スイレンの
花びらそよぐ細い声
夜を徹してなくひとのこえ

残りゆく
季節の色にいまだけは
むらさきいろに染まれ黄昏

まっすぐに
真っ赤な薔薇を好きと云う
ほどの豪奢なこころ ...
  

町外れの、
小さな赤い屋根の家に
ひとりのうさぎ人が住むと云う。

夜には、
秋の虫たちの声に囲まれて
ちょっとだけ
うるさいくらいだ、

ちょっとだけ、
残酷な、 ...
無数、無数
猫じゃらし揺れている
街道脇の歩道の傍ら、
太陽は傾むき沈みかけ

  *

過ぎた一日の夕暮れ時、

子猫と息子と遊ぶのに
一本、二本、三本と
猫じゃらし摘んだ
...
詩を表したい朝に

空は青く澄みわたり
光、溢れ 光、帯び
また再び、
この街に人に私に
降り注ぎます

いのちあるもの、いのちなきもの
そのすべて 一つ一つ 覚醒し
静かに佇みわ ...
天使になるための、Angel講座
その1.
「綺麗なものを食べて綺麗な言葉を喋る」
だからローズマリー、カモミール、ベルガモット、タイム、セージ、パ、セリ
わたし
そのうち花言葉しか喋れない ...
秋とはいっても
今年の秋は

日替わりメニューで
夏を装い冬を装う

まるでド派手な
ファッション好きの女の子


じゃじゃ馬娘の
オテンバぶりに

つきあわされる人間たちは ...
農薬がドリフトして
ばらばらと
並木通りは銀杏の雨
御殿場に
みくりやそばと
唐辛子
寝ようと思う
見るのだろう 夢を
僕は誰かのことを思う感覚で
リモコンをしまった
グラスの氷が溶けた音が聞こえる
深夜 昔 出かけたクラブ
知らない誰かに 僕は
思いを話すこともなく
...
ズッキーニ座流星群は今夜がピークだよ♪
そう言いながら目の前を横切る鰊を
とりあえず一撫でして歩き出す
何時がオススメだとか、方角はどっちだとか?
……ッどおぉぉぅでもいいよ。

空は
...
黄金

天使

薔薇
浮き上がる、一足の靴*1が、わたしを笑う

有らしめよ、在らしめよ

と、

みんな、とおいむかし、でっかいひとつの、カタマリだっだんだ*2

と、

流れ出たこの世に、
溢れ出 ...
包茎の皮剥くときの哀しみを忘れて人は年老いて行く

JKがミニスカートを押さえてる姿をちらり藤井風聴く
青だ

青一色に染まった、
世間を突き抜けた、

世界だ

この世界が在ること

それがすべてだ

青にこの街は澄む、
この街に私は住む、

此処に私は活きる

アイス ...
顔がおもいだせない元友達のお葬式の連絡
これはFacebook
生まれたばかりの子供が残されてて
とてもエモいね
フォロワー60人のツイッターのサブ垢
めっちゃよわいね
タイムラインをなが ...
確かに私は
全青春を賭けた
そして敗れた
私にはあの頃の記憶がない
ただ我武者羅だったことだけ覚えている
哀しいね人生
苦しいね人生
野良猫に
僕を食べてもらわなきゃいけない

人ばかりがいっぱいの場所を
壊してもらわなきゃいけない

シャベルで作った穴を
埋めなきゃいけない

あたまばかりいっぱい
こころだ ...
読者の皆様へ

狂団
とすべきところを

教団
と間違えてしまいました

謹んでおわび申しあげます


教団と誤って判断し
献金などをした場合でも

弊社はその責任を
...
断続的に途切れる眠りの中で意識は夢の中で迷子になった、天井が、壁が、床が、ねじの回転によって歪められていく、鍋の中で粘着いていくカラメルソースのような渦の中で、内臓になにかが捻じ込まれるような感覚 ...   

