悩みひとつない朝の空気
アラームが鳴っている 妻を起こす
寒さ 炬燵でゆたりゆたりして
意識いまだ不安定を正す
軍手はめて聖書ひらいている
しんじつ妻はきれいな声で歌いま ...
おいてきぼりにされるって
さみしいね
泣きながら
帰り道探した
夕焼けの中
ただあの人の面影
探した
私の中の希望が
死にかけた
でも歯を食いしばって
耐えて耐えて耐え抜いた
やがて希望の灯は
徐々に広がり
私の心を一杯に満たす
ありがとう
存在は奇蹟
船が大海原を彷徨っている
誰も乗っていない
人がいたような形跡はある
放置されたようなオールと
タオルが一枚
それから左のサンダル
鮮やかな赤い色の大きなそれ
水が少し入ったペットボトル ...
真冬の星座の下で改造拳銃をみぞおちに当てて一息でぶっ放した、火薬は多過ぎ、スプリングは確かだった、燃え上がり、あっという間に丸焦げになり、ヘドロだらけのどぶがようやく流れる時のなにかを引き摺るよう ...
光り溢れる
午後のうちに
うっとり横たわり
記憶に遊ぶ
(お母様と手を繋ぎ
畑の野菊を見つめていた
ただそれだけの光景が
震えるように懐かしく)
光り溢れる
午後のうちに
...
二十歳の頃のこと
十三歳年上の既婚の女性に誘われて
ご主人が夜勤で不在の時にだけ
夜の相手をしたことがあった
連絡は彼女からで
人目に付かないよう
夜中に訪問しては肌を合わせ
体を重 ...
体制の申し子が
自身の撮った映像の中で
悪質なヤラセをやろうとして失敗した
彼女の反体制派に対する著しい悪意と
彼女の背後に蓄えられている
膿のような虚無に
言葉で ...
どこにもない あすはけしてなくならないように
子雀が 哭き出すから、
ここに いたい
(下等生物の葛藤)
そんな、終の棲家でしょう
小指ほどのハウスに架かるハヤリヤマイです
可愛ら ...
そこはかとなく
とはよく言ったものだ
そんな曖昧な言い方をして
結局なんのことなのか
良く分からないじゃないか
そんなことを言われると
なんとなく分かった気分になる
どことなく
...
すぎゆく時間
そして想い出すのは降り積もるゆき
樹氷がカキ氷にみえたって
食べたいの?くいしんぼう
そんなわけ無いけれど
とっても寒いはずなのに
君といるか ...
日曜日のショッピングモール
お洒落をした女の子が二人
ソファチェアでお喋りしている
向かいのソファチェアでは
野球帽に髭モジャモジャのおっさんが
のけ反り姿勢で大イビキをかいている
...
何の解決にもならないことは
分かっているのに
また紙巻タバコを買ってきた
今、一時、良ければそれでいいと
問題を先送りにしているだけだ
これでは現政権がやっている事と
同じじゃないかと思う ...
お金がない 煙草やめれるか
絵空事 紙に書けば目標
今宵は我慢してシャワーにしておく
妻とお金のはなししていたら眠たくなってきた
妻が着替えてキッチンに出陣します
...
まったくお前みたいな可愛い夕焼けにつま先で挨拶すると深海みたいな鱗が踝に貼り付いてプラタナス並木が裸で震えてら
俺は嘘つきでインチキな星座だプラネタリウムの秘密を暴かなきゃならないし何処までもプラス ...
風は吹く
水は流れる
地球は回る
あたりまえでしょうか
いいえ ありがたい
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
悲しい
これは
お墓まで持っていく
大切な悲しみ
いのちの悲しみ
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
腹が立つ時もある
けれど時には
感謝を
忘れたくない
いのちのために
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
ゆるゆると柚子が湯舟でゆれている
ユーラシア大陸と言うらしい島
まざまざとさまざまなサンマ浮かべてる
人間に成れない人と慣れる人
伽藍堂 からんと鳴らす音がした ...
なんにもしらない明日が
瞳を
ゆっくりと
あけるとき
朝が
ざんこくな産声をあげる。
毎日くりかえすことは 心育てよ
トースト焼いている、よい香りがする
ひさびさ牛乳を飲み甘くてよろしい
くすりの袋が裂けてしまった
陽を待ちわびる午前五時半
トースト ...
最近やたら難しい漢字を使った詩が多い。いちいち検索するのも面倒なので
、そんなものはスキップする。いったいこれらの詩の作者たちは何様なのだ
ろうか。有名な詩人のものなら、そんな手間をかけても読む価 ...
