海を見ている夜だ
たぶん 目で山と そして 
見ている空を否定する 目で
友達を 黒色に感じながら
おれたちがここで踏みとどまって戦う意味はあるのか?

国破れて山河在りというが

海は死ぬし、山も死ぬ

人は死ねば いずれ十掴みの灰に

だが、逃げるのか?

出来ない、そんなこ ...
文字化され数値化されてなお残る水蜜桃があるかどうかだ フィクションに暮らすあの子が空想する


物心つく前に聴いていた歌


いつまでもよくわからない水の色


頬を伝う伝言ゲーム遺伝子の


文を書くのに必要な物語


存 ...
 ラグタイム聴きながら歩く

 床屋で居眠りした

 ラップ流れてスイッチを切る

 痒いのだか気持ちいゝのだか

 思わぬ場所で腹が鳴る
風や街、ビル、文字、感情はあり、
選ばれたものと、選ばれていないものが
ひと筋の線で隔てられる今日、
たしかに時間も空間も存在し、
ざらざらと触れることさえ出来る
空の自動販売機、乾 ...
お洒落

華美
アピール


朴念仁


残念
とにかく
ナックルボールが投げたかった
そんな子供だった
ナックルボールというのは
縫い目がみえるほどに回転をおさえた球種のことで
不可思議な軌道を描き打者を翻弄する
意味もなく
無闇に ...
グーグルが繰り返し停止しています
読み込めないまま繰り返し
投げつけることもできず
オンオフ オンオフ
 
アンインストールした
アプリをきみは
原因不明
安物スマートフォン
ピンチ ...
月だって東から昇る
だと言うのに
なんでいつも太陽ばかりなんだろう

太陽がどこからやって来て
太陽がどこへと帰っていく
みんなそれしか興味なくて
月のことなんて興味なくて
なんかアタ ...
雨煙る水曜日の朝、
刻まれた皺につうぅと雨滴が走り
男はしゃがれた声で
さようなら と言った。
殺しあうまでもなく皆死ぬのになあ、無駄だよなあと雨が言ってる 脳みそを溶かすような金麦のジュワっとした喉越しに
今日の海を溶かし、流し込む
夏の味だって、まだ梅雨真っ只中だけど
スイカの匂いと塩素のつーんと痺れる感触が瞬時に思い出される
夏、というワード ...
好いたお人の{ルビ勝負運=ツキ}になりたい {ルビ犯人=ホシ}を弑する夢をみる 余った皮を
捻りに捻ると
元に戻る勢いで
身体が回転して
空を飛べることが分かった
53歳にしてやっとだ
今ではビデオカメラを
持ちながら
人間ドローンとして
鎌倉上空を
頻繁に往 ...
おれという寸法はおれのお気に入りの仮説の域を出ない

おれがおれの詩に吐き気をかんずることは全くもって正しいといえる

おれは掘ることばかりをかんがえる
この井戸をのぼることを、おれがかんが ...
駅前では 公衆電話が姿を消した
さびしいね
あなたが途切れさせた連絡網
伝言を覚えたあの子が
家族に話さずに旅立っていくよ
改札口はシュレッダー
ぼくたちを他人にして
誰もが無言で通りす ...
新宿がおまけのシールなのだろう

せどりを描く絵の具が必要

光ったら健康ランドにいれちゃうぞ
いまや国民なんてやってられない。

政治家など投資家の下僕にすぎない。

オリンピックなんて投資する価値なんてない。

IOC バッハになんか投資なんてしてやれない。

パラリンピ ...
毎日、ただ家に帰る
朝起きる。
奥歯に挟まった食い物のかけらを爪で掻き出し吐き捨てる。
ゴミ野郎。
鏡の自分と有意義な会話。
今日使う最後の言葉。
気がついたらここはどこだ?