ゆううつを
日々のふつうの感情と
想うこころに突き刺され、月


空よりも
胸に開いたポケットに
清い雲など詰めこみたい、秋


白い嘘、
吐いて近寄る悲しみを
知 ...
冷たい風、
死者の影に
まとわりつく

あなたのいる限り
無限の光彩輝く限り

渦巻く潮の底、
ひっそり潜む
もの 想う

瞬く星は消え
高く高く、紅色に
明ける空、
百万 ...
記憶が真っ青に
枯れ果てた木々に降り積もり
目では見えない星くずの上で
だんだん夕暮れてく
抗うすべもないまま冬
空腹で消えていく記憶たちの
理由を探してシャッターを切る

ファミリー ...
いずれまた風へとかえる

だから

今は泣いたり笑ったりする
有線から流れる曲で
思い出してしまう
あなたのこと

好きなものを
嫌いになるのが
こんなにも難しいから

誰よりも素直に
涙が溢れてる

今夜の空は
私みたいな
半分に欠け ...
「美とは理念の感覚的残照であるのに、人はそう言わない」・ゲーテ



光さす無常の沃野に躍り出る

透明な湖面を割って巌の影

肉の苦と共に生きゆく勇気抱く
しりとり四行詩

11/02
10月最後の日曜日
炭酸水と お似合い
苦手な初雪の 感傷が
喉の辺りに はりついて


お似合いの言葉 いつも
シャーペンで きっちり
苦手な ...
しりとり四行詩

12/23
今年のうちに 
残りわずかな 恋心
閑かの雪が 降る夜に 
こっそり 瓶へ詰め替える


とうふと長ネギ 
ちまちまとスーパーの
袋に見つける日常に ...
しりとり四行詩

★*゚*☆*゚*★*゚*☆

12/17
きっと空からも 楽しげな宴♪
楽団の夢 叶わずとも
盗賊一味は 去りゆきし
暁が際の 出ずる時刻よ


あなたに ...
最近使い始めた
ホウキのパワーに驚いた

三台も
電気掃除機があるが

文明の利器といっても
どれもこれも欠点だらけだ

まず
三台全部に言えるが

場所ごとに
先端のノズル ...
ひからびて
地面に寝そべっている
いまにも死にそうな
一本の草があった

昼は暑くて日影を欲し
夜は寒くて凍えそうな

笑えない、
希望がない、
生きることさえできな ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
やさしい涙秋葉竹自由詩122/10/21 6:27
月をみあげるうさぎ人自由詩022/10/20 22:51
猫じゃらし揺れているひだかたけし自由詩122/10/20 18:32
詩をあらわしたい朝に自由詩222/10/20 10:58
天使にそっくりちぇりこ。自由詩2+22/10/20 10:54
じゃじゃ馬娘st自由詩622/10/20 10:37
農薬ドリフト足立らどみ短歌222/10/20 7:44
みくりやそば俳句1*22/10/20 6:58
夜の船番田 自由詩222/10/20 1:23
帰路 〜ズッキーニ座流星群のあった日〜自由詩0*22/10/19 23:06
令和4年10月19日(水)みじんこ自由詩022/10/19 22:06
プロセスひだかたけし自由詩222/10/19 21:18
松たけし「自称短歌集シーズン10」花形新次短歌022/10/19 18:21
青の瞬間ひだかたけし自由詩122/10/19 17:55
歩けなくなった母親の車椅子を押すとき  二分くらいモマリサ公自由詩122/10/19 17:39
青春渡辺亘自由詩122/10/19 17:09
あたまばっかりいっぱい竜門勇気自由詩1*22/10/19 13:01
誤植のおわびst自由詩322/10/19 7:14
深紅の繭が孕む熱がホロウ・シカ...自由詩1*22/10/18 22:35
月のうた秋葉竹自由詩222/10/18 21:46
散逸〇独りの異人の声、聴きながらひだかたけし自由詩422/10/18 21:04
コンビニとかで売ってるグラマラスバタフライ 三分バージョンモマリサ公自由詩3*22/10/18 20:45
めもうし自由詩122/10/18 19:28
月と涙ミナト 螢自由詩222/10/18 19:08
イワヲのカゲひだかたけし俳句222/10/18 17:33
2004年の(cap verses / そよ日暮らし投稿作品 ...板谷みきょう自由詩022/10/18 11:36
2003年の(cap verses / そよ日暮らし投稿作品 ...自由詩022/10/18 11:34
2002年の(cap verses / そよ日暮らし投稿作品 ...自由詩0*22/10/18 11:33
原始のパワーst自由詩222/10/18 7:00
希望のうた秋葉竹自由詩222/10/18 6:27

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