語られない常識
掴み損ねた本能
常磐色の烏が一羽、胡桃の枝から生えていた。
* * *
共感はエメラルド
しかし憧憬はすでに色褪せ
疑念は大気に溶けひろがっている
...
高齢の母子が凍死していた
アパートの一室を目がけ
放水車が生温いゼリー液をまいている
青空にキラキラと
イチゴフレーバーはキラキラと
少し固まりながら落ちてくる
ゼリーに辺りは満た ...
荒れた手を潤したいのだけれど
決して満たされることはなくて
ガサガサのままでいるのが
すごく不快で恥ずかしくて
けれどどうしようもなくて
ポケットに突っ込んだまま
いつまで隠し通せるのかと ...
夢が捥ぐ、ゐヰる 口の仮名が
荷崩れをおこした 抜け毛之煙草が追いつけず
銀の錫 ワを、とりみざす、螺旋にもならない程度に
戸締りを音下、っ端。狂い咲きの満月
対称のランプが閉じかけて ...
今日も、妻の体調が優れず、コンビニエンスストアで妻におそば、私はカップラーメンと、夕食を買ってきた。
こづかいを食費にあてるのも心配なので、はやく妻には全快してほしいものだが、心因性の病気な ...
妻の歌、ベランダに漏れつつ 星をみつけた
夕食はカップラーメンの辛いやつ
雑な卓を片づける 妻歌っているあいま
久々湯船張り中で稲垣足穂読む
妻のひとひを語らい追う
...
神様が
気層の底で笑っている
朝未だ早き夢の中
光すきとほる道筋に
遥かな希望が舞っていた
死の断崖が近付いている
残された時間が切迫する
信じることだけ許されて
生きている
...
タバコを吸っていて
吸い殻で指先に火傷をした
その痛みと熱さにハッとした
生きているんだな俺はと
その瞬間、実感した
正直、生活に疲れている
疲れて、やわになっている
でも、生きてい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
自由律俳句 2022.01.21(金)
田中恭平
俳句
1
22/1/21 18:19
夕焼け
渡辺亘
自由詩
1
22/1/21 16:57
存在
〃
自由詩
0
22/1/21 16:14
眺めてはいるのだけれど
坂本瞳子
自由詩
2*
22/1/21 13:16
最後の一艘
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
22/1/21 12:39
遠い空
ひだかたけし
自由詩
4
22/1/21 12:09
林檎とミルクの思い出
板谷みきょう
自由詩
3*
22/1/21 12:07
僕の敵
ジム・プリマ...
自由詩
0
22/1/21 8:59
装填の廉
あらい
自由詩
1
22/1/21 0:28
そこはかとなくねぇ
坂本瞳子
自由詩
1*
22/1/20 22:33
ゆきの光景を
秋葉竹
自由詩
0
22/1/20 20:11
ビビットピンク
壮佑
自由詩
2*
22/1/20 20:00
途方に暮れる冬の宵
ジム・プリマ...
自由詩
3*
22/1/20 19:54
自由律俳句 2022.01.20(木) 夕べ
田中恭平
俳句
1
22/1/20 18:26
プラネタリウム
ちぇりこ。
自由詩
7*
22/1/20 16:20
※五行歌
こしごえ
自由詩
2*
22/1/20 15:41
〃
〃
自由詩
1*
22/1/20 15:40
〃
〃
自由詩
1*
22/1/20 15:38
揺らした夕焼け
水宮うみ
川柳
2*
22/1/20 13:29
明日の瞳
草野大悟2
自由詩
2
22/1/20 12:40
自由律俳句 2022.01.20(木)
田中恭平
俳句
1
22/1/20 5:54
あらたな詩小説の世界
st
散文(批評...
4
22/1/20 5:44
認識に関する三つ目の切片を囲う九つの蝋燭
R
自由詩
1
22/1/20 0:45
イチゴゼリー(無果汁、ゼロカロリー)
〃
自由詩
0*
22/1/20 0:10
手のひらなんて
坂本瞳子
自由詩
1*
22/1/19 22:29
便宜上一手
あらい
自由詩
0
22/1/19 22:16
日記 2022.01.19(水) 夕べ
田中恭平
散文(批評...
3
22/1/19 20:58
自由律俳句 2022.01.19(水) 夕べ
〃
俳句
3
22/1/19 20:08
マボロシ
ひだかたけし
自由詩
7
22/1/19 18:53
ひとり、静かに
ジム・プリマ...
自由詩
1*
22/1/19 18:14
538
539
540
541
542
543
544
545
546
547
548
549
550
551
552
553
554
555
556
557
558
559
560
561
562
563
564
565
566
567
568
569
570
571
572
573
574
575
576
577
578
3.25sec.