ゆき
かぜ
つめ
残雪の雪堤に生える、枯れた大木の一日は、花曇りの朝にはじまる
若い山毛欅たちの、狂おしい花粉が、残雪の上にばらまかれ、禁断の春をむかえている
息をしなくなって何十年も経つ、その山毛欅の大木は、すで ...
僕は昔千葉県の亀山ダムに友人と釣りにでかけたことを今でもよく覚えていた。その友人とそこに行ったときに見た早朝に乗った単線の電車とそこで乗り合わせたいくつかの学生の群れ、確かそれは中学の終わりだったよう ...
このだるい気持ちはどこからくるのか
時間が経てば消えてくれるのだろうか
そんなことを考えて夜も眠れなくなる
浅い眠りが過ぎてぼんやりと朝が
きてくれるのだろうか
私は一体どこへ向かっているの ...
夢魔一途にも昨年の夏、ほっとしたような
華やかな紛い物で甘い苺 目の前には
乏しいほどジタバタと、羊の群れ、穏やかにも
従わせるドアにすとんと抜け落ちて
穴があくほど /心臓の鼓動 ...
嘘つき、って
世界がわたしを、そう呼ばなくなって
嘘をつくのがとてもたのしい
こころも今日も
どこまでもひろがる
わたしはピアノ
憧れの黒鍵
花火を見ている
山のはしで 海のさきで ...
キラキラしているね
キラキラしているね
大地を歩む人々が
降り注ぐ陽光を浴び
笑いを弾けさせている
キラキラしているね
キラキラしているね
喜び溢れ陶然と
初夏の光 ...
私が独裁者だったら
世界中の自称詩人的人間を
殲滅するために
東京ドーム100個分の
ガス室作りを部下に命じる
自称詩人殲滅こそが
世界の安定化に繋がる
確信があるからだ
捕らえら ...
病棟の冷房未だついてない一日でも遅くつけたがる
我慢より泣きたい時は泣けばいい泣けば何かが身体から出る
梅雨入りの発表出され薄暗い湿気の世界満喫出来ない
きっかけがあれば急激に客は来 ...
Hulyo nakita saya,
lapit ng tao at siya,
hangin sa aking puso,
init talaga biso.
四月、就職したばかりの頃、僕は配送センターで最初は働いていた。センター長からスーツで来いと言われていたのだが、次第に意識は落ち、デニムにネルシャツといった私服でそこまで通っていたものだった。そして、申 ...
開店
土竜
標
二〇二〇年三月一日 「夢」
けさ見た夢。10人くらいの男女がいて、ひとりの男が女の頭に大きな岩をぶつけて殺そうとしている。べつの男がナイフをもっていて、ぼくのほうに近づいて腕を刺したところ ...
雨をふらすようにわらうから
雨乞いのように
見ていたんでしょう
でも、春だから
軽率に片付けてゆきます
{引用=
みじめなあたたかさだった
うしなわれる可能性について考えると ...
コンクリに黒い蝶々が座ってた
へんに接着剤の匂いのする雨上がりの水を吸って
閉じたり、開いたり
翅は日陰と同化して
ファインダーに写らない
川の、
先週までは、桜が膜を張ってたとこに今は
...
いつかふしあわせが うわばみのように
あなたをのみこんだとしても
ぼくらみんなで
たすけに ...
気がつくと
わたし
誘蛾灯でした
あなたがやってくる
くらい小部屋の
軒先の放電
あなたがたの
したたかな逢瀬を
確かめる燐光となって
窓べから窓べ
枯れ井戸をさまよい
...
女性器を眺めたあとに人権を叫ぶ男のあさましきかな 高橋お伝
千羽鶴「折ってください」ゴザ敷いて虚しく叫んだ青春の日々 佐々木禎子
活動家いちご白書をもう一度樺美智子がジャンヌダルク ...
{引用=他人の勧め}
すべて他人
それがいい
他人にはやさしく
他人には親切に
甘えず礼儀正しく
家族恋人友達
いらないなにも
欲しくない
世界は他人
旅人のように
景色の片隅に ...
底が浅い童心に感じている、ただひたすらの潤色。白く露わになる、
積み木を重ねては潰す、みさかいのサイコロをあげる。肉づいた墓に従う。
けらけらとわらっている朧雲は錦糸、赤い姉とあいする、
ぬめぬ ...
人が
歩いている
曇天の街を
霊性がそこいらを
飛び交っている
初夏の清々しさだ
たましいは求めている
この辺境の街角から
自由に飛翔する
その時を
時はや ...
