zenyam...自由詩1*22/2/18 21:19
隔離期間につきゆるこ自由詩022/2/18 20:27
魚の頭 2AB(なかほ...自由詩9*22/2/18 18:55
カラッポひだかたけし自由詩322/2/18 18:21
春色の雨水宮うみ川柳2*22/2/18 17:57
お門違い木葉 揺自由詩022/2/18 14:20
希求ナンモナイデ...自由詩2*22/2/18 14:05
一長一短zenyam...自由詩0*22/2/18 7:57
自由律俳句 2022.02.18(金)田中恭平俳句122/2/18 7:40
待ち惚け足立らどみ短歌322/2/17 23:10
〝死んじまえ〟から始まるラブレター。ツチヤタカユ...自由詩022/2/17 21:11
わすれたナンモナイデ...自由詩2*22/2/17 20:34
みもうし自由詩022/2/17 20:18
清風ひだかたけし自由詩422/2/17 19:42
自由律俳句 2022.02.17(木) 夕べ田中恭平俳句122/2/17 18:30
歩道水宮うみ川柳0*22/2/17 16:31
The Diamond Seaちぇりこ。自由詩322/2/17 13:07
自由律俳句 2022.02.17(木)田中恭平俳句222/2/17 6:45

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