変える ...
硝子が
黒く空をゆく
映るのは音
変わりゆく音


真昼の霊が幾つかの影を
円く短く
花のかたちに置いてゆく
笑う背中に乗せてゆく


手足の指が
痺 ...
チャイム


シーン
プライベート


アラーム
 誰も来るなと願う独りの露天風呂

 スピーカーの位置が気にかゝる

 踏み外した偽造の感覚

 気泡が破裂する前に逃げる

 誰もいない場所でくしゃみをする
恥じらいをなくしてお前がよがる顔俺は見たいさそれも愛だぜ

明日が来る明日来なけりゃわからない今日のおいらは昨日の続き

ストレートボトル一本空けました死ぬほど悪酔い死にたくなって
出会いたい計り知れないこの思いインターネットの靄はらいのけ

暗闇に裸電球パッとつけ余計感じた部屋の暗さを

闇雲に歩きつづける愚かしさ辿り着けない道は狭まり

一度だけ産まれていつか一度 ...
生きていたときの思いを
思いだしていた 午後に


窓を大阪の電車から見ていたのは
子供の頃と 就職したばかりの頃


誰のことも覚えていない 会社で展示会をした日の会場
トラスを組 ...
   自分をいい人間だと思ったことはない
   薄っぺらいし 騙し騙し 取り繕ってきた
   でも たまには僕の鼓動に合わせてくれないか
   と甘えている間に
   犬が餌を強請る。
...
シャワーを雨に見立てて
ずぶ濡れになってみた
服を脱ぐ前に

これまでの雨は
なんだかいい加減で
本気さを全く感じられなかったんだ
自分の仕事を放棄しているようでさ


服を脱ぐ前 ...
殺してやる、殺してやると叫ぶほど命を重視していたらしい ずっと
ひとり
だったんだ。

はぐれ雲の
ため息
みたいに。
ずっと、
ひとり、
だった。

主をしらない影が
主を懇願するように
ぼくは
それを
求めていた。

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
海の風景と空番田 自由詩121/6/25 1:22
太陽の残欠高原漣自由詩121/6/25 1:11
_いる短歌121/6/24 23:27
空想う水宮うみ川柳2*21/6/24 18:57
自由律俳句「食べられる退屈」(36)遊羽俳句121/6/24 17:40
白昼はるな自由詩321/6/24 13:31
デートヨロシク自由詩021/6/24 8:00
ナックルボール道草次郎自由詩221/6/24 5:21
アップルデイリー津煙保存自由詩2*21/6/24 3:39
太陽山下ヤモリ自由詩021/6/24 3:18
出来事ひだかたけし自由詩321/6/23 23:13
_いる短歌021/6/23 22:30
夏は海に浸かりたいゆるこ自由詩4*21/6/23 21:22
吉祥天[都々逸]46U伝統定型各...021/6/23 21:17
チンコプター花形新次自由詩1+21/6/23 20:39
足らないものをおれはしっているがおれはそれをかかない、なぜな ...道草次郎自由詩321/6/23 19:03
駅前の詩鈴木ぽろ自由詩9*21/6/23 18:44
新宿暮田真名川柳021/6/23 17:11
投資ナンモナイデ...自由詩4*21/6/23 14:15
bread to deep, too dope.竜門勇気自由詩021/6/23 11:09
午後 山は飛び ひとりを歩み木立 悟自由詩321/6/23 8:41
ヨロシク自由詩021/6/23 7:59
自由律俳句「食べられる退屈」(35)遊羽俳句121/6/23 7:34
短歌三首迄は詠みたいこたきひろし短歌221/6/23 6:15
短歌千首迄は詠めない短歌521/6/23 5:53
ご飯を食べたあとで番田 自由詩121/6/23 1:31
日曜日の処理場空丸自由詩621/6/22 21:10
泣くRAVE自由詩7*21/6/22 20:41
_いる短歌021/6/22 19:37
あいつ草野大悟2自由詩821/6/22 18:15

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