過去も未来も大事
だから今を大事にしよう
いろいろあるけど
みんなへ
ありがとうございます
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
こんな侵略をやってしまって
戦争犯罪と断じられてしまったからには
24年の選挙で
5選を狙うのはもちろん
プーチンは死ぬまで
大統領を続けるつもりだろう
なぜなら
選挙に負け ...
○「適応」
暑い日は暑い日のように
寒い日は寒い日のように
雨の日は雨の日のように
風の日は風の日のように
暮らしていかなければならない
○「大義名分」
プーチンも正義のための戦いで ...
どうしてここに一枚あるの
桜の花びらが一枚部屋に
並木の桜は散り始め
清掃作業で忙しい日々
運んできた認識はないけれども
付いてきてくれた幸運な花びらかも ...
人間の優先度は
衣食住の順と思っていたが
サバイバルの達人は
住食衣の順だと言う
ホームレスだって
寝床レスではない
身を守って眠るということが
一番大事なのだ
どんなに不幸であっ ...
舞い降りて来る
舞い上がり
舞い降りて来る
喜びの翼が
明るい陽射しに照り映え
二重三重に輪郭を揺らしながら
救いの天使よ、
今日こそ歓喜に打ち震え
私たちの日々の無力を
吐 ...
街の灯が、ダイヤモンドの高潔を
つらぬきとおせばカッコ良いのに。
飛んで虫。ふところに入る、ちょっと待て、
虫は嫌い!てか怖いんだよォー!
遊びでね、大大阪(だいおおさか)のミ ...
「しがらみ」と乏月歩む老夫婦
晴れている
ぽかんぽかんと
晴れている
飛行機雲が伸びていく
遥かな航跡が光っている
沈黙に世界は覆われて
青い青い沈黙に
今世界は覆われて
わたしにできることはな ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
令和4年4月25日(月)
みじんこ
自由詩
1
22/4/26 5:27
枯れ木の孤独
山人
自由詩
1*
22/4/26 4:28
卒業旅行と釣り
番田
散文(批評...
0
22/4/26 0:48
だるい気持ちで過ごす夜は
坂本瞳子
自由詩
2*
22/4/25 22:36
まどかにつき
あらい
自由詩
1
22/4/25 21:32
嘘つき
soft_m...
自由詩
3
22/4/25 19:36
祭典の日~今日という日に
ひだかたけし
自由詩
4*
22/4/25 19:25
皆殺し自称詩人
花形新次
自由詩
1
22/4/25 19:03
影響力
夏川ゆう
短歌
0
22/4/25 18:24
Tag-araw[タナガ (Tanaga)]
k_osam...
伝統定型各...
0
22/4/25 4:27
初任給の貰い手
番田
散文(批評...
1
22/4/25 1:29
令和4年4月24日(日)
みじんこ
自由詩
0
22/4/25 1:21
詩の日めくり 二〇二〇年三月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
13*
22/4/25 1:05
凪
簑田伶子
自由詩
5*
22/4/25 0:48
青天
凪目
自由詩
0
22/4/25 0:45
シング・シング・シング
TAT
自由詩
0
22/4/24 23:06
気がつくと
soft_m...
自由詩
0
22/4/24 22:30
憑依簡易版、大切なのはその先にあるもの
足立らどみ
自由詩
3*
22/4/24 20:42
この春は地獄からやって来た
ただのみきや
自由詩
1*
22/4/24 15:12
訪うた
あらい
自由詩
0
22/4/24 13:31
黄金
ひだかたけし
自由詩
3*
22/4/24 12:52
※五行歌「今を大事に」
こしごえ
自由詩
1*
22/4/24 10:56
プーチンが恐れるもの
st
自由詩
2
22/4/24 8:48
独り言4.24
zenyam...
自由詩
1*
22/4/24 7:30
桜の花びらが一枚なぜ
佐白光
自由詩
2*
22/4/24 0:59
取り外しができる睡眠
イオン
自由詩
1*
22/4/23 22:55
Let Down
ひだかたけし
自由詩
3
22/4/23 19:07
けっきょくは《恋棄て》られなかったやつのうた
秋葉竹
自由詩
0
22/4/23 14:20
乏月
足立らどみ
俳句
1
22/4/23 14:01
虚
ひだかたけし
自由詩
4*
22/4/23 13:30
538
539
540
541
542
543
544
545
546
547
548
549
550
551
552
553
554
555
556
557
558
559
560
561
562
563
564
565
566
567
568
569
570
571
572
573
574
575
576
577
578
7.02sec.